『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
へその緒しか思いつかない。
恋人とか好きな人とかより、家族として、大好きな大切な人って感じの運命のご縁を感じてしまうな。
でも、運命や恋愛=赤い糸って言う先入観的思考を持ってしまってる自分が悔しくてしかたない。
だから考えてみた。 what is 赤い糸。think about it....
なんで赤だけ?
紫も好きだし、黄色も好き、水色も好きだし、緑も好き。
だから、赤を他の色とミサンガでも作ったら綺麗だろうなって。
あんまり、今までの思考と方向性は変わってないけど。赤い糸は「共存」だとおもう。
赤は赤で存在するけど。絡み合ったら赤だけ以上のもっと素敵な色彩になるとおもうから。
-赤い糸-
運命の赤い糸だろうと
わたしを縛り付けるなら
そんなものは断ち切って
わたしの運命は
わたし自身で切り開く
もし、その人が何も考えられないほど苦しんでいたとしたら。底の底まで落ちてしまって、登ろうと必死にもがいていたとしたら。
その人は、目の前に細い細い糸が垂らされたらそれを掴むのだろうか。
例えそれが運命の赤い糸でも。
掴んだことによってその糸がちぎれてしまうとしても。
その糸に全体重をのせてもがくことによって運命の相手を自分と同じ場所に落としてしまうとしても。
それでも、掴んでしまうものなのだろうか。
私は、目の前の崖に垂れる赤いちぎれた糸を見ながらそう考えた。強い力で引っ張られて折れてしまった小指を撫でながら。
『赤い糸』
【赤い糸】
運命の赤い糸と呼ばれるものは目には見えない
だから自分の運命の人が誰かなんて分からない
今自分の好きな人が運命の人ではなくて
それでも結ばれてしまったら
赤い糸はどうなるのだろう
他の人と結びついたまま?
それとも切れるのかな?
目に見えないから分からない
自分の好きな人が運命の人ではなかったなんて悲しい
赤い糸なんて見えない方が私達にとっては幸せかもね
見えない方がいい事もこの世界には存在する
まずまず運命なんてものがあるのかさえも分からない
【赤い糸】
君は「赤い糸」を知ってるかい?
…あぁ、僕が言っているのは「運命の赤い糸」の事じゃないよ。
この地域に伝わる一種の「怪異」の話だ。
赤い糸。
ソレは大体タコ糸ぐらい細い糸の寄生型怪異。
数cmも時もあれば数百mの時もあるといい、実際の長さは不明。
元は白だったらしいが、生物を殺すことにより血が染み込んで赤い糸になったんだとか。
この怪異は生物に寄生し、宿主を体内から少しずつ破壊していく。
最初に脳を支配し、それから血管や骨を自身の糸へと作り変える。
宿主は意識は残っているが、糸に支配されているため声は勿論、指1本すら動かすことができない。
やがて糸は体内に卵を産みつける。
怪異の卵が孵化すると、身体中の穴だったり、皮膚を破って体外に出てこようとするため意識のみ残っている宿主は恐怖の中、ただ死を待つ。
稀に、孵化が終わった死体で人間ごっこをしている奴もいるらしいけどね。
…え?なんでそんなに詳しいのかって?
