『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰もがみんな努力できるわけではない。
だから私は努力する。
最下位にはならないようにね。
テーマ“誰もがみんな”
誰かにとって特別で
誰かにとって当たり前で
誰かにとって関係の無い人
それなのに
「なんで私を特別扱いしてくれないの!?」
とか
「私なんて必要ないんだ」
とか
そういう思考を働かせる人が居る。
面倒臭いと
思われているのに
誰も、それを伝えない。
伝えたら伝えたで
「なんでそんな酷いこと言うの!?」
とか言い出す面倒くさい人間。
近付かないのが一番良いけれど
どうしても関わらなければならない人の場合
こっそり、ゆっくり…離れていこう。
心の距離を
誰もがみんな
誰もがみんな 生きている
そんなようなフレーズを小学校で聴いた。あっ、「ぼくらは」だったかな?
『ぼくたち生きものはみーんな友だち!ぼくのキライな子にも友だちがいるから、その子もホントは友だち!いつかぜ〜ったいなかよくなれるんだ!』
あの曲を知った日、自由帳にそう書いた。
めちゃくちゃな理論だ。
ただ、そんな世界があったら面白いなと思う。
中学生の時は、ノートの片隅にこう書いた。
『人生なんてむなしい。何をしたって結局は死んで何も残らないのに、どうして勉強をしたり学校に通ったりしなければならないのか。才能のかたまりならともかく、何も残せない凡人が何かをする必要なんてないんじゃないか。』
「誰もがみんな」
幸せ願いますよね、みんな。
私の苦手な人も、意地悪な人も
幸せを願うのは同じ。
人と人は仲良くなりたくても
なれない人がいて。
矛盾の中、み〜んな自分の幸せは
願う。
時々偏屈な私は、疑問の嵐でつぶれちゃう。
誰もが皆同じではないと気づく。
誰もがみんな
誰もがみんななにかに悩んでも生きている。
私は人比べて生きてたりするが
みんな悩んで生きてるなら人のこと思わなくてもいいのか。
みんなそれを見せてないだけ
誰もがみんな、大切なものがある。
それは、人だったり、ものだったりと目に見える物。信念、宗教、関係など目に見えないものと多種多様だ。
だから人はブレないのだろう。
時に信じて、頼って、頼られて。
時にそれが衝突の原因になって。
それはきっと自分の一部だからなんだ。
自分の一番素直で繊細な面。
誰もがみんな
心から
誰もがみんな
笑いあう
希望をのせて
一歩前へと
☆誰もみんなが☆
誰もみんなが思っているだろう
この国の政治家の無能さを
どうせ何も変わらないだろうと
絶望し無関心になっている
7割の国民がこれを気に
行動してくれたら
この国は変わるかもね
今の政治家は
我々が参加しない方が
投票数が少ない方が
組織票で当選出来るから…
自分以外の誰もが輝いているように見えていた時期があった。でもとある誰かもまた同じことを考えていて、当たり前だけど、誰かの人生だけ輝いていないなんてことはないんだよな。
【誰もがみんな】
『それでは、今日も街の平和を守りきったヒーローから! ひとことお願いします!』
テレビ画面には、爽やかな笑顔の青年が映っていた。身にまとう黒い特殊スーツはぼろぼろで、ところどころ焦げ跡がついている。
レポーターからマイクを向けられても、慣れているのだろう、青年は堂々とした様子で答えた。
『えー、いつも同じことを言って恐縮ですが。
世界中の誰もがみんな、安全で安心な生活を送る権利があります。
それを守ることこそが、僕らの使命です!!』
彼が言い終えるやすぐに周囲から盛大な拍手が起こって、「いいぞー!」「ありがとー!」なんて彼を讃える声がいくつも上がった。
画面の奥には、普通自動車くらいのバカみたいな大きさのトカゲが仰向けに転がっているのが見える。
それは、突如街に現れるようになった、正体不明の怪物たちのうちの一体だった……。
わたしが病室に入ったとき、兄はまだテレビを見ていた。
「……呆れた。はやく寝ないと、治るものも治らないよ」
そう言ってリモコンでテレビの電源をぷつりと切ると、兄は「あっ」と声を上げた。
「なんで消すんだよ。俺の勇姿が放送されてたのに……っ痛てて」
振り返る兄のその顔は、今日怪物を倒したヒーローその人。
兄はかっこよくインタビューを受けたのち、この病院に担ぎ込まれたのだった。……まあ、いつものことだ。
「今日は骨折してるんだから。安静にしなきゃ、お兄ちゃん」
「肋骨と脚だけだろ、すぐに治して復帰してやるさ」
「……そっか」
ずっと聞きたくても聞けないことがあった。
ねぇお兄ちゃん。
この仕事いつまで続けるの?
