『踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
死体たちが踊り狂っている。
深夜の仕事中、ビルの外が明るくなった。
夜が明けたのかと思った。
窓の外に、道を覆うほどの死体の群れ。
彼らは燃えながら踊っていた。
背後で爆発音が鳴る。
死体たちが壁を突き抜けて部屋に押しかけてきた。
熱い。顔を手でかばう。
広がっていく炎の中に見る。
死体は笑っていた。
笑いながら歌っていた。
一人に手を差し伸べられる。
溶け落ちた顔で、むき出しの目で、笑う。
手を取った。
体に炎が行き渡る。
髪も服も燃やしてでたらめに踊る。
私は笑った。
こんなに簡単なことだった。
こんなことで人生は楽しくなる。
死体の群れは夜を練り歩く。
そうして夜明けと共に消えた。
題:踊りませんか?
ええじゃないかー
ええじゃないかー
ええじゃないかー
踊りませんか?
「踊りませんか?」
no!
踊りたくありません
この空もいずれは無くなるの
だから自由に羽ばたきましょう
1人でいた方が羽を伸ばせるゎ
制限されてきた3年間の時間を返してょ
踊りませんか?
踊りたくありません
2度と!
以上ょ!
やっと言えた (⌒⌒)
ii!i!i ドカーソ
/ ~~~ \
⊂⊃ / ^ω ^ \ ⊂⊃
.........,,,,傘傘傘:::::::::傘傘傘...
「一緒に踊りませんか?」
差し出される手
そっと重ねると
優しく握って引き寄せてくれる
たくましい身体に
身を寄せるようにして
一緒に踊り出す
目が合う
見つめ合う
この幸せが続いてほしいと願う
そんな夢を見た
文化祭
最後のイベントとなるダンスパーティーが体育館で始まった。
彼氏彼女と躍る人。複数人の友達で踊る人。そこに私の姿はない。友達のいない私はこの瞬間をトイレの個室に閉じこもっていた。
ふいにノック音が聞こえ、鍵を閉めておいたはずのトイレのドアが開いた。
~~~
今日は文化祭
生きていたら私も出たかったなぁと思いながら親友の姿を探す。いない。やっぱりなと思いつつ東校舎4階の人気の少ないトイレへむかう。
トイレ中だと行けないので一応ノックをしてから扉を開ける。もう死んでるから開けなくても入れるけど。
「私と踊りませんか?」
そう、声をかける。大好きな親友。愛している親友。
もっと長く生きられていたなら、もっと一緒にいれたなら。
そう思いながら私は彼女の手をそっと握った
~~~
ドアの開いた瞬間に聞こえた。
「私とおどりませんか?」
そんな声が聞こえた気がした。空に飛び立った親友の姿が見えた気がした。
大好きだった。友達以上に。彼女のいない世界はどうしようもなく悲しくて寂しくて、今ここに彼女がいる気がして窓を開け、足を踏み出す。
空にいる彼女と踊るために
踊りませんか?
僕と一緒に踊りませんか?
一度くらいは
言ってみたいな
一度くらいは
言えたらいいな
ダンスパーティーは
音楽とともに
流れてゆくから
後悔しないように
ワルツのリズムで
一歩踏み出す
ちょっと恥ずかしいな
人前で踊るのは苦手だけど今日のために
この間頑張って勇気出して誘った。
一緒に踊りませんかと
当日向こうも頑張って踊りを練習してくれてたらしい
まるで2人だけの世界みたいだ
あの一言のお誘いのおかげで変わった。
高校の文化祭で自分のクラスはダンスに決まった
運動もリズムも音痴なので絶望した
悪目立ちしたくなくて
裏方を希望した
しかし、クラスメイトからは
一緒に踊りませんか?と言われたし
全員ステージに立つからと言われ
渋々ダンスに参加したが
予想以上に足を引っ張ってしまった
あまりの出来の悪さに
一人だけ集中レッスンを受ける羽目になった
悲しいやら悔しいやら情けないやらで落ち込んでいたが
厳しくも熱心に教えてくれたクラスメイトがいたので
何とか形になったし、本番は失敗しなかった
あれから何年も月日は過ぎ去ったが
今もたまに思い出す
逃げずに練習して良かったし
あの時熱心に教えてくれたクラスメイトには感謝している
※踊りませんか?
