言葉はいらない、ただ・・・』の作文集

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言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/30/2023, 7:43:46 AM

【言葉はいらない、ただ・・・】


知らなくていいこと。知らないほうがいいこと。
そういうものは多かれ少なかれ、あると思う。
驚くほど間の悪い僕はそんなことばかり知ってしまう。
無知は罪だと言うけど、知りすぎるのも一種の罪だ。

初めは小さな違和感だけだった。
思い出話で気づく齟齬とか、君の好みが変わったとか。
些細なことばかりだから、そんなものかと軽く考えた。
他の人とも交際したのだから記憶が混じるのも仕方ない。

ブラックしか飲まない君がミルクを入れるようになった。
ミステリーを好んでいたけど恋愛を読むようになった。
迷ったら青を選んでいたのに緑を選ぶようになった。
日々を重ねるごとに、僕の知る君から離れていく。

でも、成長すると好みが変わるのはよくあると聞く。
僕の知る君でなくとも大切に想う気持ちは変わらない。
君の口から聞かない限り、僕は変化に鈍くありたい。
料理の味が薄くなって、見えない相手の存在が濃くなる。

「いや、それはさすがにおかしいですよ」後輩が言う。
「やっぱり?」わかっていても、客観的な言葉は刺さる。
「一年ですよね。本人に聞くべきだと思いますけど」
「気のせいだったら悪いでしょ」後輩はため息をついた。

僕が気づかなければ。気づいていないと君が思えば。
狭い視野で、思考で、楽観的な考えが染みつく。
君の変化に合わせて、知らぬふりで僕も変わればいい。
今度は君が僕に疑惑の目を向ける番だった。

探るような視線を受けて居心地が悪いから、帰りは遅い。
君のためなら苦しくないはずなのに、わからなくなる。
僕の、君への気持ちに名前があるなら今はなんだろう。
恋情だろうか、それとも執着だろうか。

8/30/2023, 7:40:01 AM

僕はたくさんの事を知る事ができた。

『ご飯よー』って言うと、お皿の中にカリカリの餌を入れてくれること。
僕が食べた器をキッチンに持っていくと『ありがとう』って言われて、頭を撫でてもらえたり、たまに美味しいものをくれる。

『散歩』って言葉が一番好きかもしれない。
僕は紐で繋いでもらって外にでる。トイレを済ませたり、友達に会えたりする。
いつもより早い時間に『散歩』って言われたら、『公園』に行けて、長い時間、たくさん遊ぶ事が出来る。

『お手、おかわり』って言われたら前足を出すと、大抵は『おやつ』がもらえる。

人は『行ってきます』って言ったら僕は留守番。
帰ってくる前に僕はわかっているのに、ドアを開けて入ってくるときは『ただいま』って言う。意味は知らない。
『ダメ』って言われたら、やらない方がいい事を僕がしている時。みんな『ダメ』を言うときは怖い顔。
だからやらないようにする。

他にも『お風呂』や『病院』『雨』『ミルク』『リード』『おもちゃ』…
たくさん知ってる。
僕が家族になった日からたくさんの言葉を教えてもらった。
最近、『ご飯』が食べられなかったり『散歩』の途中で疲れてしまったりして、体が動かなくなった。
『年』という言葉を覚えた。
これは僕がもうすぐ死んでしまうという意味だと思う。
自分でもわかっていた事だ。

好きな言葉も嫌いな言葉もあるけれど、そんなのいらないから、ただ撫でて欲しい。

8/30/2023, 7:25:50 AM

「言葉はいらない、ただ・・・」

まるで、夢の世界だった。

どこまでも澄み渡った空に、柔らかそうな白い曇。
太陽は雲の影を蹴散らすように、照り輝いている。
その下には、何十階とあるビルが夥しく並び、そのすそには家が何軒もたっている。

