『過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さようなら、そう呟いたのは、君だったな。
よく遊んだ日は、忘れられないな。
なんだか、悲しくなったな。
ら、ら、ら、いつも一緒に歌った詩、虚しいな…
『過ぎ去った日々』
過去が美しく思えるのは、喪失感を伴う痛みがあるから。
過去が愛おしく思えるのは、取り戻せない儚さがあるから。
きっと今、過去を懐かしいと想う日々も未来の私は愛おしく思うのだろう……。
過ぎ去った日々
それは、もう戻れない。
どんなに後悔したとしても
だから、今を大事に生きようと思う。
過ぎ去った日々に
たくさんの思い出
詰まっている。
卒業おめでとう。
燃え燻り、子供のようにぐずる悔悟も
いとおしく、他の誰にも隠しておきたい追憶も
どちらも無くなさないように、忘れてしまわないようにいつだって抱えたまま生きていく
過ってしまった過去の自分に懺悔しながら、そして苦楽のある思い出を築いた自分を称えながら
暗く澱んだ道を、照らしてくれている彼等に感謝をしながら。
ー過去の思い出ー
今日のみんなは
何か過去に置いてきたみたい
過去は美化する
過ぎ去った日々を
思い出したところで
あの頃はあの頃で
苦しくて苦しくて
どうしようもなかったはず
あの頃の自分が
今を反映しているのだと
未来を見るためには
今を見つめることなんだと
今更ながら思い知らされる
だから今を頑張る
死ぬまで成長して行きたいから
過ぎ去った日々
もう63歳
過ぎ去った日々は長かったのだろうか?
充実していたかい?
自分に問いかけてみたいな😃
楽しかった日日
辛かった日々
悩み続けた日々
思い出すと 辛かった日々が、多かった
でももう変えることの出来ない過去
過ぎ去った日々よ、ありがとう
満足していないが、それが俺の人生だったのだろう
さぁ❗変えることのできる未来に目を向けよう❗
これから満足できる日々をおくろう
俺の人生の新章が開幕するんだ
これからも色々あるだろうが
前を見よう
楽しかった 頑張ったなぁ
と 最後に言えるような 人生への第一歩が始まるんだ
戻りたいと願う 遠い日々
手を伸ばしても
掴めるものは何もなくて
諦めるには輝きすぎていて
どうして離してしまったのか
後悔するには遅すぎた
#過ぎ去った日々
ー四季と共にー
春の訪れ 花々の香り
色とりどりの音色舞う その空に酔う
夏の海辺
波音と日差し
そこに吹く風が 私の心を連れてゆく
秋の山々 黄金色に染まって
歴史の街並み
遠くまで続く景色が 私の意識を連れてゆく
粉雪舞う冬
静かな雪の音
冷たい懐かしさが 私の心を溶かしてゆく
過ぎ去った日々は
いつも いつも
美しい
#過ぎ去った日々
あの頃、思い通りにことが運ぶ事なんて一度もなかった
どんなに時間かけてもね
だから、約束をやぶってばかり
そして、誰からも信用されなくなった
誰からも期待されなくなった
誰からも
あの頃、信じられるのは自分だけだった
その事をもっと早く分かってればね
過ぎ去った日々
帰ってこない昨日。
戻ることのできない今日。
今、あなたが読んでいるこの文字も、もう過去のもの。
今この時、あなたは何を考え、生きていますか?
今この時、僕は現実から目を背けて、文字の世界に逃げてきて、ここに居る。
過去に戻りたいとは想わない。
僕はマイナスな想い出が心と頭から出ていかない。
良かったこともあったはずなのに。
マイナスが心と頭を支配する僕の人生は、「フツウの人」よりも困難なものになった。
「フツウ」が何なのかも僕には分からない。分かりたくもない、と言ってもいいかな。
だから、過去を想いかえすことはあまりしたくない。
心から「楽しい」と過ごした日々は、どこへ行ってしまったのかな。
僕が「誰か」と出会ったことで、僕は「僕」を見失ってしまった。
「僕」と「誰か」は別々なのに、僕は「僕の世界」に「誰か」を入れてしまうんだ。
僕は「僕の世界」にひとりだけ居ればいい。
「誰かに似た僕」は必要ない。
「誰かのための僕」もいらない。
僕にはひとりになる時間が必要だ。
過去ではなく今を。今ではなく未来を。
その先の自分を想像して、今を生きる。
「ひとり」で生きていくには、今よりもたくさん辛い想いをするかもしれない。
やってやろうじゃない?
