『踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
運動音痴で歌も下手で勉強もできなくてアイドルばっか見てる俺と一緒に踊りませんか?
踊りませんか?
明日を、明後日を、そしてその先までもを…
毎日は目まぐるしく変わっていき、
今日さえも楽しめない。
機能したことさえ忘れてしまった。
毎日を楽しみたい、
その何気ない毎日を惜しみたい。
だからダンスを踊るかのような…
パートナーが目まぐるしく変わるダンスのように、
生きていきたい…
大切なものを胸に抱いたまま…
運動神経が
悪過ぎて
リズム感もない
わたし。
ダンスを見て
それを真似する
なんて
到底
出来ない。
でも
動きを
ゆっくり
1つずつ
教えてくれた
先生。
拙いけど
みんなと
踊れて
楽しかったよ。
#踊りませんか?
『踊りませんか?』
足を怪我して辞めた
二度とここに来るとは思ってなかった
君は私に原因をくれる
今日も君は私を困らせる
踊りませんか?
そう声をかけてきた君は緊張していたね。
顔を見たらすぐにわかったよ。
いつも先生先生と子犬のような君が、
隊服姿しか知らない君が、
タキシードなんて着ちゃってさ。
ふふ、失礼。
今のは別に似合ってないとかそういうのじゃないよ。
うん。そうだね。踊ろうか。
井上陽水かな
まだまだ探す気ですか♪
それより僕と踊りませんか♪
夢の中へ夢の中へ…
昔この曲がエンディングのアニメが
あったな~
単行本も持ってたんだけど
アニメはめちゃ中途半端で終わって
確かにあの内容をアニメにするには
難しいかも…??
今日はわかる人にはわかる話
漫画とはいえ普通の高校生が
体験することじゃないなと思いつつ
キャラクター達がいってたセリフは
わりと人生のなかで合致することが
あったな~
私のわりと好きなセリフは
『理解できないって思ったら、
よけい好きになった』
です…
こんな感じだったかな…??
うん、昔はまってた漫画を
思い出すと…なんとなく
センチメンタルになりました
今日もあの子が向こうから走ってくる
いつになっても話しかけることはできない
いつもすれ違うだけ
明日こそは、明日こそは、って
わたしの手の中で
踊ってみませんか?
今日は喜苦楽家の設立記念日。
キクラゲをこよなく愛する我が家そして我が社は毎年世界一のパーティを開くのだが……。とても憂鬱でならない!
一度思い描いてほしい。
職人の魂が意匠を込めた重厚な扉を開けると、会場の中には白く美しい様々な器にぷるぷるなキクラゲ料理が燦然と輝いているのだ。
歩みを進めれば右手にキクラゲサラダ。左手にキクラゲの味噌汁。ご安心ください、キクラゲパフェもご用意しております。
ボクは幼い頃までキクラゲが好きだったのに。
キクラゲの美味しさをマイク越しに熱弁する祖父、聴きながらキクラゲのフルーツポンチを勧めてくる兄。片手に持ってるの何それ……キクラゲどら焼き?
すると突然大きくなった祖父の声が会場に響き渡った。
「さぁ皆様、キクラゲの栄光を捧げ踊りましょう!」
今はもう、食べないのではなく。食べられなくなった。
キクラゲのようなふりふりの衣装を着た参加者が曲と共に踊り始める。悪い夢でも見ているようだ。
ボクはキクラゲに執着している人をこう呼ぶ。
『キクラゲってる人』
『踊りませんか?』
今は踊る気分じゃないかな。
でも、3ヶ月後、半年後…1年後の僕はきっと踊りたくなっていると思う。
僕は慢心していた。
そしてそれに気がついた。
今の気分はどん底だけど、己の至らなさに気がつけた。
だからもっと満足のいく自分になった時、僕は最高の気分で君と踊りたい。
「一緒に踊りましょう?」
彼女が突拍子もないとこを言うのはいつもの事だが、今回のはいつにも増して意味が分からなかった。
「構わないけれど、どうして急に?僕達はショーキャストでもダンサーでもないのだけれど。」
「急でもなんでもないわ。目の前にステージがあるのだから、踊らない訳にもいかないでしょう?」
なるほど彼女には夜の公園さえもステージに見えるらしい。街灯はスポットライト、そのほかの場所は客席というわけか。まぁ、案外それらしいのかもしれない。
「僕は社交ダンスどころか、オクラホマミキサーも踊れないよ。不格好だって笑わないでくれよ。」
「笑うなんてしないわ。もし笑ったとしても、それはあなたが愛おしいからよ。」
彼女に手を引かれステージに上がる。観客なんて誰もいやしない、自己満足の演目だけど、僕には世界中どの演目よりも価値のあるように思えた。
このステージの主役は彼女。僕は終わったあとに誰も覚えていないような脇役でいい。ただ、彼女と同じ舞台に立てただけで幸せだ。
必死に踊りながら、彼女を見つめる。彼女も踊りの経験は無いはずだが、彼女のそれはひどくそれらしいように思えた。踊る彼女の視線の先は僕。慈愛に満ちた目で見つめられていた。
彼女の人生の名のない脇役でいい。それは本心だ。でも主役はそれを許してくれないのかもしれない。
脇役に名前が与えられるとき、脚本はどのように変わるのだろう。ぽっと出の登場人物に、僕達以外は大騒ぎだろう。でも、主役はそんなことを気にしない。素で演じられる役で、最期まで舞台の上で躍るだけ。
「××さん」
僕に意味付けをしてくれるあなたの声は、僕には神の声のように聞こえる。僕はこの神の一瞥を噛み締めて生きていく。
「楽しいわね、××さん」
「うん。とても。」
観客のいない、僕達だけの舞台がいつまでも続けばいいと願う。
踊りませんか?