そりゃあ、ボクがその「赤い糸」だからだよ。
…驚いた?ってことで、今日から君がボクの次の器だ。
この身体はもう飽きちゃったんだ。
よろしくね、ニンゲン。
まぼろしへ託す未来のない足でショートケーキを食べにいこうか
【赤い糸】
それを信じるのなら
受け入れなきゃいけない
こちらにはのびていない
あの人のそれを
赤い糸_60
貴方と繋がっていたい
私の思い上がりかもしれないけど
運命の糸は存在するの
だから
私がその糸を使って
貴方と私を縫うの
丁寧に慎重に
そうすると純白な運命の糸も
紅に染まり
愛を証明する1つの条件が完成する
ゼロ距離で時を過ごせるなんて
夢のような時間でしょうね
ああ
言い忘れていたわ
私は裁縫が苦手だから
少し時間がかかると思うの
ごめんなさいね
【赤い糸】
都から落ちてこられた検非違使の尉殿御一行が数日前から近くの寺に滞在されていると小耳に挟み、一目お姿を見てみたいもの……とその寺までこっそり忍び歩きに行った。着いてみると同じ考えのものがちらほらいて、キョロキョロと境内をうろつきさまよっていた。探し回っている様子から、まだ誰も目にした者はいないようだ。きっと奥に引っ込んでいらっしゃるのだろうと見当をつけ、境内を出てそっと一人で裏手の林へ向かった。ひょっとしてそこから奥の房が覗けるかもしれない。すると思ったとおりで、僧房らしき堂舎が望めた。さっそく傍の木に身を潜めて房を見渡してみると……おお、あの花頭「窓越しに見えるのは」目にも艶やかな大鎧!虫干しでもされているのだろうか、房の片隅に一揃え据え置かれてあったのが真っ先に目に入った。思いがけない眺めの見事さにしばし見惚れていると、サッと中から御簾が下ろされてしまった。これは……房に居た御仁に垣間見の気配を察知されたからであろうか?だとすればそれは心耳心眼の士のなせる御業、常勝無敗のあの方の所作に間違いない!いや残念。お姿を見ることは叶わなかったが、見事な大鎧はしかと目にすることができた。このあたりで満足して退散するとしよう。
八幡大菩薩さま、どうかかの御仁が無事に落ちのびられますよう、お願い申し上げますぞ ――
私は、妖精
あなたは、龍
赤い糸を感じている二人
棲む世界が違うけど
この愛の物語は
永遠
『赤い糸』
「おばあさま、遊びにきましたわ!」
「あら、いらっしゃいメア」
オズの屋敷に遊びに来たメアは、
オズの祖母であるおばあさまに飛びつきました。
おばあさまはとても優しくて、
メアが遊びに来る度に美味しいお菓子を
用意してくださり、ご本を読んでくれたり
お人形遊びに付き合ってくれたりします。
ある日のこと、オズとメアが屋敷で
かくれんぼをしていた時の話です。
おばあさまの部屋に迷い込んだメアは、
ドレッサーの上に置いてある可愛いらしい
コンパクトに目を惹かれました。
ハートの宝石が埋め込まれたピンクのコンパクト。
中を開けると、甘い香りが漂ってきます。
ハンドクリームでしょうか。
手首につけると、ふんわりと
薔薇の香りが広がりました。
クリームのついた手で目を擦ると、
突然、メアは赤い糸が見えるようになりました。
赤い糸は人々の小指に結ばれており、
男と女、同性同士、さらには犬や猫、
馬や鳥と繋がっている人もいました。
メアは、おばあさまが読んでくれた
ご本の話を思い出します。
運命の相手とは赤い糸で結ばれると────
「オズ、わたくし赤い糸が見えますの!」
メアの話を聞いたオズもまた、
クリームをつけてみることにしました。
「どうですか?」
「本当だ……見えますね」
オズはメアの小指に繋がれた赤い糸を
じっと見つめます。
それからオズは鋏を持ってきて、
メアの赤い糸をちょきんと切ってしまいました。
「何するのですか!」
「だって邪魔じゃないですか」
「ひどいですわ、ひどいですわ!」
わーんわーんと泣き出したメア。
オズは彼女の指から垂れ下がった
糸を自分の小指に巻き付けました。
「ほら、また結びましたから
泣き止んでください」
騒ぎを聞きつけたおばあさまが
二人のもとにやってきました。
「まあ、一体どうしたのですか?」
メアはそれまでの出来事を全て
おばあさまにお話しました。
話を聞き終えたおばあさまは、優しく微笑み
ながらコンパクトを手にして二人に説明します。
「これは『サダメの軟膏』と呼ばれるものです」
"サダメの軟膏"
古くから伝わる魔女の秘薬で、
これを目元に塗ると、
運命の相手が見えるようになるのだとか。
赤い糸は恋愛だけでなく友情、親愛、
深い絆や重要な出会いを示すこともあります。
「ですが運命とはさだめられたものでは
ありません。自らの手で紡いでいくものですよ」
おばあさまは優しく二人の頭を
撫でながら言いました。
「さあ、解呪の水でお顔を洗いましょうか」
それから赤い糸は見えなくなりました。
メアは一体誰と結ばれていたのでしょうか。
今でもあの赤い糸は繋がっているのでしょうか。
全ての真相は闇の中────
更年期は終わったはずなのにどうしてこうも激高するんだろ?