僕が「僕」であるために。
「バイバイ」
ニッと歯を見せて、手を振って。
僕は二度と、振り返らないと決めた。
読むことが好きなのに
怒りのポコポコがなかなか減らなくて困ってる。
欲だけが溜まる。。。
ワガママじゃなくなりたい。
『貴方には大切な思い出はありますか?』
僕はそう聞かれて、過ぎ去っていった日々を思い出していた。
ある日は、テストで低い点を取ってしまい、友達に煽られたこと。
ある日は、親友と一緒に雑談しながらいろんな道を歩いたこと。
ある日は、初恋の人と、初めてのデートに行ったこと。
ある日はー…
数えたらキリがないほどいろんなことがあった僕の人生。
でも、それらは全て過ぎ去っていった日々だから、
初恋だった人が今、どんな仕事をしているのか、
親友だったあいつが今、どんな生活をしているのか、
全く分からない。
でも大切であったことに変わりはなかった。
心の中に、ずっと響いているのには変わらなかった。
僕は、そんななんでもない日々に、過ぎ去っていった日々に救われていた。
「僕の大切な思い出はーー。」
過ぎ去った日々は反省ばかりだから、
あまり思い出したくない。
今頃になって「あ!あれはそういう意味だったのか!」等と膝を叩く自分が可笑しくなってくる。
でも本当に必死だったよなあと少し愛おしくもなる。
ああ、本当に恥ずかしくなるから思い出すのはやめだやめだ!
学校にいた時毎日が嫌で
先生、クラスメイトがとても怖くて
夜は眠れなくて泣いて
辛かった 過ぎ去った日々で
楽しい事はよく思い出せなくて
今は仕事
仕事は楽しいやりがいはあるけど
責任は重くて仕方なかった
毎日怒られてて嫌味言われて悲しくて憂鬱になって、
やっぱり人が怖い、表情 声 目線 仕草の全てが
私を殴ってくる
やっぱり障害者だと自覚させられる
いつまでもついて来るんだ
心の痛みと怒りは自分を殴る事で緩和できた
何回も何回も殴って頭がぼっーとして
血の気が引いてくるような感じ
人肌が恋しかった
寂しくて悲しくて抱きしめて欲しかった
結局生きる事を辞めれたら
何も感じなくていいのかもしれない
でもとても怖いから
これからもまだ生きて生きて辛くても死ぬ時まで
日々が過ぎていくんだろうね
ある日の夕方……。私は、控え室でメイクを整えていた。そこへ……。ドアが開いて、ママさんが顔を覗かせる。
「睦実ちゃん。メイク中、ご免なさい。あなたに、お客さんよ」
「えっ! まだ、開店前ですよね?」
ママさんの言葉に、キョトンとしながら返した私。しかし……。
「それが……、女の人なのよ」
その言葉に、何かを思い出した。私は、鏡に視線を戻し、鏡の中に映るママさんに伝える。
「二十分、お待ち下さい。そう伝えて下さい」
「に……、二十分って。そんな!」
驚くママさんに、私は静かに返す。
「そのくらい待つ覚悟があるから、わざわざ訪ねてきたんじゃないんですか?」
「わ……、分かったわ」
それだけ返して、ママさんはドアを閉めた。
二十分後……。私は、メイクや髪型それにドレスを整え、店のホールに出た。隅のボックス席で、ひとりの女が待っていた。半ば忘れていた顔も、その面影が記憶を蘇らせる。
「三鷹睦実……と申しますが。私にご用があるのは、あなた様ですか?」
歩み寄って訊いた私だが、その前に相手の女は私を睨んでいた。
「私がここに来た理由、分かるわよね? 村野高雄くん」
私が席に着くと、挨拶もせずに罵りの言葉を吐いてきた相手の女。私は、惚けた表情で返す。
「私の本名は、確かに村野高雄ですが。その前に、どちら様ですか?」
「ふざけるのも、いい加減にしなさい! あなたが中学のときに教育実習でその中学校に行っていた、今井裕子よ!」
修羅の形相でそう言った裕子だが、私は飽くまでも惚ける。
「はて? どうでしたか?」