と言われて踊れるような勇気と能力は持ち合わせていなかった。
せいぜいリズムをとるくらい。
音楽は楽しむよ。でも踊りは無理強いしないでね。
あ。思い出した。盆おどりは踊りました。
ダンスの才能が無くても盆おどりって踊れるね。
私は、アニメfree!が大好き💙
私は、今、またつまんないことで悩んでいます。
それは、どうしょうもないことです。
また、視野が狭くなっていることに気付いている。部屋の整理もしなきゃいけないし、
眼の前の本だって読まなきゃと想っているが‥‥。
その本には、私の坂していた答えはあるかどうかは理解らない。
このままでは、ダメだ、堕落してしまう……(´;ω;`)
私らしさという言葉では、片付けてはいけないと想う。
でも、私は、今は、いっぱいいっぱいなんだ。
君のことを心配しずぎています。
七瀬遙君なら、きっと、そんなことよりに自分に出来ることをした方が時間の無駄だ。
と、言われるのだろうな。
渚君なら、あんずちゃんメソメソしないで、今を楽しんでネ💛ととびっきりのレモンのような笑顔をくれるはずです。
真琴君なら、傍らに私の横に座って『うん歌、理解るよ〜、辛かったね。』と、励ましてくれるはず。
龍ケ崎怜君なら、『あなたも旭君と一緒で、自分を見失っているからーー先ずは、そこからだと想います。』と、
斜め目線で、アドバイスをくれるはず。
似鳥愛一郎君なら、『あんずさんには、僕といっぱいのタイプみたいだね。頑張っても頑張ってもダメな時にってもるよネ〜。
僕だって、僕だって、と、……。』ときっと、一緒に泣いてくれると想うな〜。
似鳥愛一郎君は、松岡凛先輩が、アコガレで、時々は弱音をはくけれども、まっすぐにアコガレの凛先輩に認めてもらえるように健気に頑張っている。
私は、似鳥愛一郎君に、似ているような気がする……。
松岡凛さんは、視野が、広くて仲間想いてストイックで、情熱的で薔薇のような存在です。ーー彼なら、
『すご〜い世界を見せてやる!!』も過言では、ない。
私の青を見つけたいな……。
その度に、いっぱいいっぱい泣いたり、迷ったり、自分を見失ったりするはずです。
私の胸には、迷った時は何時だってfree!のみんながいるーー。すご〜い風景は、見れなくても、
私らしいすごい世界になるように努力しよう。ーー風よ、吹け。
私の青に出会いたい。 終わり
今日は涼しくもうすぐ秋になるいいくらいの温度でした。友達と笑いあい、楽しかった。今にでも踊り出すそんな気持ちだった
踊りませんか?
