ゆね

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私はとある田舎の中学生、今日の道徳の授業のテーマは『誰かのためになるならば』。その物語の主人公は、心やさしく勇敢な消防士。困っている誰かのために自らの危険を恐れない。物語を聞いて、私は普段あまり誰かのために、なんて、考えたことがないことに気づいた。誰かに自然に親切にすることはある。クラスの誰かがペンを落としたら拾うようなことだ。でもそれは小さい時からやっているからで、特にその人のために、と考えながらやっていることではない。危険な現場に踏み入れて誰かを助けることも、私にはできていない。これから大人になっても、私には恐ろしくてできないだろう。それでも、何気ない日常でほんの少しでも誰かのためになれたなら、誰かの役に立てたなら、それは私にとっても嬉しいことだなと思った。

7/26/2023, 1:55:59 PM