『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
赤い糸で結ばれた相手に出会うなんて
そんなロマンチックな出来事を
期待したことはないけれど
もし本当に赤い糸が存在するなら
互いに必要だと思える人とがいい。
【赤い糸】
運命の赤い糸?
永遠の愛?
それが良いものだと思える人間は、
きっと幸せな人間なんだろう。
何度同じ人間を好きになったところで、
不幸せな死が待っているのなら、
そんな運命、
ない方が良かったじゃないか。
――それでもあんたが、
幸せになることを諦めないって言うのなら、
最期まで付き合ってやるよ。
運命も、赤い糸も、永遠の愛も興味なんてねーけど、
あんたのことは、気に入ってるからさ。
私は今年から高校2年生になる。小学生の頃から好きな相手もいる…実はその好きな人と同じクラスになれたんだ。『好きな人の席はどこだろう…近くだったらいいな』と思いながら教室に向かった。好きな人と席は離れてしまったが「今日一緒に帰ろ?」って話しかけてもらえた。私はとても嬉しかった私は好きな人と帰れるとウキウキしていて先生の話をほとんど聞けてなかった。そして、下校時間が来て好きな人と帰ることになった。他愛もない会話をしながら下校した例え面白くない話だとしても好きな人と帰れるってことだけで楽しかったそして、「ねぇ○○ちゃん好きな人とかいるの?」って彼から聞いてきた。『もしかして○○君私の事気になってるのかな…もしかして両思い?』って思いながら下校した。ここからはほとんど彼の話を覚えてない…それを私の友達にラインで言ってみた (友達)[え、なにそれ両思いなんじゃないの?](自分)[やっぱりそうなのかなぁ](友達)[明日告白してみたら?w]『…本当に告白してみようかな』って思ってしまった… 翌日振られてしまうという懸念もなしに好きな人に告白してしまった。返事は「いいよずっと昔から好きだったし自分から告白しようと思ってた」って言ってくれた…私達には昔から赤い糸で繋がっていたのだろうか…まあ、そんなことは気にせずに今の彼氏とは仲良くできている。
赤い糸
いつか結ばれるはずの人とは、生まれたときから赤い糸で繋がっているなんていうけれど。
私の赤い糸は、手繰って行ったら途中でプツンと切れていた。
この先には誰かがいたの?
それともはじめから誰もいなかったの?
繋ぎ方もわからないまま、今もまだ糸の片端を握りしめている。
"運命の赤い糸"
誰しも1度は憧れる「運命の相手」
しかし実際に存在していたら?
自分の好きな人が自分と結ばれる運命ではなく、
自分の嫌いな人と結ばれる運命だったら?
そんな時どうしたらいいのだろうか。
運命なんてもの、ない方がいいと、要らないと、
感じるのではないか?
結局自分が受け入れたいことだけを運命なんて言う
それは、人の我儘の塊だ。
【赤い糸】昔は、繋がっていてほしい人がいてたようないてなかったような、誰とも繋がっていてほしくはなかったような感じだったけど、今は、繋がっていてほしい人がいてるけど、それは無理で・・・、でも出会ったのは恋の運命であってほしい。で、実は、赤い糸であって・・・というオチが欲しいなー。神様、赤い糸を許してくれますか??
何色の糸なら許してくれますか?
せめてピンクぐらいでー!!??。そして、あなたは、
そんなこと考えることはないと思うけれど、何色の糸で
私と出会ったとおもってますか??これは、怖くて聞け
ない・・。秘めたこの想い、届け!!
3年後のpure
赤い糸
それは、人には見えぬもの
それは、人にとっては不確かなもの
だけど、決して切れることのない
細くても、確かな縁
赤い糸と呼ばれるけれど
その色は人には見えない
ならば、何故赤なのか
想いの色、情熱の色、血の色
人には見えないから
人は、誰と繋がっているのかわからない
君と繋がっていたい
永遠に、確かな誓い
運命の赤い糸。いずれ結ばれるべき二人の男女の小指に
絡まれた決して見えない、切れない赤い糸。
「なあ、運命の赤い糸って信じるか?」
「なにそれ少女漫画にでもハマったの?」
「実はさ、俺見えるんだ。」
「───今なんていったの?」
「だから見えるんだって、赤い糸。」
そんな突拍子もないことを彼は私に向かって語る。
「何で今そんな嘘をつくのよ。」
「俺が嘘なんてつくと思うか?」
「はぁ、まあいいわ。じゃあ見えるとしてあなたから見たらどんな風になってるのよ。」
「ああ、すげぇぜ。街中長い糸だらけでさ、特にそこら辺でイチャイチャしてるカップルなんて小指に巻き付き過ぎすぎて痛くねぇのかってなるくらい。まあ別れそうなカップルは逆に糸は細くて切れそうだけどな。」
冗談にしては結構現実味のある喋り方で信じてしまいそうになる。もし本当だとしたら気になることがある。
「じゃあ私はあなたと結ばれているのね。」
そう言うと彼は一瞬無表情になる。だがすぐに笑顔になって言った。
「当たり前だろ?俺たち付き合ってるんだから。」
その顔に違和感を感じて私は話題を変えた。
翌日学校へ向かい席に着くと隣の席でよく話す彼に話しかけられる。