いつも全身ぼろぼろになるのに?
ねぇ、お兄ちゃん。
『誰もがみんな安全で安心な生活を送る権利がある』って言うけど。
その『みんな』には、お兄ちゃん自身は含まれないの……?
『誰もがみんな』
誰もがみんな
誰もがみんな
という言葉を見た瞬間に思い出すのは、
みんなが○○だから△△が私も欲しい!
という言葉。
それを言うと、みんなはみんな、うちはうちと言われる。
今思うと、そうだね、人それぞれだもんね。と思う。
でも、それと同時に、
誰もがみんな弱くて、強くて、儚くて、優しくて、、なんて気持ちが私の中に湧き出てくる。
私の今までの想い出が、私にそう思わせるんだろうなぁ。
誰もがみんな違う。
きっとそれは、その人の想い出が経験となってその違いというものを生み出している。
誰もがみんな寝静まる真夜中、影が動き出す。
寝床を出てふわりと宙に浮いた影は、するすると夜空へ昇る。影は星空が好きだ。凍て星が一等お気に入りだけれど、その実、星が輝けば季節など関係ない。地を潤す雨も、静かに世界を覆う雪も、悪戯な風も、轟く雷も好きだ。誰もがみんな、そうであるように。
夜空をご機嫌に散歩中、綺麗なベッドで眠る幸福な子供を見つける。誰もがみんな好きなように、影も幸福な子供が好きだ。影はするすると子供の枕元に降りる。そしてこめかみにキスをして夢を頂戴する。
ふわふわで甘い天国の味を堪能して、再び夜空へ。
しばらくして、今度は不幸な子供を見つける。ごみ同然の、住居とは言えない住居の中で、ごみと見紛えるほどに汚い可哀想な子供。誰もがみんな同情するだろう痩躯を見下ろし、影は憐れに思う。どうしてみんなが平等な夜を過ごし、平等な朝を迎えられないのか不思議に思う。
するすると子供の傍らに降りた影は身体を横たえる。ありもしない体温を分け与えるように。そうしながら、自分の身に溜めた幸福を優しく分けてあげる。きっと誰もがみんな、こうするだろうと希望を抱きながら。
この世に蔓延るお綺麗な言葉はゴール出来た者のばかりだ
誰もがみんな
みんなみんな笑ってる。
けらけら、くすくす、げらげら。
なんで笑ってるんだろう?
笑えない僕がおかしいのかなあ。
みんなみんな笑ってるのに僕だけ笑えない。
『太陽がみ太陽』とか笑えない。
でも隣の席の女の子も、前の席の男の子も、なぜか笑ってる。
僕の視界から見える席の子だと息を切らして笑ってるみたいだ。
何がそんなに面白いんだ。
僕には分からない。
分からないのはおかしいのかな。
でも、全米が泣いた、っていうのは映画のCMでよくあるけど、実際には全米なんて泣いてないよね。だから誰もがみんななんてことはこの世にないって思ってる。
だから僕はおかしくないはず。
きっとそう。
こういう時の笑いって大体空気に流されて笑ってるんだよね。
でも僕って空気が読めないから笑えないんだ。
でも本気で『太陽がみ太陽』はそんなに面白くないと思う。
『誰もがみんな』
「誰もが、『皆全員』、『見ないだろうな』、『見るな』、『見るんだろうな』。パッと考えただけだと、『みんな』はこの4種類、か?」
ひらがな表記は解釈捻じ曲げの大好物。某所在住物書きはアプリからの通知画面の「みんな」を見て、首を傾けた。「全員」以外にどう読める?
