距離』の作文集

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距離』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/1/2024, 11:12:42 AM

距離
 月は遠い。しかし、唯一近づける日がある。それは、満月の日。私は窓を開け月を誘い込む。壁に映る淡い輪郭。私はそれを手でなぞり、妙な感覚が指先を駆け抜ける。まるで月と一体化したような感覚に息が少しだけ浅くなる。
 月は何も拒まない。揺れるカーテンの隙間から、光の滴が床を塗らし、冷たい抱擁で私を包み込む。言葉もなく、ただそこにいるだけで月は私の孤独をそっと溶かしていく。

12/1/2024, 11:10:09 AM

「私、看護しになる!」
もう十年くらい前に言った言葉だ。もともと趣味の絵を描く時間を減らして勉強の時間を増やした。お母さんは嬉しそうだった。ずっと前から医者か看護しになれって言ってきてたから、私がなるって言って嬉しかったんだと思う。いろいろ用意してくれたりした。私が勉強出来るように机を買ってきたり、本を買ってきたりした。その頃にはもう私は中学を卒業間近にいた。
 小学生から背負ってた期待は重くて外せなくなっていた。お母さんもお父さんも、私が看護しになることを今か今かと待っている。友達と遊びたかった、放課後好きなところに言って趣味を満喫したかった。夜中に絵を描いている時間があった。その時間だけは心地よくほんとの自分な気がした。
 捨てられた。捨てられた捨てられた捨てられた。捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた
 お母さんは悪意はなかったんだと思う。勉強の邪魔になると思って優しさで捨ててくれたんだと思う。でもその時から私は距離感が分からなくなった。私は親に怒鳴りたいぐらい怒っているが私の為を思って、私の目標を達成させるために、捨ててくれたから。親が悪いわけではないから。

あとがき
 初めて小説書いたピ。面白かったかなぁ?自分じゃわかんないから不安です。でも匿名だし下手でもいいよねってことで…


2024.12/1  距離

12/1/2024, 11:09:07 AM

【距離】
君との距離を縮めるには
どうしたらいいのかな?

“大丈夫だよ、怖くないよ”
なんて言っても
君は唸り声をあげる

まるで“信用できない、来るな!”
なんて言われているみたいだ

まぁ、そうだよね
自分のテリトリーに
いきなり知らない奴が来たら
警戒もするよね

ただ、仲良くしたいだけなんだけどな…

明日からでも時間を作って
通いつめてみようかな?

そうしたら、この場所に良く来るけど
怖いことも痛いこともしてこない奴って
信用してもらえるかな?

うん、そうしよう
そうと決まったら
明日はチュールでも持ってこようかな?
時間をかけて少しずつでも
あの子と仲良くなれたら良いな

12/1/2024, 11:06:43 AM

あと3歩踏み出せば話しかけられるの。私の友達と話してるから絶対に話に混ざれるの。でもあと3歩ができないの。何週間たってもできないの。ほら、帰っちゃった。一緒に話せばよかったのに、なんて言われるけど無理無理絶対無理。LINEはいっぱいするよ、話も盛り上がるし。LINEは得意なんだけどな。いつも会いたいって思うけど会ったらそれどころじゃない。どこ見たらいいのか分からなくなっちゃう。今までどうやって話してたんだっけか。好きになったはずなのにもっと遠くなった気がするよ。

12/1/2024, 11:05:59 AM

距離

距離おきたいと女。

理不尽な事でも言われたかのような男。

お互いが、お互いをストーキングする関係は、ぐるぐる回って丸くすむのにな。

12/1/2024, 11:04:49 AM

私と貴方
近過ぎず遠過ぎない丁度いい形
貴方は友達としか思っていなくても
私は貴方と共に人生を歩みたいと願ってしまう
もう一歩踏み込んでみたい
今日もそんなことを思いながら
貴方との楽しい日々を過ごしていく
                「距離」

12/1/2024, 11:03:15 AM

距離

いつの間にか
近くにいたはずの君が遠くにいて
物質的な距離が遠くなれば
心の距離も遠くなるのかなと思ったけど
離れても好きの距離は変わらなくて
かえって
一緒にいた時よりも
ずっと近づいた気がする
いつの間にか私のココロは
こんなにも大切な気持ちで
満たされていたんだ
もう会えないかもしれないのに
こんなに会いたくて
この心の葛藤をどうしたらいいのだろう
この気持ちをすてようとしたけれど
すてればきっと
私のココロは停止してしまう
今私が欲しいもの
気がつけば
お金では手に入らない
大切なものでした

