「私、看護しになる!」
もう十年くらい前に言った言葉だ。もともと趣味の絵を描く時間を減らして勉強の時間を増やした。お母さんは嬉しそうだった。ずっと前から医者か看護しになれって言ってきてたから、私がなるって言って嬉しかったんだと思う。いろいろ用意してくれたりした。私が勉強出来るように机を買ってきたり、本を買ってきたりした。その頃にはもう私は中学を卒業間近にいた。
小学生から背負ってた期待は重くて外せなくなっていた。お母さんもお父さんも、私が看護しになることを今か今かと待っている。友達と遊びたかった、放課後好きなところに言って趣味を満喫したかった。夜中に絵を描いている時間があった。その時間だけは心地よくほんとの自分な気がした。
捨てられた。捨てられた捨てられた捨てられた。捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた捨てられた
お母さんは悪意はなかったんだと思う。勉強の邪魔になると思って優しさで捨ててくれたんだと思う。でもその時から私は距離感が分からなくなった。私は親に怒鳴りたいぐらい怒っているが私の為を思って、私の目標を達成させるために、捨ててくれたから。親が悪いわけではないから。
あとがき
初めて小説書いたピ。面白かったかなぁ?自分じゃわかんないから不安です。でも匿名だし下手でもいいよねってことで…
2024.12/1 距離
12/1/2024, 11:10:09 AM