『誰よりも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#109 誰よりも
貴方を一番知ってるのは貴方、
でも貴方は自分のこと一番
見えてないから
ちゃんと私を頼ってね
誰よりも
誰よりも頼りにしてるから、頼ってしまうな。
だめなのに。
いなくなったらどうするの。
って毎回思う私。
誰よりも光輝くあなたの天才性。
それはあなたにとって、
あまりにも身近過ぎて自分では気付けない。
あなたが持っている
当たり前に気付く方法は
人との関わること。
人からの意見は賞賛も批判も
フィードバック。
そのフィードバックを
どのように捉えるかは自由。
あなたには無限に広がる
選択の自由が与えられている。
どうせ選択をするのなら
あなたの天才性を光らせる
選択をしよう。
──猫またが出るってよ
行願寺の辺り、夜になると
化けてでてくるって
その辺りに住んでいた私は
窓辺からそうっと
外からは見えないように慎重に覗いてた
「はぁ~あ!ここらのはもう制覇しちゃったかねぇ…」
坊主頭の男が歩いている。
彼奴は誰よりも連歌が好きな俗な法師だ
名前はなんだったか、何阿弥陀仏だとかいったか。
そういえば今日もここいらで
連歌の集まりがあったな。
思いの外盛り上がった末に
あの法師が優勝したらしい。
「ふふん、俺に勝てるやつはもう居ないだろう。」
扇や小箱を懐に入れて悦に浸る法師は
暗闇の中光る目に気づかない。
鼻息を荒くして法師に向かっていく。
「ん?ひ、うわぁあ!!」
素早い動きで法師の足元へ行ったと思えば
今にも頸を食い千切らんとするほど
大きく口を開け飛びついた。
「ひえぇ、猫まただ、猫またが出た!助けてぇ!」
大声に何だ何だと人々が
松明をともして出てくる。
「どうしたんだ、こんなとこで大声だして」
「猫まただよ!あ、アイツがでやがったんだ、俺を食おうとした!!」
町の人は法師を助け起こそうとするが
腰が抜けたのかズルズルとしなだれている。
尚もやいやいと騒ぎ立てる法師は
ハッとしたかのように人の手から逃れようとする。
「そうだ!ここにはまだ猫またがいる!に、逃げねぇと、今度こそ食われちまう!!」
腰の抜けたまま這う這うの体で
自分の家へ逃げ帰ろうとする。
その後を追うように
法師の飼っている黒い犬が
走り抜けて行った。
法師の後ろ姿を見る町の人々は
呆れたように肩をすくめた。
誰よりも連歌の好きな法師の
間抜けな叫びがまた響いた。
誰よりも
「私にとって貴方は誰よりも太陽よりも
光り輝く存在。」
そんな誰にも負けないぐらい素敵な貴方に
私は憧れたんだ。
成功とは、どれだけたくさんのことをしたかではない。何を達成したかでさえも関係ない。成功とは、人生の目的を知ること、自分の可能性を最大限に発揮する方向に進むことだ。
「誰よりもできる」という意志は、少しの残酷な事実によって容易に砕け散る。
愚かな者は、そこに欠陥を抱えたまま、また新しいものを作って、また同じ衝撃で砕け散る。
だから優れた者は、ある程度大きくなるとそんなものは最初から作らなくなる。砕け散るものがないことは、ある意味ではまさに“無敵”なのである。
しかし、ほんの一握り、世界には
“優れた愚か者”と呼ぶべき人が存在する。
その者たちは、なんと、同じ衝撃では二度と砕けない、さらに強い意志を作りあげるのである。
すると、またさらに強い衝撃によって、その意思が砕かれる時が来る。
それでも優れた愚か者は、またさらに強い意思を構築し、いずれどんな衝撃にも砕けることのない、
まさに“最強”の意志が完成する。
砕けるものが無い事と絶対に砕けないこと。
砕けないという事実は同じでも、そこにある意志の強さと輝きはまるで違う。
いつだって、世界を変えてきたのは優れた愚かな挑戦である。
啼いてるときは僕が傍に居て
ずっと。僕が1番でいたかったから。
其の笑顔だって怒りだって間近で見たかったから
結んだ糸がちぎれないように