その車、ドリフトカーですね!
しかも結構いじってらっしゃるじゃないの!
おお、ロールバーもここまで完備とは……もしや
え?野良でサーキットで遊ぶレベルですか?
そっかー
あ、質問ですが、前走と後追い出来ます?
出来る?!
じゃあ今度一緒に!
サーキットでドリフトダンスしませんか?!
私と一緒に踊りませんか?
音が流れる板の上で
決められた動きをしながら
磁石のように近づこうとする唇に胸をどきどきさせながら
少しの間離れる寂しさを抱えながら
私と少し踊りましょう。
「オルゴール」
【踊りませんか?】
Shall We Dance?なんて。まぁでも、お手を拝借。踊り方なんて知らない?結構結構。素人らしさが出てる方が俺が映える。そういう目的かっ!だって?そ、最初からそのつもり。ほーら、嫉妬、羨望が気持ちいいねぇ。此方は恥ずかしいだけだって?踊れてる踊れてる。はい、曲終わり。良かっただろ。良くない?まあまあ、これ夢だから。夢オチなんてサイテー?じゃ、お前は目の前の俺が本物の生徒会長様の方が良かったのかね。宜しくないだろ?モブで生きてきた奴が急に学校の高嶺様とダンスだなんてね。ガチ嫉妬と羨望はお前が壊れちまうぜ。じゃ、おはよう。
―
頭痛い…。変な夢見てた気がする。覚えてないけど変な夢…。あ!遅刻遅刻!
「踊りませんか?」
とっても格好よく踊っている人を見ると、
ただただ尊敬。
ダンスを夢中になって見てしまう。
とにかく格好いい。
人を惹きつける踊りが出来る人が、
「踊りませんか?」と言えるんだろうな。
全く踊れない私は一生言うことはないだろう。
踊りませんか?
踊れません
踊りに限らず
あまり参加しない
輪に入らずに
外で見ながら
何かを考えて感じる
実は考えてもないかもしれない
その外から見たら参加してるはずだから
輪のさらに外側のことね
多分だけど
昔からを鑑みても
同じでも一緒でもなく
だからって別とも感じてない
なんともないんだよ
表現は出来て
表現を表現しても
表現にすらならない
一時的に必要な礼儀みたいなもので
それとなく出てくるだけ
何処から出てくるんだろうね
ないのではなくて
現さない
表せない
持ってはいるはずだけど
たまに不意に溢れでるだけで
それでさえも私の為ではないぽい
踊りませんか?だったね
合わせるのも合わせさせるのも
大変だと思いますよ
「踊りませんか?」
夕闇の見知らぬ街の不可思議な音楽をたどり、
夜祭りのような雰囲気にぽっぽ高揚していると、
ぼんぼりの裏から、
まるで無垢という雰囲気の少年が飛び出してきた。
「僕と踊りながら西へゆきましょうよ」
少年が楽しげに指差す西の空。
どこから出したか、小さな鼓をポマンと叩く。
なんて立派な茜色。
ポマン、ポマン。
空腹も乾きも感じない。
体は🦋のように軽くて、
茜色の西の空へ飛ぶようにゆく。
いや実際飛んでいる…か。
両足裏は柔らかく風を掴んでいる。
盆踊りかタコ踊りか、へっぽこな動きをして、
少年と笑い転げ一心に踊りゆく彼岸の旅。
眼下に一面の彼岸花。さあ此岸にさようならだ。
少年と手を繋ぎ西の空を見やれば、
巨大な観音が微笑んでいた。
「踊りませんか?」
今日は舞踏会。
私は、楽しみにしていた。
一人の男性に声をかけられた。
振り向くと、幼馴染の君だった。
「おれでよければ、踊りませんか?お嬢さん」
君は、私に手を差し出した。
私は、笑顔で君の手をとった。
君と私で踊る。
二人だけの世界だった。
今日は街で舞踏会があるらしい。庶民の私には関係ない話だけど、でも羨ましさは少し感じる。
