『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【踊るように】
踊るように夜を共にして、歌うように朝を迎えて。
おれらは希代のエンターティナー。
鮮やかなひと時を過ごし、そして華麗に幕をおろすんだ。
夢は続かないから楽しいんだよな。
白い朝のヒカリを瞼に感じながら、おれはオマエの腕を枕にしていた。
素敵な夜だった。
オマエがおれに「愛してる」って囁いて、魔法がかかったみたいに心が震えた。
次に目を開けたら、魔法は儚く消え去り、おれはなんでもなかったように軽やかに笑って、踊るようにオマエの元から去るだろう。
どしゃ降りの中、誰もいない夜の駐車場で、ひとりでバカみたいにステップを踏んでいると、何だか全部どうでも良いような心持ちで、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、明日も笑えるような気がした。
『踊るように』
踊るように
我が家の犬
歩く時ときどき右前足と右後ろ足が同時に前に出て
踊ってるように何歩か進んで
犬も歩き方間違えた…的な感じで
歩き直し始めるところがウケ…かわいい♡
前に進みたい
君との関係を進めるのが怖い
「パートナー」として君を失うのと「友人」として君を失うのでは辛さが違いすぎるから。
踊るように、君は飛ぶ。
跳ねるように、君は飛ぶ。
「走り高跳び、優勝は宗田 将暉(そうだ まさき)選手です!」
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭
「おめでとうございます。宗田選手」
「ありがとうございます。でも、もう大会は終わったから、普通に”くん“付けで良いよ?」
「あっ!そっか、ごめん!!」
私は、彼が所属している社会人陸上部のマネージャーをしている。普段はフランクにお話をするが、大会中は選手と呼び、少し距離をおいている。
「中田、今日はもう帰宅するの?」
「うん。元々予定は大会だから入れてなかったし、このまま帰る。」
「……そっか、気を付けて帰ってな」
「うん。宗田君もね。」
私は、宗田君の事が好きだ。
けれど、宗田君には、他に好きな人がきっと居る。私には、何となく分かる。
私じゃない誰かに、恋をしている。
「この恋は、叶わないもの。いい加減、諦めないとなー、」
いっその事、宗田君に告白して、玉砕してもらったほうがスッキリするだろうが、それが出来ない私。
私って、狡いのかな?馬鹿なのかな?
でも、それでも、まだ思っていたいと思っている自分がいる。そんな自分を、私は否定出来ない。
「でも、いつかは蹴りつけないとなっ!」
こんな事を考えながら、少し切なくなりながら、私は家へと帰るのだった。
踊るようなもの、というとお好み焼きの上の鰹節が連想される。
熱々の鉄板の上で焼かれたふわふわのお好み焼きにソースとマヨネーズを塗りたくり、〆に青海苔と鰹節をふりかけるとその上で踊るように揺れるのだ。
焼き上がってそれを切ると、ザクっとしたキャベツの食感と柔らかに包み込む生地とが油でツヤツヤと光って非常に食欲を唆られる。
よし、君たちもお好み焼きが食べたくなってきただろう。私もビールで一杯いきたくなったな。
#踊るような
踊るような風
麦を揺らしてゆらゆらと
通り過ぎる、波のよう
【踊るように】踊るように出かける準備をしている。
なんたって、今日は君に会える日!。前日から
もうこの日が来るだなんてなんか信じられない気持ちで
明日、どうしょうとおもいなから寝て迎えた当日。
何着よう、何色のネイルしょう、何話そう、などなど
何、どうしょうと迷い尽くし。そんだけ迷ってるなんて
君は知らないだろうけど、少しでも綺麗に
見てほしくて、躍るように無駄なことしてる。
会ったときに、その気持ち、ちょっとでもいいから
君に届け!。そして、君もほんのちょっとでもいいから
私に会うことを踊るように楽しみにしれくていたら
なぁー。なーんてね(笑)。
3年後のpure
踊るように
ポケモンGOのポケモンの中に、踊るように現れてゲットしようとモンスターボールを投げると、見事に跳ね除けるポケモンがいる。
キレイハナはオレンジの花を頭に付け、葉っぱのスカートを着てゆらゆら動くが、可愛い顔をしてビシッとモンスターボールを跳ね返す。
チャーレムはインドの踊りのような動きをするが、格闘、エスパーポケモンだから、気でモンスターボールを跳ね返す。
ドレディアなんかは本当に可愛く愛くるしいポケモンだが、クルクル回ってハイパーボールでやっとゲットした。
オドリドリなんて、真面目に踊っている。
パルデア地方のポケモンもこれからどんどん出てくるだろう。
とても楽しみだ♪
さー冒険の旅へ!