全く変わらない、情景。空と広がった世界が麓に見える。普通の人からすれば、いつも通りの、景色。

──音が聞こえないことを除けば。


僕には、耳に障害がある。
生まれつきだ。そのため、音も聞こえないし、しゃべれもしない。
耳にある、外耳という器官に、膜が張られ、鼓膜まで、音が届かないらしい。

不思議なもので、僕の行った病院では、「今までない症例かもしれない」と告げられた。
だから生まれてから一度も、自分の声、そして世界の音を、聞いたことはなかった。
ただ、音が闇に飲み込まれなような、黒い静寂が、いつも張り付いていた。

手術をする、という手はあった。だが、いくつか問題が生じた。

まず、この膜はなにか、ということだ。
いつ、どういった経緯で生まれたのか分からず、切り取っていいものかも分からないらしい。

次に、執り行った場合、耳にはいる情報量、音量に耐えきれるか、ということ。
僕の場合、耳が膜に阻害されているせいで、音は全くと言っていいほど聞こえない。

聴覚障害の人で、治りやすいのは、まだ少しでも耳が聞こえている人。だから、急に来た情報量、音量に耐えることもできるし、慣れることもできる。

ただ僕は、そういった都合が一切効かないため、執り行いが配慮という名で、躊躇われた。

また、膜を切り出した場合、その膜が再生するかも分かっていない。
そのため、手術を執り行う人がおらず、手術は難航した。

そんなとき、急に手術を執り行う日が来た。僕の誕生日、の次の日。明日。
突然的に決まったことで驚いた。訊いてみれば、親類らが、誕生日プレゼントとして予定していたものらしい。
いわば、サプライズ。

ただ、僕の気持ちは配慮してくれなかったらしい。
だが、目に見えた不安のなかには、「音を聴きたい」という、小さな愉しみがあった。

夜。君が来た。
『手術、できるって』
そう伝えると、とても、嬉しそうで、楽しそうだった。
でも突然、はっと、なにかに気づいたかのように、目を伏せる。

そんな表情を見て、なにか、不安になった。
ずっと笑顔だった君。
『頑張って』 そう君が書いた紙に、言葉に何度救われたか。
入院していたときにだって、会いに来てくれたことで、どれだけの不安が、鳴り収まったか。

なのに。
なんでそんな顔をするんだろう。
そう紙に書くと、驚いたように、君は目を見開いた。
『だってこういう風に、紙に書くことがなくなるんだって思うと。』
書いた紙を見せつけると、君は笑った。悲しみ、苦味を押し付けたような笑みだった。

苦しくなった。急に、手術をするのが嫌になった。

手術なんかよりも、君の笑顔の方が見たかった。声よりも、紙に書かれた言葉の方が良かった。

言葉はいらない。声も、手術もいらない。

ただ。

『君と、こうやって話したい』

8/30/2023, 7:02:57 AM

上っ面の言葉はいらない 。

ただ 、本音が聞きたかっただけ 。

なのに君はいつものらりくらり逃げ回って 。

そんなだから 、死んじゃうんだよ 。

トラクターに引かれた君へ 。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


ほんとに のらりくらり しちゃったよって話 。

8/30/2023, 7:02:36 AM

【言葉はいらない、ただ・・・】
(※性的表現有り🔞)

こんな遊び人のオレにだって
恋愛ですごく求めたことがあった。

前、長い間想い続けていた人が居た。
オレはその人に5年ほど片想いをしていた。

「また仕事を休んだのか?」
「うん 休んじゃった」

彼はすぐ休む癖がよくあった。
仕事を休んだ日の夜は決まってオレを家に呼んだ。

「はい、たのまれた酒とタバコ」
「おお ありがとな」

彼はハイボールの缶酎ハイと
マルボロの青のタバコを好む。

彼はいつも無機質なパソコンの前にずっと座って
酒とタバコをたしなんでいる。

「明日は仕事行くよな?」
「もちろん行くよ」
「本当に?」
「本当」
「サボらない?」
「しないよ
…約束しようか?」

彼はオレに優しくキスをした。
キスはいつもタバコと酒の味がする。

「…ずるいヤツ//」

彼がダメ男なのはわかっていたが、
嫌いになれなかった。

オレは彼に心の底から惚れていた。
彼もそれをわかってて
オレの恋心をもてあそぶ。

オレ達は恋人では無い。

それでもオレは彼によく呼ばれ
会う度に体を重ねていた。

「ねえ やっぱり良くないよ
オレには彼氏がいて
あなたには別に好きな人がいるのに…」
「今更そんなことを言うのか?
なあ 彼氏とオレ、どっちが好きなんだ?」
「それは…」

