『距離』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ここを開けて飛んでしまえたら…
この距離が翔べない…
見えてるのに…
跳べない…
笑顔も見えるほどの距離なのに…
おもいっきりとんでみたい…
おもいっきり翔んで…
君の隣にいたい
すぐにも居たい
運命とされた明日を変えたい…
ふたりの明日を迎えたい…
君といたいよ。
自分の中にある感覚
信じてみたらいいよ
違和感を抱いたなら
俯瞰して見るといい
余計な事は考えない
嫌なら離れるといい
最初に感じた思いは
正直な気持ちだから
心から溢れる思いも
自分しか分からない
心地良い感覚大切に
『距離』
家の扉まで 5m
近くの自販機まで 30m
好きなパン屋まで 800m
図書館まで 2100m
職場まで 23700m
実家まで 350000m
死んだ爺さんまで 1609344m
ニューヨークまで 10845000m
月まで 384400000m
あの子まで ∞m
あなたの心まで 何m?
お題「距離」
【距離】
遠距離って
いやだなって
長いあいだ
ずっと思ってた
行きながら泣いたり
帰りながら泣いたりしてた
自分の部屋でも泣いてた
今は
距離があって
良かったのかもな
と思ってる
「先生〜!…っ、」
いつもの時間のいつもの準備室。いつもならこうやってドアを開けるだけで、先生が声をかけてくれるはずなのに。
とうの本人は丸つけの途中だったのか赤ペンを握りしめたまま夢の世界だ。
珍しいこんな気の抜けたような先生。
せっかくの機会だし写真の1枚でもとってやろう。
パシャ、と乾いた音が室内に響く。
どうか先生が起きませんように。そう祈りながら
「…風邪、ひいちゃいますよ」
誤魔化すように呟いた言葉は届いているだろうか。
伸ばした指先は先生にはやっぱり届かない。
あと1センチ、手を伸ばせたらな。
2023.12.1『距離』
お題 距離
夜の道をドライブしながら星を数えて
2人黙ったまま時が過ぎる
昔の2人ならきっと車を停めて
朝まで熱く抱き合った
あなたがこの恋に何を求めているのかが
分からなくて
少しづつできる距離に怯えている
距離
ここから月までの
遥か遠くへ 来てしまったわ
あの草餅を 食べてみたいと 思ったので
桜色した 桜の紅を 買っていき
あなたの売っている 草餅に 食紅として
草餅と一対の 桜餅
ついにはほっぺたが落ちるほどの
美味しいバタークリームをすこしいれた
つぶあんのおもちを あなたと月夜を眺め
食べたいと思ったのでした。
月にはいつか 還れますかなどと 他愛もないことを
のべつまくなし 寒空ではすこし
寒すぎるので ヒーターなどをいれて
暖かいお茶と お茶菓子などを用意して
こうして月までの 距離の長さを
偲んでいます。
それでもあなたはどこか
違う国から 来たと思っていましたが
近頃すこし 風体も習慣も 変わってしまっては
時の長さなどを 感じさせ
大人と云うよりも あどけなさをなくしてしまった
心のなかで どこか大事な約束を
忘れてしまったかのような
切なさなどを 感じるのです。
然し今日とていきなりは 自分の人生が
変わったりしませんので
お茶などをお友だちのうさちゃんと
ジャパニーズスピッツのレオナの二人で
草餅や桜餅をもしゃもしゃと
或いはいろんなことを話しながらに
くちゃくちゃと食べながら
時の長さを感じると 月夜の距離が
また来年の名月までは 還れないものかと
話していましたが
先ほど月は 御者が牛車に乗って
うさちゃんのもつ
高麗の珠の枝などを見に来ると云うので
またいつか還れますかと 笑い合い
遠くはない月夜の晩に還れると
願いをかけたのでございます。
【距離】
僕は今日、10年前に焦がれたその髪にやっと指をくぐらせることが叶った。
でもそれは、僕を含む友人達による話の成り行き。
いつか、この指に愛を込めて触れることが出来るまで、あとどれくらいだろう。
実際の距離は分かるけど
人間関係の距離はわからん
【距離】62 kogi
寒いのは嫌い、だけど
君との距離が近くなれる、冬だけは
だいすき
距離
気持ちはね、
夫の三歩後ろぐらいをついて歩いてみたいんだけど、
気づけば私のほうが早足で
一歩先から振り返って「ついてきてるかな?」って
様子見て待ってる感じなんだよな
