『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「過ぎた日を想う」
ありし日に浴びた怒声の向こう側
我の小さき背中が見える
【過ぎた日を想う】
遠い遠いあの日々は現実世界では
思い出したくも無い記憶しかないのに
どうしてかきみが関わった思い出だけ
色づいて煌めきが見えるほど
きみとの邂逅はいつ思い返しても
安らぎを与えてくれる
2024-10-06
こんなにも哀しくなるのは何故ですか?
あなたが欲しいと願った日から時は過ぎ
運命が表れるなんて馬鹿な嘘だね
人知れず恋は加速するのに
また間違えちゃったの
下り道がわからないまま
愛が欲しいのは願いですか?
知らないったら知らないの
私は忘れたはずなのに
どうしてあなたを想い出すのか
愛なんていらなかった
愛し合うなんて知らなかった
未熟な林檎は腐ってゆく
「過ぎた日を想う」
「過ぎた日を思ってもあの日は戻って来ないんだ。
現実を見なさい」
カレーうどんを啜りながら云う先輩。またやさぐれている。
「…今度は何をやらかしたんですか?」
「失礼な云い方を。今も後悔してるんだ。」
先輩はカレーうどんを啜り、うどんを飲み込んだ後、遠い目をした
「何に後悔してるんですか?」
「…限定販売の馬のフィギュアをだな、たった1日の勘違いで
予約を見逃したんだ。その予約券を昨日偶然みつけてしまってな…。」
予約券には202x年10月6日と記載されている。数年前の予約券。
「私は予約締め切りを10月7日と思い込んでいてな、
7日に店に行って予約をしようとレジでこの予約券を出したら
予約は昨日で締め切りましたので無効ですと…」
「私は慌てて締め切りを見たんだ。そしたら6日…6日…ふふふ」
「限定販売の馬のフィギュアて…そんなに欲しかったんですか?」
先輩は限定販売だった馬のフィギュアの画像を見せてきた。
「良い馬だろう?私はこの馬のファンなんだ。
中々黒い馬が居るのはない。鬣が格好良いだろう?
額に星形の模様があるんだ。写真集も集めている。
出場となればレースを見に行く。ふれあいがあればふれあいに行く。
その馬のフィギュアが出るとなれば、必然的に買わざる得ない。
しかもこの馬の原型師が動物のフィギュアを作らせたら敵う者はいないと云われている人が担当している。この原型師のファンでもある。
絶対的に手に入れたいのだよ」
超絶に語る先輩のスマホにファンだと馬とファンだと云う原型師の作品が次々と映し出されいく。ついでに先輩が集めているその原型師の
コレクションも見せ付けられている。
「しかし…私は絶対的ミスをしてはいけないミスをしてしまった」
「その言葉、仕事にも使って欲しい言葉ですよ。使う場所を間違えてます」
先輩の視線はスマホに向けられ、耳には届いていないようだ。
「…数週間後に呟きの方で馬が届いたと云う報告呟きを見てな…
この時ばかりは呟きを見るべきではなかったと後悔してな…。
あの日のことは今も忘れずにいるよ」
先輩は冷め始めたカレーうどんを再び啜り始めたのだった。
【過ぎた日を想う】*120*
昨日…
電車に揺られ海を見ながら少し遠いカフェへ
コーヒーパフェ美味しかったなぁ
その後少し見慣れない町をぶらり
それからまた電車に揺られ美味しい焼鳥とワインのお店へ
スパークリングワインも白ワインもビールも
フワッカリッの焼鳥も
美味でした♪
その後…家に帰るにはまだ早いかな〜なんて思っちゃって
行きつけの居酒屋へ1人で立ち寄り
ライム、レモンサワー、大将と日本酒で乾杯
お腹いっぱいだったので
おつまみは軽くトマトとチーズのジェノベーゼを
もしかしたら立ち寄るかもって前に話していたのを覚えてくれていて
何気に待ってましたという言葉をかけてもらえ
幸せな気持ちになりました
そして今日は…
スタバでチーズケーキを食べ
カラオケで声枯れるまで歌ってきました
心も体もスッキリ爽快!
