『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
視線の先には
いつもあなたがいた…
過ぎた日の
その充足感が
未だに忘れられず
ひとりとり残された
寂しさと虚しさは
夜毎に
しんしんと降り続き
そのまま根雪となって
心底で
音もなく凍結していく
# 視線の先には
誰かのためになるならば
小さな事ではあるが日常やっている
こと トイレットペーパーが
なくなったら交換しておいたり、
同居人と共同で使うものは先に補充
しておく
それが私にとっては普通のことでもあり、
相手には心の中でありがとうと思って
もらえているならばそれで良いと思っている
ーお題無視ー
綿津見の
其の懐の
禍々しさよ
海神の遊び
命の宴
猛々しさよ
禍々しさよ
誰かのためになるならば、
長尺の意味が分からんフランス映画の様な
この開会式よ、とっとと早送りで終わって。
眠い💤💤💤
「隆二君、よく転換手術を受ける気になっいてくれたね。ありがとう。これで、また医学が飛躍的に進歩するだろう。君のおかげだよ。」
「先生、こちらこそありがとうございます。僕はまだ、他の人たちより、ずっと軽いですが、この病気と戦うのは、正直、心が折れます。これから病気が進み、ますます体が動かなくなり、喋れなくなり、ここで死ぬなんて考えてられません。18才になったら、転換手術を申し込む予定だったので12才の僕が選ばれるなんて夢のようです。」
「素晴らしい。隆二君。12才で そこまで考えていたのか!優秀だね。しかし隆二君。君は、ほかの人より進行が3倍ほど早いから、油断できない。だからこそ18才になる前に特別で認められたよ。。来週の手術まで、もう少しその体で頑張ろうね。」
「はい。」
21世紀終わり頃に人の脳の記憶を調べられる技術が密かに開発された。
22世紀始めに人造人間体(JH)の使用が
世界中の医学で承認された
IPS細胞などでの部分的治療などではなく
人の脳と脊髄をそのまま摘出し
人造人間の体に移植する技術である
患者のクローンなどを作りそのクローンに
移植する方法もやってみたが
遺伝性の場合 健康体のクローンに移植すると
なぜだか数年で病気が発症し
瞬く間に病気が元の状態まで進行してしまう
その間に亡くなってしまうケースも多々あった
そこで患者のDNAの1部を変えたクローン改良型の人造人間を作ったのである。見た目は、ほぼ本人だが、精子や卵子はなく、繁殖はできない。それと、JHの活動年数は約40年~50年で再移植は今の技術ではできなかった。
「それでは、松村 隆二(12)の転換移行手術を開始します。18才以下の転換手術は、世界で6例目で日本では初めてとなります。みなさん、それぞれ宜しくお願いいたします。」
「はい!」手術室にいる3人が返事をした
この手術は全てAIによる手術で
人間のやることは
数字を見たり 患者の様子をみたり
ほぼやることがなかった
1ヶ月後
「先生 おはようございます」
朝の定期巡回に担当医が訪れた。
「おはよう。隆二君。ずいぶんと話せるようになったね。朝の気分はどうですか?」
「すごく いいです 本当に生まれ変わったようです まだ 思うように体は動かないけど 止まって行く体と違って だんだん動いていく体 僕は毎日楽しくて仕方ありません」
「よかった。まだまだリハビリは長いから無理はしないようにね。」
「はい これからの50年 僕は死ぬ間際まで 幸せになろうと思います」
「ははは、前向きでイイね。」
「ところで先生 本当の僕の体は 今どうなったいるのですか?」
「うん。手術をするかどうか決める前にお母さん、お父さんと一緒に話したよね。」
「・・・はい」
「心配かい? 大丈夫。摘出したJHの脳と脊髄を移植して今度は、JHが君の代わりに治療を行っている。JHには少し気の毒だが医学の発展の為だ。仕方ない。だが、記憶などの意識はない。でも、もし元の君の体が新しい薬で完治したとしよう。そうなったら、隆二君と同じ病気の人達は、人造人間転換をしないで、薬で治療できるのだよ。素晴らしいことじゃないか。隆二君!君の自己犠牲の精神があって、今、病気と戦う人達の治療が一歩前進するのだよ。だから、前の体の為にも、今の体の為にも、一生懸命に生きよう。」
「はい 先生」
同病院施設別棟(特別治療研究棟)
「どう、新しい被検体、まだ12才なんだって?」
「そうなんだよね。他の国に これ以上差をつけたくないからって 実験するこっちの身のもなってくれよ。俺の娘、今年12才だよ。」
「うわぁ、それは、嫌だな。」
「・・・・君たち、私の被検体の話しかね?」
