『誰かのためになるならば』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
話を聞こう 頷こう 相槌を打とう
励まそう 慰めよう 肯定しよう
泣こう 悲しもう 打ちひしがれよう
怒ろう 叱ろう 忠告しよう
笑わせよう おどけよう 道化になろう
静かに消えよう
―――私ができること
#23【誰かのためになるならば】
「誰かのためになるならば」
もっと頑張ろう
どんなことだってしよう
自分のためにしたことが
誰かのためになる
自分のために、誰かのために
したことが他の誰かを傷つけることもある
すべてが思うようにはいかない
心は水のよう
それでも何をすべきかなんて
悩むことはない
ただ流れればいい
きみが、わたしが、いきたいと思うところへ
傷つきながら削られながら
誰かの心に摩擦をあたえて
いきつく先に残る石
触れ合った心のかたち
だれかのために なるならば
このふくを おいていこう
だれかのために なるならば
このかみを おいていこう
だれかのために なるならば
このゆびを おいていこう
だれかのために なるならば
このめを おいていこう
だれかのために なるならば
このしんぞうを おいていこう
だれかのために なるならば
ならばわたしは だれかのために
ためになるために いたのならば
わたしはなんのために いるのだろう
だれかのために なるならば
わたしはわたしを おいていこう
だれかがわたしに
そうしたように
いのちがそうで あるように
お題【誰かのためになるならば】
「っ、出てけ!!!お前は必要無いんだよ!!!」
俺はそう言った。
姉は出て行った。これでよかったんだ。
これで姉は呪縛から解かれて逃げ出せたんだ、
俺も姉を追い出せて清々だ、これで、姉は救われるんだ
夢を持っている人間はここにいる資格なんてない。
外で輝いた方がよっぽどマシだろう。
これでいい、姉は夢を追える、俺は母さんと、2人で暮らす。
これでいいんだ、きっと。
俺まで出て行ったら母さんは駄目になる。
だから俺は今日も母さんに従ってこの家で過ごす。
姉のためになるならばこれでいいんだ。
姉が救われれば、。
テーマ:誰かのためになるならば #255
「誰かのためになるならば、この命お前に捧げてやるよ」
面白い人間だ。
ここ数百年生きていて、
こんなことを悪魔の吾が言われるなど、
初めてのことだった。
思わず口角が上がる。
「クックック」
喉が鳴る。
面白い。殺すには惜しい。
「いいだろう、人間。名をなんという」
「……ラン」
「ランか。吾は膿を気に入った」
吾はランの頬を片手で掴む。
人間の顔は柔くて力を入れれば、
すぐに潰れてしまいそうだ。
「さぁ、ラン。吾と契約しろ。
すればその命助けてやろうぞ」
♡3300ありがとうございます!
私はとある田舎の中学生、今日の道徳の授業のテーマは『誰かのためになるならば』。その物語の主人公は、心やさしく勇敢な消防士。困っている誰かのために自らの危険を恐れない。物語を聞いて、私は普段あまり誰かのために、なんて、考えたことがないことに気づいた。誰かに自然に親切にすることはある。クラスの誰かがペンを落としたら拾うようなことだ。でもそれは小さい時からやっているからで、特にその人のために、と考えながらやっていることではない。危険な現場に踏み入れて誰かを助けることも、私にはできていない。これから大人になっても、私には恐ろしくてできないだろう。それでも、何気ない日常でほんの少しでも誰かのためになれたなら、誰かの役に立てたなら、それは私にとっても嬉しいことだなと思った。
誰かのためになるならばと決めたこの道は本当に正しかったのか。幾度と浮かぶこの問いに踏ん切りをつけさせてくれるのはいつもあなた。私は何度あなたに助けられたのだろう。
♯これは恋でしょうか。
【短歌・貴方に捧ぐ魂】
誰が為の命なのかと思ってた
今はただ君のために生きたい
-斎宮宗・影片みか-
(誰かのためになるならば)
地面を掘って石油をだそう。
牛を泣かせて肉を切ろう。
森を切ってキツツキを追い出そう。
海に捨ててきれいにしよう。
燃やして燃やして明るくしよう。
汚して汚して早く速く。
誰かのためになるならば。
そーかそーかここはお前のものか。
犬も象も何言ってるかわからないから
俺のものでもいーかもしれない。
誰かのためになるならば。
誰かのためになるならば
ドナーソング
心臓も肝臓も腎臓も膵臓も細胞も肺も小腸も眼球も
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば
どっちでもいい どっちでもいい
君がいなくなった世界に
誰かのためになるならば
あなたは臓器を提供しますか?