育んだ「愛」を永遠に届けれるように
貴方と夜を超えて生きれるように
代替なんか要らないように
同じ道を沿って歩いてくから
私は家族の中で一番小さい。
お父さんはとてつもなく大きい。
続いて兄と母が同じくらい。
二人の頭一個分小さいのが姉。
姉よりも半分くらいの大きさが私。
もっと大きくなるために鉄棒にぶら下がった。
重量で足が引っ張られると大きくなれると信じて。
誰よりも大きくなるんだ。
できる。頑張れる。
誰よりも。
可愛いよ。綺麗だよ。
誰よりも。
誰よりも強くありたい。
誰よりも聡くありたい。
誰よりも明るくありたい。
そんな風に考えた時期が、私にもあった。
でも、やっばりしんどいから今は自分への戒めにしている。
誰よりも傲慢で貪欲な精神を持って。
夢を叶えるための強さを心に秘めるよう、自分への、縛りとして。
長く
一緒にいるからこそ
わたしの気持ちを
分かってほしい
という思いが
強くなってしまう。
あなたは
夫
だけど
所詮
他人。
生育歴も
考え方も
全然
違う。
だから、
わたしは
こう思うんだよね。
と
めげずに
言葉を選びながら
散々
伝えてきたつもり。
それでも
そっちが
何も言わずに
無視して
空気を悪くするなら
わたしだって
わたしを
守ってあげないと
いけないんだから
対抗するしかないね!
#誰よりも
誰よりも秀でるものを持つ人はとても魅力的だし、羨望の的になる。
けれど、それなりに平凡だけど実直にこなす人がいるから社会は成立しているのだろう。
「『誰よりも、ずっと』が4月9日、『誰にも言えない秘密』6月5日、『誰かのためになるならば』7月26日で、『誰もがみんな』が2月10日なんだわ」
「誰」5部作かな。某所在住物書きは過去のお題を振り返り、約10ヶ月前の投稿を二番煎じ可能か確認して、片眉を吊り上げた――できそうではある。
不思議な稲荷神社が舞台で、そこ在住の狐一族が、「だれよりも」、ずっと長い間、人間の生活を見続けていた、という投稿である。
「他に『誰よりも』って、何書けるだろうな」
物書きはお題をネットの画像検索にかけ、結果を眺めた。使いやすい言葉だけあって、映画に書籍、歌曲など、多くの作品のタイトルに添えられている。
「……そういや『コレ』も、『誰よりも』だわ」
物書きの目を引いたのは、見覚えある劇場版の……
――――――
都内某所、某アパートの一室、夜。
ジャパニーズアロマポットの一種、茶香炉から八女のあさつゆ品種の甘香が、静かに咲いて、室内の平穏を引き立てている。
パタタタタ、カタタタ、タタン、パサリ。
響くのは部屋の主である藤森の、キーボードに指を滑らせ打鍵する音と、めくった書類の擦れ合い。
それから、ピロン、ピロン。スマホの通知音。
『【急募】オススメのお土産と価格帯』
『誰よりも地元を知る、地元民から見たオススメ
はよ、はよ……』
職場の同部署の後輩である。
ひょんなことから、具体的かつピンポイントな過去投稿分では11月13日、大きな借りを作ってしまい、
ゆえに、その礼として、後輩たっての頼みで、
2月末の藤森の帰省、例年ならば雪深く氷厚い時期であるところの雪国への旅行に、同行するのだ。
オフシーズンの新幹線は割安で、かつ快適。
浮いた移動費の使用先を、後輩は友人へのプレゼントに定めたようであった。
ふむ。 小さな思慮のため息をひとつ吐いて、少し遠くを眺めてから、藤森はスマホを手に取った。
スワイプしてタップして、画像を選んで。グループチャットにメッセージを残す。
『積雪の画像:0円 そこそこ珍しがられる
白鳥の画像:0円 田んぼに居るのを撮るとウケる
凍っている湖:0円 「雪原に見えるが実は」』
実際のところ、何が良いだろう。冗談半分事実半分を送信した藤森は、即座に検索と選別を開始した。
『違う違う、写真じゃ、写真じゃな〜いぃ』
『あながち間違いではない
欲しい情報は?菓子系?工芸品?』
『ぜんぶ』
『お前の土産の予算は小束か大束なのか』
百万(こたば)!千万(おおたば)!
