『通り雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
野原の小道を歩いていると、
パラパラと雨が降ってきた。
「雨だ!」とミクは叫んだ。
傘なんか持ってないから、私
たちは急いで大きな楠の下までかけていった。
「あーあ。濡れちゃった」
私が言うと、ミクは「すぐに乾くよ」笑った。
「あ、雨止んだよ!通り雨だったみたい」
私たちは手を繋いで家までの道を歩き出した。
“通り雨”
通り雨。
通り雨の割には
本当に
土砂降り。
飛行機雲が出たら
通り雨の
合図。
通り雨を
笑いながら
2人で
相合傘しよー。
熱大丈夫かな?
通り雨
慌てんぼ
傘を持たずに通り雨
あなたの店の軒(のき)に逃げ込み
お題
通り雨
通り雨
お題に私の好きな俳優さんの名前が入ってます。
もう随分昔のことですが、私の住む街で彼が出演するドラマのロケが行われまして。
見に行きましたよ、仕事そっちのけで。えぇ、当時からダメ人間ですよ。
いつもは画面越しに見る彼が目の前にいるなんて信じられなかったな。間近で見る彼はもっと素敵でしたよ。フフッ。
同じシーンを何度も何度も撮り直し、こんなに時間をかけるのかと。演者もスタッフも大変なお仕事だなと思ったわけです。
私も頑張らないとね。
新人ですから笑。
覚えなきゃならないことがあり過ぎて、頭がオーバーヒートしそうです。
通り雨に打たれて、クールダウンしたいですね。
それではまた。
end
君は九月の朝に吹き荒れた通り雨
叩きつけられて
虹を見たんだ
そこで世界は変わった
#通り雨
【通り雨】
◀◀【ジャングルジム】からの続きです◀◀
⚠⚠ BL警告、BL警告。誤讀危機囘避ノタメ、各〻自己判斷ニテ下記本文すくろーるヲ願フ。以上、警告終ハリ。 ⚠⚠
社長が現場で作業している ―― 事務所で聞いたとき、何かの符牒か大袈裟な言い回し、もしくは聞き間違いだと思っていた。しかし倉庫の迷宮をさまよい、行き着いた場所で目にした光景はまさに耳にした言葉の通りであった。本当に社長 ―― 企業のトップ、代表取締役が作業着姿で安全靴を履き、ヘルメットをかぶり、ニトリルゴムの手袋をはめてフォークリフトを乗りまわし、荷捌きをしていたのである。ゴウゴウと通り雨のような騒音の中、エルンストが耳打ちしてくれた。「フォークリフトにいるのが社長、父のレオンハルトです。そして壁際で天井クレーンを操作しているのは専務のゲーアハルト、父の弟、僕のもう一人の叔父です」ナンバーツーまでもが協力しての現場作業 ―― いかに親族経営とは言え、なんとも壮観な眺めであった。
「おーい、onii−chanたち!エルがお客さん連れてご帰還したぞ!ちょうどいい、休憩しよう!」
いつの間にか赤毛のギュンターがそばに来て作業する彼らに大声で呼ばわってくれた。知らない単語が聞こえたが、どういう意味だろう?やがて騒々しい機械音が静まり、手を止めた最高役職の二人とその弟、三人兄弟が仲良く並んでアランとエルンストのもとへやって来た。
「社長、ただいま戻りました。遅くなってすみません」
エルンストが一番長身の人物へ歩み寄ると、その人物はヘルメットを脱ぎながら慈愛の笑みでおかえり、と温もりのあるよく響く声でねぎらいの言葉を掛けた。
「よくぞ見事に立ち回ってくれた、エルンスト。社長として父親としてお前を誇りに思う。仕事が終わったらそのときの冒険譚をぜひ話して聞かせておくれ。 ―― して、この御仁は……もしや?」
彼らから少し離れたところで佇んでいるアランへと視線を移して、訊ねる社長の声が弾んでいた。当然だが、誰だかはみな察しはついている。エルンストは笑ってうなづき、アランのもとへふたたび戻って腕に手を添え、彼らの前へと歩ませて引きあわせた。
