『ねぇ、もし私が死んだらどうする?』
なに?急に笑
『なんて言うかなーって』
死んだらダメだよ?笑
『分かってる笑。でもね、私はもし死んだら雲の上で踊ってみたいなーって思ってる。』
雲の上で踊るー??笑笑
『そう。雲の上で幸せにふわふわ舞うように踊るのが夢なの。なんだか本当に雲みたいじゃない?笑』
確かに笑
そんな会話をしたあと、あの子は死んだ。
いじめが原因だったそうだ。なんであの子の訴えに気づかなかったんだろう。
今頃あの子は雲の上で踊っているのだろうか。
そう思い、私はいつも空を見ている。
「踊りませんか?」
10/4/2024, 12:00:03 PM