『逆光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逆光
聖斗「れいちゃーん!やっほー!」
玲「宇田川ーどしたー?」
聖斗「ツーショット写真撮ろ!」
玲「いいけど」
聖斗「やった!いくよー」
玲(あーこっち逆光になるな)
聖斗「パシャ!」
玲「セルフシャッターお疲れ」
聖斗「あ待って!?逆光になっちゃった!!」
玲「あーあ」
聖斗「ふぐぅ……」
玲「貸して。加工してい?」
聖斗「いいよう……」
玲「まあこれぐらいなら……はい」
聖斗「わ、わ!すご!!ありがとれいちゃん!!」
玲「いーよ」
聖斗「この写真L○NEに送っとくね!ありがとー!!」
玲「……」
ポッポポ♫
玲(保存保存…)
貴方の優しい瞳の中で。
毎朝、毎日、毎週、貴方の瞳の中が好きな私。
優しくて、だけど何処か物悲しくて、
だけどそれを覆い隠すような瞳の温かさ。
貴方の性格が好きな訳では無い。
子供っぽい性格で、私と付き合って間もない時から浮気性な貴方。
私は貴方の事なんて、殺しちゃうぐらい嫌い。
だけど、貴方の瞳の中は好き。
「そんなに見つめてきて、どうしたの?w」
瞳の中が好き
というだけで、ずっと浮気性な事を知らないフリをしながら付き合って居る私。
それが浮気した女にも見せてると考えると、今にも
グサッ
と殺しちゃいたい。
だけど、ここは我慢する。
別れちゃったら、一生貴方のような瞳の方に出会う事は無いと思うから。
「…ずっと一緒に居たいなぁ…。」
「大丈夫だよ。俺はキミの"瞳の中に居るから"。」
燦々と降り注ぐ太陽が、
あなたの輪郭を曖昧にする。
逆行に刺されたため、手っ取り早くフラッシュに介錯を頼んだ。そうして出来た私の死体はゴミ箱へ直行した。
____
逆光でものが見えにくいその数秒のことでしたな。34人が殺された。今日はものすごい太陽が眩しい、人が死んでいる、地中海あたりの植生、突如始まったミステリーを通りすがりの探偵、では残念ながらないフリーターの俺は厄介事に巻き込まれたくないので、犯人は逆光のせい、否、太陽のせいであると決めつけて右に流した。いよいよムルソーが飛び出してきそうなのだが僕は死んだも同然の人間だから迷わず突き進めばOK。線路は続くよどこ吹く風、だ。
もしもムルソーが出てきたらカミ(ュ)殺せばいいし。
賞金が入るか、それともただの殺人犯となるか、いやただの殺人犯どころか大量殺人犯となるかもしれんな。
ほれ逆光がきた!目がぁ!僕は目を瞑って歩き出した。
34個の死体の間をするりするりとかいくぐっていく。
今思い出したがそのうち3人は俺が殺していた。
僕たちの歩く人生の道の先は、何が見える?
僕は、何も見えないよ。だって、何も見えない。
逆光で、何も見えないよ。
でも、一つわかることは、逆光で先が見えなくなってしまうほど、明るい未来が待っている、ということ。
足元すら見せようとしない逆光。そのせいで、一歩先が、果てしない落とし穴なのか、つるつる滑る氷なのか、それすらもわからない。
でも、この強い光の元がなんなのか、その先には何があるのか、それを知るために、僕たちは必死に生きてるんだ。
未来なんて見えない。だって、明るすぎる未来が、待っているんだから。
逆光
逆光で見えにくかった信号機
いつの間にか改良されたりして見えるようになっていたりする
誰かが気にして報告してくれて
それを何とかしてくれた誰かがいて
ぼんやり不満に思ってるだけじゃダメってことですね
『逆光』
「またね」と別れたあの日
あなたの顔は見えなかった
逆光に照らされた
雫が2つ
光ってた
逆光
読み方:ぎゃっこう
【英】backlight
逆光とは、カメラ用語で、主な光源が正面方向にある状態のことである。
逆光の状態で撮影すると、被写体の背後の明るい背景に露出が合うことになり、暗い(アンダーな)画像になってしまうことが多い。
一部のデジタルカメラなどが搭載している逆光補正機能を利用すれば、逆光で撮影しても適切な露出で撮影できる。あるいは、撮影後にフォトレタッチソフトを用いて明度を調整することもしばしば行われている。
また、撮影技法のひとつとして、逆光を利用しシルエットを強調した写真を撮影する手法がある。
なお、逆行に対して、撮影者の後ろに光源がある状態は順光と呼ばれる。
【Weblio国語辞典】より
一回やってみたかったギャグです。
せっかくいいテーマだったのになぁ。
書けなかったことが唯一の後悔。
未来が見えないのは、きっと逆光が強すぎるだけだ。
/お題「逆光」より
逆光
あえて逆光で写真を撮ろう!
