『遠くの街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこか遠い遠い街へ行ってしまおうか。
お前のいない、誰も知らない街へ。
そうしたら少しは楽になれるのだろうか。
……無理だろうな。
鳴り出すスマホ、
「置いてくなよ」と拗ねる声、
淋しげな表情。
全部、いとも簡単に想像できてしまう。
お前から与えられるものが
悲しみ苦しみだけだったなら、
俺は迷うことなく旅立てただろうに。
それより俺を満たすのは、
お前がくれる歓喜、悦楽、……幸福。
だから離れられない。
もしいつか本当にどうしようもなくなったら、
その時は遠くの街へ行って。
切り花のようにそっと、枯れる日を待つよ。
先生、どこか遠くに行こうよ
先生、私たち愛し合おうよ
#駆け落ち#遠くの街へ
家族の中で用がないような気がして
学校の中には居場所がなくて
何かの転機になればと学校を休んで京都に二泊した。
得られるものは何なかった。
もう20年も前の思い出だ。
何故充実した旅行にならなかったのか
今ならよく分かる
何故充実した旅行にならなかったのか
当時に深く考えるべきだったとも思う
自分のヤバさは自分では分からないものだ
返らない時間が悔やまれる
バイトで疲れた 帰りのホーム
寝台列車をぼんやりながめ
最終電車にゆられながら
うつろうつろ
遠い街へと夢の旅
どこに行くかも 何をするかも
決めずに いってみたい
遠くの街に
目にとまったお店に入って 民家の小道を通って
広大な畑道を通って
誰の目も気にせず ありのままの自分で
ただ自分の目に映る 自然を楽しみたい ☀️
君の瞳から落ちるその雫を
洩らさないように
遠くを眺める君の瞳から
雫として愛がこぼれ落ちないように
本を開く知らない場所の物語
頁をつまみ遠くの街へ
お題:遠くの街へ
〖遠くの街へ〗
子供の頃、となり街での習い事の帰り電車賃が足りない事に気づいた。
線路沿いの道を伝って家に帰ろう。
知らない道を何時間も一人で歩いた。 携帯電話も地図も持っていなかった。 心細いけどそうするしかなかった。
周りは普通の住宅街だった。普通過ぎて何度も「見たことある風景だ、家の近所にたどり着いた!」と錯覚した。
途中、精神状態が特殊になった。日が暮れるまでに戻らなければ。本当に帰れるのか?別の世界に迷い込んだのかもしれない。空の色が変だ。
やっと家にたどり着いた。
何時間も歩いて帰ってきた旨を母に伝えると「電話かけてくれば迎えに行ったのに」(※公衆電話です、昔の話なので)
あっそうか、思い付かなかった、迎えに来てくれるだなんて。それより強制的に習い事を習わせないで欲しい、から思考が先に進まないせいだと思う。
/遠くの街へ
空は続いてるよ。
というのが君の口癖で、今思えばなにかで読んだのだろうその言葉を、少しまぶしそうな目をして言うから格好よく見えてしまった。
空は続いている。
どこへ行ったって。
それは意図せぬ殺し文句となり、何人もの女の子たちが寂しいときに君の隣へ来て座っていたのを知っている。私もその一人で、言葉を言葉どおりに受け取っていたにすぎない。
たぶん君は賢かった。
木の苗を植えるみたいに、若くしてその言葉を受け取り、何度も唱えることでいつか言葉の真実が落ちてくるのを待っていたんだ。
今はわかるけど。
レースカーテンが青空を透かして揺れる。私はまだあの言葉を覚えていて、気が向くと架空の折り紙を折って飛行機をとばす。君がどこに居るか知らないので、ただ空の上のほうへ投げる。
遠くの街へ行ってしまうの?
僕をおいて、行ってしまうの?
じゃあ、僕はどうなるの?
「あんたは独りさ。」母さんは言った。
僕をおいて遠くの街へ行った母さん。
僕は父さんの顔を知らないし、親戚も友達も特にない。どうしたら良いんだろうと考えて、考えて、考えて。あげくの果てには、消えたら楽だろうかと考えるようになった。家を出ると、そこには数人の子供がいた。僕くらいの女の子と男の子が10人程。
「うわっ、幽霊?!」
「きゃあー!」
と、女の子と男の子達が言った。
「ぼ…ぼ…く…ゎ…」
声が出なかった。
それを聞いて、女の子と男の子達はきゃあきゃあ叫んで逃げて行った。どうやら周りでは、僕の家は幽霊屋敷だとうわさになっているらしい。
そうさ。
僕は、独り。独りで迎えを待つ。遠くの街にいる母さんを待つ。死ぬ前にもう一度だけでもいいから会いたい。きっと僕はもうすぐ死んじゃうんだろうな。死んだら、この屋敷に戻ってきて、幽霊として母さんを待つよ。ずっとずっと。待つよ。
【遠くの街へ】
登場人物
僕…名前 黄海 綺羅(おうかい きら)
年齢 9歳
性別 男
みなさん、本当にありがとう。
ここで良い仲間に出逢えたことは、私の生涯の宝です。
世界がどのように変化したとしても、みなさんはきっと清らかに、正しい方角へ歩まれるでしょう。
「先生、これを」
「どこかで、またお手合わせください」
「先生、必ず」
なんと美しい赤ZAP…おや、いろいろ改良されていますね。頼もしい。
ハイカラシティも、もう遠くはないのですね。
では、みなさん、ごきげんよう。
※スプラの新シーズンが始まります。
【遠くの街へ】
あの街はどんな所だろう。
街の店の雰囲気はどんなのだろう。
私の足じゃいけない程遠く叶わない私の夢の街。
遠くの街へ
見知らぬ街や憧れの街…
自由は不安定でこわい
…
でも
どこに居ても
不安なら…
遠くの街へ
出かけても
おなじだよね…
それなら
どっちを選ぶ?
