『貝殻』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貝殻を集めて瓶に詰めた。
振ると聴こえる海の音。
きみの足が砂浜を歩く音。
目を閉じて、光に透けるきみの髪を思い出す。
夏は過ぎ去った。
白昼夢の季節が幻のように霞んでゆく。
白い貝殻は入道雲の抜け殻だ。
きみは夏みたいなひとだった。
たった1つだけ、捨てられないモノがある。
貴方から貰った【貝殻】。
何の価値も無くなってしまったよ。
貴方が傍にいないから。
そういえばさ、あれから見れた?
まあ、なんというか
こんな退屈な生活をしていたら定期的にこの話題になるのも仕方ない
いや、ないよ
少し開いたとこまでは見かけるけど奥まではやっぱり見えないよね
そうなんだよな
先っちょは見えるけど中身までは見えないんだよな
毎回この結論である
僕たちは僕たちの中身を知らない
哲学的な話ではなく物理的に見えないからだ
次は怪物に襲われたのを目撃した話になる
いきなりね
巨大な毛の生えたヤツに捕まると
お腹の上にのせられて石でガンガン割られるんだって
その時さ、偶々そこにいたんだって
砂囓ってたら出くわしたヤツがいて
なんとね、中が見えたらしいよ
どんなんだったんだろうね
それがさ、よくは見えなかったみたいだけど
スゴい綺麗だったんだって、僕たちの中身
えー、そうなんだ
なんか嬉しいね
見てみたいなあ、そんな美しいなら
だよなあ、見てみたいよなあ
この話題は毎回このパターンで終わる
僕たちは僕たちの中身を知らない
僕たちは怪物に襲われてまで僕たちの中身を見に行く勇気はないし
僕たちはきっとこのままが幸せなんだろう、とそんな気がしてる
『貝殻』
時には貝殻になるのも良い
すべてをさらけ出す必要は無い
また、歩めばいいんだよ
分かってくれる人は居る。
海辺にいったら少し屈んだりしつつ貝殻を探す。
小さめで淡いピンク色の貝殻を見つけた時は嬉しかった。
色々な貝殻があって、たまにヤドカリが居たりして驚いた記憶もある。
家に帰ってきてからも持ち帰った貝殻を眺める時間が未だに好きだ。
貝殻ひとつ見つけたよ
きれいだね、きれいだね!
そんなふうにいた自分が
今度はそんなふうにする娘を見ている
あそぼあそぼっていつも言って
ごめんねって
今日の誕生日にくれた手紙に書いてあった
遊んであげられない私の方こそ
あやまるべきことなのに…
朝から泣いてしまったじゃないか!
ごめんの気持ちでこの新しい歳は
始まったよ?
来年は“ありがとう“と言われる
お母さんでいられたらいいな…。
貝殻
めんどくせーを物語る貴方の背中
その背中を後ろから見るのは
嫌いじゃなかった
耳を触る癖も石鹸の香りも
海辺で貝殻を集めるのが趣味なところも
教科書を盾に弁当を
かき込む姿も全部嫌いじゃない
『じゃーなー』と爽やかさの欠片もなく
自転車で追い抜いていく貴方に
届かない声で『また明日』と呟く
そんな私は貴方の記憶に
残るのだろうか…
信じたい 信じたい
人の心にある温かな
奇跡を信じたい
私は貝になりたい
泣いたな…
#貝殻
海は
ゴミだらけ
貝殻は数えられるくらいしかない
だからこそ
貝殻が特別に、綺麗に
感じられる
「貝殻」
海に行ったらゴミだらけなのは
普通、ダメだなあとか思うはずなのに
小さい頃の私は
「あっははー!何これ!おっもしろーい!」
って感じで、ゴミを見つける度に喜んでました。
海は見た事ないゴミの山ですから。
ふと、彼女と貝殻を拾った海辺に行きたくなった。長い髪が特徴的な美人の彼女は、ピンク色に煌めく宝石のようなそれを嬉々として私に見せてきた。
彼女の存在は私の支えだ。私は彼女が居ないと生きていけない。幸い、彼女自身も私が居ないと生きていけないのだから、別に困りはしないのだけれど。
「ねぇ、また貝殻拾おうよ。綺麗な海、見に行こうよ」
私が呼びかけると、彼女は嬉しそうに擦り寄ってきた。そして、離れて俯く。どうやら乗り気では無いようだ。彼女が喜んだ素振りを見せたのは私が話しかけたからで、海は嫌いなようだ。
「……行きたくないの?海」
「なんで、知ってるよね…?私が、海、苦手な事」
少し意地悪をしすぎたかもしれない。彼女は震えている。私は彼女の頭を優しく撫でて言った。
「ごめんね、冗談だよ。今日はゆっくりお家で過ごそうね」
「…私、心配だよ、二人で沈めた“もの”が、見つからないか」
「ヤドカリです」笑ったあなたが消えた部屋は耳を澄ませど潮騒も絶え
題-貝殻
#48「貝殻」
海から拾い上げては あなたに送りたくて
海も 砂も 貝殻の形も
もう覚えていないけれど
確かに私のポケットは 思い出でふくらんでいた
宝石よりも お金よりも
貝殻に ヒトは見惚れて そばにいる
そして 私の 愛する人との 唯一の
記憶の便りでもあった
貝殻、私は可愛いと加工して取っておく癖がある
直したいのだけどね…。
可愛いものには罪はないのだけど、
独占欲?日常?
