『誰よりも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鶯が鳴いている
竹林で 河原の木々で
何年たっても
同じ鳴き方で
元気いっぱいに
不器用なさえずりを
今年も披露するつもりだ
周りから浮いていても
おかまいなしで
あっちからこっちへ
ぼくはここだと言わんばかりに
ぶさいくなさえずりで
たからかに ほがらかに
なんて楽しげに
誇らしげに歌うんだろう
おまえのように
誰かを笑顔にできる
そんなちからがあるなら
それがきっと正解なんだ
#誰よりも、ずっと
誰よりもずっと好きだから。大好きだから。
『‼️』
リュウガはガバッとベットから上体を起こす。嫌な汗で身体中ベタベタしていた。
『くそ…まだ吹っ切れないのかよ』
ベットから起き上がり洗面所に向かい手近なタオルで汗をふき顔を洗うとスマホの時計を見た。まだ夜中の2時だった。
『…ジンに追われてるんだ。生きてるはず無いのに』
リュウガは黒の組織のメンバーの一人だ。ジンと同じように暗殺部隊だが最近は諜報中心で仕事をしていた。理由は恋人である宮野志保から殺しは止めて欲しいと言われたからだった。
『会いたい…』
悔しげにリュウガは言った。リビングに行きカーテンを開けると満月で部屋が青白く明るくなった。
『ここに居ればアイツが来ると思っていたけど…』
この部屋は志保とリュウガしか知らない部屋だった。だからリュウガはもしかしたらと思ってここにいた。
コンコン
突然玄関の扉を叩かれた音にリュウガは驚き振り返った。
ガチャン❗
と鍵の開く音と共に玄関の扉が開いた。慌てて暗闇に身を隠した。入ってくる人の気配。
「…リュウガ」
幼い女の子の声だった。だが聞き覚えがあった。
『志…保?』
リュウガの声に少女は振り返りリュウガの顔を見た瞬間に抱き付いていた。リュウガは驚くが何故かその少女が志保だと感じていた。だから嬉しくて屈んで抱き締め返していた。
『志保…❗️会いたかった❗』
「私だって❗」
お互い顔を合わせて自然と唇を合わせる。誰よりもずっと好きだから大好きだから。熱く深くお互いを感じ会って唇を離して
『志保…その姿は?』
「はあ…はあ…私が開発していた薬でこうなったの。でもリュウガに会いたくて…貴方が私だと分かるとは思ってなかったけど」
『…志保を見間違うなんてしない。会いたくて堪らなかったから
ら』
「…ありがとう」
嬉しそうに笑う志保。そして志保が今までどうやってジンから逃れてきたのか聞いた。
『…なるほど。俺は殺されても誰にも言わないよ』
聞き終わった後でリュウガはもう一度志保を抱き締める。今は灰原哀と言う名前だが
『えっと…今さらだけど志保でも良いよな?』
「リュウガには志保って呼んで貰いたいわ」
『分かった❗』
誰よりもずっと好きだ。大好きだ❗
終わり
‐ラストエンペラー‐
故事曰く落陽の
昔日遠し
湖畔に搖れ落つ
晩陽覚え
此の胸に押し寄す
あたたかな慕情
君の嫋やかな指先に
掻き鳴らさる二胡は
遠き想ひいで
契りの印
降り注ぐ陽光に
霞み歩みく
まばゆき背の君に
傅き瞼伏す
わが肩に
觸れくだされし
眞珠の一雫
遠き想ひいで
老い落ち延びし
われを君は
憶えいでか
君といる時間が1番長い
縁が切れそうになったこともあったけど
また繋がれた
よく笑う赤ちゃんだった
いつもニコニコ、穏やかで
「泣くことなんてあるの?」と言われるくらい
ご機嫌な赤ちゃん
歩き始めるとすぐ
お兄ちゃんのあとを追いかけ回すようになり
「母ちゃん、ちび捕まえといて!
