『通り雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
傘を持ってなくて
雨宿りに入った喫茶店
出てきたのはクリームソーダ
しゅわしゅわ甘くて。
飲み終わった頃
空には虹がかかってた。
『通り雨』
雨が降る予報はなかった
今日は曇りのはずだった
突然の雨
土砂降りのようだ
そして
頬に流れる水
全身ずぶ濡れ
今日の通り雨は
私の涙を隠してくれた
# 135
締め付けられるような貴方への思いも、
通り雨のようにはやく過ぎ去ってくれたら、
きっと私も楽だろうに。
「通り雨」
〜通り雨〜
通り雨が降った
とっても激しいものだった
天気予報は見てなかったためいきなりだった
でも、よく見ると向こうは晴れている
そしてやがて虹が出た
人生もそうなんじゃないかな
怖くて辛い通り雨が降っても
きっと先には太陽のような希望がある
雨が降ったか虹が出る
だからその時まで待とう
「通り雨」
あなたと別れて
反対方向に歩き出す。
まだ一緒にいたかった
ずっと一緒に生きていたかった。
幸せに どうぞ。
振り返りたい気持ちを
息を止めて堪えて
こらえて、視界がどんどんにじむ
どうか、雨よ
あなたに知られないよう
私の頬にだけ
あなたに気づかれないよう
私の頬にだけ
どうか、雨よ。
どうか、今だけ。
「通り雨」
君と仲良くなれてすごくうれしかったけど、それはほんの短い間のことだったね
とても悲しくて、僕は泣いた
だけどそれは通り雨みたいなもので、すぐに気持ちも晴れるはず
そう思っていたのに
あれから季節はいくつも過ぎたのに、今も僕の心には悲しみの雨が降り続けている
通り雨
通り雨、
どれだけ辛くても
苦しくても
悲しくても
通り雨のようにすぐには
止まらない
通り雨、
嬉しさ、幸せ、喜びは
通り雨のようにすぐ
なくなってしまう
でもずっと続くこともある
通り雨、
みんな、私のことを
助けてくれない時がある
まるで私が、
いないように
なぜだろう?
そんな時は
一瞬、
胸がギュッと
痛くなるは、、、
もう何書けばいいか分かんない。
これからどこを歩んで生きていけばいいですか?
日記
悲しい
船から去る時に、入り口で、譲り合いになったが、両者無言で、譲りあっていた。客観しするお、これって譲っていないよと思った。引っ込み思案な二人のセカイでした。混雑の原因。流れで行くのが苦手。混んでいる時は、譲らずに、頭を下げるまたは、感謝を述べたい。
悪酔いして、吐いている人がいた。6万売り上げて吐きそなコンカフェ嬢を思い出した。あたたかいめど見守った。客と店員の境界を、超えることは決まりが悪いからたま。店員ではなく友人だとすると、こういう時は、まだ、辛い時こそ、相手をしんじ、やれると励ませる人になりたい。今日の私は24億円分売り上げた。死にそー
『通り雨』
…あ、雨降ってる……
傘忘れちゃった……。
あれ、もう雨止んだ?
良かった~……でも降ってきたのは許さん。
「通り雨」
わたくしを取り巻く空気が変わりました。そのことに気づいた時には、少し遅かったのですね。すぐさまザァザァと音を立てながら雨がわたくしの身体を濡らしました。これは、まずい。咄嗟に駆け出して、近くにあったコンビニエンスストアへ逃げ込むように向かいました。
ドアの向こうではわたくしのことを待っていましたとばかりに、透明色の傘たちが出迎えてくれました。ここはお店の策略にはまりこの中のひとつを買ってしまおうかしらん。いや、そうだとして、意外にも種類が多く悩ましい。こちらの大きいものか、そちらの安価なものか。ついでに、他のものも買うべきか。もしかすれば、まだ見ぬ新顔の菓子が、これまたわたくしのことを待ってくれているかもしれない……。あとはこれも買っておこう。あれも、今すぐには必要ではないがあったら欲しいかもしれない。待て。そもそも手持ちは足りるのか。今は幾分、懐が寂しい。
では、傘と、この飲み物だけにしよう。そう決めて、購入をする。新しい道具を手に、ほんの少しの高揚感を覚えながらわたくしが外に出たならば、空には美しい七色の橋がかかっていた。
9/27「通り雨」
急に降ってきた。雨宿りのできる場所を探す。裏通りにひさしのある店はなく、表通りに出ようかと思うと、
「あら」
丁度ドアを開けた女性がいた。
「よかったらお茶をいかがですか?」
小さなドアの奥は喫茶店のようだ。せっかくだから入らせてもらうことにした。
淹れてもらった紅茶を味わいながら店内を見回す。落ち着いた雰囲気の店だ。
「みなさんおっしゃるんですよ、ここは別の時間が流れてるみたいだ、って」
確かに時を忘れそうだ。女性としばし話をし、礼を述べて会計をする。
外に出ると、雨は上がっていた。そして―――
見たことのない建物の群れ、見たことのない街並みが広がっていた。
ここは、どこだ? いや、「いつだ」と言うべきか?
振り返るとそこにドアはなく、長い通りがあるだけだった。
(所要時間:8分)
テーマ:通り雨 #318
「通り雨に降られた―」
息子がビチョビチョになって帰ってきたものだから
何事かと思えば通り雨に降られたらしい。
あれほど朝傘を持っていけといったのに
へーきへーき。
なんていうからだ。
「風邪ひくから早く着替えて!」
私が必死に言ってもすぐには着替えない息子。
これだから通り雨は困る……。
『通り雨』
アイツなんて
通り雨みたいなもの
そう思ったら
傷つかずにすむのかな
遊ばれてたのは
アイツの方
って思い込んで
きれいさっぱり忘れよう
あれ?