「そうです社長、先に電話で話した恩人のジュノーさんを訳あってここまでお連れしました。 ―― 紹介します、アラン……ジュノーさん、彼がイダ・スティール・プロダクツの社長、レオンハルト・ヴィルケです」
さっきまで北の言葉で彼らと話していたエルンストだったが、アランへはわざわざ南の言葉に変えて話し掛けた。一番最初の出会い、ワークショップのときから交わした言葉が南の言葉だったから、僕の母語は南の言葉だと思っているのかな?そんなことを考えながら、まずアランは社長と対面した。
「わざわざこんなところまでお運びくださるとは恐縮です、はじめましてジュノーさん。社長でエルンストの父、レオンハルトです。あなたのことは息子から電話で伺っておりました。休暇でご旅行中のところを息子とわが社員の危機を救っていただき、本当に感謝しています」
社長も息子に倣い南の言葉で卒のない挨拶を述べてくれたが、あまり得意ではないのだろう、話しづらそうだった。脱いだヘルメットを小脇に抱え、手袋を外して少々汗ばんだ手をポケットチーフで拭ってから握手の手を差し出した細かい心遣いが実に上品で、アランはなんの衒いもない笑顔でにっこりと、差し出された右手を心持ち強く握り締めた。
「お会いできて光栄です、ヴィルケ社長。このたび縁あってエルンスト・ヴィルケくんと友人になりました、アラン・ジュノーと申すものです。お差し支えなければこのまま北の言葉でお話ししても構わないでしょうか?」
北の言葉で挨拶を返すと、途端に社長の緊張が一気に解けたようだった。
「おお君、我らの言葉がつかえるとはありがたい、お気遣い大いに感謝しますぞジュノーさん……いや、アランとお呼びしても?」
さっそく北の言葉に変えた社長は握手に加えて肩まで掴んできた。かなり親密度が上がったらしい。エルンストとは色の違う青い目がキラキラして見えた。
「あなたには是非そうお呼びしていただきたいですね。喜んで」
そう答えると莞爾とした笑みで掴んでいた肩をバシンと叩き、ひときわ強く親しみを込めて握手の手を揺らしたあとに解いてくれた。がっしりした長身で金髪、というよりは砂色の髪で碧眼、見るからに北の、さらに北の冷徹なイメージを思わせる身体的特徴の具現者だが、中身はどうも正反対らしい。無邪気でお茶目な雰囲気が伝わってくる。
「ならばアラン、当然君も私のことは今後社長ではなくレオと呼んでくれるのでしょうな。もう君はわれらの身内も同然だ、なあゲア、ギュン。お前たちも挨拶なさい」
にこにこしながら両脇に従えた二人の弟の背を威勢よくバシンとはたいてアランの方へ押し出した。社長のご機嫌なはしゃぎっぷりに苦笑いしつつ、エルンストが教えてくれた専務の方が先に右手を出してきた。おや?彼には見覚えがあるぞ。驚いてまじまじと見つめると相手も信じられないといった顔でまばたきを繰り返しアランを見つめ返す。ほどなく気を取り直した専務の方が先に声を掛けてきた。
「これは……どこかで聞いた名前だと思いました。どうも、ジュノーさん。何度か本社で顔を合わせたことのあるゲーアハルト・ヴィルケです。こんなところでお会いするとは奇遇ですね!」
そうだ、彼だ!自己紹介を聞いてようやく思い出し、アランはゲーアハルトと握手を交わして愉快に笑いあった。不思議な再会、今日はこれで二度目だ。乾杯!エルンストからヴィルケと聞いて、どうして今まで彼を思い出さなかったのだろう。完全にオフに切り替えていたため、仕事関係のことは頭から一切合財放り出していたようだ。隣でおとなしく佇んでいたエルンストが驚いて割って入ってきた。
「え、叔父さん、アランと面識があったの?」ほかの兄弟も目を丸くしている。へえ、彼のことはちゃんと「叔父さん」と呼ぶんだ。
「本当に奇遇ですね、ヴィルケさん。まさかあなたのお膝元でこうして再会出来るとは思いも寄りませんでした。ご無沙汰しています」