「おはよう。昨日の宿題やった?ページ数多くて大変だったよね。」
「ええ、まったくあの先生本当厳しくて嫌になるわ。」
そう言いながら彼の方へ向こうとすると急に小指を引っ張られる感覚がした。顔を上げると彼と私の間には赤い糸が見え私の糸はまるで今まで無理やり結ばれていたかのようにグニャグニャに曲がっている。
「どうしたの?」
彼の心配する声が聞こえる。どういうこと。頭が混乱してなにも考えられなくなる。一つだけ分かることは彼は嘘をついていると言う事だけだ。
俺には物心ついた時から運命の赤い糸が見える。とてもいい雰囲気の恋人たちの小指にはお互いの糸がきつく結び合っているが、逆に喧嘩をしている恋人たちの小指は細く今にも切れそうで実際両親の糸は切れていて、その後すぐに離婚した。糸が人生を左右すると分かった時に幼馴染の彼女の糸を見た。その糸は俺とは繋がっていなかった。何で。何で俺じゃないんだ。
俺はこんなにも好きなのに結ばれる事はないのか。その瞬間あることを思いついた。まだ彼女は運命の相手と出会っていない。だったらそんな運命は変えてしまえばいい。俺は彼女から見えないように赤い糸を無理やり切り自分の糸と繋げた。これで大丈夫。まだ俺は知らない。
彼女の運命がすぐ近くにいることを。彼女に嘘がバレてしまった事をまだ俺は知らない。
『赤い糸』
恋愛だとか運命だとかでよく使われる赤い糸で結ばれてるって表現、俺はあんまり好きじゃない。
今日も教室の一角で女子たちが赤い糸がどうたらこうたらと騒いでる。くだらない。そもそもなんで赤なのか。どうせ結ばれるなら好きな色が良いだろ、俺なら青とか緑とか……
「確かどっかの国で魔除けの色だったり赤い紐を使う風習があるらしいよ」
ぼーっと外を眺めてると後ろの席から声がした。どうやら思考が口に出てたらしい。
「ふーん、一応理由があったんだ。物知りだね」
「そんな事ないよ、偶々知ってただけ。理由を知ったところでくだらない事に変わりは無いしねぇ」
「女子はそういうの好きなんじゃねぇの?」
「一括りにしないでくれる?別に嫌いじゃないけど……浮ついた話題としての赤い糸には興味無いや」
興味が無いのにやたら詳しく知ってる彼女を変わったヤツだと思った。
「運命は存在すると思う。でも運命は感情に干渉出来ないとも思ってる」
だから赤い糸の話も知識や逸話として面白いとは思うけど恋愛と絡めるのは違うのだと、ここまで話してごめんと言われた。つまらない事を語ってしまって申し訳ない、と。
つまらないなんてとんでもない。俺はコイツの話に聞き入ってしまったし、なんならもっと色々詳しく掘り下げて話して欲しいとすら思っているのに。そう伝えると困ったように笑うから、本当なのにとちょっとムッとした。
「俺こんなくだらない嘘つかないよ。もっと色々聞かせてよ」
*
変わったヤツの面白い話をもっと沢山聞きたいと思った。
この時既に人間性に惚れていたのだと後になって気が付いた。
俺と彼女の間にあったのは何色の糸なのだろう。決して赤くないそれは今でも繋がっているだろうか。
通知の音にメッセージアプリを開くと1番上に表示されてる彼女の名前に、糸がまだ切れていないことを知った。
2023.06.30夜「赤い糸」#04
おばあちゃんは裁縫上手で、たくさんの物を作ってくれた。
幼稚園に入るときの必要な物は全部だし、マフラーや帽子の編み物も売り物みたいに可愛かったし、サイズもいつもぴったり。
おばあちゃんは、毎年、私がピアノの発表会に着るドレスを一年の大作として、縫ってくれるのが恒例。
いつもピンクや赤の女の子っぽいものばかりで、ヒラヒラのレースとか大きなリボンとかばっかりでさ。
去年の発表会の前におばあちゃんに、シックで大人っぽいドレスがいいってお願いして作ってもらったの。
おばあちゃんは紺色のドレスを作ってくれたけど、やっぱり大きな赤いリボンがベルトにつけてあってね。
いつもみたいに「ほらできた。よう似合う。」って言われたけど、いつもみたいに笑顔で「ありがとう」って言えなくて、ガッカリした顔しちゃったの。
来年からはもうおばあちゃんの手作りじゃなくて、買って貰おうって思ったんだ。
そんな事思ってしまったからなのかな。今年はおばあちゃんの手作りじゃないドレスで発表会にでる事になったの。
去年の発表会のすぐ後おばあちゃん死んじゃった。
お母さんは「お空のお星様になったのよ」って言うけど、私は違うと思うんだ。
「ほら、できた」って言う時はいつも赤い糸で玉結びして、小さなハサミで赤い糸をパチンときるの。
だから赤い星はおばちゃんが玉結びして「ほら、できた」って見せてくれてるんだよ。
【赤い糸】
私の弟はよくを風邪をひく。
風邪をひいたらその日はもう遊べない。
近寄ることもできない。
会えない寂しさをごまかすために絵本を
読んでいたら、お母さんが教えてくれた。
「コップと赤い糸で電話を作れるのよ。」
お母さんの言う通りに作った電話を、
弟の部屋に持っていってもらった。
コップに耳を当てて待っていると、
「もしもし、」
と聞こえた。
顔は見えないけど、弟がいる!