大金移動の気配に、何故か藤森の膝の上でモフモフ団子を形成していた子狐が、耳をピンと立て、尻尾を送風機か高速メトロノームのごとく、振り回している。
「お前の稲荷神社へのお布施じゃないぞ」
くぅくぅ歌って目を輝かせている子狐と、藤森とは、去年の3月3日、約11ヶ月前からの付き合い。
「お前は何が良い?ジャーキーか、新しい首飾り?」
週に1〜2回の頻度で遊びに来る、小さな神秘と不思議の内包者は、言葉の意味を知ってか知らずか、
更に目を輝かせ、ちぎれんばかりに尾を回し、
どこからともなく、某ドッキリで使用するような横看板を取り出して、藤森に見えるよう前足で支え持ち、
そこには、こう書かれている。
【おいしいものいっぱい キレイなものいっぱい
お米とお酒とお揚げさんとお稲荷さんは必須】
「……子狐」
【なぁに】
「多分お前とお前の神社への土産が、誰よりも高額で、非常に難しいと思う。減額の交渉は可能か」
【かかさんに お問い合わせください
ととさんは 多分ケンゲン、ありません】
『で、先輩、オススメのお土産 is なに』
ピロン。子狐とそこそこ真剣な問答中の藤森に、先刻の後輩からメッセージが届く。
藤森はしばし目を閉じ、深く息を吸って、吐くと、
「ちょっと待て」の意味として、短い返事を送った。
『写真』
誰よりも強くなりたいと、君は鍛錬をしていた。
その姿を間近で見たくて、私も一緒に付き合ったね。
けど、私の方が強くなってしまった。
顔から血の気が引く私に、君は笑顔で「すごいね!」と言ってくれたね。
その時、私は思った。
ああ、君は本当に強いなぁって。
⚠️ワンクッション⚠️
・BLです
・貴族とかのファンタジー系のお話。
・受けがまだツンツンしてます。
・日記風
・オリジナルキャラです
攻め ナイルくん
受け ルギーくん
︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈ルギーの日記┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.
02/1620:05
今日、骨董品店であいつにあった。今日も気色悪い笑顔を振りまいて 女どもにモテていた。
ルギー!ルギー!とオレを呼ぶ声が不愉快だった。
今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
02/17 19:40
今日はお父様の誕生会があってたくさん貴族が集まった。
その中には当然あいつもいた。今日は一段とご婦人から令嬢、老紳士にまでモテていた。オレのところにも1人の令嬢が寄ってきたが、その子は婚約者がいると聞いていたから
軽くあしらおうとしたが、あいつが話に割り込んで来てその令嬢を連れていった。その時の笑顔も行動もとても不愉快だった。今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
02/18 21:15
今日はお稽古三昧だった。
ピアノ、和蘭語とギリシャ文字。西洋の神話、オペラ鑑賞劇団鑑賞、いちばん疲れたのは乗馬。でもすごく最悪だったのはあいつに会ったこと。オペラ、劇団、乗馬が終って休憩にハーブティーを嗜んでいた時。急に部屋に入ってきてお菓子を持ってきたらしい。しょうがなく紅茶を入れてやって15分ほど喋っていると眠くなった。
そこから記憶が無く、ベットの上で寝ていたところをばあやに起こされた。あいつはオレをベットに寝かせて部屋を出ていったのだ。それがいけ好かなく今日も不快になった。今日もオレはあいつのことが嫌いだった。
。*❅┈┈┈┈┈┈ナイルの日記┈┈┈┈┈┈❅*。
02/17 1:20
今日正しくは昨日だけど、ルギーに会った。あの子と最初に会った骨董品店に久しぶりに行ってみると嬉しい事にふわふわな黒髪くんがいた!女の子たちに囲まれちゃったけど会えたから嬉しかった。今日もボクはルギーのことが大好きだった。
02/17 23:40
今日はあの子のお父様の誕生会に呼ばれた。
2日連続で会えてルギーへの気持ちが抑えられなかった。
ルギーと仲良くしていたご令嬢を横取りしてしまった。
嫌われてないといいな。
でも今日もボクはルギーのことが大好きだった。
02/18 23:05
今日、ルギーを見た。
乗馬やピアノのお稽古すっごい頑張ってた。
ボクが見たのはあの子の努力の半分にも見た無い程度だけど一生懸命で可愛かった。
ルギーが休憩中と聞いて部屋に入ってみると快く入れてくれた。数分話しているとお稽古で疲れたのかうとうとし始めた。もう可愛すぎて爆発しそうだった。
いっそもう襲ってしまおうか。欲望を理性で抑えた。
ルギーをベットに寝かせ部屋を出た。
寝顔を見れたから今週はハッピーになる。
今日もボクはルギーのことが大好きだった。
︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈ルギーの日記┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.