もしかしてバルマーの人?不思議そうな顔でギュンターも入ってきた。エルンストは詳細な説明まではしていなかったようだ。ここらへんでしっかり自己紹介しておいた方が良いか。そう判断したアランはゲーアハルトとの握手を終えてあらためて姿勢を正し、みなに向かって口を開いた。
「申し遅れました。実は僕、御社にはグループ企業の親にあたるバルマー本社のマーケティング部門でデータアナリストを務めていまして、ゲーアハルト・ヴィルケさんとは取締役が開く会議で何度かお付き合いがあったんです」
そう説明すると社長がたまげた様子で「なんと!世の中狭いものだ!」と大いに感嘆した。エルンストも驚いた顔のまま、「データアナリスト……本社……北へ移動していたんですか?」まるで知らない人のように聞いてくる。ああそうか、彼は講師としての僕しか知らないんだったな。そう察してアランは補足した。
「そうなんだ。君と初めて会ったワークショップはたしか南の支社だったね。あれから僕は間もなく本社に廻されてしまったんだよ」簡単にわけを言うと、そうだったんですね、だからさっきの電話、北の言葉で……と独りごちて納得した。そのやりとりに耳聡く気付いたギュンターがふたたび聞いてきた。
「あれ、ということは二人、今日初めて会ったんじゃなかったのか?なんだ、ワークショップって?」
エルンストがなぜか恥ずかし気に肩をすくめ、「オリエンテーション・ワークショップだよ。その……僕が二年前に参加した時の講師が、偶然このアラン・ジュノーさんだったんだ……」そんな決まり悪い調子で告げた。すると思い当たったらしい。ギュンターは大きくうなづき、
「あー、あれか、最初行くのグズってたやつだな。で行ったら行ったでめちゃくちゃ張り切り出して、終わったら今度はこの世の不幸を全部背負ったみたいに、いつまでも落ち込んでメソメソしてたあれか。へえ!こりゃまたすごい偶然だ!あんた、相当ウチに縁があるんだね」
感心した面持ちでアランとエルンストを見つめながら豪快に答えたものだった。
ほお……それは知らなかった。メソメソ……そんな様子のエルンストを、さっき食事の席で見たような……チラッとアランは隣を伺うと案の定、ギュンターの悪びれない赤裸々な暴露に真っ赤になって、うつむき加減にそっぽを向くエルンストの姿があった。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶
突然降り出した雨の中
傘のない私たちは
公園のベンチまで走った
あそこには屋根があるからと
君は私の手を取り走り出したんだ
公園に着いてすぐ雨は上がり
通り雨だったねと
君は笑った
初めて繋いだ手の感触に
私の鼓動は高鳴ったままだった
珍しく身体を動かしたくなり
長い事靴箱で待機していた
New Balanceのシューズを履き
ウォーキング!!
秋風が心地良くテクテク歩いた
「毎朝ウォーキングしようかな」と
思いつつ私の性格では早起きは
無理だろうと最早諦めの心境、、、
歩きたい時に歩けばいいと
自分を正当化した矢先
雨が、、、、
あ〜ぁ、新しいシューズがぁ、、、と
気になりつつも雨はすぐ通り過ぎた
秋の空と私の心は通り過ぎるのが早い
#通り雨
形の無いものの続き
通り雨
ハイネクラウンは、今 最高に幸せだった
外に雨脚が強い通り雨が降っていても
全然憂鬱にならなかった。
「ハイネ~これ私の....傘....使って....」
シズクが自分の赤い傘をハイネに差し出す。
「はぁ 別に通り雨だしすぐ止むし
要らねぇよ!」シズクの好意は、嬉しいが
本当に通り雨らしくさっきまで強い雨脚
だったが だんだんと弱い雨脚になって
きている。
家までだったら走って帰れる。
「でもミーナと....ナイトは....一緒に傘を
差して帰って行ったよ....」
「まぁ あいつらは、一緒に住んでるし....