水田沿い首にかけた鍵の舞う風切る音よ
『踊るように』
華麗にステップを踏み、剣を振るう。その度に一人、また一人と兵士が倒れていく。返り血がメイク。悲鳴が舞台音楽。紛れもなく、彼女は戦場のプリマドンナだった。
軽やかに、鈴が鳴るように、
まるでステップを踏むように笑う君が ──── 。
【踊るように】
踊るように
マイム マイム マイム マイム
マイムベッサッソン
誰の事も詮索せず されず
誰からも指摘を受ける事も
する事も無く
嫌な事も忘れ
無心になれる一時が好きだった
マイム マイム マイム マイム
マイムベッサッソン
遠い記憶の中に
汗を流しながら
踊る私がいる
踊るように
踊るようにたくさんの雨粒が落ちてくる。
雨粒がダンスをしているかのような。
今日は1日天気が悪く、外に出かけるのが無理そうだ。
だって台風だよ?台風来てるせいで電車も遅れるか運休だからね?
出かける予定だったのに困るよ😖💔
自分の生まれ月は本当によく天気が荒れるなぁ…。
ダンスなんて習ったことないから踊ることできないよ。
好きなアイドルのダンスを見ながらダンスをマネして踊ることはあるけれども。
実際問題…、本当に踊れない…。
だから踊るようにはなれないな笑笑
ダンス習いたかったな…。
大人になってからそう思うことよくあった。
今の子達が羨ましいよ。ダンスなんて学校で学べるんだから。
終わり
踊るように。大人になったら踊りとかダンスは縁遠いものになってやる機会がないな。大人で踊る機会があるとしたら祭りくらいなのかな。
格闘技とか特にボクシングは踊るようにって言葉がぴったりな気がする。アウトボクサーとか踊るように戦ってそう。ボクシングははじめの一歩くらいしか知識ないけど。
そういえばお好み焼きの上にかつおぶしをのっけるけどその時かつおぶしが熱で踊るな。あれは正に踊るようにだな。
お好み焼きにかつおぶしをのっけても味や食感にあまり変化がない気がする。あれは見た目をよくするためにのっけてるだけなのかな。それとも違いがわかる人はかつおぶしがいい味出してるって思うのかね。
今日は雨がざーざーでエアコンいらないなと思ってエアコン消したら普通に暑い。結局今日もエアコンをつけて過ごしている。まだエアコンがいらない日は遠いかな。
雨ってよりどうも台風みたいだな。明日にはいなくなって欲しいけどどうなんだろ。
『踊るように』
フフフ……動けないでしょう。不可視の糸に捕らえられた君は、最早私の忠実な操り人形に過ぎない。さぁ、踊りなさい。
フッ、威勢のいいことです。ですが、その威勢がいつまで続きますか。君がどれだけ足掻こうとも、私の糸は決して外れない。君の指で試してみましょうか?
フフ、いい声です。おや、まだそんな反抗的な目をしますか。無駄な事です。こうして君の指を一本ずつ折っていけば、やがて君は最初の威勢の良さが嘘のように、泣き喚き、助けを求めるようになるでしょう。
……さて、指やら腕やら痛め付けるのにも飽きてきましたね。いい加減終わりにしましょうか……何ですか、まだ何か言いたいことがあるのですか?
