『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誇らしさ
テストでいい点をとるより、可愛いって言われるより
あなたの隣に立てることが何より誇らしいのです。
誇らしさ
誇らしさ、とはなんだろう?
お金持ちだということ?
有名人であること?
親が有名人やお金持ちであること?
自分は勉強していなくとも、成績がいいこと?
友人が多いこと?
私は、誇らしさとは
自分が自分であること。自然と周りに優しくできること。また、人の悲しみに寄り添うことが誇らしいと思う
多くの人々が行き交い、生きるこの地球の上。
自分の存在意義さえ見失い、
お金持ちになることや有名になること。
また成績によって格差が出るこの世の中で、
他人を思いやる気持ちこそが誇らしいと思える。
他人を蹴落とし、揶揄して、自分が上であることを示す
そんなことになんの意味がある?
ただ単に、他の人を傷つけ、時にはその命さえも失わせる。
そんな世の中で生きること、その考えに染まることは果てして誇らしいのだろうか?
少なくとも、私はそうではない。
その中で生きなければならないのなら、
その色に染まらなければいけないのなら、
私は喜んで人の輪から、この世界から消えるだろう。
人の未練さえ残さずに…
だからあなたも、自分にとって何が誇らしいのか考えてみてほしい。
その先が、理不尽な未来につながらないことを願う。
母にあなたはみんなに愛される存在だよって言われたとき、自分を誇らしく思えた。
どんだけ傷をつけられても、私は愛される人間なんだと、嬉しかった。
僕は自分に誇らしいと思う
それは何故かって
そう、僕は学校のみんなに何を言われようとずっと笑顔で受け止めるから。
でも、なぜ僕はずっと笑顔で受け止めるかって言う理由に関しては長くなるけど書く。
僕の性格はみんなを心配させたくないという気持ちが1番強いと自覚している。
だけど心はすごく弱い、それも自覚している。
いつもはみんなに言われると笑って『僕は大丈夫。言われても大丈夫だよ!』みたいな感じでみんなの声を聞いている。だけどそんな感じの僕だけど言われるのはすごく辛いし泣きたくなる、たまに笑顔でいる自分が嫌いになる。素直な気持ちを出せない自分がダサいから
素直な気持ちを出せない自分がダサいのではなく
嘘をついている自分がダサい
中学の卒業式。母は泣いた。あなたも大きくなったねぇ、と号泣した。まだまだこれからだよって苦笑した。「〇〇高校行くなんて、流石のお子さんですね」と言われる母を見て、わたしはずっととびきりの笑顔を浮かべていた。
高校の卒業式。わたしは泣かなかった。これからどうするつもりなの、と母が責める。もう、わたしはお荷物であった。「うちの自慢なんです〜」なんて言ってくれる母はどこにもいなかった。努力不足による出来損ないを、母は必要としてくれなかった。
#誇らしさ
ある時は叫びたくなる
青く澄んだ空の下、どこまでも見渡せそうな丘の上で
ある時は王冠をかぶる
立派な玉座にちょこんと乗って、周りを見下して
ある時は与えられる
自分も知らなかった自分のすてきなところを
一番大切なひとに褒められて
ある少年は言った
「僕は、今は刑務所にいる父のことを誇らしく思っています」
彼にとっては、父親はたった一人の理解者だった
誇らしさ
誰にだって、自分にしか無いものを持ってる。
もちろん僕もね。
その強みが、誇らしさに変わる。
でも、その誇らしさが少しずれるだけで
自慢になる。
誰だって自分が一番でありたいものだ。
自慢されていい気分になる人は少ないだろう。
そのすれ違いで
「誇りを汚された」
と勘違いしたり、されたりすることを忘れずに。
ー誇らしさー
誇らしさ
自分の思う誇れるもの。
人と比べたらちっぽけなものかもしれない。
だけれどそれでいい。
自分で感じた揺るぎない価値。
ずっと誇らしく持っていて。
あなたは
私を救う詩を連ねたの
誇りという言葉が
合わないなんて言わないでよ
私はなんて出来損ないなニンゲンなのだ。
絡まったパソコンのコードを鞄にしまう。
〝お疲れ様でした〟
私。
生温い空気が私を解放させる。
三秒の無。
身体に取り込まれる深い酸素に全身が震える。