『誰かのためになるならば』
優しさなんて所詮自己満
自己犠牲なんて悲劇の主人公になるための賄賂
綺麗事って子守唄
下心ですか?ありますよ?それがなにか?
助けてやるから助けてくれよ
ボランティアは余裕がないとできません
誰かのためになるならば
私は喜んで死のう。
しかしそれが誰の利益にもならないのならば、
私は絶対に死にたくはない。
そもそも死は生きるという行為に組み込まれているもので
死ぬと生きるは対義語にはならない。
人は常に死なない様に生きているわけじゃない。
しかし死んでもいいと思って生きている人は少ない。
皆んな何かに依存しながら、自分自身の根元にある
『どうにかなる』という不確かな希望を信じてる。
私だってそうだ。
誰かのためになるのなら、、、。
そんなのただの言い訳だ。
私の人生が、少しでも神様に認められて、誰かに偉いと
褒められて、讃えられて、いい所に行けますようにと
いう、私利私欲の為の言い逃れに過ぎない。
きっと神様はそれすらも見ているのでしょう?
私がどんなに邪悪な人間か、本当はそれすら
ご存知なんでしょう?
でもそれでいい。死んだ後は誰も分からないのだから、
死に方くらい選ばせて欲しい。それが結果として、
「誰かのために」なったのなら、私はいい人で居られる。
建前上でも、その人にとっては良い人になれる。
それが私にとって幸せかと言ったら、
そうでもない気がするけどな。
ダメだダメだ、こんな事ばっかり考えてると
私同士の否定し合い脳内会議が開かれる。
議題は私は「死にたい」のか「死にたくない」のか。
戦いは偽善者の私VS私VS客観的な意見
いや今そんな話してない。
ほらまた出てきた。
人の否定が大好物な邪魔者。私だけど。
冒頭で述べた通り、だが、私は利益の無い死はしたくない。
私の命で誰かが助かるのならばそれでよし、
私が死ねば世界が平和になるならそれでよし、
でも、私が死んで喜ぶ奴のために死にたくは無い。
結論、死にたくないのである。
「誰かのためになるならば」#9
損得なしに人に何かをするのは難しい
よほど愛着というものがない限り
そこには必ず損得感情が生まれると考えている
100%誰かのためにと考えられる人
そういう人間がいるとするのであれば
それが神と呼ばれるにふさわしいものなのだと思う
そこまで人間という生き物は尊い存在ではない、、、
誰かのため、なんて、傲慢だわ。
あるいは偽善。
あるいはエゴ。
私は私のためにしか生きてない。
その結果が誰かのためになってるなら、いいな、ぐらいの感覚はあるが、
その結果が誰かを傷つけていなければ、いいな、ぐらいの感覚もあるが、
私は私のために生きてる。
【誰かのためになるならば】#31
誰かのためになるならば
命を差し出すことも躊躇わん
私が生きているくらいなら
私以上に生きたがっている
私以上に素敵な人間になれる
そんな人達が生きるべきだから
そんなことを思ってはいるが
そう出来ないから生きるしかない
誰かのためとはいえ
結局誰かのためを思うという自分の心を満たすために
自己的に満足するために 行動しているのだと思う
誰かのため みんなのため 人のため
そんな優しさは
必ずまわりから捨てられるのよ。
_ ₉₆
駐車場から出ようとした時、子どもが2人
通りかかった。
足を止めたので、先にどうぞ、のに意味で手を
軽く挙げたら、頭を下げて、車の前を通って
行った。
