貝殻めんどくせーを物語る貴方の背中その背中を後ろから見るのは嫌いじゃなかった耳を触る癖も石鹸の香りも海辺で貝殻を集めるのが趣味なところも教科書を盾に弁当をかき込む姿も全部嫌いじゃない『じゃーなー』と爽やかさの欠片もなく自転車で追い抜いていく貴方に届かない声で『また明日』と呟くそんな私は貴方の記憶に残るのだろうか…
9/5/2024, 12:38:02 PM