「あ、教授。スミマセン。」
「べつに君たちが、どう思うと勝手だが、オリジナルは、どんなことがあっても治療を進める。私には今年、初孫ができてね。もし孫が難病になったらと思うと気が気じゃない。だから、隆二君のような被検体が必要なのだよ。君、娘が12才と言ったね。もし被検体と同じ病気に仮になっていたとしたら?君は、自分が死ぬまで娘の面倒を見るのかもしれない。老人になっても娘の介護さ。どう思う?」
「い、いや。」
「隆二君の ご両親は悩んだ挙げ句、自分の息子を人造人間にすることを選んだよ。わかってはいるだろう。脳と脊髄の移植手術なんて無理なことは・・・・」
「わかってます。教授。」
「患者DNAでクローンもどきを作り、患者の記憶をインストールし、JHにダウンロードする。なんてことない。隆二君もどき健康体のJHができただけだ。私たちは、アプリと同じようにハードの移行を見てるだけでいい。それで、その家庭が幸福になるのであれば・・・・制約は山のようにあるがね。」
「それで、教授、あの被検体はどこように扱うのですか?まだ12才ですよ。」
「君。被検体は人間じゃないのだよ。隆二と言う人間は、JHに記憶をインストールした存在が世間で言う隆二君だ。・・・・じゃぁ、ここにいる隆二君は? 20世紀の実験用マウスと一緒だよ。」
特別治療棟地下
・・・・
もう やだよ
か 帰りたいよ
お母さん お父さん た 助けてよ
病気でいいから 1人にしないで
外が見たいよ
痛いのやだよ
死にたくないよ
ごめんなさい いい子になるから・・・
「誰かのためになるならば」
私は自分勝手な人間だ。
自分のため =他人のためになるように行動していた。矛盾だがその方が、人生はイージーモードだと思っていた。
誰かのために、と思っていた時期もあったけど、人間関係の摩擦で、それはあっという間に消えてしまった。
誰かのためになるならば、そう思っていた。
そんな時期を考える自分は、いなくなってしまった。
ちょっとそれは寂しい。
誰が為に 己の舌の 血を飲みて
悪しく映れど 裏の言の葉
#10 誰かのためになるのなら
誰かのためになるならば
君のためになるならば
僕はいくらでも君のところに駆けつけよう
ってありきたりか
バタン、と車の戸を閉める。技術の進歩に置いていかれた共用車は、私が助手席に乗り込むと僅かに沈みこんだ。
運転席でこちらを待っていた友人、兼同僚は、私がシートベルトを着用したことを認めると、つい先程まで眺めていた携帯端末をしまう。
「用は済んだ?」
「うん。時間を取らせてごめんね」
「どうせ巡回のついでだ。いいよ」
短い会話の後、出発する車。窓の外、遠ざかっていく建物をぼんやりと見送っては若干の名残惜しさを覚えた。
「どうだった、子供たちの様子は」
「みんな元気そうだったよ。とは言っても、今日は軽く眺めた程度だけど」
「なら良かった。献身は無駄じゃなかったな」
「そんなに大層なものじゃないさ」
居住区のはずれにある小さな孤児院に個人的な寄付を始めてから、もう数ヶ月にもなるだろうか。こうして訪れられる機会こそ不定期だったが、その度運営の順調さを確認して安堵することができた。
わざわざ歩み寄らなければ関わり合うこともなかった不特定多数への援助。これが純粋な善意から成せることならば、まさに聖人と呼べるのだろう。
しかし、いくら他者がそう評価しようとも、私は私自身が聖人であると思えなかった。
「お前はいつもそう言うけどさ、俺から見たら十分すぎるんだ。親切も、献身も、心配になる程度にはな。
何がお前をそうさせるのか、全く共感できない。元々お人好しな性格なのかもしれないが」
ハンドルを軽く握り、真っ直ぐと前を見つめながら、真面目な友人はそう零す。
仕事とは関係のない私の頼みを快く引き受けて、運転までしてくれるのだから、君も十分親切じゃないか。
返しかけた言葉は、これまでに何度か同じやり取りを繰り返したことを思い出して心中に留めた。
彼が優しいのは、私が『友人』だからだ。無差別に端から手を差し伸べようとする無謀な私とは違う。
「そう、だね」
交通ルールを遵守して、変わりゆく信号の色に従いブレーキが踏まれる。外からの雑音がくぐもって車内に響いた。
「……例えば。今まで大勢の人の助けになると信じていたものが、実はより多くの人々の犠牲のもと成り立つものだったとして。私はそれを受け入れられない。
結果、確かに救いになるとわかっていても。手からこぼれ落ちた方に意識がいってしまうんだ」
無意識のうちに、膝元に置いた手に力が入る。窓の方に向けた視線からは、目に映るふんわりとした景色以上の情報を取り入れられない。思考は別の方向に引っ張られていた。