「一応、中国の王朝にからめて、『ミンみたいな』も可能っちゃ可能なんだろうけど、」
まぁ、俺、世界史赤点常習犯だったし。
さすがに歴史系は書けねぇな。物書きは呟く。
「そもそも『誰もが』『明みたいな』って、どういう状況だ。春節イベントか何か……?」
個人的に一番書きやすい嘆きは「誰もが皆ダイエットだのアダルトだのの広告に寛容と思うなよ」。
広告削除オプション実装が切に待たれる。
――――――
丁度1か月前のハナシ、職場の先輩が私の愚痴に対して、言った言葉がある。
更年期の影響だと思うけど、バチクソな毒親だった私のお母さんと、久しぶりに会ってご飯食べたら、
お母さんが私の少しの親切に対して、諭吉2枚の大げさな感謝をしてきたっていう、
「大げさ過ぎてドン引きした」って愚痴への言葉だ。
誰もがナントカ、小さな火花がどうとか。
クソで毒な私のお母さんにも、実は謝罪と感謝の火花が残ってて、それをお母さんなりにカタチとして示したかった結果が、諭吉だったんじゃないかって。
サラっと聞き流してたせいで、よく覚えてない。
でも、ふと突然、先輩の言葉の全文が気になって、「誰もが 火花 名言」で検索かけてみたけど、
出てくるのは、映画化された小説の名言ばっかり。
先輩の本棚に、小説や漫画は無い。雑誌も写真集もエッセーも無い。あるのは専門書や実用書だけだ。
ダレモガヒバナの名言、元ネタは何だったんだろう。
小説でもアニメでも、芸能でもスポーツでもなくて?
「――いや、小説が出典だ」
三連休2日目。
諸事情で、本来の聖地巡礼とかイベント参加とか諸々全部キャンセルになって、完全フリーな私は、
生活費節約術として、職場の先輩のアパートでシェアランチをしてた。
「有名どころさ。お前も確実に名前は知っている」
予算5:5想定。現金なり食材なりを持ち寄って、どうせお互い一人暮らしだから、まとめて作ってシェアすれば、光熱費も水道代も材料費だって節約できる。
今日のメニューは、フリーズドライのミネストローネを流用した、ケチャップオムライスだ。
「『誰もがみんな』、」
先輩が言った。
「『なにか小さな不滅の火花を、彼等のその内に秘め持っている』。……原文は忘れた。『四つの署名』、シャーロック・ホームズのセリフだ」
私も記憶があやふやだから、誤訳もあると思う。
英文と本来の和訳は自分で確認してくれ。
先輩はそう付け足して、オムライスをぱくり。
ひとくち、胃袋におさめた。
「で、ホームズのセリフがどうしたって?」
「せんぱいが、しょーせつネタ、だした」
「まぁ、そうだな」
「マンガもしょーせつも、えーがも、ドラマもみないせんぱいが、ゲームもやらないせんぱいが」
「科学捜査の原点、先駆けになった作品だ。小学校の頃に漫画版を読んだ程度だが、ネタは知っているさ」
「先輩、組織モノとか『保全と多様性のジレンマ』とか『誰もが皆、そちら側に立つに至った背景を持つ』みたいなの、ヘキだったりしない?」
「へ?」
「先輩が好きそうなゲーム知ってるんだけど、プレイしてみない?ハードも貸すからやってみない?書籍が良いなら設定資料集あるよ、来たれ保全サイド沼」
「謹んで辞退申し上げるがひとまず落ち着け」
実は今そのゲームの二次のイベントやってて云々、
だから茶でも飲んで落ち着きなさい云々。
たとえ今守備範囲外でも、読んだのが小学校時代の昔々でも、「先輩も漫画読んでた時代があった」って事実がぐるぐる回って、今頃オンリーイベが開催されてるだろうゲームの原作布教スイッチがオン。
私のスピーチは、私のダレモガヒバナの時みたいに先輩にサラっと聞き流されちゃったとは思うけど、
そのゲームの原案作った人、原作者様が、先輩の故郷と同じ雪国出身って部分だけは、ひとつ、記憶に残してくれた、とは思う。
どこの誰かは知らないけれど、
誰もがみんな知っている……
忌野清志郎は月光仮面を歌詞に取り込んでしまった。
「いい事ばかりはありゃしない」
🎶いい事ばかりばかりは ありゃしねぇ
🎶昨日は白バイに つかまった
🎶月光仮面が来ないのと あの娘が
🎶電話かけてきた
🎶金が欲しくて働いて 眠るだけ
私は鈍感なので「月光仮面」の意味が分かるまで何年もかかった。アハハ
忌野清志郎は大好きで、まるで妖精のような人だとイメージしている。現実とは少し次元の違う世界の住人のような。
「トランジスタラジオ」なんて最高だぜ、
愛し合ってるかい!?