明日からまた頑張れそうです
題 過ぎた日を想う
人って過去を懐かしむ度に、心苦しくなる事が多いと思うんだ。
私だってそうだ。何度、あの頃に戻りたいと思ったか。
大人になったことによって自由が増えた。その代わりに沢山の責任が付き纏うようになった。
もう子供の時のように無邪気に過ごすことは出来ない。この世界を純粋に見ることは出来ない。
あの頃に戻りたい、あの子に会いたい。
ああ、最悪だ…
最後にあの子の名前を呼びたかった。
そうしたらこんなに後悔をする事は無かったのに。
過ぎた日を想う
ドキドキしたあの日も
涙が止まらなかったあの日も
ワクワクしたあの日も
怒りが爆発したあの日も
笑い過ぎて苦しかったあの日も
全部過ぎた日々
全て平等に過去である
良いも悪いもなく
今の自分を形作っている
大切な宝物
選択が紡ぐ毎日の中で自信を持ってこれで良かったと言えるような決断はそう多くない。選択肢のある分変わる結末がある。うん、とひとこと言えば始まってた未来だったはずなのに、今はいくら言葉を並べても、これ以上進むことは無い。
#17 過ぎた日を想う
#過ぎた日を想う
「……はい、はるちゃん。できたよ。」
「……うん。」
床に向けていた視線を眼の前の大きな鏡向ける。
「ふふ、かわいいじゃん。」
「……うん。」
真っ白で丈の長い、ふわっとした衣装に包まれた自分を見る。
ついに来たんだという実感とともに、これから始まるんだという緊張が胸を取り巻く。
「緊張してるの? らしくないね。堂々と居ればいいんだよ。」
「華はいつも楽観的でいいよね。私とは違って……」
気づけば握りしめていた手には、爪が食い込むほど力が入っていて。
華がそっと撫でてくれて、少しだけ力が抜けた。
「もう。大丈夫だって! ゆっくり呼吸して、これまでのこと思い出してみて?」
華の言う通り、目を閉じてゆっくり息を吸って、竜也とのことを考える。
高校生のとき、学校帰りに一緒にドーナツ屋さんに行ったこと。
嫌がる手を引いて、一緒に星を見に行ったこと。
一緒に学校を抜け出したこと。
高校を卒業する日告白されて、大人になって同棲を始めて。
人肌が恋しい夜には手を繋いで寝て。
学生の頃はそんなこと、全く想像もつかなかったな。
ついに、竜也と結婚するんだ。
「……楽しみ、だな。」
そろそろ時間だ。
控室の扉を開き、式場へ一歩踏み出した。
「オリオンは本当に夜空が好きだね」
城の小窓から眺める夜空はどこか特別な感じがしていた。
涼しい夜風が頬を撫でて、眩く煌めいた星たちはまるで宝石のようだ。
「ベテルギウス、久しぶりだね」
視線の先にいたのは大きい木の枝に座る真っ白な人物だ。
小窓を開けるたびに遭遇し、最早当たり前かのようにそこにいた。
しかし、元々病弱なオリオンは体調が良くない日々が続き、生活のほとんどがベッドの上だった。
窓を開けて大好きな夜空を楽しむこともできず、ベテルギウスに会うのも久しぶりなのである。
「会えてよかったよ、顔色がいいみたいだ」
「僕も会いたかったよ」
静かに夜空を眺める。
この時間が何よりの幸せで、癒しとなっていた。
暗闇の中にいるというのに、どこかほのかに光って見えるベテルギウスは、いつからか僕にしか見えない存在なのではないかと思うようになった。
幻覚でも、たとえ幽霊でもそれでもいい。
それと、確信はないけれど最近感じるものがある
「ねぇベテルギウス」
「ん?」
「僕、もうすぐ星になれるかも」
ベテルギウスはそれが何かをすでに感じ取っていた。
大きい反応を見せるでもなく、ただオリオンに微笑みを見せた。
それは彼にとって、大丈夫と安心を与えるようなそんな暖かさだった。
「でもね、本当はやりたいことたくさんある」
「…もし、君の危機が近付くなら僕が力になってあげる
そのために、僕は君のそばにいるんだ」
この先も共に見よう。この満天の星たちを。
「学生時代」
過ぎた日。
社会人になった今、学生時代の事をよく思い出す。
学生時代、と言っても小中学生の時の記憶がほとんど残っていないから、高校生の頃だけなのだが。
記憶が残っていないのは中学生の時にあったいじめのせいだろう。
心が壊れて、一種の自己防衛の為か自ら記憶を封印した。
なんて考えているが、本当にそうしたのかは正直分からない。
思い出そうとして思い出すのではなく、ふと考え事をしている時に「そういえばこんな事があったな」程度で思い出すことがたまにある。
そういう点から言えば、完全に記憶は無くなってはいないのでしょう。
今思うと、中学の時はかなり辛い思いをしながら生活していたなあ。
高校に入ってからはいい人達に出会えて、時に辛いことはあったけれど「もう少しこの人たちと居たい」なんて思いだけで生活出来ていたな。
みんな、元気にしてるかな。
働き始めてから全く連絡取ってないや。
自分から連絡を取ろうとしないからなんだろうけどみんな忙しいだろうし、みんなもたぶん私は忙しいと思っているから連絡してこないんだろう。
ぜーんぜん、忙しくないから連絡来たら返せるんだけど。
なんて過去のことを思い出してたら、もう少しで休憩時間が終わりそうな時だった。
「また、会えるといいな。」
そう思いながらまた、仕事に戻った。
テーマ:過ぎた日を想う
※創作
過去の写真を探そうとスマホの写真を指でスワイプして流す。
その写真を見つけて頼まれた人に送ったあと、ソファに座って過去の写真をゆっくり見直していた。
この都市に来たばかりの写真から、救急隊に入って家族のような仲間ができた頃の写真。
そしていつからか、色素の薄い女性の写真が増えていった。
あ、こんな写真も撮ったな。
この写真、こっそり貰ったな。
そんなことを思いながら、青年は見つめているとだらしなくずり落ちて座っていた体勢から、ガバッと起き上がる。
それは彼女が青年を見ている写真を数枚見つけたのだ。
彼女と付き合う前、人に呼ばれた結婚式の集合写真。
綺麗にドレスアップしているし、いつもショートカットなのにロングヘアにして髪の毛をアップにしているから、あの時は彼女だと気が付かなかった。
少し距離もあるけれど、ハッキリ青年に視線を送っている彼女の姿に気がついて、耳が熱くなった。
え、これ。みんなが持っている写真じゃない?