ママ友との御朱印巡り…
シワもシミも写らない様に♪
逆光
逆光の絵を見ると影の部分が印象的だ。
影があるからこそ、絵にリアル感をもたらす。
ただの白い紙が立体感を得る。
僕は思う。
それはとても素晴らしいことだ。
僕は対になって並んでいる言葉が好き。
光と影。
太陽と月。
天と地。
生と死。
必ずものには裏があると表している。
だから、僕は思うんだ。
人の立場にも表裏があること。
光を輝かせるために影は小さく、けど濃く。
影を濃くしすぎないように照らす光。
僕はどちらかというと影の方だね。
こんな感じでいろんなものに表と裏がある。
けど、1番知ることができないのは人間の心だ。
その人が本心で言っているのか。
裏にメッセージがあるのか。
それは演技じゃなくてありのままのあなたなのか。
繕ってできたあなたの姿なのか。
知りたくても知る方法なんて限られてる。
演じるのはいいかもしれない。
やっぱりさ、自分が大事に思ってる人とかに嫌われるのって嫌じゃん?
けど、その姿を正反対にし過ぎると辛くなるよ。
大変になって疲れるだけ。
だから、あんまり頑張りすぎないでね。
#逆光
見えてるつもりで
何も見えてはいなかったんだ
キミのこと
勝手な思い込みと
好きというワードに
自分をがんじがらめにしていた
いつのまにか
キミもきっとそうなのかも
光の中の闇を抜け出す為に
少しだけ向きを変えて
自分を見つめてみようよ
心の中の好きは
色褪せてはいませんか?
ラビリンス
眼の前のことを熟すだけで精一杯だった。
補習、補習、補習、補習、補習。(@_@)
落ちこぼれ丸出し。(^_^;)
2月の句会の課題『振り向く』だったなぁ〜🤔
取り敢えず、机に雁字搦めなのだ。
実習のレポートは出した。OKI
誰かにまた、あんずちゃんはプレッシャーに弱いとか言われたくない。
だから、私も出来ることをするんだ。
リビングでは、気が散るので自分の部屋に持って来た。
スマホで、ラジオを聴きながら、音楽に木を取られすぎないようにボリュームを絞る。
何処かで、聴いたことのある曲だった。『ワンダーのマーチ🎶』だった。
友達やし先の谷川れいん君や苺さんやみんなが、エールをくれているようだった。
私についた見えない、悩みや出來ないを剥がすような曲だった。
逆光で、見えなくなった風景。
ちゃんと、私にもあるから……。
順位なんて(^_^;)とは、言いません。
想先生に、褒めてもらいとかも想わない。
机の上に、置いてある鏡を見詰めた。
左の涙袋、大分元に戻っているな~(*^^*)🎶でも、傷は否めないな〜。
何となく、『リハト。』と、鏡に呟いた
ぬるりと、リハトは、鏡に映っていた。
リハトの姿は、エプロンに三角巾にハタキの、姿だった。(^_^;)
イケメン台無しだねぇ~。『あんずさん、オレは今、師匠から言われて、中条しのぶさんの神社で修行中井なんっすョ~。忙しいんです。用事無いならまたね。ーーアップ、
あんずさん、補習頑張って下さいねぇ〜(*^^*)🎶、『オレもちゃんと頑張っていますからねぇ〜。seeyou(^^)/~~~』と、リハトは、鏡の中へ消えて行った。
窓の外は、雪起こしの風かつよく吹いていた。スマホのラジオから槇原敬之さんの『北風』🎶が流れている。リハト、今は、同士だネ。お互いに頑張ろうねぇ〜(( ・ิω・ิ)
もう一度、乱れた姿勢をしゃんとしたのだ。
終わり
⛓
お風呂から上がってきてリビングに行くと待っていたと言わんばかりにすぐクラピカが話しかけてくる。「…🌸、何か私に隠している事があるんじゃないか?」開口一番にそんな事を言われたものだから「へぁ?」と思わず間抜けな声が漏れる。「この隣の男は誰なんだ?」携帯に映る写真を見せられ画面を覗くとこの間 従兄と買い物に行った時のものだった。「ねぇ違うよクラピカ、これ私の従兄」少し笑いを堪えながらそう伝えると目を見開いて顔を赤らめるクラピカ。「そう、だったのか。すまない、けど、ちょっと距離が近くないか?頼むからこんな心配をさせないでくれ、心臓に悪い…」そんな事を言いながら抱きしめてくる姿が可愛いなぁと感じつつ、「ごめんね、これからはちゃんと連絡をします!」と言いながらちょっと反省する。
くっきりとした欅の枝
街灯
土手を行くランナー
犬と少女
夕日に浮かび上がる
すべてが影絵の物語
「逆光」
#311
300字小説
逆光の写真立て
「なんでこんなものを持って帰ってきたんだろう」
突然死した先輩の形見分け。皆が服等を頂くなか、俺は何故か棚の写真立てを頂いた。
夕焼けを背景に逆光で人が黒々と佇んでいる写真。俺は首を捻りながら、机の上に飾った。