「重要なことを知らないままそれに手を貸していた。後悔してるんだよ。だから」
「罪滅ぼしのつもりだって? 直接命を奪ったわけでもないのに。ましてや知らなかったんだろう」
「無知は免罪符になりえないよ。少なくとも、私にとっては」
仮定の話という体であることをすっかり忘れて、勝手に過去を開示してしまったのは、この友人への積み重ねた信頼があるせいだろうか。こちらを見て眉をひそめる彼へ、誤魔化しのように微笑んだ。
都合よく信号が変わる。車は、他に車両の通らない道路を再び発進し始めた。
「うん、ええと、とにかく。君の言う通り、私は元からこういう性格でさ。感情的で、落ち込みやすくて、お人好しなんだ。だから、だから少しでも後悔を増やしたくないと思って人を助ける。ひとりでも多く、誰かの人生をいい方向に向けられたらって、それだけ」
自分のせいでいささか暗くなった車内の空気を入れ替えようと、声色を明るくする。焦る気持ちは言葉のペースを不自然に早めた。相槌はひとつ。追究はなかった。今はただ、それがありがたい。
横顔を見やる勇気こそなかったが、生まれた沈黙は身構えていたほど心地悪くなかった。
『誰かのため』が言い訳であることは自分自身がよく知っている。結局自分が安心したいだけだ。
無関係の人間だろうが見境なく善行を重ねて、罪の意識に押しつぶされないようにしたいだけ。
いい人になれていると思い込みたい。そんな浅ましさだった。
街中の巡回を経て事務所の前に到着し、それぞれ車を降りる。
そういえば、この後は買い物に行く約束をしていたのだったか。
私が頼りないからだろう。私のことを『先生』と呼び慕ってくれる拾い子は、以前に比べ随分としっかり者になった。いつの間にか携帯のリマインダーに登録されていた予定の通知をちらと見て、友人に改めてその旨と今回の感謝を伝える。ひらひらと手を振って事務所の中に戻っていく彼は、ふと何かを思い出したように足を止めてこちらを振り返った。
「あー、親切なのはいいことだけどさ。誰かのために、なんて理由で死ぬなよ。他でもない、お前の友人のためにならないから」
呆気にとられていると、返事をする間もなくその姿は建物の中に吸い込まれる。
『お前のためにならない』とは言ってくれない。その代わりに与えられた『人のため』という存在理由は、私の理想に心が痛むほどよく効いた。
【誰かのためになるのなら】
誰かのためになるならば
こんなつたない
僕でよければ
手を差し伸べよう
笑顔で迎えよう
それがめぐりめぐって
僕に返ってこなくても
他の誰かに繋がれば
やさしくなれると
そう思うんだ
【誰かのためになるならば】
誰かのために心を遣うことも
誰かのために努力することも
私にはできなかった。
私は羨ましいとさえ思う。
世のため人のために行動できる人を。
きっと世間の求めていないような、正しくないところへ来てしまっている。
けど正解なんて知らないから、もうどうすることもできない。
私にとってはこれが正解なんだ。
何もないから成り立っていた世界に勝手に生まれて秩序とか規則っていう枠を設けたのは誰なのか、いつまでも知らないふりをする。
本来の世界に自分たちはいらない存在だから、自分たちがいて成り立っていると思いたかった。
自分たちが成り立たせていると思いたかった。
でもそれだと本来の世界は都合が悪いから、それを良くないとするために枠を設けた。
何もないことが怖くてたまらないのに、何もないことが一番平和なんだ。
皮肉だろうね。
いっそのこと、全て否定してくれた方が気が休まるかもしれない。
夢の中でこの世界を小さく小さくにぎって、キーホルダーにする。
気が向いたら持ち出して眺める。
嫌なものは何も見えない。
綺麗なものだけが見えるようになってるんだから。
本当に都合がいいよ。
壊したっていい。
もし、誰かのためになるならば。
私にとってはこれが正解なんだ。
誰かのためになるならば
「今日も…残業……」
フロア内には私しかいない。
今日は先輩から仕事を押し付けられた。
自分が断れない性格というのもあるけれど、
先輩は今日の合コンをすごい張り切っていたらしい。
合コンがうまくいくかは分からないが、
それでも私がこの仕事を請け負うことで、
少しでも誰かのためになるならば…と思ってやっていた。
「もうすぐ終わる……」
と呟く。
終電には余裕で間に合いそうでよかった。
その時、ガチャリと扉が開く音がして人が入ってきた。
その相手は同僚の高梨くんだ。
「なんだ?まだいたの?」
「うん。というか高梨くんもこの時間まで仕事?