02/19 20:11
今日はお母様とケンカした。
お父様の誕生会で寄ってきた令嬢がお母様のお気に入りの子だったらしくオレがそれを逃したから。
オレだって好きな人は自分で決めたい。
少し反発すると結局ケンカになってしまった。
悪い事したのは俺の方なのかな。
自分の部屋で考えてるとあいつがまた入ってきた。
文句を言う気にもなれなくて部屋への侵入を許した。
オレのとこに近寄ってきていきなりハグをしてきたのだ
いつもなら嫌がるが何故があまり嫌では無かった。
あいつはオレの愚痴を聞いてくれて落ち着くまでいや落ち着いてもなんか一緒にいてくれた。
礼を言ったときに頬に触れるだけのキスをされた
3秒ほどフリーズしているとあいつは用事があるからと言って部屋を出ていった。その時に思ってしてしまった。
オレはあいつのことが好きかも、
友情としてなのか、恋愛としてなのかまだよくわかっていない。でも今日からあいつのことがちょっと好きになった気がする。
あとがき
あのこれ続き書きたいです。シリーズ化しようかな、
オリジナルは難しいですね
ちなみにルギーくんは16歳くらいの規律を重んじるタイプの流されキャラ貴族
ナイルくんは18くらいのスパダリ系イケメン貴族
2人の親は仲良い!
ここまでご覧くださりありがとうございました。
明日も投稿したい、イイネしてね!
それじゃ!バイバイ
ひぐま
誰よりも愛してる。誰よりも優れている。誰よりも……。
この言葉を使う人はとても自分に自信があるんだなあと思う。
だってそんなこと、わかるはずがないのに。
誰よりも愛している自信を言葉にしているだけ。
そうではないかもしれないのにね。
【誰よりも】
「おい、いい加減にしろ」
「自分勝手だろ俺。でも今回はガチで許してねぇよ?」
些細なことで喧嘩をした。
でもそんな些細がこんなにも大きな喧嘩に導かれた。
昔からの友達。言うて中学生くらいからの付き合いだ。
気付けば、隣にはいつもお前がいた。
誰にもあげたくなかった、そんなお前が。
来月、結婚することになった_。
誰よりも 高く
誰よりも 速く
誰よりも 遠い
誰よりもずっと遠く離れてしまいそうな君
誰よりも 儚く
誰よりも 脆く
誰よりも 弱い
誰よりもずっと弱く壊れてしまいそうな君
誰よりも誰よりも
他の誰よりもずっと 大切に想っていたのに
僕が誰よりもずっと大切にしていたかったのに
誰よりも勉強ができで
誰よりも頭が良くて
誰よりも先生に好かれてて
誰よりも孤立してて
誰よりも惨めだ。
*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚
もし変われるのなら
私とは正反対になりたい。
誰よりも勉強ができなくて
誰よりも馬鹿で
誰よりも先生に嫌われてて。
でも、
誰よりも好かれてて
誰よりも幸せになりたい。