『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『鏡🪞』
私にとっての鏡はなんだろう🤔🤔
メイクする時に使うものとか、時には自分自身を見るもの𠯮
なんだか分かりそうで分からないなんとも言い表せないものだ。鏡を見ていつも思うことは「もっと可愛くなれたらなぁ😢😑」って思う。なるべく可愛くなる努力はしてるけど可愛くならない。世の中そんなに甘くないなぁって思う。あの有名人みたいに飛びっきり可愛くなりたい訳では無い。程々に可愛かったらそれで良いと思っている。だけど、その程々に一生なれない気がしてくる。可愛い子はみんな自分に自信を持っている。だけど私は自分に自信が無い。理由なんてないけど、いつかは自分に自信が持てる日が来るといいなと思っている。
『鏡🪞』というお題がら全く違う話になってしまった。
結果的に言うと、私の中の「鏡」というものは、自分を見るものだと思う。こういう結論になった。
最後まで読んでくれてありがとう😊🙌💕
(2022/08/19 01:22:00)
【鏡】短編④
透き通るような、鏡の向こうには
私の知らない「ワタシ」がいるの。
鏡に映る私は暗い顔をしているというのに
向こうの「ワタシ」はいつもこっち見て
ただ静かに笑ってるの。
絶対私の方が美人よ。
認めてなんてあげないわ。
透き通るような、鏡の顔は
憎たらしいほど綺麗なのよ。
きらきらしてて冷たくて
こういうのを無、とでもいうのかしら。
貴方の世界はどうなってるの?
そっちの方が暮らしやすいのじゃない?
だったら行ってあげようじゃない。
精一杯のおめかしをして
そっと揺れる鏡に触れて……
少女は溶けるように吸い込まれていった。
『まばたきしないで鏡を見続けると、
自分がドロドロに溶けた姿が映るんだって』
噂好きの級友は、私が怖がりだと知りながら、
別れ際にそんな話をしてきた。
(サイアク、お父さん、お母さん、早く帰ってきてよ)
よりにもよって、今日は両親揃って帰りの遅い日。
手を洗うときも、化粧を落とすときも、
結った髪をほどいて梳かすときも、
どうしたって鏡を見る気にはなれなかった。
(お風呂、入らなくちゃ…)
備え付けの大きな鏡は絶対に見ない。
そう決めて、目をぎゅうっと瞑ってシャンプーして、
リンスして、悪戦苦闘しながら体の泡をすすぐ。
良かった。今日は鏡を見なくて済みそう。
湯船に浸かると安心して、気晴らしに持ち込んだ、
スマホをいじる指の動きも鈍くなる。
つい、ぼーっと液晶画面を眺めてしまった。
あ、失敗した。
暗転したガラスに映った、
ジブンの、…カオ 、ガ ………
▼鏡
鏡の中にはもうひとりの自分がいて
理想と現実の境界線を引いてくれる
心の中が見えるなんてことはなくて
そこには自分が思う自分しかいない
醜い顔をしているならば
酷い顔をしているならば
それが己の欲望であると
ちゃんと分かっていなければ
鏡の中には夢があって
そこには理想の自分がいて
理想の相手がいて
理想の心がある
鏡の中は案外暗くて恐い所なのかもしれない
周りの人間がその人の映し鏡
骨までじっくり愛を塗りつけて、ほろほろと細胞から崩れていくまで
小部屋の隅で丸まってゆっくりと腐る身体に、たぶん君は見惚れている
そんな君をけらけらと頭だけで滑稽に嗤う、惨めで愛おしいなんだか馬鹿らしい
ぱちんと弾けた脳みそが疼く、通り雨の匂いを懐かしむように
ぐるぐると渦巻いていつしか居場所をなくしてかちかちに固まった感情を巡って
湧き上がった高揚、忘れもしなかったあの日
鮮やかな喧騒を潜り抜けたぼろぼろの顔を見合わせて笑ったあの日
蒸し暑い雨上がりの夜、真っ暗なのにへんに眼が冴えていたのさ
鏡に映る自分に触れた。実際はただただ平凡な顔で、言ってしまえば特段醜い訳では無いことくらい自覚してる。ちょっとの加工でみんなと大して変わらない顔面偏差値になれるんだから間違いない。けれど、今は、この瞬間は酷く醜く思えてしまう。ふっと視線を落として蛇口から流れる水を見た。
ふと思いついて視線を上げて、声に出した。素敵だね、と。ああ、よく見ると目もぱっちりしてるし、口元もいい感じじゃない?あれ、思ってたよりも自分って――なんて。思い込んでしまえば自分もカースト上位の子達くらい良い顔に見えたけど、その自己洗脳も解いてしまえば映るのは死んだ目をする気味の悪い表情だけ。嗚呼、君だったら毎朝鏡を見る瞬間も楽しいのかな、なんて思ったりして。花が咲くような笑顔や、ただぼーっとする表情さえも見惚れてしまうような君だったのなら。
そして君の顔を正面から見れる鏡にさえ嫉妬した。
やっぱり鏡は好きになれない。
[鏡]
映し出されたもう1人の私は
どんな心ーshadowーを持ってるんだろうか
本性が映る鏡、何てものがあるとすれば世界はどういうふうに変わるのだろうか。
たとえば有名な女優がその鏡に映った時、腹黒で真っ黒だったらきっとその国自体が今と違う方向に動くだろう。
そんな大物でなくても、近くのクラスのマドンナが
真っ黒だったら、そのクラスは今と全く違うようになってるだろう。
私のクラスにはモテる子がいる。笑い上戸で、いじられキャラで。しかし私はモテている事に嫉妬してなのか分からないが、その子が苦手だ。
じゃあ、その子が本性が映る鏡に映った時真っ黒だったらどうなのだろう。いい気味だと嗤うのか、少し関わりやすくなるのか、どんな風に変わってしまうのだろう。
見てみたいと感じる自分が一番黒いことなど知っている。
#3 鏡
鏡は映るもの。
私はそれが嫌いだ。
醜くて仕方ないからだ。
気持ち悪くて、ブサイクだからだ。
もう見たくないと思うほどに。
鑑
そちら側は
美しいですか…?