答えなんてない
決めるのも決めないのも
自由
自由はこわい
決めなくていいよ
ゆっくりしてね
慣れ親しんだ街を離れて
僕は歩き出す
背に受けた励ましと思いを胸に
誰も僕を知らない 遠くの街
そこで得られるもの全てを
生きる意味に繋げられたら
それは きっと僕の誇りになる
#遠くの街へ
2023/02/28 「遠くの街へ」
私は、この街を出て行く。
小さい頃から育った地元、沢山の友達
やり甲斐のある仕事、仲の良い同僚
全部、今日で最後。
明日には、この街に居ない私。
「楽しかったよ」
「ありがとう」
「またね」
どんな言葉でも、この気持ちは表せない。
「寂しいよ」
「悲しいよ」
私の瞳から溢れだす、心の声。
一からのスタート。
彼の住む、遠くの街へ
今日
一通の手紙が届いた
遠くの街へ
遠くの街にいる君へ
今年も桜のつぼみが出てきました
君は明後日卒業式がありますね
僕は卒業式にいけないから今書かせてもらいます
ご卒業おめでとうございます
社会人になったら色々と大変なことがあるかもしれません
その時はいつもみたいに独りで抱え込まないで
友達や家族に相談してください
きっと君の助けになってくれます
実は
今の学校を卒業したら遠い遠い国に引っ越そうと思っています
もしかしたらもう会えないってこともあるかもしれません
いつか会えたら
いつも通り一緒に遊んでくれますか?
遠い街にいる僕より
そうか
君は行ってしまうのか
まだ大好きって伝えていなかったのに
遠い街にいる僕と遠い遠い国にいく君じゃ
恋愛なんてできないよな
どこでもよかった。
そこから抜け出せたら、もう、
どこでもよかった。
だから僕は外に出た。
向かうところなんてなかった。
とにかく走って、行き先もなく、
遠くの街へ走るしかなかった。
着いたところは街ではなかった。
ただの、砂一面の、砂漠だった。
僕が、地獄だと思っていたあの場所は、
他の人にとっては天国であり、
僕の求める遠くの街は、
どこにも、なかった。
「遠くの街へ」
作者のみりんです!
このアプリやってる人と繋がりたい!!
と思って、LINEでオプチャ立ち上げたんですよ!!!
名前は、「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
です!!安直!!!
もし良かったら…詩の話じゃなくて、全然恋愛相談とかでものりますので…来てください!!
以上宣伝でした!
どこか遠くの街へ逃げたい。
高校で知り合った友達が、神妙な面持ちでそう告げた。
明るく愉快な性格のその友達も、彼女なりにストレスに感じることがあるらしい。特に最近では、幼馴染の女友達との関係を拗らせているのだそうだ。
幼馴染の彼女は、私も聞いたことがある。かなり自己中心的で、他人の私生活にまで口を出してくる。相談に対して何か提案しても、試すこともなく否定する。挙句、自分の思うようにいかなければ不機嫌になる始末だ。私も去年同じクラスで、何度かそういう目に遭うことがあったからか、その噂には随分すんなり納得できた。
友達も、毎日それに悩まされていたようだ。中学の頃なんかは、幼馴染の彼女が一緒に帰りたいと言うばかりに、放課後は用事で残る時すら、駄々をこねられた。高校は別にしようと考えていたが、結局ついてこられる。
嫌だと言えたらいいのにと、友達は頭を抱えた。しかしその後、いったい何をされるのかもわかったものじゃない。不幸にも、お互いの家は近い。
もううんざりだ。
今にも、壊れそうだった。私は言った。
じゃあ、逃げよう。逃げたいなら、逃げていい。私もついていくよ。
どこか、遠くの街に行こう。あなたの人生は、今いる場所で終わらせる必要なんてないのだから。
遠くの街へ、一度は行ってみたい。
子供達が遊んでいる、見ている、食べている、触れている、聞いている、話している、学んでいる、あの異国の地へ、行ってみたい。
心に浮かぶ言葉を一つ
ポツリポツリと繋いで遊ぶ
とがっていたり 可愛かったり
イロトリドリの言葉遊び