12/1/2024, 11:02:47 AM

「え? 今なんて、新田さん……」
 俺は狼狽した。一緒に帰っていた新田さんが、生真面目な顔で言った。
「うちに寄っていきませんか。今、ちょうど母親も仕事で居なくて」
「え、どうして」
 ちょうどって。母親も居ないって、え?え? 胸の動悸が激しくなる。
 無意識に左胸を手で押さえた俺に向かって、
「間宮くんの手袋編みたいの。だからゲージ、測らせてほしくて」
と言った。おねがい、と顔の前で手を合わせる。
 ゲージ……、手袋。ああ……。
「編み物ね、ナルホド」
 あーびっくりした。ゲージなるものが何かわからなかったけど、サイズを測るんだってことは何となく理解できた。
「学校じゃダメなの?」
「うん。みんなの前だと、ちょっと」
 口ごもる。俺はそんな新田さんを見て、俺とうわさになるの、やなのかなと胸にぴりっと痛みが走った。
 それをはぐらかすため、いいよ、と言ってしまった。それまでもうちの前まで送っていたけど、中に招かれたのは初めてだった。
「どうぞ」
 新田さんは玄関のドアのかぎを開け、俺を中に通した。俺はおじゃましますと言って中に入る。
「今、毛糸と編針持ってくるから、ちょっとリビングで待っててくれる? あ、スリッパ、これ。お茶、何がいい? 甘いのと、
甘くないの」
 ぱたぱたしている。きっと男友達を招いたのなんて初めてなんだろう。ひょっとしたら、女友だちも今までなかったかもしれない。
 高校の委員長は、なんていうか、孤高のひとだ。勉強もできるし、美人で有名。教師からの信望も厚い。でもその分、他の人を寄せ付けないところがある。
「……」
 シューズを脱いで出されたスリッパに足を通そうとした俺は、動きを止めた。三和土に立ったまま、あのさ、と切り出す。
「え?」
「やっぱ今日はやめる。ごめん、ゲージとかよくわかんないけど、日を改めていい? お母さんがいないときとか、よくないよ。うん」
 新田さんの顔が曇った。俺はなぜか罪悪感に駆られる。
「でも」
「なんで、ちょうど? なんで親がいない時だといいの。俺と二人きりになって心配じゃない? 俺、密室で新田さんと一緒だと何するかわかんないよ」
 言ったら傷つけるかもしれない。そう分かってて俺は口にした。
 だって、手を出して傷つけたくないから。ーーいや、それを拒まれて、傷つきたくないのは俺の方だ。
 俺はずるい。でも……
 新田さんを直視できずにいると、彼女が俺に歩み寄るのがわかった。ソックス履きのつま先が俺に向いた。
「わかんなくて、いいよ……。間宮くんなら、いいって思ったから、私」
 だから、今日呼んだの。と消え入るような声でそう言う。
 俺は顔を上げた。ばちっと新田さんと目が合う。至近距離で。
 ーーやべえ。
 瞬きを、目が忘れる。こんなきれいな目をしている女の子がいるなんて、俺、知らなかった。
 心臓の鼓動が胸からせり上がってきて、喉を口を通り越して脳に到達する。バックバクと、耳の後ろがうるさいほどだ。
 俺たちは玄関で向き合ったまま、ただ見つめ合う。手を伸ばせば、触れられる距離で。

#距離
「セーター4」

12/1/2024, 11:01:52 AM

隣にいるの。
1メートルもないくらいには。
でも、そんな距離じゃ埋められないくらい
僕と君は住んでる世界が違うんだよ


「距離」

12/1/2024, 11:00:45 AM

『距離』

何億光年離れた星に恋をしたり、
この世に存在しない架空の人に恋をしたり、
君って奴は手の届かない相手ばかりを好きになるなぁ。

もっと近くに目を向けてみては如何か。
そうしたらそんなに悩まなくて良くなるのに。

決して手の届かないものばかりを愛するのは、
永遠であってほしいと願うからなのかもしれないね。
この世に存在するものはいつか必ず失われるから、
決して失われないものに恋をしていたい。
それこそが永遠の愛である……と、思っているのか。

