『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#誇らしさ
生まれてきたことを悔やんだとしても
誰かを許せなくて
自分さえも呪ったとしても
此処までの道のり
生きながらえてきたこと
そのことに感謝出来る
キミであるならば大丈夫。
そこに誇らしさを感じてまた
明日に光を求めて歩いて欲しい
きっとそこに育った魂は
キミの周りにたくさんの
誇らしい小さな希望の種が芽ばえてゆく
「我が校からもあの有名大学へ行く者が現れるとは。非常に誇らしいぞ」
「いえいえとんでもございません!皆様の指導のおかげで……」
自分の後ろでニヤニヤと笑いながら話す親の声が聞こえる。所詮親の言いなり。全部言う事を聞いて全部それ通り実行する機械。
「ほら、アンタも何か言いなさい」
「……色々な事を教えて頂きありがとうございます」
100点の回答。マイナスもプラスもされない平凡な回答。これでいい。何もかも上手くいくならこれで。
……と、思っていたが。担任の先生はどうやら違うらしい。
「𓏸𓏸、お前は本当にここへ行きたいんだな」
「……はい」
「お前の成績なら好きなところを選ぶ権利がある。かと言ってあまり低すぎるところもあれだが……、何かしたい部活や入りたい学部はあるのか」
「……行ってから決めようかと」
「…………𓏸𓏸は、自分に誇りを持った事はあるか」
「……いえ」
「先生はな、親の言いなりで先生になった。なったはなったで楽しいが、本当はラッパーになりたかったんだ。まぁ厳しかったあの家では嫌味しか言われなかったが!」
「はぁ……」
「自分の職業、自分のしている事、自分の夢に誇りを持って、これこそが私の夢だと言えば認めてくれるさ」
「……そうですか」
「……ま、時間はある。たくさん考えるといい」
そう言って立ち去る先生の後ろ姿はどこか寂しそうで。自分の薄っぺらい志望理由が書かれた紙を見つめる。
クシャりと紙の端を握りしめると、自分の足は先生の後を追っていた。
『誇らしさ』
「誇らしさ」
家に着くと先に玄関で待ってる
″ちゃんと留守番してたよ″と
誇らしそうに
足に何度もスリスリして
ぜんぜん離れない君
おやつの後は
お膝の上でくつろぎタイム
ゴロゴロ言いながら
お腹見せて無防備な姿
ずっと待ってたんだよの上目遣い...
″お留守番、偉かったねぇ″
いっぱい撫で撫ですると
誇らしさ全開っ ฅ•ω•ฅ♡
なんて可愛いやつなんだ、お前は♡♡♡
誇らしさ
私の誇らしさとは一体なんでしょう。
真っ直ぐと自由に伸びている羽でしょうか。
それとも光り輝く羽でしょうか。
どれも大切な私の一部ですが、
「貴方の誇らしさとは何ですか。」
と聞かれると、「私の羽です。」とは言えないのです。
では、私の誇らしさとはなんでしょう。
この小さな体で世界中を飛び回ることでしょうか。
魔法を使って自然を喜ばせることでしょうか。
どれも得意な事ですが、
誇らしさとは少し違います。
私の誇らしさとは、誇ることがない事です。
そして、私がこれからするべき事は誇ることを探すことです。
誇る事がないと誇らしさもうまれないのですから。
貴方の誇らしさとは。
#21
昔に一度だけ取った賞。絵で特選だか貰って初めて体育館のあの階段を登った。
貰ってから暫くはウキウキして、自分の名前をSafariで検索して、絵が出てきたときは飛んで喜んだ。
いまあの賞状は、小学生の私の賞状は、キラキラの脆い夏のような儚い誇りはどこにあるのだろう。
今はもうわからなくなってしまった。
私は 「優しい人」 なんかじゃない
「優しいね」「ありがとう」と言われていた。あの時はよく分からなかったけど嬉しさを感じることがあった。何も気にせず感謝されることをするのが好きだった。でも、中学生に上がって1年ぐらい過ぎた頃、皆に『必要とされる人』『優しい人』と思われたいがためにするようになっていった。それから、「ありがとう」と言われないとやりがいを感じられなくなっていき、無意識に周りにも同じことを求めていくようになってしまった。人それぞれ違うことがあることはいいことのはずなのに周りと違う人にイライラしてしまっていた。
それに気がついた時にはもう遅くて、後悔ばかりが頭に残った。「優しい人」はこんなことは思わなくて、思ってしまっても皆のために尽くすことが出来る。もしそれが自分にとって利益がなくても。私はそんな人にはなれなかった。
そんなことはわかっているけど、今からでも遅くない。いつからでも人は変わることができる。最初は上手くいかなくても大丈夫。できる。そう思うことが大切だとこのできごとは教えてくれた。
何かに誇りを感じることは素敵だし、別に、何に誇らしさを感じてもいいけど、対象との時間的、距離的な長さは短いほうがいいと思う。
いつまでも出自や学歴を自慢気に語るような人間になりたくはないよなー。
私にとっての誇らしさは
君がいること
素敵な友人がいること
たくさんの本が読めること
文章を愛していること
否定をしない人生
誰かを肯定する人生
死にたい思いさえ自分の中に抱いても
生きることをまだやめないでいること
私にとってはそのすべてが誇らしい
〚誇らしさ〛
生きているだけで、凄いよ。
動いてるだけで、素敵だよ。
だから自分らしく生きてね。
君は君の色が一番似合うから。
幼い日頑張ることに目覚めた君
今誇らしい大人の光
悪意向けられなお憎まない
君のけがれなき魂こそ誇り
♯誇らしさ
誇らしさ人間らしさ私らしさ
らしさって何?