頭に来すぎて今までにない頭痛に襲われたから、きっと血圧爆上がりしたんだな
アレだな、年寄り殺すにはその年寄りの嫌がる事をやれば勝手に血圧上げてイチコロだな
あの子が上司でなければ平気なんだろうか
のらりくらりやり過ごしその場を凌ぐ
パートに押し付けられる事は押し付ける
なにを指摘しても『やらない理由』があるのにちょっとびっくりした
私の怒りは無意味で無駄で不毛で血圧上げるだけの無駄だ。
言いやすいから言ってるんだな私
嫌なやつ私
仕事なんか定められた時間を大事になるミスさえ起こさずにやり過ごせば、遊ぶお金と服買うお金と飲み代と家賃と食べ物代とが手に入るんだしな。頑張る必要も無理する必要もないんだろうな
私の怒りさえのらりくらりやり過ごせば、飲み代は手に入るんだもんなあの子は。
自分の仕事量と技術と精度に不安があるから、私はイラつくんだよな
こんなにやってんだからあんたもそれくらいやれよって
私が嫌なやつなんだ
初老だと言うのに大きな声を出す自分が情けないし恥ずかしいし腹が立つら
明日から絶対声荒げすぎ頑張らずにする
情けないなぁ
恋
愛
小指
2人
男女
恋愛
解ける
固く結ぶ
運命の人だったのに、どうして幸せになれないの
そう、さめざめと泣く彼女を慰めた。とはいっても言葉はかけない。ただ、機械的に相槌を打ち、震える背中を時折撫でてやるだけ。
もし言葉をかけようものなら、傷つけてしまうと判っていたから。
運命だと思っていたのはお前だけ。その証拠に周りはみんな止めたじゃないか。
不思議なことに、彼女も、世の少なくない女性が、なぜか自分は男を見る目があると信じて疑わない。傍から見たら一目で「ああ、こいつは人間のクズだ」と判る男に、どうしてか引き寄せられてしまう。
そして、こんな人だと思わなかった、結婚するまで本性を隠してた、なんて言うのだからお笑いだ。
いやいや、周りからのやんわりとした忠告も、率直な警告も無視しておいて何言ってんだ。
そいつのクズさが自分以外の誰かに向かっていたときは男らしい、頼りがいがあると言い、自分に向かってはじめて目が覚める。
それに気づかない限り、幸せなんて見つけられない。赤い糸の正しい行き先も判らない。
でも、言葉はかけない。
ちらちらと伺い見る目に気づかないふりをする。
彼女が欲しいのは共感と、同情と、慰めと、陶酔。決して、二の轍を踏まない教訓ではない。
僕の小指にもあるという糸の先が彼女でなくてよかった。
あの頃、悲しさ悔しさに泣いていた僕にこそ慰めの言葉をかけたい。
そんな糸、切れてしまって正解だよ! とね。
赤い糸が見えるとか居たけど
赤い糸は目に見えるものではなく
添い遂げることが運命づけられていているようなさまを「赤い糸で結ばれる」などのように言うのです!
相性良く関係が続かない限り
赤い糸で結ばれてた運命の人を否定する
都合良く赤い糸の相手は変わるけど
二人の関係をポジティブに深めてくれることもある魔法の言葉(∩^o^)⊃━☆゚.*・。
ふーちゃんはね、産まれたこと自体が運命と思ってます😊
一人一人との出会いは博打です(#´ᗜ`#)ニコニコ
良い人か悪い人か(งˊ•͈ ꇴ •͈ˋ)ว
運命が気がつかないうちに繋がっている
それが赤い糸
手繰り寄せることができるのは
自分自身
待っているだけじゃ動かない
自分自身と向き合う糸
赤い糸
因縁を持つなら黒
魂レベルの片割れなら緑
お金だけなら紫
色んな糸が繋がっている
色んな意図が見える
君となら一番心臓に近いと言われる薬指に血で滴れた糸を結んでもいいかもしれない、元の色なんて関係ない
赤にちゃんとなるのなら僕らは化け物なんかじゃない
赤い糸
赤い線が、貴方には見える?
