『遠くの街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『遠くの街へ』
安定した収入。過ごしやすい部屋。バカなことを一緒にしてくれる友人。多くのものが私の側にある。
それなのに私は遠くの街へ行きたい気持ちが日が経つごとに強くなっている。あの、自分のやりたいことに挑戦できる「あの街」へ。理想と現実が毎日喧嘩をしていて、結局最後には現実が勝ってしまう。
明日こそは。そう自分に言い聞かせながら私は今日も心の中に葛藤が積もる。
______やまとゆう
遠くの街へ出掛けるときは、非日常を味わえる気がして心が弾む。人生においても、沢山のものを見て、沢山のものに触れて、全身で感じることで何かを発見して、そうして自分の感性を磨いていきたい。
あの子にさよならを言わないまま遠くの街へ行く。きっともう二度とここに帰ってくることはできないだろう。
どんな選択をしても後悔に苛まれるのなら、あの子を憶えたまま苦しむ後悔を選びたかった。それはたぶんかつてあの子が呟いた「忘れることは簡単だけど、そいうのってなんか卑怯だよね」という言葉が棘として胸に刺さったまま消えないことが影響しているのだろう。
夜空に浮かぶ星たちの光を集めたら、永遠に解けない魔法が完成する。僕にまつわるすべてを抹消させるための魔法。この魔法が成功する算段は十二分にあるし、朝になれば父さんも母さんもあの子も、みんな僕のことを綺麗さっぱり忘れていることだろう。
万が一、脳裏に浮かんだとしても、ぼやけた記憶を手繰り寄せたりしないほしい。僕を探さないでほしい。僕を思わないでほしい。それは夢の切れ端だ。存在しない記憶だ。すべて偽物だ。僕は最初から存在しない者で、父さんや母さん、それからあの子に魅せた「僕」は嘘でいっばいの悲しい幻影。
もう少し上手くやり通せたらよかったけど、僕には無理だった。笑顔を浮かべているのに涙で頬を濡らすあの子を見たら居た堪れなくなったから。
魔法以外のものをどれだけ継ぎ足してもあの子の中から彼は消えない。彼と過ごした記憶も美化され続けて、僕では拭えない寂しさがあの子を壊そうとしている。
結局、僕は僕でしかなくて、彼になることはできないと思い知った。そうやって中途半端だから、お師匠様にも見捨てられてしまったのかもしれない。
次は、次こそは、ここよりずっと遠くの街では上手くいくだろうか。自信はない。遠くの街へ行ったって僕は性懲りも無く父さんや母さん、あの子に似た人を探してしまうだろうし、また同じ過ちを踏んでしまう気がしている。
何者かになるなんて到底無理で、仮に上手くやり過ごせたとしても、偽りで得た幸せの味は舌ですぐに溶けてなくなる綿飴のように儚いことだということもわかっている。それでも僕がこの滑稽でしかない一連の流れを繰り返すのは、誰かにとっての本物いわゆる僕が僕として存在できる日々を諦めることができないから。いつかは獲得できるんじゃないかって、信じている。
さあ、準備は整った。長い回想と後悔に区切りをつけて元の位置に返してあげよう。
無事にみんなが僕を忘れて空が青ばんだ頃、箒に跨って冷たい空気の中を縫うように遠くの街を目指す。
ごめんね、ばいばい。
《遠くの街へ》
僕は旅行がすきだ
自分一人で自由気ままに冒険できるのが楽しかった
ある1人の女性と出会い結婚し子どもにも恵まれ
幸な家庭を築いた
けれど冒険が出来なくなった
今は子どもも成人
奥さんは早くに天国に行ってしまった
今俺は41歳
さぁて冒険の再出発
どこか“遠くの街へ”
【遠くの街へ】
あなたは、変わってしまった。もう私と違う生きものになってしまった。私とあなたは同じだと思ってたのに、信じていたのに!