お疲れ様です」
誰かなんて曖昧な人物像で私は動けない。
家族の、友達の、知り合いの、
関わり合うことで『貴方のために』という考えが浮かぶ
でも、 ひとつだけ例外がある。
それは、人が困っている時だ。
名前も知らない、どんな人かも分からない
それでも体が勝手に動いて助けに行く。
『誰かのために』なんてことは出来ないけれど、
身近な人や、目の前にいる人を助けられるように
私はその考えを止めないでいたい。
誰かのためになるならば
誰かのためにって考える人は優しい人だと思う。
優しい人は、人の為と考えがちなのかな。
私が昔言われたのが
「心のコップから溢れるぐらい幸せじゃないと人に分けてあげられない。あんたは心のコップに少ししか幸せが入ってないのに人に分けようとする」
この言葉も間違ってはいないと思う。
その時はわからなかったことが今わかる。
心のコップが今は溢れるほど幸せです。だから分けたい。
誰かのためと思っての言動は、何もまちがっちゃいない。
だけど、全てやってあげるとその人の成長はそこまで。
優しさって難しい。
誰かのためになるならば、
と起こした行動はきっと自分に返ってくる。
だから今日も、少しでも善く生きようと思う。
誰かのためになるならば、私はいくらでもこの身を危険に晒しましょう。幾人に否定されようとも、人々を救い続けましょう。
それが、記憶のない私が私であるための、唯一の拠り所だから。
誰かのためになるならば
こんな私など、
生きている価値など無い。
常々そう思っている。
しかし、生きたいと願っても、
生きられなかった人を思えば、
天に与えられ、今尚ある生命を、
無下にするのも躊躇われる。
もしも。
誰かの為になるならば、
私は、この生命を差し出そう。
生きている価値もない、
私の様な人間でも
人様の役に立てる、
数少ない機会だろうから。
私の生命と引き換えに、
誰かの生命が救われるなら、
こんな役立たずな私でも、
生きた意味があった事になる。
だが。
出来ることなら。
『誰か』の為に、
ではなく、
『大切な人』の為に、
この生命を散らせたい。
君の為になるならば、
この生命など、
惜しくも何ともないから、ね。
誰かのためになるならば、割と地味な作業も好きだ。
伝票整理、倉庫の片付け、コピー取り。
今だにそんな仕事しかしてないの?と思うこともあるけれど。
新しい上司はそんなところをちゃんと見てくれる人だった。
一昔前の価値観なのかもしれない。
手を動かす、体を使って仕事をする。
面倒がらない。
一攫千金はないけれど、それが私の働き方。
今日のお題→『誰かのためになるならば』
みなさんこんばんは。お久しぶりの人はお久しぶりです。僕は以前ここに書いた歌歩さんの人格の一人、春斗と言います。この前は自分の話をして終わってしまいました(笑)今日もそんな僕でよければお付き合いください。それでは今日のお題のお話をさせていただきます。『誰かのためになるならば』...全く思いつきません。でも、もしその続きの言葉があったとしたらどうしてもネガティブな言葉を想像してしまいます。例えば、『誰かのためになるならば自分の命を捧げてしまってもいい』とか『誰かのためになるならば自分を捨ててしまってもいい』とか、そういう自分のことを犠牲にして誰かを助けるみたいな意味合いに感じてしまいます。見方を変えるという方法もありますが僕にはそうとしか認識ができないのです。考えていたらお腹が空いてきてしまいました(笑)他の方々だったらこれをどのように解釈するのか少し楽しみです。他の方々といったら最近全く見かけなくなってしまった人がいます。僕はその人のためだったらどんなお願いも断らず全てを聞いてしまいそうなのでよく、『心配だ』と言われますが、聞くのはあなただけなので大丈夫ですと言いました。そんなあの人はもう今どこにいるのか僕は特定できません。三個上の方でとてもかっこよくて優しい人でした。またどこかで会えたらいいなと思っています♪おっと、だいぶお題から離れてしまいましたが、僕が言いたいのは自分にいい影響を与えてくれる人がいると自分もよくなるということです!僕一人だとこんな感じで自分の話になってしまうので明日もし書けたらもう一人増やして一緒に書きたいです。また再開していくのでよろしくお願いします!
※誤字脱字がありましたら見逃しておいてください。見つけ次第直しておきます!
【誰かのためになるなば】
家事の手伝いをする、友達に勉強を教える。
「ありがとう」と言われる。
あぁ、してよかったな、と思う。
この気持ちを忘れずに大人になりたいな。