「私の仕事」病棟に低いようで、高い、どちらともいえない大きな声が響く。それは、荒れ狂う雨の昼でも、満月が輝く夜でも聞こえてくる命の音。真っ白な服を汚し、汗をこめかみから垂らして、息を途切れ途切れに吐いてでも、私は握りしめると強い力で握り返してくるこの小さな手の、懸命に生きようともがくこの小さな命の、生まれる手伝いをしてることに誇りを感じている。さあ、前を向け。 テーマ「誇らしい」
8/16/2023, 3:38:42 PM