こちら側は
薄汚れてます…
そちら側は
楽しいですか…?
こちら側は
狂っています…
そちら側は
満ちてますか…?
こちら側は
苦痛な時です…
貴方は誰なの…?
私は貴方です…
私は貴方なの…?
そう… 私です…
其では
入れ換わりましょ…?
鏡と母と涙
涙もろい母だった。
ドラマなどを見てはすぐ涙していた。
だから涙じたいは珍しくなかったけど
祖母つまり母の母が亡くなった時はいつもと違った。
それはまったく思いがけない突然のことだったし
しばらくは折りにふれよく泣いている母を見た。
鏡を見ては「かあちゃん」と呼び
「親に会いたくなったら鏡を見ろとはよく言ったものだ」とつぶやきながら涙をこぼす母を見ていた。
私は「大人でも泣くんだな」と思ったものだった。
母が祖母と過ごせた時間より
私が母と過ごせた時間の方がだいぶ短かった。
母が祖母を思って泣いていた年に私も近づいて
時々鏡を見てはハッとする。
「お母さんがいる」
そして大人になっても泣くのは私も母と同じだ。
どんな気持ちで鏡を見ては
「かあちゃん」とつぶやいていたのか
あの時母に聞いてみればよかった。
何か優しい言葉をかけてあげてもよかったのに。
いつか私の娘も鏡を見ては
「お母さん」とつぶやく日が来るのだろうか。
鏡
鏡に映る私は今の自分の気持ちとは裏腹になんだか少し強く見えた。
誰にも知られたくない。
弱いと思われたくない。
でも、気づいてほしい。
【鏡】
反転した自分は、
ちょっとだけ違う。
整えたての
逆さまな世界に行ってみたい。
私はいつも鏡を見て落ち込む。
朝鏡を見ると、憂鬱な一日が始まる。
こんな不細工な私。
みんなからモテる彼氏。
冬場は特に、寒くて顔が酷い。
鏡に自分を映してニコッと笑う
そのままのあなたがいいんだよ
そう言ってあげたい
誰とも比べなくても
1人1人美しい
だからその笑顔を大切に
鏡
好きな人できてから頻繁に見るようになったな
やっぱ少しでも垢抜けようと自分なりに努力したいからね笑笑
014【鏡】2022.08.18
コレハ、子どもノ頃、先生に叱られないいい子、デアルコトニ唯一ノぷらいどガカカッテタバカリニ、正直ニ、ゴメンナサイ、ヲいエナカッタ、私ノちいサナ懺悔。
鏡ノ反射ニツイテノ授業ノトキ、みんなデ実際ニ鏡ヲ持ッテ、ムカイノ校舎ノ壁ヲ照ラシテミル、ッテイウノヲヤッタ。みんないい子ダカラ、先生ガ指定シタぞーんニ、ちゃんと光ヲ反射サセテタ。
ダケド、みんなノ光ガぴかぴかイッショノトコロニ集マッテルカラ、私ノ光ガイッタイどれナノカ、見失ッチャッタ。私、めちゃくちゃモドカシカッタ。ダカラ、手許が狂った事にして……ひとりだけ、ぴょこんト鏡ノ光ヲハネ上ゲサセタ。やったぁ! これで私の光がどれかわかった! コレデ、みんなノ光ガイッショニナッテルトコロニごっちゃにマザッテ、マタ見失ッテモ大丈夫。なにくわぬかおして、光ヲモドシテ、鏡ヲぴかぴかサセテタ。
ソシタラ、実験ノアト、先生ガいッタンダ。
ダメ、ッテいッテタノニ、鏡で別のところを照らしてたのは誰デスカ?
ッテ。ソンナコトヲシタノハ、私だけシカイナカッタ。いつもハ悪戯ばかりしてる男子ノN君デサエ、そんなことしてなかったのに。私ハちいサクナッタ。デモ、私です、トハいエナカッタ。
アトハヨク覚エテナイ。ナントナク、いつもノヨウニ、N君の仕業、ッテコトニなっちゃったンジャナイカナァ。
イマデモ、手鏡ノ光トカ、おもちゃノめっきノきらきらトカ、おもわぬところに反射シテルノ見ツケタラ、どきっ、ッテナル。なんでやっちゃのかな、トカ、でも、そうでもしなきゃ、ホントに自分の鏡の光が壁に反射してるか、ちゃんとわかんなかったんだよ、トカ。ダケド、イチバン胸ガぎゅっトナルノハ、正直ニいエナクテ先生ゴメンナサイ、ッテコト。
鏡ヲ見ルト、アノトキノごちゃマゼのぴかぴかノヨウニ、イロンナ気持ちガ錯綜スルンダ。
人は 自分を映す鏡
あなたが笑えば 相手も笑う
あなたが悲しめば 相手も悲しむ
あなたが優しくすれば 相手も優しくしてくれる
貴方からの連絡が返ってこなくて
不安になって必死に何度もLINE開いて
あなたのインスタからあなたの友達など
嗅ぎ回ったりしてる時に
ふと鏡にうつった自分の顔とても醜くかった。
私、何やってるんだろう。