あなたは偽物だった。違う、きっとお前があなたの偽物なんだ私のあなたを、返してよ。
私を置いてけぼりにし、お空の彼方へ飛びたった、何者かを見つめた。
この町では無いどこか。
私のことを誰も知らない場所へ。
出来るだけ遠くの町へ行きたいなんて子供の頃は思ってた。
でも、大人になるにつれてその気持ちがどんどん薄れて今は逆に離れたくないと思うようになっている。
少しづつ新しい建物がたってきたが小さい頃から変わらない町並み。
すごく安心するんだ。
あぁ、帰ってきたなって。
都会みたいな高層ビルが立ち並ぶ風景と打って変わって高い建物がない広々とした空。
少し行けばきらきらひかる海。
小さい花屋に美味しい魚屋さん。
小路には昔ながらの商店街。
子供だった時には見えなかったものが今は沢山見える。
都会の人はこの町は何にもない田舎かと思うかもしれない。
けど、私は好きだ。
この町が大好きだ。
【遠くの町へ】
遠くの町へ
遠くの街へ
なけなしのお小遣いで
1人で
行ってみたいのです
不安を心に残して私はこの町をでた。遠くのあの街へ行くために、電車に乗った。車窓から空を覗くと私の心情と裏腹に、爽やかな天気だ。勝手に遠くのあの街に行って怒るだろうか。
「久しぶり。」
あの子は曇りの空のようにパッとしない顔をした。
お題『遠くのあの街』
最悪、反対方面のバスへ乗ってしまった。
適当なところで降りようにももうICカードをタッチしてしまった。こうなれば開き直ってバスに居座ろう、少しのドライブだと思うことにした。
バスに乗っているのは私だけで貸切状態だった。1番後ろの席に座ったこともありバスはとても広く感じた。
バスに揺られて遠くの知らない街まで来てしまった。ここはどこだろう?散策してみる。
商店街に入ってみると小さな駄菓子屋さんや古ぼけたゲームセンターがある。その一角に古本屋があった。
店に入ってみると初老の男性が店番をしていた。店には誰もいない。適当に本を取ってみてはパラパラとめくる。紙がめくられる音だけが店を支配する。店に並んでいるのはどれも古い本ばかりで惹かれるものはなかった。
ふと、カラフルな色使いの絵本が目に止まった。見覚えがあるものだ。どこで見たんだろう?
記憶と探ってみると思い出した。昔、祖母が読み聞かせをしてくれた絵本だ。懐かしいな。
パラパラとめくると懐かしい記憶が蘇ってくるようだった。
絵本を買って店を出た。たまにはこんなこともあっていいかもしれない。
遠い街での出会い、そう悪くない気がした。
遠い街へ
いつも暖かく応援いただき誠にありがとうございます株式会社は 老朽化で株式会社の壁の塗装が剥がれたりしてますか そのために ミtニマルオープンをしたいと思います気になることありますか 株式会社 職員が結婚をしました 株式会社その後 破ったのは軽犯罪 症 26条結婚するのはなしと言っていますか それで 沼に株式会社 職員が結婚してしまった それはプロポーズされたら断るという あれがありますか その人は断りませんでしたでその家族には 請求 賠償金が与えられますか家族や高校の友達って や 親戚 全国ニュースになりますから その人は大幅な波長を出るかと思いますTwitter 暴露した職員Twitter を見たのでそのメモを入手に載せたいと思います
遠くの街へ逃げだそう
窓を叩いて私を呼ぶ声
音を聞きつけ部屋に近づく騒ぎ声
ああ私は逃げられない
貴方は行って
大丈夫なんとかする
けど最後にお別れだけ
自由を教えてくれてありがとう
【遠くの町へ】
俺はいつかここから遥か遠くの街まで行ってみたい。
場所にとらわれず自分のやりたいことを
やって生きていく。
それが今の俺の夢だ。
俺がすんでいるところ…狭いが、みんなが仲良くて良いところ…ここの回りは全部そう…そうなんだよ、来なきゃわからねぇ、遠くの町からきたやつらは、「ここ、狭っま」といってどっかいちゃうんだよなぁー
君たちもそう思ってる人いるかなぁー?
これは、俺がこの町から、広い、広い、遠くの町へいくだけの話さ‥ただのつまんねぇ話だけどさっ、聞いてくれたらうれしいなぁー(笑)
それに、途中から覚えてねぇしwめっちゃわかんねぇこというけどよ!わかってくれな?。
俺「母さーん!」
母「なによ」
俺「昼飯~」
母「昼飯だけ言われてもねぇ?」
あっ、先までのことじゃ、俺のことまったく説明してなかったな、これじゃあ、なにもわからねぇぜw俺の名前は、町村大韓!まだまだ17歳だ‥だけどぉ、我儘言い過ぎて、自分では苦労したぜ
大韓「母さん昼飯つくって!」
母「はいはい、もう自分でつくれるでしょうに」
大韓「母さんのが良いの!」
母「もぉー、わかったわかった」
大韓「ふぅーーー!!」
俺はこのまま、昼飯をたべて、昼寝した
昼寝して起きたらよ、回りが真っ赤っか
大韓「……?」
大韓「なん……だ?」
回りの赤いのは、火だと思う
大韓「火事?」
大韓「おぉ~い!母さん?」
なんか火の匂いでくせぇなぁ
俺は回りを歩いた
大韓「か、母さん?!」
下には、母さんな倒れている
みてわかった、息はない……
俺は、何とか外にでた……
原因は、隣の家のガキが、火で遊んだらしい
まじなにやってんだよ……
警察「大丈夫ですか?」
大韓「大丈夫です!」
まぁ、ここら辺はそんなことがたくさんおきるからしかたねぇか
それより、どうして暮らそうか
家は燃えた、金はねぇし、バイト先めここら辺にはない
ってことで俺は東京まで歩いてなんとかいってやったぜぇ!!!