雨かな?
違う
これは涙
大雨だ
天から、雫が落ちてくる。
まだ雨足は弱く…傘を差すのを、ちと…躊躇った。
土は多くの水を含み、道が泥々していた。
卸したての靴には、多くの水気を含んだ…砂利と泥がへばり付く。
高値を叩いた靴に傷が付き、汚れると思うと…何気に落ち込んだ。
水は、大地を潤し…豊かにする。
大地が豊かに成れば、戦は起きにくい。
戦が起きなければ、その地の住人は…故郷を追われない。
土地を追われ無ければ、物盗りに成らずとも…生活することが出来る。
物盗りが減れば、その地は…治安が良く為る。
治安が良くなれば、その地は経済的に豊かになる。
経済的に豊かに成れば、その地は発展する。
だから、少し靴や裾が泥で汚れたぐらいで、機嫌を悪くしたくないものだ。
まあ、それは…もう少し先のことに成りそうだ。
どうやら、和多志が大人になれるのは、もう少し先らしい。
いつかは、ちょっとした災難も笑い飛ばせたらなと思った。
泣いてもすぐに笑えるように
転んでもすぐに立ち上がれるように
悲しみや苦しみに留まらないように
悲しみの先の喜びを
苦しみの先の幸せを
僕は君に伝えたい
通り雨が残した虹のように
新月の夜の星のように
君が感じる全てのことに意味があると
僕は君に伝えたい
全ての悲しみや苦しみから
君を守ることは出来ないし
代わってあげることも出来ない
それでも僕は
君にそう伝えたかったんだ
#98【通り雨】
漫画やドラマのような
通り雨シチュはなかなか訪れない。
私の中の「遭遇したいシーンベスト10」に入る
突然の雨に慌てて適当な軒下に入ったら
イケメンのお兄さんも入ってきて
なんか知り合って良い感じになっちゃうやつは
人生でもう遭遇しないだろう。
イケメンのお兄さんがイケてるおじさまなら
ワンチャンあるかもしれないけど。
…いやまて。
イケてるおじさまは、傘を持っているのでは?
それ以前に車に乗っているのでは?
「送りましょうか?」的な展開も期待できるのでは?!
いやいや、知らん人の車に乗ったらアカンやろ。
イケてるおじさまは何考えてるかわからんからな。
気を付けねば。(TLの読みすぎ)
ふぅ。一旦落ち着こう。
通り雨に期待することなんて
「電車が止まりませんように」だけで充分よね。
下らない妄想はやめて
今日はもう寝ましょうね。
通り雨
ぽつ、と顔に雫が垂れたと思ったら、ザァッと雨が降り出した。
慌てて近くの店先に入って、鞄の中の折りたたみ傘を探す。底の方からやっと引っ張り出した時、雨は上がっていた。 通り雨だったのだ。
なんだか損した気分になり、折りたたみ傘を再び鞄に入れて、空を見上げると、大きな虹がかかっていた。
「・・・いいことありそう」
店先から出ながら、そんなことを呟いた。
とある日の通り雨に降られた人の話。
「なんか黒くね。」
そんな事を不意に言うようなやつだった。
「お前、、、、何見て言ってんだよ、。」
当たり前のように、いつものように声を発した。
「え、あ、見えない?」
「見えない。」
「そっか、、、。」
通り雨みたい。
確かにな。まあ意図して見える訳じゃねえし。
お前にしか見えなくて、お前にしか見せる気が無かった俺の心の権化。 お前の瞳にしか映らない可愛そうな俺の心を、照らして表に引っ張ってったのはお前だけだった。
だから、お前にしか見えないように、上手く隠すんだよ。
「この後家でゲームする?」
可哀想なのは俺だからな。
表通りは雨だったが、、路地を一本入ると雪がちらついていた。気温が十度は下がったと思う。
通り雨があるなら、通り雪も降るだろう。
雨宿りがあるなら、雪宿りもあるだろう。
わたしは路地を少し入ったところにあった立ち飲み屋で雪宿りをさせてもらうことにした。
立ち飲み屋なので、もちろんみんな立って飲んでいる。路地に向かってそれぞれの背中とお尻を向けて立っている。その向こうの店主らしき老人の顔だけがこちらを向いていた。
老人はわたしを認めると、顎を少しだけ左に振って、そっちが空いてるよ、と教えてくれた。
何にする?
客を客とも思わないぶっきらぼうな口調で老人は訊いてきた。
雪が降り出したら、そりゃあ熱燗でしょ。
老人はそれに返事もせず、青菜の煮浸しをんたしの前のカウンターにすとんと置いた。
アテは?
やはり老人はぶっきらぼうに訊いてきた。店主がそういう口調で話し、それに違を唱えない客だけが集まるのが、この店のあり方なのかもしれない。
おでんの盛り合わせで。
さっきからおでんの出汁の良い匂いが漂ってきていた。
生姜醤油も。
とわたしは付け足した。
了解。
と老人は言い、今度は熱燗とぐい呑みをわたしの前に置いた。
冷えると思ったら、外の雪は本降りになっていた。
わたしは手酌の酒を一口で飲み干した。
明日の朝にはけっこう積もってるかもしれない、そう思い、そう願いながら、わたしは二杯目も飲み干した。
雪の降りはさらに強くなっていた。