分からないけど習性?なのかな。
今日も浜辺で貝殻を探してしまう。
でも、理由がある気がするのに分からない。
思い出せないな。
ん?
海から見えたのは、神秘的な物が見えた。
とりあえず、入ってみて取ってみた。
これは……杖?
何でか頭痛がして家に戻りたくなる。
もう嫌だ。
助けて。
"まって……!!貴女に会いたい……"
知らない声も聞こえながらぐわんぐわんしている
頭を抱えながら急ぎで家に帰った。
着いた頃には涙が止まらなくなった。
忘れているものはなんだろう。
なんでだろう。
前世をあなたは信じますか?
それとも、運命を感じますか?
知れたら幸せですね。
貝殻
ムーミンママが貝殻でお庭を飾ってるのを見たら
凄い癒される。
ママ大好き。
森のくまさん/童謡
4番…
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シェル石油とか
武田久美子とか
同世代かと思うと…嬉しい
(貝殻)
「貝殻」を耳に当てて
波の音を一生懸命に聞き取る…
幼い頃は浜辺を思い出しながら
素直に、皆一度はやってみたんじゃ
ないだろうか…
大人になって、自分の体液が流動して
いる音だと、夢のない正解を知らされても
やっぱり、貝殻から聞こえる波の音は
神秘的な神様からのギフトのように思える
たとえ、自分自身の体内の音だとしても
やっぱり、貝殻=海=波の音…
偶然にしては出来すぎていて不思議だ
題【貝殻】
「今日は、まぁ色々あり4人で海に来ています。」
「色々って、すみれが行きたいって言い出さなかったっけ?」
「うっ、それは、違います…。」
実際言い出したのは私、だけど…。
「もう~、すみれは可愛いね❤️」
「も、もう!葵はひなたと何かしてきたらどうですか!!」
「うーん。でもせっかくだし、4人で遊びたいな。だめ?」
「えっ!だ、だめじゃないよ?でも、良いの?」
「うん。遊園地は別行動したし、海では4人で思い出作りたいなって!」
「良いね。葵ちゃん。じゃあ、4人で遊ぼう!」
「さすが、葵だな~!良い提案だね❣️」
「ありがとう。ひなたくん。じゃあ最初は…。」
「「「「ビーチボール!!!」」」」
「ぐっと、ぱーで別っれっましょ!」
これするの小学生ぶり(笑)
ふうま&葵 ひなた&すみれ
「う~。不安しかないです…。」
「ひどくない!?すみれ!」
「だって~!!」
「はい、はい。役に立てば良いんだろ?」
「頑張ろうね❤️ふうまくん。」
「うん。絶対勝とうね!」
「うん!罰ゲーム、どうする?3人とも。」
「うーん。あっ!じゃあ、負けチームが、飲み物奢りってどう?」
「「「賛成!!」」」
一試合目スタート! ピッ
「サーブか、こんな感じかな❣️」
「おっ!葵ちゃんナイス!」
「ふうまくん、パス!」 「はいよ!よいしょ!」
「きました!ひなた!」 「OK!パス、すみれ!」
「はい。任せてください!」
ピピー!!
「「やった~!」」
2試合目 ふうま&葵 勝利
3試合目 ひなた&すみれ 勝利
「勝ちました~。どうですか、ふうま。」
「強かった!すごいねすみれ!奢らせていただきます!」
「やった!」
「すみれ!強かったね~❤️負けちゃったよ。」
「帰ろっか。」
「うん。あっ、見て!綺麗な貝殻がある❤️」
「ほんとだ❣️」
「綺麗な貝殻だね。」
「これを、思い出にしよ?」
「うん!じゃあ。解散!」
「はーい!ばいばい~!」
「じゃあな。」
「さようなら!」
「あぁ。」
貝殻、か。これは、“昔,,の友達に貰った貝殻。もう、絶交したの。だって、だってあいつ!!カーストとか一軍?とかって、陽キャだとか隠キャだとか!変わったんだよ。もう他人だし、何でもいいけど。本当の友達は変わってなくても変わってても心はずっと友達なんじゃないの。でも、多分いや絶対にあいつ周りのカースト友達がいなくなったら絶対にこっちへ戻ってくる。本当に死ねば良いのに。
メモ
皆さんは好きなゲームありますか?私はドアを開ける短いゲームとメイトというゲームが好きです。ドアを開ける短いゲームは全世界の人にやって貰いたいです。やらなくても良いですから調べてみてください
貝殻やウニやヒトデを
拾いっこした磯浜は隆起し乾び
♯貝殻
貝殻
中身ではない
見た目で装飾品だけど
それなりに身を守れる盾
でも、通じない相手もいる
中身がない殻は割と好かれる
装飾品として
殻を普段から着用しとくと
かなり効果的で
中身が隠れている
殻にも守れないモノもある
身を壊す殻がある
殻だったことを
身が忘れていて
忘れたまま身が殻になる
殻はいつまでも通じるモノじゃない
だから時により殻を替える
替えても身は同じだから慣れない
殻がなくても貝だけど
貝だって身だけじゃない
でも身が美味しいかは別の話
そのままってまずないよ
でもそれが相手をすることで
殻だから貝だから悪いとは思わない
そのままを見たいなら
警戒させないこと
ずっとは隠せないから
それに隠し方にも個性がある
だから身を気にしすぎても仕方がない