その日は嬉しくて、お母さんに怒られるまで
電話した。
赤い糸
言葉を交わさなくても…
見えない赤い糸で結ば
れてるの…
あなたとわたし…
あなたと出会った瞬間から
…目には見えない何かを
感じていた…
きっと…
それが赤い糸だった
のかもしれない
運命ね…
#9【赤い糸】
絵本の中のお姫様は
運命に導かれて
王子様と結ばれた。
夢見てたあの頃の私は
運命よりも、現実を選ぶ大人になった。
目を凝らしたって
赤い糸なんて見えないけど
もし君がくたびれてしまう時がきたら
その綻びは
私が繕ってあげたい。
赤い糸は死に際の糸。
白い糸は結ばれる糸。
青い糸は悲しみの糸。
黒い糸は暗黒の糸。
黄色い糸は明るき糸。
こう教えてくれたのは貴方だった。
一年前、青と赤の糸が玄関の取っ手に括りつけてあった。
家中、家の外、思いつく場所に、あなたを探しに行った。
でもあなたは何処にもいなかった。
一年経った現在、近くの山で遺体が見つかった。
雑木林に囲まれた池の近くだった。
貴方がいつも来ていた服と、黄色と白のお守り。
人目で貴方だとわかった。
黄色と白のお守りを作られるのは珍しいから、貴方と私だけの秘密として、貴方に渡したものだった。
なぜ貴方はあの場所で、私達が婚約を結んだあの場所で、。
なにがあったの?なにが起こったの?
真相は闇の中で、一年も前のことだから、痕跡も、足跡も、なにも出てこない。
貴方は何も話してくれなかった。
貴方ともっと思い出を作りたかった。
話したかった。出かけたかった。
もうこの声は、貴方に届くことはない。
77テーマ【赤い糸】
赤い糸が切れた。プツリと小さくも琴線に触れる音を立てて切れた。貴女はこんなにも赤くなっているのに何故、なんで糸が切れたの?貴女は赤く染まって、私はこんなにも貴女を思って泣いているのに。
貴女は何故私を置いて行ってしまったの?ずっと一緒だと言ったのは貴女だったのに。
貴女が消えてしばらくしてから黒い糸が首に巻き付いて離れないの。お願い、帰ってきて赤い糸と共に。
『赤い糸』
その糸が運命の人と私を本当に結んでいるならば、
どうして他の誰かとも複雑に絡み合うのだろう?
相手が決まっているならば、
始めからその人の元へ行けば良いだけで
それ以外の人間と恋に落ちて
運命の人だと錯覚する必要なんてきっと在りはしないのに
小指に絡まる見えない糸を爪の先でピンと弾く
何処まで続いているかなんて分かりもしないこの糸の先
でもまぁ、少なくとも今の相手は
運命の相手じゃないのかなと何故かそう感じる
根拠も理由も何も無い、漠然とした意識の中でそう思っただけ
じゃあ誰がと問われてもそんな事、分かりはしない
でも、そんな私にすら分かることが一つある
それはまた別れの苦しみを味わう事になるって事
中2
赤い糸
漫画や小説などで
あの二人は赤い糸で結ばれてる、、、、、、
とかあるじゃん!?
そんなことないわ!
てか何?赤い糸って
美味しいの!?
ムシャムシャヽ(゚∀。)ノウェ
まっっっっっっず
リア充の味がするわ
(非リアより)
運命の人って意外とたくさんいると思う
だって大好きな人はたくさんいるもの
きっと小指からはカラフルなたくさんの糸
恋人とは赤
親友とは…ピンク?
あの子とは緑で、あの人とはたぶんスカイブルー
アイツとは黄色かな
ヒラヒラとはためいているに違いない
#赤い糸
ロマンチックな例え、なんだろう。
見えないのに、本当に繋がっているみたく引き寄せられる。
長くて、細くて、時々、千切れたり、切られたり、結びつけられたり。
他の色でも様々な意味がある糸ではあるけれど。
”赤い糸”ほど網羅した例えはないんじゃないかって、勝手に思ってる。
赤い糸
赤い糸
「何してんの?」
少し離れたところに立っている彼女に訊く。何か棒状のものをこちらに向けている気がする。
「それ何?」
「レーザポインター」
「うーん?」
何故そんなものを。近づこうとすると彼女の手が細かく動く。立ち止まって自分を見下ろしてみると、左手に赤い光があった。
「俺狙われてんの?」
「ある意味」
どういう意味でだろう。左手をかざしてみると、赤い光は薬指に留まった。
「ヒントは?」
「スモーク」
「謎すぎる」