イエーイ!!!
誰もがみんな
私には、憧れの人がいる。
クラスの人気者で リーダー的な存在の
縫野芽生(ぬえの.めい)さん
優しくて、明るくて、皆の輪の中心で
活発で、はきはきしていて
皆に頼られて...
私とは、正反対
私は、地味で おどおどしていて
喋るのも緊張して、辿々しい
(縫野さんみたいになれたらなぁ...)
「芽生 昨日のテレビ見た?」
「見た 見た超 面白かったよねぇ」
私 縫野 芽生は、友達の輪の中で
喋りながら ちらっと 廊下側の席で
静かに本を読んでいる。
女の子を見る。
橋本加奈(はしもと.かな)ちゃん
お人形みたいに 長い黒髪に
物静かで おしとやかな感じが私の
憧れだった。
私は、ズバッと物を言ってしまうので
たまに友達と行き違いのトラブルがある
トラブルと言ってもそんな大きな物では、
無いので すぐ仲直りできるのだが...
そう言う 一歩 踏み出し過ぎてしまう
所が 私の短所だった。
橋本 加奈ちゃんみたいに
落ち着いて 話してみたい...
縫野さんみたいにはっきりとはきはきと
喋べってみたい...
私 橋本加奈の ささやかな願いだ....
誰もがみんな自分にコンプレックスを
持っている。
短所を持っている。
しかし 自分では、短所だと思っている
所が他の人には、憧れの的だったりするのだ。...
自分の中の短所 それは、自分しか
持てない 長所でもあるのだ...
誰もがみんな違う 性格 容姿 体型
肌の色 性別 言語の違い
文化の違い 五体満足 不満足
みんな みんな違う 一見
平等 不平等に 見えるかもしれない...
しかし 自分と全く違うと言う事は、
自分とは全く違う価値観に出会えると言う
事でもある。
その中で また合う 合わないと価値観の
相違の問題も出て来るだろう...
その中で また悩み 葛藤するだろう....
人間関係の悩みは、一生付いて回る。
だけど それで良い
正解は、自分で選べる。
自分で選択できる
友達になって 喧嘩して 疎遠になったり
また 仲直りしたり それを繰り返して
自分の考えも また変わって行く
育って行く 泣いて 立ち止まって
傷つき 傷つけ そうやって何度も失敗して 自分で正解に辿り着ける
間違っても 誰かに 偉ぶって
点数をつけられたりしない
だから大丈夫 !!
評価を恐れなくて良い
決まった正解など無いのだから....
世の中は、みんな同じじゃなきゃいけない
様な風潮がある。
だけど こんな言葉もある。
皆 違って 皆いい
最後にこの言葉を貴方に送って
綺麗に終わろうと思う....
END
最近とみに思うのは、当たり前だけれど、誰かにとって笑えることが誰かにとっては不愉快なこともあるということ。
お互い分かってやっている芸人のイジリなら出し物として笑えもするが、素人のイジリは見ていていやーな気持ちになるものが多い。
誰かを落として安易に笑いを取ろうとする。
愉快なサザエさんじゃあるまいし、みんなが心から笑えるわけではない。
……ちょっとトゲトゲしくなってしまった。きっと自分も誰かを傷つけてきたのだろうし、自戒を込めて。
『誰もがみんな』
大丈夫、
隣の芝生は実はそんなに青くない
(誰もがみんな)
誰もがみんな。人はいつか死ぬ。この格差社会においてそれだけが心の支えであり救いだ。
生まれた瞬間から一生働かなくていい。そんな人間も死ぬ。どんな優れた能力を持って生まれた人間でもいつか死ぬ。
この世のすべてが憎い。だけどこの世界にあるものはすべていつか滅びる。そう思うことでなんとか心を保てている。
人は平等ではない。だが死に関してだけ言えば平等と言っていいだろう。
それはさておきそろそろ花粉が本格化してきたっぽいな。昨日は目がうずうずしてちょっと辛かった。
昨日までは飲み薬と鼻薬だけで十分だったけど今日からは目薬も使う必要があるみたいだ。