『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の彼氏が気持ち悪い。
「一度は引き離された俺たちも、たった一日という短い、しかし長い期間を過ごすことが赦されたわけだ。これを幸運と言わずしてなんと言う?」
「偶然」
「やはりオレたちは運命の赤い糸というもので繋がれているに違いないんだよ!」
「うわ、本当に気持ち悪い・・・」
運命の赤い糸。それは、所謂都市伝説といわれるもので、人の目には視えない細長い一筋の希望。その糸で結ばれたもの同士は、意図せずとも結ばれるのだと言う。そんな眉唾ものの噂を、彼は信じているというのか。信じて、それに縋っているのか。そんなものなどなくても、私たちは、もっと現実的なもので繋がっているのに。
「え、なに?」
「電話線」
「オレは声だけじゃなくて姿も見て話したいんだ!!」
「あ、そろそろ着るね。電話代嵩むといけないから」
待ってくれ、と叫ぶ彼氏に、私は容赦なく受話器を置いた。ガチャンッと大きな音が鳴る。毎晩毎晩、電話をするというのも、疲労が溜まるのだ。もちろん私だって、愛おしい彼と話すことが苦なわけではないのだけれど、それとこれとは話が別というわけで。
それに、
「もうすぐ会えるのだから」
充分じゃないか、と。
一週間後の今日という日に、赤く丸が付けられたカレンダーを見ながら微笑んだ。
晴れると良いな、貴方と逢うために。
運命の赤い糸は色んな所に繋がっていると思う
人、動物、イベント、仕事、勉強など
人や動物は割と運命と気付きやすいが
それ以外はあまり運命と気づかなかった
行くのを諦めたイベントに参加出来るようになったり
転職活動をしている最中に、仕事を誘われたり
受験資格があって諦めた資格が、受験資格を撤廃したり
これも運命だろう
自分ではどうにもならない運命もある
ならば、自分でどうにかなりそうな運命なら、色んな所に赤い糸を引っ掛けて
精一杯手繰り寄せたい
赤い糸
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(2024/06/30 19:43:33)
これは運命だったのかもしれない。
出会いはメル友。
東北から関西に来た彼。
蒲生氏郷で繋がった二人は遠距離6年を含め、まる10年で結婚した。
運命の赤い糸で二人は繋がれてたのかもしれない。
#赤い糸
薬指から延びる赤い糸
他の人からは見えないし、
私自身も触ることは出来ない
でも、指から五センチ程のところで
切れており、その先はどのにも繋がっていない···
私に運命の相手がいないのか、
この世にもう居ないのか、
まだ居ないのか?
そろそろ40代に突入しそうなのだがwww
気長に待つか
赤い糸
私の指にも巻き付いているのだろうか
目に見えない赤い糸が
人間関係はわりと長く続く方だけど
ずっと一緒にいて
ずっと仲良しなんてことはないと
もう諦めてしまった
この糸の先にいる人とも
会った瞬間に糸がほどけたり
最悪自分で切ってしまうこともあるかもしれない
そんなことを考える
もう寝た方がいいかもしれない
互いに求める距離感が違うとき
どうしたらいいんだろうな
赤い糸、
別に繋がってないと思うんだよね
一目惚れとかじゃないし
幼馴染とかでもないし
偶然出会っただけだし。しかもネットだし
でも私は貴方を選ぶつもりだよ
【6/30 テーマ:赤い糸】
夕方の学校の屋上にて2人の人物が対峙していた、1人はまるで世間話をするかの様に語りだす。
「ねぇ知ってる?赤い糸の噂」
赤い糸…縁で結ばれた2人は必ず運命の人となって契りを交わす、交わした2人は一生添い遂げるの。
「でも禁句もあるのよ?それは"縁の人以外とは契りを交わしてはいけない事"」
タン、タンっと軽やかにステップを踏みながら影法師はこちらを見る。
「契りは契約、契約を破るのならそれ相応の罰が下されるの…私のようにね?」
カラッと笑い彼女は文字通り影に溶けていってしまった。
━まるで最初からそこに存在していなかったかのように。
…こんな夢を見たゼ。
赤い糸がガチャでシークレットが出るんだけど、赤は赤でも凄いディープレッドでもうほとんど黒で、シークレットっていうよりほとんどハズレって感じ…
そんな「赤い糸」で繋がるんでも、いいですか?
あなたはそれでも私でいいんですか?