……フフフ、この期に及んでまだそのような戯れ言を。君のようなウジ虫風情、地面に這いつくばって無様に命乞いをする方が似合っていますよ。
……いつまでも五月蝿いですね。いい加減、君のダミ声を聞くのもうんざりしてきました。もう飽き飽きです。さっさと、死になさい。
……さて、それでは次の玩具を探しに行きましょうか。
雨の雫がベランダをステージに踊るように落ちてくる
最初は弱く
途中激しく
道路を過ぎ去る車のバイクのヘッドライトが光の演出をする
終わりやさしく
そして切なく
太陽が雨の終わりと朝を連れてくる
「踊る、おどる……」
昨日も昨日だったが、今日も今日でまた難しい。
某所在住物書きは某防災アプリのタイムラインを辿りながら呟いた。
その日の午前2時過ぎから20回以上発生している地震が理由。素人ゆえに、それは随分頻発しているように見える。
「油敷いてニンニクのスライス炒めるとき、『ニンニクが踊り始めたら』云々とか、そういえば言うわな」
他は何だろう。風は踊るか?ライブ中の光は踊るだろうな?物書きは加齢で固くなった頭と想像力なりに、なんとかネタを引き出そうとして、どうやら、失敗しているようであった。
――――――
「踊るように」。なかなかに手強いお題ですね。こんなおはなしはどうでしょう。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人間に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、一家で仲良く暮らしておりまして、
その内末っ子の子狐は、善き化け狐、偉大な御狐となるべく、神社のご利益ゆたかで不思議なお餅を売って、絶賛修行中。
1個200円でバリエ豊富。おやつ系からおかず系まで、低糖質対応もバッチリ。
ひとくち食べれば心の中の、溜まって悪さをしている毒や傷なんかを、ご利益でくっつけ絡めて落としてくれる、ありがたいお餅なのです。
今日は台風接近の様子。修行のお餅売りは休業。
自宅の中の、自分のお部屋の窓から、ざーざー音立てて降る雨と、風でプラプラ踊るように枝振る木を、
ニンジンがりがり噛みながら、見ておりました。
「そうだ。そろそろ、秋だ」
がりがりがり。歯ごたえの心地良いニンジンを、子狐は贅沢に1本まるごとかじります。
「秋野菜入れたおもちも、そろそろ、考えたいなぁ」
意外と知られていませんが、ネコ目イヌ科キツネ属の狐は、肉食というより雑食性。
野菜も食べるし、山菜も食べるのです。
5月15日あたりなど、唯一のお得意様宅の、田舎たる雪国から届いた根曲がり竹、キロ単価3千5千オーバーの天然物を、コリコリ、むしゃむしゃ。
ひとり大宴会したことも。
「おもちに合う秋野菜の具って何だろう」
がりがりがり、こりこりこり。
今食べているニンジンも、その唯一のお得意様からの、神社へのおそなえ。
お得意様いわく、故郷の雪国から送られてきた、田舎クオンティティーの野菜の山の、少ないながら、おすそ分けだそうです。
ニンジン、トマト、ナスにキュウリ、等々、等々。
それから昨今値上がりが少し話題になったお米も、袋に入れて約1キロ。
これを「少ない」と断言できるのが、まさしく田舎クオンティティー。
母狐は礼儀正しく、おそなえの対価におふだを渡したり、お守りをオマケしたりしていましたが、
コンコン子狐、おいしそうなニンジンとお米に、尻尾を上下左右ビタンビタン。踊るように、ぴょんぴょん跳ね回っておりました。
要するに食欲に正直な食いしん坊なのです。
「ニンジンとかダイコンとか煮込んで、あんかけにして、おもちで包むのはどうだろう」
がりがりがり、こりこりこり。
ニンジン1本、まるごとペロリ食べ終えてしまった子狐。新しい野菜を貰いに、台所へ向かいます。
次は何を食べようか。その足取りはトッテトッテ軽やかで、まさしく、踊っておったのでした。
色褪せて
麻痺してくのを
待てず
沁みる痛みから
ただ
逃げたくて
躊躇いながら
捨てた
君との思い出が
まだ私の中で
舞うように
漂っている
良かった日々と
大好きだった
君の声が
胸の中
踊るように
ヒラヒラと
「踊るように」
9/7「踊るように」
雪が舞う。風に乗って上へ下へ。時に撫でるように、時に叩きつけるように。
その雪の中を、妖精が舞う。白いレースの服をまとい、ステップを踏んでふわりふわり。
冬を楽しみ、春を呼ぶ舞。妖精の朗らかな笑い声が鳴り響く。
ひとしきり楽しむと、雪は、妖精は、踊るように消える。
妖精はいずれまた現れて踊る。花の妖精が目を覚ますまで。
(所要時間:9分)