俺、落ち着いて宿題も出来ないよー」と
息子に泣き言を言わせた娘
幼稚園では
誰よりも陽気に朗らかに
朝の活動からお帰りまで
元気いっぱい、遊ぶ子だった
誰よりも、
とびきりの笑顔を見せる子だった
誰よりも、
楽しそうに歌う子だった
そうやって
元気と笑顔と愛嬌を振りまいて
いつも話題の真ん中にいる子だったのに
どうしてこの子だったのだろう
どうしてこの病気なのだろう
答えなどない
ただ、……
あのね
母さんは
あなたのことが
ずっとずっと、大好きだよ
#誰よりも、ずっと
誰よりもずっと先に仲良くなった
誰よりもずっと好きだった
誰よりも仲が良かったはず
なのに今はもう挨拶しかしなくなっていった
深海冴
誰よりも、ずっと前からここにいた。
誰よりも、ずっと前から君たちを見てきた。
鬼ごっこで、君がずっと鬼で、夜まで私のそばにいたことも。
学校の宿題で、大きな画用紙に、私の姿を一生懸命描いていたことも。
夏の暑い日、涼やかに通り抜ける風を求めて私の根元に座っていたことも。
台風の夜に、心配して、びしょぬれになりながら、私のもとへ駆けつけてくれたことも。
都会へ行った君が久々に帰ってきて、
可愛い彼女に、私のことを紹介してくれたことも。
その彼女が奥さんになって、
小さな君の息子を連れて、遊びに来てくれたことも。
君と、君の友達が、近くに大きなコンクリートの建物を建てた時、
まわりの人たちとケンカしてでも、私を切り倒さずに、守ってくれたことも。
足腰が弱って、私のところまで登ってくることがつらくなっても、
天気のいい日は、私と一緒に遠くの空を眺めるために、来てくれたことも。
君が来なくなって、しばらく経って、
君の息子の息子が、私を切り倒そうと言った。
コンクリートの建物を、大きく、新しくするそうだ。
私も以前のように大きな枝に、青々と葉を茂らせることもできない。
花を咲かせることもできない。
かつて私とともに過ごした他の木々たちも、
もう遠くに数えるほどしか残っていない。
私は幸せな樹だ。
ここに根を下ろして、君と、君の息子たちを見ることができて、
楽しい時を過ごすことができた。
私の後に、この地に根を下ろす木々たちも、
私のような幸せな風景を、君の子孫とともに築いてほしかった。
誰よりも、ずっと
いっしょにいたいの
決まってる。
家族
恭もその1人
家族ではないけど
大好きなtsutsuも
ずっと傍にいてほしいと願う…
#誰よりも、ずっと
誰よりも、ずっと君のことを思ってるよ
誰よりも、ずっと君のことを大切にするよ
でも、もうこの言葉は君には届かないね
『ねぇ』
「なに?」
愛おしい彼女。
僕なんかにはもったいないくらい、
優しくて、
賢くて、
ときには強くて、
素敵で…
そして、とっても可愛い彼女。
僕は彼女を愛せるなら、
なんだってする。
絶対に、幸せにしてみせる。
…誰に、どんなことを言われようとも、
僕の気持ちは変わらない。
『愛してるよ』
誰よりも、ずっと。
嫌いな人達を憎んできた。
でも最近は違う。
(憎しみが無い。)
そんな人間にはなりたくないと思っていた。
見下すために生きて、それで良いと思っていた。
それが、変わってしまった。
きっと良い事なんだと思う。
ただ、今の自分には何も無くなってしまった。
誰よりも、ずっと憎む事だけをしてきたから。
誰よりも、ずっと、凄い人になりたいと思っていた。
昔から、そうだったから。
才能があるって、昔から言われていた。
だから、努力なんてしなくてもなれると思っていた。
でも、自分には才能なんて無かった。
昔は、勉強も、運動も、行事も一番上手くやれてた。
__高校生になって、本当の天才を見つけた。
あいつはなんでもできる。頼られる。俺よりも、何ランクも凄い奴。
『お前なんかが、あの人を越えられるはずがない。』
『何もやってない癖に、文句言わないでくれない?』
何度もそう言われた。
__俺は、今まで何をしていたのか?
……そうだった。勉強も、運動も、何にも頑張ってこなかった。
だから、越えられてしまう。
あいつを越えてやる。絶対に。
鏡には、決意を秘めた瞳が見えた。
『誰よりも、ずっと』
ぐっと一歩を踏み出すたび、ぎしりと全身が軋んだ。
それでも構わずにターフを、蹄を叩きつけるように力一杯蹴る。
前へ、前へ、ただそれだけを望む。
背に乗る彼が手綱を引くが、完全に無視して、ミシミシと嫌な音をたて始めた足でカーブに挑んだ。
高速で過ぎていく白いラチが途切れ、最後の坂が見えた。
アレを登ったら、終わりだ。
大きく息を吐いて、口の中の少し不快な金属を噛む、彼はまだ手綱を引いていた。
大歓声に応えるように坂を駆け上がる、後ろからはまだ誰も来ない。
痛みはもうわからなくなっていた。
ゴール板まで、もう少し。
感覚を頼りにキラキラと光る緑の芝の上を走り抜けた。
割れんばかりの大歓声に、誇らしい気分になる。
足の痛みがぶり返してきたが、もう少しだけこの高揚感を味わっていたかった。
テーマ「誰よりも、ずっと」
誰よりも、ずっと 一生懸命だと思っていた。
誰よりも、ずっと 自分は劣っていると思っていた。
誰よりも、ずっと 出遅れていると思っていた。
それでも、ずっと 私と一緒にいてくれる人達がいる。