可哀想に。永遠の愛なんてどこにも無いのに、
君はそれを求めてしまったんだね。
求めてしまったからにはもう、
ずっと遠くを見るしかないんだね。

遠距離恋愛、遠距離も遠距離。
君は今日も遠くを見ている。
遠くの愛するものを見て、その距離に恋をしている。
隣の僕には見向きもせずに。

12/1/2024, 10:57:55 AM

【生と死の距離】

9月も中頃に差し掛かった頃、槇原さん夫婦から手紙が届いた。 
8月の始めにお礼の品と手紙を贈ったから、 
きっとそのお礼の手紙なのだろう。

「槇原さんのこと、お母さんは知ってる?」
私が訊いてみると、お母さんは
「う〜ん、聞いたことはあるかな。
でも、直接会ったことは無いなぁ」
と答えた。

槇原さん夫婦には、随分と助けられた。
私の家出初日、「これからどうしよう」という不安を抱えて立ち寄った楽器店が出会いの場だ。
私を一晩泊めてくれた上に、私のオトウサンのことを色々と教えてくれて。
本当に感謝しても足りないくらいだ。

「一緒に、手紙読もうよ」
私はお母さんに声をかけた。
今までなら、こんな会話はきっと無かった。
封筒をそっと開き、二人で言葉を受け取る。

―――――――――――――――――――――
橋本海愛様

お手紙拝見いたしました。本当に、海愛ちゃんは聡明な子ですね。やはり大智譲りなのでしょう。
 海愛ちゃんと過ごしたあの日が、まるで昨日のことのように感じられます。
あの日に弾いてくれたギターも歌声も、もう1ヶ月以上経っているのに鮮明に覚えています。
 自分語りになってしまうのですが、私は親友の大智を亡くしてから、ずっと心に穴が空いたままでした。 
何をしても満たされないし、気がつけばあの頃を思い出して悲しくなってしまう毎日でした。そんな私を受け止めてくれたのが妻で、心が沈んでいた私を元気づけてくれたのです。
お陰で前より明るくなれたのですが、次第に大智のことを忘れようとしてしまいました。
思い出すととても辛くて、ならばいっそのこと忘れてしまったほうが楽だと考えてしまったのです。
本当に私は酷く情けない人間です。
ですが、あの日海愛ちゃんに会って、私は久しぶりに大智のことを思い出しました。
そして海愛ちゃんと一緒に話すうちに、私は段々満たされていくのを感じました。
ずっと穴が空いていたのに、それを埋めてくれたような気がしたのです。
海愛ちゃんにいきなり弾き語りをお願いしてしまったのも、海愛ちゃんに大智の面影を感じたからです。
海愛ちゃんの弾き語りを聴いて、私は本当に感動しました。
「生きてて良かった」とも思いました。
礼をするのはこちらのほうです。
本当にありがとうございました。
 それでは、またお目にかかれる日を楽しみにしています。お身体にはお気をつけてください。
                  敬具 
令和6年9月15日
               槇原晋也
――――――――――――――――――――― 
まず思ったのは、「晋也さんも辛かったんだな」ということだ。
会ったときは「優しそうな人だな」くらいにしか感じなかったけれど、
その裏では想像を絶するほど苦しんでいたのだろう。
何度も涙を流し、それでも前を向くことを決めたのだろう。

「また、会えると良いね」
お母さんはニッコリ笑って言った。
「次は一緒に行こうね」
私は笑顔で答えた。

きっと、私達を阻む距離なんてどうでもよくて、心はずっと繋がっているのかもしれない。
それが生と死の間だとしても。
晋也さんとオトウサンは今でも確かに繋がっているのだから。

12/1/2024, 10:57:53 AM

距離

時間×速さで距離がわかるなら

距離なんてわかんなくて良い

縮まるのも

離れるのも

一瞬だから

12/1/2024, 10:56:25 AM

距離


ずっと一定か
もっと離れたり
たまに近づいたり
繰り返しながら
ちょうどいい位置を見つける


距離


会わないことを選択する

心の安定のために必要なんだ

12/1/2024, 10:55:54 AM

「距離」

もう少し。

君までもう少しの距離。

手を伸ばすけけど、届かない。

もどかしい距離感。

あとちょっとなのに。

君に届いたら、番組を変えられるんだ。

リモコン、あとちょっとがほんとに届かないんだ。

12/1/2024, 10:52:42 AM

君はこんな近くにいるのに、君の瞳に映るのは彼だけなんだね。

12/1/2024, 10:52:22 AM

つかず離れずの「距離」って
難しい。
あなたと私も
そんな距離で
長くいたいね、
ディスタンスって
何?!