猫にらしさなんて求めないよ
君らしさなんていらない
君らしくあればいい
【誇らしさ】
短い髪に長い手足、細身で背も高くて。
女の子なのに王子様扱いされて、満更でもなさそうな君。
バレンタインには毎年沢山のチョコレートをもらってくる。
だけど知ってる。
本当は可愛いものが好きで。
甘いものなんてもっと好きで。
家の中ではちょっとだらしなくて。
『王子様』の仮面を頑張って作ってる。
本当は怖がりで。
ホラー映画なんて予告だけで涙目。
遊園地のお化け屋敷では私の服の袖をずっと摘んでいた。
でも「格好いい」って言われるのも大好きで。
外面が良くて。
女の子にちやほやされると嬉しそう。
そんな君が私の前でだけ。
油断しきった顔で普通の女の子になる。
素の姿を見せてくれる。
ぬいぐるみが好きだとか。
ワンピースが似合うようになりたいとか。
君が普段隠している、心の柔らかい所を打ち明けてくれる。
こんなに可愛い君を誰も知らない。
私だけが許されている。
君が私を選んでくれた。
そのことに、私はなんとも言えない誇らしさを感じているんだ。
「誇らしさ」
卒業文集を作るときの質問の一つだった。自分の中で一番誇れるもの。真っ先に浮かんだのは、自分は埃を被っている、なんていう自虐もしくは大喜利にも似たものだったけれど、それを書くことはしなかった。足が早いこと、字が綺麗に書けること、絵が描けること、ポジティブなところ。誰もが明るいことを書いているなかで、埃という言葉は汚れとして目立ってしまう。埃という漢字が書けること、にでもしようか。でもそれなら薔薇の方がいい。憂鬱だって難しい。でもどうせなら薔薇の方が綺麗だ。少しでもみんなの中で浮かないものがいい、目立たないものがいい。僕が選んだのは、「 」。なにも書かないことだった。
誇らしさ、親にとってはそれは最高な恩返し
なのだろうけど、子供には要らぬ毒であり
終わりを迎えさせるには手早い手段になるのだ。
親は理解せずそれをしているからこそ怖いものだ
子供は檻や鳥籠から出られない地獄から
居なくなって皆みたいに一緒に寄り添う所へ
消えていきたいのだ。
それは、それは綺麗な景色と優しい人達の
集まりの場所へと逃げては
汚い大人に追い掛けられては逃げて
助けれくれる大人には優しくして
どんどん集まっていく。
何でかって?
お前達世界がそんな事態を生ませる事してるんだ
分かっていないだろう。
こんな時代だからな。
OD、リスカ、薬物依存、何度でも繰り返す。
治らない、壊れる、治らない、壊れる。
繰り返しなんだから助けもしてくれない。
だから、お前らは見て見ぬふりをするのか。
"だったら、早く消えさえて。"
無理なんだよ、限界越えてもなお、
抑圧?愛情?本能?慰め合うの?
意味が分からない。
お願いだよ、
早く……答えを頂戴よ。
この居場所のない私達に。
変えてよ、君の手で簡単でしょ?
出来たら救ってね。
約束だよ!!