それでも、ずっと 笑顔でいてくれる人達がいる。
他の誰よりも、きっと、ずっと
私は、私だけの幸せに包まれている気がした。
「誰よりも、ずっと」
君の笑顔は世界一
何時でも私を癒すから
君に頼って生きてきた
悲しい時はたすけるよ
君の声が世界一
聞いてるだけで安心さ
静かな時は騒いでよ
天使も癒すその声で
君の瞳が世界一
宝石なんか及ばない
見つめられたら
釘付けで離せない
君の心は世界一
誰も超えることは無い
優しさが私を包み込む
私は貴方を抱きしめる
ずっとそばにいてください
誰よりも、ずっと
「先生の授業は退屈で、なぜ人気なのかが分かりません。私は誰よりも、ずっとあなたの事が大嫌いです」
私は人に教えることを生業としている人間である
この職業について、早数年。
私の努力も関係しているとは思うが、
生徒さんたちはみんな穏やかで優しく
授業の終わりにはいつも
「先生、ありがとう、またね」
と声をかけてくれたり
レッスン後のコメントには
「先生の授業が大好きです」
とありがたい言葉を届けてくれる人ばかり
のはずだったのに
なにかの不具合だろうか
ダブルクリックしてページを再読み込みする
それでも尚そのコメントは力強くそこに存在していた
「誰よりも、ずっと」
こういうことを書くということは
初期から私の授業を受けている生徒のはず
頭を抱えて首を傾げた
同時に私の心の中で黒い感情が渦を巻きはじめる
こんな言葉を匿名で一方的に投げ捨て、
私の心を傷つける無責任で卑怯な生徒は一体どいつだ
炙り出してやる
あと30分で始まる次の授業の始まりに
私に対して意見があるやつは直接言え
と言ってやろうか
と
思い立ったが、
馬鹿らしくなって笑いが込み上げてきた
思えば私の生徒は私より倍以上も年上の方ばかりだ
私より倍も生きているのに、
何十歳も年下の私にこんな事を言わなくてはいけないくらい、なにかに不満があるのだろう
腹立たしさより心の底から同情した
私は大きなため息をついて、
教室に向かう為に席を立った
悟りの光が差し込まない人間の
なんと哀れなことか
そういう人間こそ導いてやらなければ
教室に入ると、
生徒の目線が一気に集まってくる
私はいつも通り教壇にたち、
にこやかに穏やかに、
いつも通り挨拶しようと口を開いた
「私に意見があるやつは立って直接言ってみろ。そして私が嫌いならここから出ていけ、私もお前のことが大嫌いだ」
ー
帰路にてアンガーマネジメントの本を買ってみた
怒りを感じたら6秒待ってみる、
と書いてあったが
6秒待って殺意が湧いてきた時の対処法は書いておらず、すぐに古本屋に売ってしまった
#誰よりも、ずっと
洞窟の奥深く懐中電灯を頼りに進んで行く
すると私は目的地にたどり着いた
壁面いっぱいに描かれた壁画
儀式の様子や祭りの様子
各地でこれに似た壁画をたくさん見て調査してきた
私は誰よりも、ずっとこの壁画の価値を知っている
この壁画は、これから起きる未来を記したものだ。
誰よりも、ずっと好きなところは、
私の話を聞いてくれるところ。
頷きながら笑いながら
目を見て話を聞いてくれるところ。
私のことを褒めてくれて
助けて欲しい時に現れてくれる。
そんな彼と別れたのは
どんな理由だったのだろう…
もう一度、出会いたい。
あの頃の私で、あの頃のあなたと。
過ぎた思い出はとても眩しい。
痛いほどに分かってる…
最後の冷たい通話の声が
今もまだ、耳に残る…
テーマ「誰よりも、ずっと」
誰れよりも、ずっと。
1番、信用出来ない言葉。
誰よりもずっと。昨日と似たお題だからバグかと思って昨日のお題を確認しちゃったよ。
で誰よりもずっとっていうと告白系かな。誰よりもずっと君を愛しています的な。そういうの俺の人生にないからジャンプの感想書くか。
最近のジャンプではアンデラ推しなんだけど今週はワンピが一番面白かったかな。アンデラが説明回というのもあるけど今週のワンピはなんかよかったわ。
ワンピは長期連載というのもあって悪いところというか間延びした印象を受けることも多いけど今週のワンピの最後のコマはいい意味でワンピースだった。
ワンピの作者は天才でベテランだからああいう大ゴマの使い方がうまいよなぁ。同じく連載中の大罪も大ゴマ使うの好きだけどワンピースとは雲泥の差があるな。
結局ジャンプはワンピースが最強なのかもしれんね。
アンデラは説明回だから面白さ控えめだったな。でもすまぬーは面白かった。それにみんなでわいわいしてるのを見るのはほっこりするね。
呪術はまぁ惰性で読むだけの力はまだあるって感じ。自分でもなにを期待して読んでいるのかよくわからないまま惰性で読んでいる。そんな漫画。
大罪はもう完全に読むのやめちった。ああ、そういえば読み切りと新連載が結構よかったな。
読み切りはよくある感じのおちだけどシンプルに面白い。そんな漫画だった。絵もいい感じだったし期待の作者現れるって感じだ。
新連載は映画を題材にした作品で、映画興味ないから読むつもりなかったんだけどソーマの作者なんでとりあえず読んでみたら結構よかった。ベテランだけあって安定して読める作品になりそう。
感想としてはヒカルの碁だな。ああいう昔のすごい人が幽霊になって憑依された、ああいうのも勘違い系っていうのかな。とりあえず読む枠に入った作品。