機嫌の悪い顔をしている私に話しかけてきた、この舞踏会一番人気の伯爵様。
「あの、私に話しかけるのは、辞めたほうが良いと思います」
「どうしてですか?自分が話したいと思ったから、話しかけたのです。貴方の事を、知りたいとおもったから」
伯爵様は余裕だ。
その優しく余裕な立ち振舞が、私は何だが嫌だった。周りには、まだ伯爵様と踊りたい女性が待っている。
正直、私には構わないで欲しい。
「申し訳ありません。少し疲れたので、外の空気を吸ってきます」
私はそういうと、足早に舞踏会の会場から逃げた。何時までも居られる場所ではない。
それに、案の定、私が伯爵様の誘いを断ると、待ちわびていた他の女性達が伯爵様に群がった。
✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣
結局、私は最後まで舞踏会の会場に戻る事はなかった。
夜の風にあたりながら、私は迎えの馬車が来るのを待っている。
その時……………………
「結局、戻られませんでしたね」
声のした方を振り向くと、伯爵様が居た。
何でまた来るのよ。
「どうして私に構うのです?他の方と楽しんでいれば良いのに」
「他の女性と貴方は違う。
私は、貴方だから話しかけているのです」
「辞めてください。他の方に見られたら、嫌味を言われるのは私なのですっ!」
これは本当のこと。伯爵様はとても人気がある。誰もが伯爵様の妻にと思っている。
そんなキラキラした人に、私が話しかけられる理由がない。
「私は、貴方の事が気になるのです。貴方の事が知りたいし、貴方に、触れたいのです」
「は?」
伯爵様は、何を言っているのだろう。
私に触れたい?なぜ?
私よりは素敵な人が伯爵様の周りには沢山居るのに、なぜ私なの?
「あの、伯爵様………。どうして、私なのです。どうして、私の様な女性に触れたいと思うのです」
少しの間が空き、伯爵様が口を開いた。
「…………貴方に、恋い焦がれているから。
私は、貴方の事が好きなのです。
好きだから、触れたいし、知りたいと思う のです」
伯爵様のいきなりの告白……。
驚きの方が多かった。けれど、私は今までに感じた事のない感情になったのは事実。
あー、私、こんな不意打ちで ほだされてしまったの?
「あの。伯爵様………。じょ、女性から誘うのは、いけないのかもしれないのですが……、」
「はい………」
私と伯爵様を明るく晴れた夜空と月が照らす
「私と、踊って頂けますか?」
私の今の精一杯の強がり。でも、伯爵様は、何だがとても嬉しそな顔をした。
「………っもちろん。喜んで」
私は恋愛に限っては、色々な事に疎い。
けれど、この方となら、と初めて思った。
単純でもいい。
悲しくてもいい。
私は今、この人と恋をしたい。
そう、思ったのだ。
その言葉を貰えたら、私はこの場で1番美しく舞えるのに。
僕はワルツも踊ったことがないけれど
君の隣に立っても良いように練習してきたんだ。
「踊りませんか?」
踊りませんか?
同じ歩幅で同じスピードで
付かず離れずで手をつなぐ
お互いを気遣い見つめ合い
ダンスの相手は人生の相手
踊りませんか?
はプロポーズ♡
【踊りませんか】
会社の先輩に連れてこられたショーパブ。
正直全然興味がない。
前のステージでは露出の高い衣装をきた女性たちが男を誘惑するような腰使いのダンスを披露している。
しばらく続いた音楽が止み、拍手が響く。
次の演目が始まると一際大きな歓声が上がった。
なんだと顔を上げる。
ステージの真ん中で、たった1人が踊っていた。
その人は露出も控えめで目元もヘッドドレスのレースで隠されている。それでも、長い手足をしなやかに使って踊る姿は今までの誰よりも艶やかで、魅力的だった。
拍手と歓声にハッとする。気づいたら演目が終わっていた。
俺は拍手もせずにただステージを見つ続けた。
もう一度あのしなやかながらも強さがあるダンスが見たい。
誘惑なんて生ぬるいものじゃない。惹き付けて離さない。そんな踊りだった。
久しぶりに長くダンスをやっていた自分の血が騒ぐのを感じる。
あの人の色んな踊りが見てみたい。
ダボッとしたスウェットを着て、目深にキャップを被って踊っている姿を見てみたい。
何より、あの人と一緒に踊ってみたい。
だから、どうか俺と
(4 お題:踊りませんか)
さぁさぁ狂ったように踊りましょう。
ホップステップで踊ろうか。
裸体になってさ踊りあかそう。
等々。踊りが歌詞に入っているものを思い出せば、それは何故か踊ることが主目的ではないように感じる。