荒廃したその国は、一人の少女に全てを託した。少女は国を蹂躙した怪物を駆除する為だけに作られた存在だ。小さい頃から自分の使命を教え込まれてきた。
「今日が作戦決行日だ。…、何か、言いたいことはあるか?」
少女はうつむいたまま何も言わない。
「まぁ、無理もない。必要な言葉以外教えてこなかったからな。」
指定の位置に拘束され、その怪物が現れるのを待った。唸り声が響く。獣特有の匂いや、生臭さが辺りに広がった。
「このような栄誉ある仕事をさせてもらえて誇らしいです。光栄です! 本当に嬉しいです!! 我が国に栄光あれ!!」
少女の顔は酷く歪んでいた。
🍵
「お前の飯不味すぎ。コンビニの飯食ってた方がマシだな。」
ああ、言われてしまった。
私は元々料理は得意じゃない。
だが、冴と同棲することが決まって、少しずつ、栄養に気をつけながら、
料理の練習をしてきた。
今まで冴も、
「前より上達したな。」
とか
「うめぇ」
とか。
褒めていてくれたのに。
冴が疲れて帰ってきて、不機嫌だったのに関わらず、
『冴!お疲れ様!ご飯あるわよ〜』
と、呑気に話しかけてしまった。
そして今ご飯を並べて一緒に食べ始めた時、
1口目でそう言われてしまった。
そして、
「もういい。コンビニで買ってくる」
と捨てられてしまった。
その後1人で食べるご飯は、いつもと変わらないはずなのに、
冴が居ないからなのか、味がなかった気がする。
次の日も、ご飯はつくってはいたが、
やっぱり冴は食べてくれなかった。
その日から、自分で作ったご飯すら、
食べた直後に吐いてしまうようになってしまった。
冴の顔を想像すればするほど、
涙と、何も混ざってない胃液だけでてくる。
その日の夜、冴が珍しく、先に口を開いた。
「すまなかった」
それだけ。
知らないのだろう。私は体重が3キロも減って、
食事が怖いこと。あなたのせいで。
『そう。美味しくないんでしょう?
たべなくていいわよ。コンビニのご飯食べて暮らせば?』
このぐらい言っても構わないだろう。
「ちげぇ。思ってねぇ。あの時はイライラしてて。
お前の飯食わないようになって、本調子じゃね『うるさい。ご飯は作ってあげるわ。けど、これからそんなこと言わないで、私がどんな思いで……!』」
「本当にすまないと思ってる。言うわけないだろ。だから、これからもお願いしたい……。」
『...ふふっ、面白。冴がこんなに萎れてるの初めて見た。』
「笑ってる場合か。」
まぁ、あっちから謝ってくれたし、1回ぐらい、許してあげてもいいかな。
ま、これ以上あんなこと言ったら許さないけどね。なんて。
どうして誇らしいと思うの?
毎日連絡してくれてるのに“付き合おう”の言葉は確かに無かった。
“今から会いたい”って急な誘いで浮かれて急いでオシャレもしたけど甘い言葉に流されて、甘噛みされた耳が熱い。
“テスト期間でしょ?会いたいけど我慢するね”って、貴方の優しさが分からなくなる。
甘い言葉に流されて、首元につけられたキスマーク。
浮気とかしたらダメだからねとか何でそんな言葉言えるの?
勇気をだして言った。
「私たちってさ、」
君は遮ってヘラヘラ笑って、無かったことにしたね。
なんで付き合ってもないくせに、どうしてそんなに好きって言えるの?
どうせならベットじゃなくてデートで聞かせて欲しいの、おもちゃじゃやだよ。
帰り道に泣きじゃくって気づいた、私は恋をしていた。
でも頷いていればこの関係もずっと続くから、これ以上望めないし望まない。
貴方にとって、私は道具なの。
絡まる指も、勝手なキスも、あなたは恋をしてない。
あなたは恋をしていない。
「誇らしさ」
あまり、考えたり思いついたりしたことがない。
誇らしさってなんだろう?
私が私の立ち位置に生まれ、流れ、傷つき傷つけ、うんざりしながらも………そのあった出来事から良い事だけを切り離すのも出来ないでいて、でも、
大切な人たちに出逢えた事を何かに感謝は確実にしているから、もう、
めんどくさいから全部OK!ってしている訳だけれど…誇らしさかぁ…
やっぱり、会えて嬉しい人がいて、良かった。
読めて嬉しい本を読めて、良かった。
聴けて嬉しい音楽があって、良かった。
それを自分の表現や在り方にダイレクトに繋げられて、良かった。って事かなぁ…
表現・在り方と言ったって、ちょっとクスッと笑ったり1行だけ何か書いて忘れちゃったり、そんな小さな事がたくさんあって、それも嬉しいんだと思う。
日常にふっと、楽しくなる瞬間は自分だけの瞬間だから、それかなぁ…😺。
「誇らしさ」の意味を考える。
自分にとってなんだろう、
ホコリならいっぱいあるけどね、
だけど、この世に
家族がいること、
それは、うれしい。
「誇り」かな。
何かひとつでも誇れるものがあれば
それは勇気にもなるし美しさにもつながる
そのひとつを突き詰めて極めていけば
見たこともない世界が広がっているだろう
そこへ行き着くにはそれ相応の努力と奮闘が必要だけれど
好きこそものの上手なれ
その気持ちさえ忘れなければ
必ず辿り着けるであろう…
最高の興奮と目覚めをありがとうございました
オリンピック選手の皆様、お疲れ様でした。