気がついた人、絶対いるよね……!?
耳どころか、顔全体が熱くなってくる。
その理由は彼女の表情にあった。
どこか熱を帯びた表情と視線に胸が高鳴ってしまう。
何よりこの表情をさせているのは過去の青年自身だと気がついて、それはそれでモヤッとしてしまった。
「全然気がつかなかった……」
青年自身が彼女を想うより前の写真だったので驚きを隠せなかった。
「いつから俺のこと、好きになってくれたんだろう……」
今、恋人は仕事から戻ってきていない。
彼女が帰ってきたら、写真を見せて質問責めにしようと決める青年だった。
おわり
一四三、過ぎた日を想う
想い返したところで
覆水盆に返らずやでな…
(過ぎた日を想う)
過ぎた日を想う
あの時、あの日々があったから
今、こんなに素敵になれたんだ
だから、過去の自分にありがとう。
過ぎた日を想う
ふとした時過去の嫌な記憶がフラッシュバックする
良いこともたくさんあったのに
嫌なことは嫌な感情と共に想い出させる
ああ嫌だったよね‥
私傷ついてたよね‥
過ぎたことだけど忘れられてないんだね‥
大丈夫
私はわたしの想う感情が正しいと思うよ
私はそう感じたのだからその通りだよ
私はわたしを否定は決してしないよ
私は味方だからね
私はわたしが大好きだからね
何があろうと私はわたしの想いがわたしの中では正しい
だから
他人が何を言おうと背筋を伸ばしてこう言おう
私はこう想ったのですよ
と伝えて下さい
何かに悩んだ時私は悩んだって何の意味もない、どんなに悩んだって変わらないことなら悩むだけ時間の無駄だってそう思う。
だけど時々どんなに自分を励ましても次から次へと過去に自分が見ないように隠した負の想いが溢れ出して止まらないことがある。
過ぎたはずのことになのに当時は何とも思っていなかったはずなのに今になってとめどなく溢れてくる。こんなにも自分が弱い人間だったのだと驚く。
それでも私は生きていかなければならない、いや生きていきたい。
だから私は今の自分の想いや感情を大切に毎日を大事に生きていきたいと思う。今私が過ごしている時間が過去となり私という存在になっていくのだから。
──美化された思い出だとしても構わない。
(過ぎた日を想う)
過ぎた日を思う。
小学校行くのが憂鬱だった。
引っ込み思案のおとなしい自分が、嫌だった。
給食がなかなか食べれず、食べるまで居残りさせられるのが嫌だった。
体育も嫌だった。
クラスの子にいじめられるのが、嫌だった。
先生も何か嫌だった。
あれから、40年(きみまろさんみたいwww)
そんなダメダメだらけのわたしが、今こうして、元気に充実した日々を生きている。
私を助けてくれた、ある本との出会いに感謝。
私を助けてくれた見えない大きなパワーに感謝。
自分を取り巻くプラスのパワーに感謝。
そして、小学校時代の嫌だった思い出も、人生の糧になっていると思う。
無駄なことは、ないと思う。
本当にありがとうございます。
過ぎた日を思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日もガチャガチャから出てくるのは
私にとってハズレのもの。
最近ついてない。
休日に欲しかったガチャガチャを
たまたま見つけて、
5回まわした。
結果全ダブり。
当たりくじもやった。
高かったので4回した。
欲しかったやつは手に入らなかった。
そのうち頭の上に隕石落ちてくるんじゃないかと
疑うほど運が悪かった。
食べ物を食べるとお腹を下すし、
買った漫画は
表紙の帯で丁度見えないところが破けていた。
流石に取り替えてもらったが
こんなことばかりだと落ち込むし
明日から頑張れそうにない。
しかし過ぎた日を想うことも出来ずに
時間は勝手に進んでいく。
走ってついていくけど
昨日、一昨日、先週、と
振り向き落ち込む。
友人とLINEで話していて
振り落とされた時は
もう殺してくれ、
と打って
送らず消した。
結局生きるしかないのだと
諦めていくことが大事だ。
人生に多く必要なのは
諦め、呆れ、我慢の3つだ。
明日嫌なことが待っている。
進みたくない。なんて時は
開き直って
その嫌なことに全力を注げばいい。
疲れきって眠った頃には
もう夢の中なんだから。
家に帰ってカプセルを捨てる。
スマホを開き
時間を確認する。
もう寝ようか。
明日こそ報われると願って。
それではみなさん
"Good Midnight!"
ふと振り返ると
無数の足跡
私に沿った恋人の足跡
あの大きな足跡は父さんの
あれは野良猫 小さく、細い
1番濃いのは私
すべての足跡 思いの足跡
前を向いて、まっさらな地面へ