東京の感想!
ふぅーーー!!パリピ気分!!!なわけねぇよ
まわり静かすぎるだろうがよ!だるいし、ゴミ多いし、まぁ賑やかだけど!
遠くの街へ行きたいと思った
誰も私を知らないところで
新たな関係を築いて
死なずに生まれ変わる体験
幸せになるには何が必要?
愛?お金?時間?
それすらもわからない。
どれを与えられてもなにか違う。
自ら求める欲求はなにか知るために旅をしたい。
遠くの街へ行ったことがある
外国で暮らした
自分を変えたいと思ったから
街を離れたかったから
でもそれは思いの中でついてきた
離れたいと思わなくなった時が
離れられた時
遠くの街へ
行く時がやって来た
お互いの気持ちを確認して会うものだから、
正直緊張してる
らしくないな笑
今も昔も偉人もそうじゃない人も、
死ぬ間際に考える事は似たりよったりな気がする
みんな口々に言うのは、
プライベートを充実させれば良かったとか
家族との時間をもっと大切にすれば良かったとか
自分を大切にすれば良かったとか…
結局は、
愛に溢れる時間を過ごしてなかった事を後悔してるようだ
今の私
愛に生きてんなぁとつくづく思う
雨上がりの朝
胸いっぱいに、深呼吸
キラキラと輝く道を
穏やかな陽射しをあびながら歩く
初めての2人旅
そっと手を繋いで、今日は、何処へ行こう?
逃げたいと思った。
自分のことを知っている人が居ない場所、誰もいない場所。
ここでは無いどこかへ行ってしまいたいと思った。
例えばそれは少し離れた街なのかもしれない。
例えばそれはまあまあ離れた他の県なのかもしれない。
例えばそれはとても離れた別の国なのかもしれない。
例えばそれは、本来であればたどり着けないような異世界かもしれない。
ただ私が私で居られるうちに、疲れて壊れきってしまう前に、どこか遠い場所へ行きたいと思った。
日常ではなく、非日常を愛してみたいと思っただけなのだ。
この町では占いが流行っているようだ。私は通り過ぎようかと思ったが、遮るように立ち塞がる占い師の一人に捕まった。
暇潰しに今後の旅の無事を占ってもらう。
「あなたの横にいる子供は、すぐに離れなくてはいけません」
私はすぐに隣を見たが、他の店を見ているのか、子供の姿はなかった。
「なぜ?」と私は短く聞いた。
「異質なものです」
「どういう?」
私の問いに、占い師は顔を寄せて言った。
「その子は人の子ではありません」
「じゃあ、何の子なんだ?」
「それは私にもわかりません」
それ以降占い師は口を開こうとしない。私が貨幣を渡すと、占い師はこちらにきた勢いと打って変わって、そそくさと離れて行った。
夜、私が焚き火をする中、子供が帰ってきた。
無口な私も思わず声が出た。
「どこに行ってたんだ」
「これ買ってきた」
手には青い布を持っていた。彼はお金を持っていただろうか。欲しいといえば買ってあげたのに。
「何に使うんだい?」
私は昼間のことなどなかったかのように聞いた。しかし、子供はうつむき、布の切れ端を触った。答える気はなさそうだったが、やがて口を開いた。
「神様っていると思う?」
「……わからない」
旅の途中で出会ってきたことはこの子には言っていない。
すると、子供は青い布をひらひらとたなびかせた。
「前にこんな布を身に纏ってたんだ」
彼は大人びた笑みを浮かべる。
「こういう風に、さ」
子供は青い布を体に巻いて見せた。私は全く話さないのに、子供は悠々と話し続ける。
「守りたかった、あの時も。このマントに包んででも」
この子は何を守りたかったのだろう。そもそも何者なのだろう。
子供は向き直って、ぺこりとお辞儀をした。
「あなたはきっと会えるよ。素敵な神様に」
そうして彼は布を握りしめた。
「そのあと、また会いにきてね」
次の瞬間、子供はマントを翻すと消えた。
怪盗っていう曲、思い出した
1人で行くのかな。
はたまた、誰かに攫われていくのかな