『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
映画を見終わった後の世界はとても綺麗で。
そのまま。
踊るように自転車を漕ぎ、
口笛を鳴らし、
踊るような木の葉の中を。
私はいつだってこの人生を踊れてる。
「踊るように」
鰹節と思ったのは
私だけではないはず。
踊るように首を吊っている君
止めたいのに止められない
体が進んでくれない
声もでてくれない
だめだ...だめだ...まってくれ...!
踊るように
踊るように生きたい
大好きな旅行にたくさん行って
たくさんの美味しい料理を食べて
たくさんの綺麗な景色を見つめ
たくさんの音を聞き
たくさんの感想を家族と語りたい
その行動は私にとって
心と体が踊って過ごしているような感じ
踊るような生き方だと思う
私は踊るように生きたいのである
#踊るように
軽やかに生きたい
しなやかに生きていたい
風を纏うように
闇を月が照らすように
些細なことで囚われることなく
キミの淋しさに寄り添って
僕の弱さも抱きしめながら
踊るように生きてみたい
謳うように生きていきたい
手を取り合ってみませんか?
語りあってみませんか?
優しさのステップを踏んで
《踊るように生きて》
(刀剣乱舞/鬼丸国綱)
鬼丸の今代の主は、一言で表せば"自由な人"だった。
喜怒哀楽がはっきりしていて、好きなように生きている。
縛られずに生きることをモットーとしている姿は、鬼を斬ることしか興味がない自身からすれば縁遠いものだった。
1度、「何故そんなふうに生きられるのか」と鬼丸が尋ねたことがあった。
審神者は、「1度きりの人生なら、踊るように楽しく生きなきゃ後悔すんじゃん?」と笑って答えた。
鬼丸はその答えにも、やはり自分とは縁遠いものだと思いつつも、"1度きりの人生"という言葉だけは身近に思えた。
ならば、自分は審神者のように踊るような刃生を送ることは出来ずとも、審神者の人生が踊るようなものであれるように、力を貸そうと思えた。
私は踊る。
まるで誰もいないかの様に。
そのまま、街をぬけて、地球を抜けて、宇宙まで行けると思った。
そんな夜だった。
私はいつも檻の中で過ごす。
決められた様に生きる。
一つだけ願いが叶うのなら
もう一度だけ、あの時の様に踊ってみたい
踊るように
あの人はとても美しい。
外見、話し方、所作の全てが美しい。
歩くだけでもダンスのステップのようで、何をしていても踊るように美しい。
私があの人を好いているから美しく見えるのだろうか。
【踊るように】
夕方の帰り道
踊るように枯葉が舞う
大好きな彼が待っている
急がなければ…
踊るように帰っていく
〚踊るように〛
人生は、ダンスのように踊るのかしら。
賑やかな場所で一人寂しく踊り続ける。
いつかは、踊りを辞めてしまうけど。
それまで僕達はダンスのように。
動き転び、泣いて喜ぶ。
【踊るように】
衣裳場の娘が、劇場の舞台に憧れながら歌う歌がある。彼女は修繕に出されてきたドレスを胸に抱きながら、独り言のように歌い、躍り、無邪気な妖精の鱗粉のように光を散らす。
踊るように生きたい。
あの妖精みたいに。
九月はほんの少しだけ楽しみな季節。
来年に向けてスケジュールを管理するアナログの手帳が沢山出る時期だ。
世の中はスマホやパソコンでスケジュールを組んでいる。けれど、私はスケジュールを手帳にしているのだ。
やっぱり忘れないようにするなら、手書きが一番だと思っている。
今年の新しい手帳はどうしても欲しいものがあった。私も彼も大好きな青空をカバーにした手帳が出るのだ。これは絶対に欲しい。
しかも、どの手帳にするか悩んでいる時に、後ろから彼が何を悩んでいるかを聞いて、この手帳を見せたら、彼も使ってみたいという話になった。
発売日当日。
サーバ落ちや、接続できないことを繰り返しながら、歴戦の猛者を潜り抜けて、欲しい手帳を買うことが出来た!
今日はふたりの仕事が休みの日で、待ち望んだ手帳が手元に届いた。
少し大きなダンボールを受け取ると、私は彼の元へ足早に行き、心踊るようにそのダンボールを開ける。
そこには購入のお礼のメッセージと共に二冊の手帳と、二冊分の手帳カバーが入っていた。
彼はダンボールの中身を取り出し、それぞれの前に手帳とカバーのセットで置く。
ああ、ダメ!
顔がにやけちゃう!!