私は夕陽と暮れながら俯き歩いた。
あれ、あんなところに店なんてあったっけ。
店の手前に置かれた緑の生きものたちと目が合った私は足を吸い寄せられた。
一際輝くミニバンブー。
今は一人が寂しかったから、一緒に帰った。
私の左手にはイキモノがいる。
なんだか心がジワっとした。
そうして私はベッドサイドにミニバンブーを飾る。
まあいっか。
お前も生きてるし、私も生きてる。
堂々と背筋を伸ばしたバンブーが誇らしげに私を見ている。
明日も明後日も枯らさずにね。
自分がちょっと誇らしく思えた。
「私の仕事」
病棟に低いようで、高い、どちらともいえない大きな声が響く。それは、荒れ狂う雨の昼でも、満月が輝く夜でも聞こえてくる命の音。
真っ白な服を汚し、汗をこめかみから垂らして、息を途切れ途切れに吐いてでも、私は握りしめると強い力で握り返してくるこの小さな手の、懸命に生きようともがくこの小さな命の、生まれる手伝いをしてることに誇りを感じている。
さあ、前を向け。
テーマ「誇らしい」
何かに
打ち込む。
一生懸命になる。
たとえ
後悔があっても
たとえ
客観的には
良い結果でなくても
何かを
頑張れた
っていうことは
わたしの
軸だ。
不器用で
損してることも
上手く出来ないことも
いっぱいあるけれど
わたしは
頑張れる人間なんだ。
#誇らしさ
我が息子ははっきり言って
グレーゾーンです
幼い頃は育てやすかったのですが
学生になり集団での生活が苦手なのか
困った行動が多く
かなり手を焼きました
卒業間際に不登校になり転校したり
引き篭ってオンラインゲームで騒ぎ
殴り合いの喧嘩もしました
やがて彼は学び習得したい分野がはっきりしたのか
ジジババとわたしに饒舌にプレゼンして
都会の空へ飛び立ちました
今、高く評価され
企業からも声が掛るまでに成長しました
時々成果を送ってきますが
なんとも誇らしげで微笑ましく
今までの事がチャラになるが如く
親バカぶりに苦笑いです
成長している様子に
こっそりガッツポーズ
お腹は満たされず
安心して眠られず
暖すらとられず
生活の足しにならないもの
どんなに取り巻く環境が変わろうと
どんなに他者から批判を受けようと
どんなに窮地に追い込まれようと
これさえあれば笑って過ごせる
自分が自分であるために必要なもの
時には変容を受け入れて
執着しちゃいけないよ
自分勝手なぐらいがちょうどいい
肩の力を抜いて
誰も見られない 心の中で胸を張れ
運動が苦手な息子。
中学生になって自らの意志で運動部に入った。
今日はこういう練習をしたんだ
今日は疲れた
少し上手くなったんだよ
毎回、そう報告してくる息子。
決して自慢げに言ってくるわけではなく
苦手なものでも自ら進んで打ち込んでるところ
親としては、そんなあなたがとても誇らしいよ。
誇るたびに他人を蹴落としているということを、
私はまだ知らない。
卑下するたびに自惚れているということを、
私はまだ知らない。
無知がまるで罪のように。
自分の人生に自信を持って。
誇らしさを持って。
迎え立つ勇気を持って。
どうか、負けないで。
「母さん、俺もうどっかの主人公にはなれねぇんだよ。」
痛む膝を擦りながら、泣くことしか出来なかった。
17の春。俺は前十字靭帯を損傷した。 少し前から傷んでいた膝を蔑ろにして、練習試合で決めた最後のゴール。
それは俺の試合を終わらせた瞬間でもあった。
周りはみんなすごい速度で成長していく。
俺は、キャプテンだったはずなのに、やってる事はマネージャーと一緒だった。
「もう、無理なんかな。」
ふと病院のリハビリ室で零した1つの弱音。
でもそれは親友である副キャプテンのアイツの心に錆びた釘のように深く刺さったんだろう。
初めての喧嘩、相手は重度の怪我をおった俺で。
お前は暫く自宅謹慎になったらしいな。笑
病院での面会も俺の許可が降りたところで病院側が許可を通さなかったから、お前はいつも窓から俺に手を振った。 春がすぎて、夏が来ても。それは変わらなかった。
もう自分で松葉杖で行けるってのにアイツは
「俺が荷物持つ。」って言って聞かない。
お前の家は真反対だろうが。馬鹿がよ。
あっという間に10ヶ月が経って。 普通に動けるようになっても。俺はボールを手に取るのが怖かった。