12/1/2024, 10:50:26 AM

途中書きです。すみません。

どこまで遠くへ行けるんだろうってふとした瞬間に思う。

「距離」

「おい、仕事持ってきたぞ」

珍しく来客かと扉を開くと、背が高くガタイのいい大柄の男が立っていた。
同級生のダッチだと分かるやいなや急いで扉を閉めようとするが、圧倒的力の差で簡単に敗北した。

「どうせろくな仕事でもないんでしょ?」

ことあるごとに私の幸せ引きこもりライフを崩そうとしてくるこの男は周囲を巻き込んでどんどん事を大きくしていくところがある。
だから、こんなど田舎の深い森に住む私のところに話が来る頃にはかなり厄介なことになっているのだ。

「俺が魔法学校の教師をやってるのは知ってるよな?俺のクラスに引きこもりの生徒がいて説得してみたんだが、なかなかガードが堅い。そこで同じく引きこもりのお前に説得を頼みたいというわけだ」

引きこもりの説得を引きこもりに任せるのはおかしいだろと思ったが、まあ今回はダッチの判断通り私が適任そうだ。

「報酬は?」
「引き受けてくれた謝礼に特注のローブ、成功報酬でルチェーレの実とクレアの葉」
「引き受けるわ」

アイラス、12歳。
引きこもりになってもうすぐ1年。
引きこもりの原因は不明。
両親は何度も説得したが、むしろ関係が悪化しガードが堅くなった。
両親はなんとか引きこもってから1年が経つ前に部屋から出てきてほしいと思っている。
食事は一応取っているみたいだが、1年間姿を見てないため、元気かどうかわからない。
引きこもりになる前は成績が良く、非常に優秀な生徒で特に闇魔法が得意だった。

12/1/2024, 10:49:46 AM

目の前にあるおぞましい言葉はどこにいるかも分からない糞野郎の言葉だってことを忘れそうになり頭が痛くなるSNS

【距離】

12/1/2024, 10:48:46 AM

「距離」


昔は、貴方との距離はもっと近かった気がする。
お互いがお互いを思い遣って、気遣って。
だから、物理的な距離が離れていても、心の距離は凄く近く感じていて、何処に居ても貴方を感じる事が出来ていた。

でも今は。
いつの間にか2人の距離は凄く離れて。
物理的には近くなった分、遠慮がなくなってお互いに思い遣れなくなったし、気を遣う事もなくなった。

そして、そんな日々が続く内に、もう戻れない所まで来てしまった。

少し前までは、それを淋しくて思ったり、悲しく思ったりした。
でも、今では、そんな事を思う程の気持ちもなくて。

いつからか、怒りや苛立ちとか、呆れとか、マイナスの感情以外で、貴方に対して心が動く事がなくなった。
心底どうでもいい、という気持ちが先立つようになった。

距離感て、難しいと思う。
近すぎても、遠すぎても、間違えてしまう。
でも、お互いがお互いを大切にさえ思っていれば、きっと乗り越えられる。
気付いた時には遅いかもしれないけど、でも、やり直す事は出来るかもしれない。

やり直せるか、やり直せないか。
やり直すか、やり直さないか。
選ぶのは自分だから、自分の気持を信じて、進めばいいと思う。

12/1/2024, 10:48:23 AM

距離をきちんと取ることって、とても重要だと思っていて、もちろん楽しいことが出来上がっていく場面では、相手ともゼロ距離のグルーブ感でそのまま良いもの創り上げてしまうのがいいんだろうけど、ここでネガティブな方向を志向してる相手だと、一緒に流されるとよくない方向にベッタリはまって行くので、あえて自分の方からきちんと相手から距離をとって、ブレーキをかけたり方向修正しないと、気がつけばどちらにももうどうにもできなくなってしまう。

ここで気をつけなければいけないのが、一見楽しい場で強いグルーブ感があるんだけど、流れに乗ると簡単に相手を持っていけるので、これを利用して自分の利益に誘導して行く人物もいて、気がついたときにはもう結構損失がでかかったりする。

相手との距離だけでなく、自分が今どこを、どこに向かって流れているのか、この流れからも距離を取ったり、
そしてこの流れに乗って、実は自分は何かを忘れようとしているんじゃないのかとか、本当は何か別のものを求めていないのかとか、自分の心からも距離を取る(=見定める)ことをサボらないのもたぶん大事ですね。

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