まるで踊るとは常人のすることではなく、気が触れた人間の行動だとでも言いたげな歌詞だ。
まったく、失礼な話ではなかろうか。
踊ることは楽しいことや嬉しいことを表現する方法にもなれば、体の仕組みを理解することでトリックアートみたいな不可解な踊りだって出来るというのに。
「踊る=ダンス」 と結びつくことはこの歌詞たちからは見当たらない。
でも、知ってる。いや分からされている。
ダンスはセンスとか努力とかをふんだんに混ぜ合わせたケーキみたいな物で、そう易々と出来るものじゃない。
そんなにキラキラした世界に僕は存在しない。
だから思い出した曲たちは、
僕のモノクロな青春を隠すように、
極彩色で彩られた曲たちなのだ。
Shall we dance?ではなく、
I’m dancing alone.なのだ。
『踊りませんか?』
【68,お題:踊りませんか?】
綺麗な満月が空に浮かぶ、秋のとある日
冷たい空気を胸いっぱいに満たして、私は1人崖の上に立っていた
目眩がするほど高いこの場所に、しかも深夜に来たのにはちゃんと理由があった
薬草がほしい
私の母は病気だ、そして家は貧乏だ
医者に見せる金もない、そうなれば自分達でなんとかするしかないわけだが
生憎、私に医療の知識はない
どうにか治す方法をと、いろんな人に聞いて回って
なんとかかき集めた情報が
満月の夜に数時間、人目のつかない山奥の崖の上に咲く、と言うこと
場所は昼のうちに目星をつけ、今は開花を待っている状態な訳だが
何せ秋の山奥だ、寒いし夜に起きているせいで眠たい
「...ッダメ、寝るな私」
ズッと鼻を啜り、眠い目を擦ってどうにか目を覚ます
寒いからだろう、いつもよりも眠たい気がする
だがここで寝たら、薬草を持ち帰れないどころか私まで帰れなくなるかもしれない
「...~~♪~、~~~♪」
寝るわけにはいかない、目を覚ますために最近聞いた曲を口ずさんでみる
どこで聞いたんだっけ、ピアノのゆったりした曲で......ダメだ余計眠くなってきた
とりあえず無言になるよりはましだと思い、そのまま歌い続ける
夜の冷気が喉に染みて、途中に何度か咳き込んでしまった
ザッ...
「...!」
突然草を踏む音が聞こえ、私は口を閉じる
サァッと血の気が引くのを感じた、猪...熊だろうかどっちにしろ今は鉢合わせたくない相手だ
しかし、相手は予想だにしない人物だった
「こんばんはお嬢さん、良い夜だね」
「あな...たは?」
いつの間にか私の後ろにいた、白髪の青年
白いシルクハットとマント、道化師という言葉が似合うであろう背の高い青年は
ゆっくり私の方に歩いてくると、恭しく頭を下げ手を差し出した
「ぼくは...、ちょっと事情があってね、失礼かもしれないが名乗れないんだ
...こんなに月も綺麗なことだし、貴方の歌で1曲どうかな?」
「えっ、でもその...私踊ったことない...」
「大丈夫、ぼくがリードする」
軽く手を引かれて、ぽすんと彼の腕のなかに落ちる
顔を上げると穏やかな笑みで、歌ってと促す彼の姿があった
私がたどたどしく紡ぐメロディーに合わせ、彼はゆっくり身体を揺らし
驚くほど優雅な手付きでステップを踏んで見せた、きっと踊り慣れているのだろう
彼の動きに合わせると、自然と足が動くように感じる
「なんだ、上手じゃん」
月明かりの下の短い舞踏会
私が歌い終わったのと同時に彼の後ろで小さく花開くものがあった
「あっ、咲いた!」
パッと手を振りほどいて駆け寄る
淡い光に照らされ咲く小さな薄紫の花、間違いないこれだ
「良かった...これで母さんも...」
「えっ」
ふと後ろで面食らったような声が聞こえ、振り返ると
不自然な格好で固まっている彼の姿があった
「どう、しました...?」
「いやっ、何でもないよ...ぼくはもう行くね」
ザアッと風が吹き、顔を庇って下を向く
視線を上げた時にはもう彼はいなかった
最初から最後まで不思議な人だったな...
薬草を大事に抱え、暗い山道を下りながら考える
もしかして彼は、私が自殺しようとしてると勘違いしたのではないだろうか
だって普通ならば私のような年齢の人間が、1人で山になど入らない
止めようとしてくれて現れたのなら、彼は優しい人だ
家に着く、明かりがまだ点いていた
身体がよくないというのに、母は私を待っていてくれたのだろう
木で出来た扉を開けて光の中に飛び込む
「ただいま母さん、さっき凄く優しい人に会ったんだよ」