「……何か聞こえる」
形見分けから数ヶ月。家に帰ると何か声のようなものが聞こえる。耳に手を当て、音の方向を探る。
机の上、あの写真からだ。よく見ると逆光の人物は……、
「先輩!!」
『ここから出してくれ!!』
俺は悲鳴を上げて、写真立てを放り投げた。
「なんでこんなものを持って帰ってきたんだろう」
ゴミ捨て場から帰って気が付くと、何故か写真立てが手にあった。首を捻りながら、私はそれをテーブルの上に飾った。
お題「逆光」
逆光
空が橙色に染まる。光が傾いてキミの姿を黒くする。
きっと僕の姿は、彼から見たら顔が見えるほど明るく見えるのだろう。
僕からはその顔も見えずらいってのに。
長く伸びた影からわかる。キミは僕の後ろから手を振っているんだよね。
キミはいつもそうだ、この時間、この場所でしか会えない。
いつからあったのかわからない、でもキミはいつもここにいる。ここを通るたび、キミはいつもいて、ここを通るたび、僕の後ろをついてくる。
不気味で仕方ない。
キミは約束してくれたね。
この道を通るのであれば、僕のことを守るって。
危ないから守るって。何から守ってるのか知らないけど。
そしてもし、転ぶことがあれば、
その子は今日ワタシの前で躓いた。
そう、転んだのだ。ころんだ、ころんだね。
約束通りにしようね。ころんだんだから。
荒い息遣いがその子から聞こえる。
やっぱりこわいね。あたりまえだよね。
言ったもの、約束したもの、転んだら喰らうって。
ちがうよ、転んでない。
ただ、そう、靴紐が解けたのを直そうとしただけ。
橙色の光が増す。ますますキミの姿が黒くなる。
キミの大きな影が僕にかかる。
なぁんだ、そう。次からはキツく靴紐を結んでおくんだよ。この道は危ないんだからね。あぁ、残念だ。
そうだね、危ないね。ご忠告ありがとう。
もうすぐこの道の終わりだ。
キミとはいつもここでお別れ。じゃあね。黒いキミ。
またね。またこの道を通ってワタシに守られてね。
キミはそう言っていつもの通り手を振ってる。
すっかり日の明かりがなくなった空のなか、
くっきりとキミの黒い姿はみえた。
やっぱり、キミのことはわからないや。
光輝いて見えるような人はたまにいる。聖人みたいな存在。
「お前はほんとに光ってんだもんな」
「む」
隣でラーメンを啜る友人が顔を向ける。その顔は逆光で見えづらいが、どんな表情をしているかは何となく読みとれた。
「いやそれねー初対面の人とかなかなか信じてくれないけど」
彼はセルフで逆光状態になる人間だった。背後から常に謎の光が出ている。おかげで俺は10年間この男の顔つきを知らないままだ。
「不便なこともあるけど夜道とか明るいし便利っちゃ便利よ。……ふかいかたってひゅうのあね」
「食いながら喋んな。あ、すみません替え玉お願いします」
映画館に行くときは黒い服装でパーカーのフードを被って鑑賞したり、クリスマスシーズンに駅前のイルミネーションに紛れたり難儀なことが多そうだが持ち前のポジティブで上手く生活しているようだ。
「でも俺、お前のそういうとこまじ尊敬してる」
「まじ?さんきゅ〜」
このあとはお互いラーメンに集中していたためまともな会話はなく、そのまま店を出た。
「ごちそうさまでしたー」
がらがらと引き戸を閉めると体がすぐに外の冷気に包まれた。白い息が呼吸と合わせて立ち昇る。
「さみ」
「上着もってきてないわ」
「もう一軒行く?」
「そんな入んね。帰る」
「おー」
駅までの道のり、やつが呟いた。
「俺、今まで誰にも言ってないことがあるんだよね」
「何その入り。怖いんだけど」
内心どきりとする。深刻な相談とかされるのか。
「俺って発光してるっしょ」
「まぁ、見ての通りそうだな」
「だから喋ってる相手の顔そんなわかってないんだよね。自分の発してる光が相手照らしちゃって」
「お前もその状態なるんだ」
逆光はまるで自然の演出チームが仕掛けた巧妙なトリック。
太陽が舞台裏に隠れ、被写体が謎めいて姿を隠す瞬間。
その逆光の舞台では、普段の風景が魔法にかかったかのように変わり、光と影が織りなすダンスが幕を開ける。
瞬時に捉えるカメラはまるで時間を止めたかのような幻想的な写真を切り取り、私たちに新たな視点を与えてくれる。
あの日のことはよく覚えてる
初めて二人で遠出した
手をつないで何の気なしに街を歩いて
思いつくままにあちこちへ
海岸線を先走って早歩きする
一緒にいるだけで楽しくて身体が軽かった
後ろから響くシャッター音
振り向くと逆光の中で笑ってる君がいた
スキップしないでと笑いながら言うものだから
わざとゆっくりスキップした