また、同じように怪我をすれば。それはいよいよ俺のバスケ人生の終わりを意味する。
もう、壊せない。
爆弾を抱えたまま、俺は体育館の前でただ佇むしかなかったんだ。
「入れよ。」
俺と喧嘩をしたアイツだった。
「謹慎野郎が何言ってんだよ、笑」
上手く誤魔化せただろうか。 もしもの世界をただ恐れて踏み出せていない俺を。
「いーから。入れ。」
背中を押されて、思わず。足が階段に付いてしまった。
そうだ。もう後戻りは出来ないんだ。 魅了されてしまった以上。もう。進むしかない。
「俺さ、もう膝壊せねぇんだわ。」
「分かってる。」
「いや分かってねぇよ。」
「分かってるよ。 ずっとお前の隣に居たのは俺だったろ。」
「いや、それでもだ。 手加減するなよ。俺は成長する。今からだって、何年後までだって、俺のバスケが止まろうと。 俺は死ぬ訳じゃねぇ。」
「、、、おう。」
「ようやく分かったんだ、俺にはバスケしか無いと思ってた。けどバスケが無くなった俺は、死なずに生きてたから。あくまで生きていくための縋る手段だったんだろーなって。」
「おう。」
「だから、1on1。やろうぜ。抜いてやるよ。」
「は。やってみろ。キャプテン。」
「やべぇな。さみぃわ。」
「んなこた誰でも分かんだよ。」
「いや、うん。でもあったけぇわ。」
「ついにイカれたか。」
「違ぇって! 俺さ、まさか冬までやると思ってなかった。ウィンターカップまでやるくらいガチとは。」
「、、、まあそれは俺もそう。」
「だよな!?!? はーーー高2の俺に見せてやりてぇわ。」
「おーおーあの頃の弱虫坊っちゃんな。」
「弱虫言うな。」
「坊ちゃんはいいんかよ。笑」
「、、、、こんな広い世界があって。化け物みたいなやつもたくさんいて。 身長もバカでけぇしジャンプ力もパワー力もえぐいけど。 でも俺は、あの時止まんなくて良かったって思う。 あの時終わんなくて、終わらせなくて良かったって心底思う。」
「おう、」
「ありがとな。 おかげで俺まだ思いっきりバスケ出来る。」
「ん。 まあふくらはぎに噛み付いてやるくらいには頑張ろうな。」
「グロ笑」
「さあ行くぞ。キャプテン。」
「おう。」
任せとけ。大黒柱。
誇らしさ 少々ギスギス
「わたしは誰よりも優れている!自他共に認める天才とはこのことかしらね!」
「嫉妬の視線ってたまらないわよ。ああ、あなたは感じたことがないから分からないかしらね。可哀想に」
「優秀な人材って参っちゃうわね!どこに行っても必要とされてしまうのだもの!」
「誰にでも、何にでもなれるのよ、この能力。どんなに突飛した才能を持っていたとしてもわたしの力の前では霞むわね、ふふ」
「あら、あなたもわたしが羨ましい?勇利さん」
「虚栄心?」
「っ、なんですって?聞こえなかったわ」
「その能力から考えて、ちっぽけな自分を誇張させていたいのかと思ったのだけれど、」
「それ以上口を開きなさい。喉を潰すから」
「あなた、結構卑屈だし、臆病よね。特に虚栄心は弱い自分を隠すためでしょう。図星?綺麗な顔が引き攣っているわよ」
「……博士の言いつけがなければ存在を消すつもりだったわ。博士に感謝したほうがいいわよ」
「あなたに誇りはないようね。どの言動においても」
アクエリアス
水瓶座の新時代を希求するとき。
あなたは、解き放たれる。
あらゆる苦悩から解放される。
足枷は外れ、新しい世界を自由に歩ける。
もう、誰もあなたを縛らない。
もう、何もあなたを苦しめない。
あなたは水瓶座の時代に生まれ変わる。
聖なる水流によって浄化された世界に。
水瓶座が、あなたを安らぎへといざなう。
やがてあなたは、魚になる。
すべての生物は海から生まれたように。
ヒトの魂も海へと還っていく。
水瓶座のマークを刻み、一歩を踏み出す。
そして自分が自由な魚であることを認識する。
青色の海の世界をイメージする。
ほら、見えてくるはず。
美しいマンタの姿が。
輝くサンゴの平原が。
おだやかで、静かで、時が止まった世界が。
そうすれば、あなたも、生まれ変われる。
ずっと仲のいい友達に彼氏が出来て、ほんの少しだけ寂しくなった。
でもその子との何気ない会話の中で「私達は親友だ」という言葉を聞けて、なんだか凄く誇らしくなった。