それに二人っきりになりたいんだろう!」
此処の所ミーナとナイトには、世話をかけさせてばかりだったのでたまには二人っきりにさせてやろうとハイネなりの配慮だった。
するとシズクが少し俯いて....
「じゃあ....私が傘を差して ハイネを
送って行く....」と何だかシズクが決意した表情でそんな事を言うから....
「はぁ! 良いって 帰りお前が一人になる
だろうがそっちの方が危ないだろう!
もう良いよ雨止んだしもう行くじゃあな」
とハイネが背中を向けて立ち去ろうとした
時シズクがハイネの腕を引っ張った。
「じゃあ私の傘だけ持って行って....
そうしたら 返す時....少しだけハイネと
二人っきりになれるから....」そう言って
シズクは、ハイネにはにかむ
「私....ハイネの....か....彼女として....
ハイネに....もっと....好きになって貰える
様に....頑張るね....!」そう言ってシズクは
赤い傘をハイネに渡し自分も顔を赤くして
そのまま逃げる様に寮に戻って行った。
そんなシズクの立ち去る姿を見ながら
ハイネもまた顔を赤くしていた。
そうしてそのまま顔を隠す様に地面に
しゃがみ膝に自分の顔を埋める
(馬鹿シズク....あいつ俺を殺す気か...)
ハイネは、赤い傘を大事に握りしめ
もうとっくに雨が通り過ぎて
眩い陽光が差し込む空へと一歩踏み出し
口元を緩ませて自分の幸せを噛みしめるのだった。
コンビニで買った
最後の一本の傘
あとから濡れながら来た君は
入口で雨宿り
向こう側の空は
もう明るいけど
露先から落ちる水滴が
間に合うよって背中押す
地面打つ雨音のスピードを
僕の心音が追い越した いま
君に
なんて話しかけようか?
【通り雨】
『ごめん』
そう言って去った君
どうせあの子の所にいくんでしょう?
悪かった天気も
待ってましたと言わんばかりに雨が降ってきた
雨を感じて思う
あの子が泣いたらきっとお天気雨で
青空の中、雨粒をキラキラと輝かせる
私が泣いたら通り雨なんだろうなぁ
太陽の光を遮って雨を降らす
私はお天気雨の方が好きだ
―――通り雨
通り雨
午後休憩でお茶を飲んでいたら、緊急速報で通り雨の予報が送られてきた。またかと思いながら重い腰を上げる。通り雨がくる以上安穏とお茶を飲んでるわけにはいかない。作業場に行くと、ぶーぶー文句を言いながらも全員集まっていた。重要性も緊急性も全員が承知しているのだ。基地の長として私は命じる。
「総員武器を持って持ち場につけ」
硫酸の雨を撒き散らしながら通り雨がやってくる。やつら、雲状超硫黄分子生物通称通り雨はこの惑星の先住生物だが、人類のこの基地を破壊するやっかいな連中だ。意思疎通はできた試しがない。ふわふわした綿雲のような外見はある意味可愛げがあるが、やつらがいる限り基地を安全に保つことはできない。この基地は当初攻撃されることを想定していなかったため攻撃手段はすべて後付けだ。やつらは一地方の気象現象だと思われていた。意志を持って攻撃するとは予測されていなかったのだ。
通り雨のあと溶けた穴だらけになった基地の外装を補修する。できる限りガラスで覆われている基地だがすべてをガラスで覆い切っているわけではないので通り雨のあとはいつもこんなものだ。今回もひどい通り雨だった。死んだ通り雨たちがぐずぐずと地表を溶かしている。地球のような風情ある通り雨はこの惑星に存在しない。水だけを落として通り過ぎる地球の雨が懐かしい。
通り雨に濡れる窓から動く景色を眺めていた。
彼は私が必死に取ってきたUSBをパソコンに繋ぎ、
何かを調べていた。
「頭、ぼーと…する…」
彼は私の頭を撫で
[お疲れ、ありがとう。]
と言った。
海の上を走る電車の中から雨上がりを見た。
右に雲が流れてゆき、
空を切り開いたように光が差し込む。
「天使の梯子…」
[ん?あぁ、薄明光線だな]
「うん、私…お迎えかも」
[?!、お前に死なれたら困るぞ、]
「…そ?」
その後の記憶は危ういが彼が
『おやすみ、猫未』
と、呟いたのを頭の隅で聞いた。
❦
君と別れた後、
雨が降り出した。
涙を隠してくれる
通り雨。
この雨がやまないうちに
バスに 乗ろう。
君との思い出も
流されないうちに…。
お題:通り雨
二つ思いついたので二つとも
1.