それを見たのか、彼がくすくす笑った。
「楽しみだった?」
「そりゃあもう!! それに、来年はお揃いですね!」
彼は目を細めて、優しく微笑んでくれる。
「どう使うか、参考にさせて!」
「はい!」
スケジュールだけじゃなくて、日記にも、他の記録帳にも使える手帳。
なにより、大好きな彼とお揃いになったのは嬉しくて、毎年使っている手帳だけれど、来年はもっと楽しく使えそうだと思った。
届くまでもそうだったけど、実際に使うまでも心が踊るような気持ちだった。
「あなたを思い出せるものか増えました!」
おわり
一一四、踊るように
踊るように
私は周りを見て、思った。
誰も、いない
これなら大丈夫、と。
とても気分が良かった私は踊るように歩いた。
鼻歌交じりで。
途中、くるりとターンしてみたりもした。
とても楽しかった。
……まさか、見られてるなんて知らずに。
次の日。
「そういえば昨日何か嬉しいことでもあった?」
「なんで?」
「だって、ほら
楽しそうに踊ってたからさ〜、珍しく。」
「えっ。」
踊りは大の得意だ。
オレは言葉でダンスする。
日本語を、
太鼓の達人みたいに乱打して
息をもつかせぬスピードで
めくるめく文字を踊らせる。
〈踊るように〉
【踊るように】落ちていく。
空中を舞う私はバレリーナ。
(踊るように。)🦜
僕は・・・ね
普通の 鳥しゃんと
違って
(ピョン。ピョン。)
と
踊る様に、
歩くんだよ。🦜
(だからね。》
「僕の、歩く姿から
踊りを
作ったんだけど。」🦜
・それが
なかなか、難しいんだね。🦜
✣だから
僕が、先生に
成って
教えて、居るんだけど。🦜
【僕も、上手く
踊れ無いんだよ。】
❝今度、上手くなったら
一緒に、踊ろうね。
・約束だよ。❞
踊るように
皆踊るように生きているとしたら。
自分の選んだ振り付けに沿って体を動かして決めていく人生。
同じ振り付けばっかじゃ単調で、点数も伸びない。
何より踊るのに飽きてしまう。
かといって全部違う振り付けだと、ついていくので精一杯。ミスも増えて、ストレスが溜まる。
既存の曲のピアノカバーみたいに,元の振り付けをベースに、ちょっとアレンジを加えて無理なく踊るぐらいが1番無難に点数が取れそう。
それができるほど私が器用な訳ないけどね。
結局は踊りが嫌になったら、続けられなくなったら
それで終わり。
大丈夫、自分の踊りなんて誰もみてないから、
失敗しても恥ずかしくない。
だから不慣れでも自分のしたい動きをしようとか、
そう思ったほうが、よっぽど生きやすかったり。
しないかなぁ
踊るように、貴方は、私を助けてくれる。
危険があれば、何処へでも、何があろうとも。
怖くても、自分が危なかろうが、来てくれる。
なんで、そこまでしてくれるのだろうか。
私には、分からない。
でも、毎回助けてくれる度に悲しそうな顔をする
後で聞いた話だが、その人は計画的な火事で
大切な人を殺されたらしい。
だから、こそ、貴女まで失ってしまったら、
嫌だからだそうだ。
そこまで、想ってくれていたんだ。
私にも近い思い出がある。
いや、過去か、黒歴史?
良いとは言えないな。
でも、守り守られ居る人生っていいな。
"貴方は、今度は、私が守ってあげますね。"
嘘いつわりのない、言葉を貴方に送る。
でも、貴方の気持ちには答えられない。
たとえ、結ばれない恋でも。
家族愛で許してね。
許されない、恋をしてごめんなさい。
僕にとっての一番ですよ。
見守りますね、
本当に良い恋をさせてくれてありがとう。
アグナスさん。
鮫薔薇さん。
""仲間としてお願いします。""
言葉はいつまでも、続く。
無くなったとしても。
自分含めたいつもの3人と最近仲良くなったばかりの1人を加え俺の部屋に集まっていた。
本来なら懐かしのゲーム機を出し、遊び和気藹々とした空気で満たされているはずだったその空間は『一生主食を一つしか食べられないならご飯かパスタか』で白熱していた。
…いや、正確な情報を付け加えるのであれば白熱しているのは前から仲が良かった友人2人だけで、残された2人は困惑しながら眺めているだけである。新顔の友人に至っては可哀想なことに関係値があまり築かれていないのでどこか居心地悪そうな顔さえしている。
始めは米とパスタそのものの長所で討論していた2人だが、今は「米粉パンは米に含まれない」とか「うどんはパスタじゃないだろ」と真面目な顔して一触即発の鋭さすら孕んだ温度で話し合っているのだ。呆れたものである。
ちらり、傍観者の同士と目が合う、言葉が無くても不思議な事に通じ合うものがあった。
そろそろゲームしない?言おうとした所で愚かな2人の会話が途切れ一瞬の静寂が空間を満たした。
ただの静寂ではない、衣擦れすらよく響く静寂だ。
ぐぅ
授業中に鳴る携帯くらい響き渡る腹、ジワジワ熱くなる顔。ただの生理現象で恥ずかしい事じゃない。黙って心の中で言い訳を重ねる自分を見兼ねたのか同士が救いの手を差し伸べてくれた。
「あぁー…。ハンバーガーでも食べに行かない?」
後光が差してる。一生友達で居よう。新たな親友の優しさに感激し信奉者になるかと思った。
『時を告げる』
踊るように
「ではこれで今日の数学の授業は終わりだ。各自そこで踊るように。いいか、聞き間違いでも言い間違いでもない。各自そこで踊るように。わかったか?」
35歳独身の高校数学教師がそう言い放って教室を出ていったので、教室内は騒然とした。踊るようにってどういうこと? とりあえず踊りだしたやつがいたが、あいつは毎日踊ってる、小学生のときからヒップホップダンスをやってるらしい。しばらくして校内放送が流れた。
「各自そこで踊ってください、じゃなかった、各自そこで踊るように、です」
意味がわからず顔を見合わせていると、同報無線が聞こえてきた。
「こちらは広報〇〇です。〇〇市役所からお知らせします。各自そこで踊るように」
窓から外を見た生徒が声を上げた。
「みんな踊ってる! なんでだ!」
私の意志を無視して私の手足は勝手に踊り始めた。