それでもまあ夫の忍耐のお陰か
なんとか笑顔でうまくやっているから
うちの夫婦はこの距離でよし
近いようでいて、遠い距離。
私と君との間にはどれくらいの距離があるのかな。
心の距離は目には見えないから不安でいっぱいになることがある。
嫌われたならどうしよう。
私の言葉で傷ついてきたらどうしよう。
友達だと思っているのは私だけだったらどうしよう。
色々な【どうしよう】がぐるぐると私の中でまわる。
ああ、ほんとうにこんな自分が嫌になる。
距離
私には、昨日で、付き合って10ヶ月になった彼氏がいる。私達は、15歳差だ。初めは、「彼とは、15歳も離れてるんだし、住む世界も、今まで学んで来た事の数も、年齢の差だって、離れ過ぎているし、きっとうまく行かない…どうそ付き合った所で、きっと心の距離も全て距離が出来てしまう…」そう思い込んでいた…でも、15歳離れた彼は、その私の考え方を覆した…よく世間は、「恋に年の差は、関係無い!恋した者勝ち!恋は、年の差を超える!」などと言う言葉があるが、それは、正に本当だった…歳が離れているからと言って、何もかもがお互い合わない訳では無いし、例え、どんなに歳が離れていたって、お互い惹かれ合う物があったり、その中には、お互いが通じ合える共通点があったりする。私も、最初は、「恋に年の差なんてあったら上手くいかない」そう思い込んでいたが、付き合ってみたら、案外そうでも無かった。なんてたって、今が人生ピークの幸せ真っ最中だし、例え、どんなに年の差があろうとも、二人なら絶対どんな事でも乗り越えていける!そんな気がしてる。彼は、私よりも、遥か立派な大人だから、彼から学ぶ事は、沢山あるし、お互い、学ぶ事が沢山あって、学び合える仲だ。そう。恋愛に、年の差も心の距離も、世代も、何もかも関係無い。二人が結び合えばそれだけで十分幸せだから。私は、彼を誰よりも愛してる。これからも永遠に…
君が分かっていることが私に分かるとは限らない
そんな君とのすれ違い、心の距離
君のおしりを見ながら歩く
尻尾ふりふりかわいいね
街中 今日もパトロール
あの角その家この電柱
途中で誰に会えるかな
ひとりで歩けばダルい距離
君と歩けばどこまでも
「距離」
#262
あなたとの距離は何キロ?
新幹線だったら何時間?
心の距離はどのくらい?
愛おしいあなたとの距離が
近付いていけますように…
【距離】
「これ、ありがとな」
朝、学校に着くと、昨日隣の席の相川君に貸したノートが返ってきた。
「すっげえ助かった! 今回のテストは、伊藤のお陰でいい点取れそうだわ」
「そう? それなら良かった」
調子がいいこと言ってるだけかも知れないけど、何だか嬉しい。
「伊藤って結構、字綺麗なんだな」
「なに? もっと汚い字を書いてそうに見えた?」
「思ってねーよ。むしろ伊藤らしかったっつーか……あ、いや、今のは忘れて」
「ふふっ、何それ」
照れたように頭を掻いている相川君が面白い。私は思わず吹き出した。
「あー……あのさ。今後も、テスト前にノート貸してくれたら嬉しい。席替えしてからも」
「えー。ノートの予約?」
「そう! 伊藤が他の誰かにノート貸す前に、予約」
「しょうがないなあ……それなら、相川君にだけ貸すね」
「マジで!? よっしゃ!」
素直に喜びを表す相川君が可愛く見えて、その笑顔に胸がきゅんとした。
相川君と私の席の距離は、いつも通り。だけど心の距離は少しだけ近づいた気がしたんだ。
肌が触れるくらい
近くにいるのに
どうしてこんなに寂しいのだろう
息がかかるくらい
近くにいるのに
どうして想いは伝わらないのだろう
測れない心の距離
#距離
#47
距離って難しいものだと思うんです。数学で出てくる距離を求める問題とか、人との距離とか、あとマラソン大会の距離を聞いて絶望したりもしました。可もなく不可もない距離が良い。でも学校と家の距離は短いほうがいいです。
手を伸ばせば、届いてしまいそうな
でも、絶対に掴むことの出来ない君の背中を
今日も私は眺めてる。
---二作目---
親友、という距離感。
あいつの隣に居られて、それだけでも幸せなはずなのに。
もう少し距離を詰めてしまいたい、と。
そう思ってしまうのだ。
...誰かが、俺とあいつの間に割って入ってくる前に。
この距離感で居られなくなる前に。
#距離
136作目