試すように恐る恐る、聞いてみるんだけど。
あなたは、化けの皮をはがして妖しく微笑むのか、それともわかりやすく誠実に笑ってくれるのか、
それとも………それともそれとも…ってもう千変万化にいろんな顔する。ホラーか。
キリが無いので私は再びガチャにたくす。
天の神さまの言う通り…ああ、やっぱりわからない。何なのこれって感じのが出る…赤黒混ぜこぜ。
それなら私が私のしたい通りに、あなたを見つめようと思います。
私の神さまはガチャ(赤い糸)でもあなたでもなく、私みたいです。
しょうがないなぁ、心に従いますか……。
はいはい、そっちじゃなくてこっちね。(軌道修正)
母の裁縫道具から赤い糸を盗み
次の日 教室で
友達の指と自分の指に結びつけて
「俺とお前結婚するかもな!」
とかバカやっていると
好きな子が来て
「私もその遊びに入れて」
なんて言っきて
俺の指と結ぼうとすると、
「あなたとはやだ」
って言われちまったぜ
世も末だな…
「赤い糸」
ある日僕の小指にとれない赤い糸がついていた、僕はそれを運命の糸と呼ぶことにした。毎日その運命の相手を探して、とある夜に彼女を見つけた。そして彼女はこちらに近づいてくる。僕もどんどん彼女に近づいていくと全く見えなかった彼女が街頭に照らされ姿が見えた、僕は彼女を目でとらえた。そこには包丁を持った女が一人こちらに走ってきていた。この糸は違う意味で運命の糸だったみたいだ。
その糸はもっと赤く染まった。
#赤い糸
強固か諸刃の剣か
絡まるか 解けるか
はたまたぷつりと切れてしまうか
少しの差異や時間が形を変えてしまうだろう
見せかけのものもある
一生見つけられないものもある
だからこそ面白く 時に苦しく切なく
愛すること 愛されることを
求めてしまうのかもしれない
赤い糸
私の小指締め付ける赤い糸
ピンと張る糸 この先にはいったい
誰がいるのだろう 深紅の糸が心も縛る呪い
を呼び寄せるのならば共に幸せが訪れよう
呪いの名前は恋と言う
赤い糸のその先は恋の宮古
僕の小指に絡み付く赤い糸
足るんだ糸 この糸は私の身体を
ひくように運命の方へと連れてゆく
小指と小指の触れ合うその時
深紅の糸がミサンガの如く爆ぜたようだった
爆ぜた糸は恋を知る私の心同様で
そしてまた糸の如く
共に生きる約束結びつける
きっと絶対、赤い糸だと信じていたのに
信じていたかっただけみたい…
(赤い糸)
赤い糸
若かった頃
これこそがきっと赤い糸だと思ったら
ほんのちょっと違う色だったり
蜘蛛の糸より細かったり
なんだか途中に余計な結び目で絡まってたり
まあ何度か間違って
そして傷ついた
反省もした
本当の赤い糸は忘れた頃にやってきて
夫と出会ったときには全くと言っていいほど、その存在も感じなかった
でも見えてなかったその糸も、知らぬ間にいまや赤いロープぐらい頑丈になってるな〜と感じて笑った
このご縁に感謝しています
夫よありがとう
#3『赤い糸』
みんなは赤い糸の事を"運命の赤い糸"というけど本当なのだろうか。
私は信じたくない。
なぜならいつ見ても自分の子指とあの人の小指は繋がっていない。
私だったら良かったのに…。なんて事を思いだから自分の小指指を見る。
そろそろこの恋も諦めよう。
私は自分の子指に繋がった"運命の人"を探す事にした。
詩(テーマ)
『赤い糸』
黒い糸は犯罪ぽいな
青い糸は青春の友
金の糸はお金が匂う
茶色い糸は仕事関係
緑の糸は趣味仲間かな
銀の糸は尊敬する人
ピンクの糸は女友だち
グレーの糸は男友だち
黄色い糸は家族でいいや
白い糸はお母さんです
赤い糸は運命の恋
ドクドク、
流れる、血管の糸
ドクドク、
叫んで、教えてくれる
ドクドク、
お前は、あの子にしな!…と
赤い糸
「小指につながる赤い糸なんて嘘だと思ってるな」
とそいつは言った。
飲み屋で隣にいただけの男だ。
もちろん名前も素性も知らない。
「そりゃ赤い糸なんて都市伝説だろ」
「さあね。とりあえずあんたの赤い糸は西の方角に伸びてるよ」
「え?」
正直驚いた。
付き合い出したばかりの彼女はこの街の西に住んでいる。
「いいよね、みんな普通に西や東や南や北、最悪でも地面の下に伸びてるんだ」
「いや地面の下ってなんだよ」
「ブラジルに運命の人がいたらそうなるでしょ」
「それはまあたしかに。ていうかその他にどこに伸びるんだよ」
そいつはかすかに苦笑した。
「俺の赤い糸は天に向かって伸びてるんだよ」
ガシャンと音を立てて、それは床に落ちた
手を伸ばしたけれど間に合うわけもなくて
床に散らばるハサミやメジャー、ピンクッションに糸…
あわててピンクッションに刺さった針の数を数える
…良かった、針は散らばらなかったみたいだ
ソーイングケースの中に
落ちたものをひとつひとつ戻していく
ピンクッション、ハサミ、メジャー、白い糸、黒い糸…
「はい、こっちに転がってきてたよ」
目の前に差し出されたのは赤い糸
「あ、ありがと…」
片想い中の彼に手渡された、ただの赤い糸
この瞬間からただの赤い糸は私の宝物へと変わった
これが運命ならいいのに…
***赤い糸***
もしかしたら、これは運命だったのかもしれない。
出会いはメル友。まさかこんな繋がりがあるなんて知らなかった。
蒲生氏郷によって繋がれた運命の赤い糸。