馬鹿にするように返した私だが……。実際、忘れたくても忘れられない。私の想いを、踏みにじったのだから。
「これ、あなたの仕業よね?」
そう訊いた裕子が、テーブルの上に一冊の本を置いた。それは、アダルト書籍で、頭のお堅い人には、変態の読み物として映る雑誌である。
「これは……、また。変わったご趣味を、お持ちのようで」
「ふざけないで!」
茶化すような私の言葉を断ち切った裕子が、雑誌のあるページを開いて私に突き付けた。
「これ、あなたが書いたんでしょ?」
私は、目を通すフリだけした。内容はすべて分かっているし、発売前に雑誌社から一冊頂戴している。つまり……。これは、私が書いたものである。
タイトルは、『犯罪者の娘.今井裕子』となっている。
小学校の校長をしている裕子の父親が、汚職事件で逮捕されてしまった。その父親を娑婆に出すために、保釈金貸付業者を頼った。しかし……。その貸付業者は、業界でも有名な高利で貸し付ける業者だった。
借金を返すために、裕子は性風俗に手を出し、転がり堕ちるように淫乱な牝になっていく。
ベタな顛末だが……。小学校の校長と汚職事件、それに登場人物の名前はノンフィクションである。
作者の名前は、『佐倉真琴』となっている。もちろん……。こんな雑誌に、筆名を使わずに投稿するバカはいない。どうせ、採用される訳がない。そう思ったから、書きたいことを思い切り書けた。
「なるほど。面白い内容ですね」
笑顔で言った私に、裕子は罵るように返す。
「ふざけないで! どうして、こんなことをするの?」
「はて? 私がこれを書いた……という証拠でも? 私には、このような才能はありませんよ」
そう返した私は、腕時計を見るフリをして、席を立った。
「そろそろ、お店を開ける時間です。私ひとりサボる訳にも、いきませんので」
裕子に背中を向けたら私は、静かに口を開いた。
「今井先生」
「何?」
「その小説は、ともかく。私は、凄く悔しかったんです。こっちは、勇気を出して告白しました。それなのに……。あんな酷い手口で。人を、ストーカー扱いして」
「あんな昔のこと……」
「あなたには、とうの昔に過ぎ去った過去でしょう。でも……。私には昨日のことのようで、今でも頭から離れません。今、私がニューハーフクラブで働いている理由。あなたには、分からないでしょうね」
そう言い残して、私はその場をあとにした。
彼と過ごした日々は確かに楽しいものだったはずなのに、その全てを思い返すことは出来ない。
人間の記憶量の限界。
一体幾つ忘れまいとした出来事をメモリから消してしまったのだろう。
数えようとしても、零れ落ちたそれを計測することは出来なかった。
忘れたくない。そう願っているはずなのに、どこかこれでいいと考えている自分も居る気がしている。
過ぎ去った日々にも想いを寄せて。
たとえ時間に溶けてしまった記憶があったとしても、それは確かに存在していた。
消えない気持ちは奥底に残っている。
そんな虚像すらない思い出に浸ることもまた一つの楽しみで。
過去に捕らわれることも、たまには悪くない。
【過ぎ去った日々】
海
海は,波のが小波に流れて鴎がその波に泳いでいる
風が気持ちよくて太陽がその海を照らしてるように見えた
潮風流れように匂いがした
遠くの向こうに,雲のような薄らい色で船が進んでる
まるで誰もいない場所で眺めてる気がした
波の音は,ざぶんーって音がする
後から来る音も聞こえる
砂浜は,茶色けどふかふかしてる
オムライスにスプーンを入れるたび
懐かしい気持ちに包まれる
お母さんの味
初デートの味
はじめてお給料をもらった日の味
全部ちがうオムライスだけど
少しずつ断片的に思い出す
中庭から鳥のさえずりが聞こえる
私は少しは変われただろうか
トロトロの卵とケチャップライスを
ちょっと混ぜて口に運ぶ
過ぎ去った日々のことは
美味しいとこだけ思えればいい
#過ぎ去った日々