美味しいご飯やスイーツ、煌びやかなお城に装飾品…とかは気になる。そんな事を忘れてせっせと宿題を終わらせる、すると居候の幼馴染の声が窓の下から聞こえてきた。
「おーい!こっち来いよー!」
窓を開けて今は忙しいと、お断りを入れていると。
「どうせそう言うと思って、アレ買ってきたぞー!」
アレ、漂ってくる甘い香りに釣られて庭まで降りてしまった。そこには月の背景に立つアイツがいた。
「りんごのタルト、しかもこの街で一番高い奴だ!」
私がずっと気になっていた、貴族しか買えないと言われている高級なタルトを買ってきていたのだ。…一切れだけ。
「まっ、流石にホールは買えなかったぜ!」
半分に分けて食べる事になった、親にも分けてあげたかったが、親は給仕でお城にいるから無理だ。
「せっかく買ったのに悲しい顔すんなって!」
悲しいんじゃない、お前がそんな気遣いのできる奴とは思わなくて驚いているだけだ。
「んっ〜!激うま〜!お前も、食べろって!」
言われなくても、と木製のフォークで宝石のようなタルトを奥に刺して口元へ運ぶ。うわっ、うっま!?驚いた顔を見たアイツが
「悲しい顔よりいつもの間抜け顔が似合うぜ、お前。」
と言ったのが許せず無茶振りをかますことにした、流石にその言い方はないだろ!?
「?かかってこいよ、ミニ舞踏会もフィナーレだし。」
要望を聞いてくれるとワクワクしているといきなりこちらに跪いて手を差し伸べてきた、おい、こんなことも被るのかよ!!
「俺と一緒に踊りませんか?」『私と一緒に踊りませんか?』
お城から聞こえてくるワルツに合わせて踊る二人、長いようで短かった夜は更けていく。街角で行われたミニ舞踏会は、こうして幕を閉じた。
『ねぇ、もし私が死んだらどうする?』
なに?急に笑
『なんて言うかなーって』
死んだらダメだよ?笑
『分かってる笑。でもね、私はもし死んだら雲の上で踊ってみたいなーって思ってる。』
雲の上で踊るー??笑笑
『そう。雲の上で幸せにふわふわ舞うように踊るのが夢なの。なんだか本当に雲みたいじゃない?笑』
確かに笑
そんな会話をしたあと、あの子は死んだ。
いじめが原因だったそうだ。なんであの子の訴えに気づかなかったんだろう。
今頃あの子は雲の上で踊っているのだろうか。
そう思い、私はいつも空を見ている。
「踊りませんか?」
【踊りませんか?】
「僕と踊りませんか?」
「よろこんで!」
少しくらい夢を見させてくれたっていいでしょ?
0時までは私の時間。
踊りませんか?
パンが踊ってる…
ニャンコがパンに
踊りませんか?
パンとニャンコが
一緒に踊っていて
楽しそう…
わたしも入れて…
ニャーニャー
いいよ、、いいよ
踊りませんか?
踊りませんか?
このステキな景色を背景に、私と一緒に踊りましょう?
「………」
えぇ、えぇ。そうでしょうそうでしょう!
貴方みたいな少年が、”踊る”なんて難しいですよね!
ふふっ。私の役目を奪うようなことなんて考えずに、大人しく元いた場所に戻りなさいな!
「いや……踊るさ」
⸺!なるほどなぁるほど!貴方の復讐心は、貴方の非力さは、偉大なるご主人様に踊らされる屈辱より大きいのですね!私、貴方のことを過小評価し過ぎていたみたいです!
あぁ!私、貴方に名前を伝えておりませんでした!
私は”涙目ピエロ”と呼ばれておりますの…貴方に名前をつけるなら、一体何がいいんでしょうね?
「…”泥人形”、でいいだろ」
まぁ、ステキなお名前ですね!えぇ、えぇ。分かりましたわ、泥人形。これから私、貴方のことは泥人形と呼びますわ!
「わかった。一応、よろしく。ピエロ」
【ここから始まる物語(続かない、かもしれなかった)】