生命を突き動かすもの。人間の原動力。
素敵な運命に感じてやまないでしょう?
ねぇ、ちゃんと確認して…
愚かな生命達は気づかないといけない
それが決められたルートでしかなかったことを
洗脳され尽くした恋愛脳だって
『赤い糸』
私とあなたは赤い糸で結ばれている。
そう思っていた。
私があなたを好きになったのはあなたの席が私の右斜め前になったときのことだった。
私はあなたの後ろ姿が好きだった。
何事にも真剣に取り組み、何事にも全力。
あなたのその姿に惚れ込んだのだった。
その年のバレンタイン。
私はあなたにチョコをあげる決意をした。
それと同時にこの気持ちを伝えようとも。
「ねぇ今日の放課後17時までに体育館裏に来て欲しい」
そうあなたに声を掛けた。
あなたはただ、「分かった」とだけ言い、その場から離れていった。
その日の放課後あなたは約束通り17時に体育館裏に来てくれた。
「呼び出してごめんね。でもどうしても渡したいものがあって」
と言って、前日に夜な夜な作ったチョコを取り出した。
「チョコ」
言うって決めたんでしょ。言わなきゃ。
「ずっとあなたのことが好きでした。付き、」
「待って。俺から言わせて。ずっと好きでした。こんな俺で良ければ付き合ってください」
「はい!私でよければよろしくお願いします」
そうやって始まった私たちの恋愛は嘘だったってこと?
最初っから私なんか目にも入ってなかったってこと?
私の心を支配したかっただけなの?
なんて、今頃聞いても遅いか。
あなたは婚約指輪と私がこれまであげた全てのものを置いて消えてしまったのだから。
私たちは『赤い糸』で結ばれているんじゃなかったの?
それなのになんで私だけ残して、あなたは私の前から消えたの?
答えてくれるわけもなくただ問い続け、私は彼を追っていった。
:赤い糸
鼻血と鼻水が混ざったドロドロの赤い糸が伸びていく。僕の鼻と貴方の拳を繋いでいる。
「ごめん、ごめんなさい……こんなことするつもりじゃなかった」
鉄臭い、汚い、ベチャベチョ。鼻、折れてないといいな。ジンジン、痛いな。唖然とした? そんなことない。また、殴られただけ。
「痛いよな、今氷を取ってくる、冷やさないと……」
鼻の奥がドクドク波打って鼻水を生成している。切れたとこから血液が流れて鼻血が垂れていく。赤い糸、汚いなぁ。
赤い糸……ねえ、どこ行ったの。僕をおいて、どこかへ行ってしまった。僕をおいて、行かないで。血まみれ、僕、あのとき、どうしたら良かったのかな。違う選択を取っていたら、僕は今でも……。赤い、糸、あかぁい血で、縫い合わせてしまったかもしれない。違う生地同士を、無理やり。血まみれにしてしまった。
――つめたい
「少し我慢してね」
鼻に氷を押し付けられて、今度はキンキン頭まで痛くなってきた。グリグリ押し付けられて体温で溶けた氷が液体となって、鼻血と絡まり口周りを染めていく。ああ、汚いなぁ。鉄の味。
お前の拳も血まみれで、全く痛そうじゃない。暴力で繋がった赤い糸。結局こういう濃度にあるのだと思う。お前も俺もクソ野郎だ。暴力賛成と笑ってないまぜにしてなあなあにしている。
「もう十分冷えたかな。念の為病院に行こう。折れてなければいいんだが……」
痛い。優しさ。肉体。それでいい。暴力だげが肯定してくれる。痛い。怖い。ずっとずっと罰してくれ。ずっとずっと裁かせてくれ。ずっと、ずっと。
「……うん、ありがとう。ありがとう。ありがとう」
ありがとう。許してくれてありがとう。