いつからだろう
通り雨はゲリラ豪雨になった
神様の涙腺もゆるくなっちゃったかな?
2.
昔から雨が好きだった。
アスファルトの匂いが、涼しげな空気が、静まる街角が、なぜだか心地よかった。
まるで自分だけの世界のような晴れ晴れとした気持ちになった。
通り雨
きっと空も突然
泣きたくなる時があるのかもしれない
誰かの代わりに
泣いているのかもしれない
涙を流せない誰かのために
雨となって
雨音で悲しみを癒すように
冷たい雨で、
怒りや憎しみを冷ますように
雨上がりの虹で
誰かの心を青空にするように
数年ぶりに熱を出し床に伏せっている
38℃位の熱なら気合で動いていたが
コロナからこっち、今のご時世は
風邪さえ大病扱いで寄るな触るな…だ
だから、私も世の中の流れに身を任せ
仕事はあっさり諦めた…
気候も人生も一緒だな…
昨夜はピンピンしてたのに一寸先は
わからない。
さっきまで青空だったのに、急に真っ黒な
雲に覆われどしゃ降りになる空と一緒
まるで「通り雨」のようだ…
私の身体…明日はスッキリ晴れますように
こんな人生
もう嫌だ!
全員殺してやる!
そう言った男の身体には
大量のダイナマイトが括り付けられていた。
大都会のど真ん中
騒然とする人々
蒼然とした顔になる警察達
死にたくないと逃げ惑うお金持ち
死ねるチャンスでは?と期待する人達
マスコミは恐怖よりも好奇心に駆られている
現場にいないアナウンサーの焦る顔
そして、ついに男はダイナマイトに火を付ける!
あぁ!終わりだぁ!!
と、思ったが一瞬のような出来事は
何事もなかったように一瞬で終わった。
男は何とも言えぬ顔で
ただ、呆然とその場に立ち尽くしていたのだった。
タイトル:通り雨
「通り雨」
雨が降っている端を見た事ある。
レースのカーテンを
するように降っていたよ。
「 通り雨 」
狩りに行く前、ほんの少し小雨がいたせいか狩りが終わる頃には少し本格的に降ってきてしまった。
「 … ぁ 、 雨 …… 。 」
森の中なので勿論雨宿り出来る所も無く、小走りで来た道を戻り数分すれば、対抗側からガサガサと音が近付いてくる。
“ 獲物か 、 ? ” なんて思いながら一応、弓を構えて。 ようやくその音の正体が見えれば自分も相手も唖然とした
「 … なんだ 、 頼重殿か …… 。 てっきり 獲物かと 思いましたよ ,, 」
「 いや 〜 、 すみませぬ 。 雨が降って来た と思い 時行様 1人では 危ないと 思いまして 、、 」
「 ……… それなら 雨が降る前に来て欲しかった です 。 」
「 ふふ 、 でも 通り雨で 良かったでは無いですか 。 これ以上 降ってたら 風邪をお引きに なられまする , 」
「 確かに そうですね 、 … 帰りましょっか 、 今日は お肉パーティー ですよ !! 」
「 勝つまで逃げよ __ 」