ほんの小さなできごと。
私の母は、免許を持っていない。
普段から、足腰のためと自転車で出かけているけど
猛暑には勝てず、私が車で行き先まで乗せて行く。
涼しい、ありがとう、いつも悪いねと言ってくる。
気にしなくていい、と返事をする。
職場の玄関先は吹き溜まりになっていて、
風が強いと、結構な葉っぱが積み上がる。
始業の前に、すすんで掃き掃除。
ありがとう、とお礼を言われる。
見ていてくれている、とちょっと嬉しい。
小さなことでも、それで助かった、という人が
いる。
意識していなくても、おのずと誰かの手助けに
なっている。
それは良いことだと思っている。
「誰かのためになるならば」
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば、僕は誰かに元気や癒しを与えられるような人になりたい。
そんな僕の夢は芸能人になることだ。
これは小学生のときから変わってない。
芸能人って言ってもどんなタレントになりたいのかというと今は声を使うお仕事が出来る人になるってことだ。
上のような人になれそうだと思ったからだ。
声を使うお仕事はいろいろある。テレビの番組のナレーションやラジオパーソナリティー、アニメの吹替えなどだ。
僕はこのアニメの吹替えをやりたいと思っている。
アニメを観た人が元気になったり、勇気づけられたらいいなぁと思っている。
もう1つはラジオだ。ラジオはもう音声配信でラジオみたいなことをしている。
すでに叶えているのだ。
そして、少なからず僕の配信を聴いている人がたくさんいる。
とってもうれしいことだ。
だけどまだアニメの吹替えをする「声優」という夢は叶えてない。だから叶える為に努力をするのだ。そして、声優の夢を叶えたら音声配信での仲間やファンの人達にお礼を言いたい。
誰かのためになることが僕の夢だ。
終わり
誰かのためになるならば
誰かのためになるならば、私は言葉を紡ぎ続けていたい。
その言葉が誰かのためになるならば、私のためになるならば、記し続けよう。
いつの日か、この言葉が再び誰かの目に触れるとき、そのときにきっとこの言葉は、君に向けたものになる。
誰かのためになるならば
砂浜を歩きながら、落ちているペットボトル拾い、持っていたゴミ袋に放り込む。
これで何個目だろう、拾っても拾っても、また落ちている。
ペットボトルだけじゃない、ゴミなんてたくさん捨てられている。
照りつける日差しは暑く、額から汗が滲み出た。
腕の袖で、汗をグイッと拭う。しばらくすると、カモメたちの声が遠くから聞こえた。
「……あっちぃ」
何時間、ゴミ拾いしていただろうか。夢中でしていたので、そろそろ休憩をしようと思い、その場に座り込む。
少し砂浜は暑かったが、まだ座れる。目を瞑り、耳を澄ました。
ざぁぁ、ざぶんっと音を立てる波の音は、いつ聞いても心地よい。
目をゆっくり開いて、青い海を見つめる。綺麗に見えるけど、ビニール袋が波に乗って、ゆらゆら揺れていた。
「さぁ、休憩終了。ゴミ拾いに戻ろうか」
立ち上がり、手を組んでグーっと上に伸びる。
ゴミ袋が顔に当たりそうになった。
波際まで近づいて、打ち上げられたゴミを拾い、袋の中へ。
溜まっていく、ゴミ、ゴミ、ゴミ。海からゴミを無くしたい。綺麗な海を次の世代に残したい。そのためになるのならば――
「どんなことでも頑張れる」
ふふっと笑みが溢れる。雲一つない青い空を見上げた――