「どっちも好き」なんて言えるわけが無い。

「あなたは?
あなたはオレとあの子、どっちが好き?」
「そりゃ あの子が好きだ」
「…そうでしょ?なのにいいの?」
「かまわない
あの子はオレのこと好きじゃないから」
「…最低なヤツだ」
「お互い様だろ」

彼はまた唇を重ねてきた。

「お、おい…気が早いよ//」
「じゃあ ベッドに行くか」

オレ達はベッドに向かった。

ふかふかでふわふわなベッドに彼が寝転ぶ。

「おいで?」

オレは罪悪感を感じながらも
彼とベッドに寝転んだ。

彼の大きな手がオレの頭を優しく撫で
体を抱きしめる。

「オレのこと好きだろ?」
「うん…//」

抱きしめられて伝わる体温に恥ずかしくなった。
彼がこんな近くにいる…
それだけで嬉しく恥ずかしかった。

彼の顔を近くで見ててポーっとしてたら
キスをされた。

深く 熱いキスだ。
オレはキスに溺れて
気持ちがとろけて体が熱くなった。

「え🔞い顔…//」

彼はニヤついてオレのとろけた顔を見る。
オレもその興奮した彼の表情に興奮し始めた。

お互いに服を脱ぎ捨て
直接肌の体温を感じた。

「お前のこのスベスベとした若々しい肌が大好きだ//」
「オレだってあなたのその大きな体が大好きだよ//」

熱い肌を重ね合わせ 更なる快感を求めた。

「ああ…//」

オレは『快楽』だけでなく
彼からの『愛』も求めていた。

彼と会う度に体を重ねれば
いつか『体』だけではなく
このオレ自身を愛してくれると思っていたから。

たとえそれが叶わなくても
彼がオレを望んでくれるのなら
『体』だけの存在であってもいいと思っていた。

「ああ…すごいぃ//」

左薬指に光る彼氏から貰った指輪を横目に
好きな他の男に抱かれるのは
罪悪感ながらも興奮した。

脳内でわかっていても
オレの心と体は正直だった。

「あ…愛斗っ//…もうイキそうだ//」

言葉はいらない、

「ああ ダーリンっ///
いっぱいちょうだい///」

ただ…

「イ…クっ…///」
「ああああああああぁ…っ///」

彼からの『愛』が欲しかった。



ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー




「オレ達付き会い始めました!」

彼は画面の奥。
オレとは違う別の女が彼とうつっていた。

彼は配信者でオレの他にも女はいくらでもいた。
だから彼に彼女が出来てもなんとも思わなかった。

オレと彼は同じく男だが
彼は男に興味がない。
当然、彼は若い女が大好きだ。

ただ彼はオレのことを
「若くて女のような美人だから」という理由で
オレを呼んで抱いている。

彼のなかでは
オレのように若いリスナーは珍しかったのだ。

実らないオレ達の恋は
配信者の彼にとって『汚点』であり、
リスナーにバレてはいけないので『秘密の関係』として関わっていた。



今日も彼は配信を初め、オレは彼の配信を見る。

そして女が居ない間に
彼はこっそりオレに連絡をするのだ。

「なあ、家に来ないか?
今日は暇なんだ」

オレは心の中で葛藤をしながらも
いつもの酒とタバコを買い、彼の家に向かう。

「…来たよ」
「おう いらっしゃい」

玄関でキスを交わし、
また秘密の密会が始まる。

8/30/2023, 6:53:14 AM

言葉いらない、ただ…
全力で勝つことだけに集中しろ

言葉はいらない、ただ…

8/30/2023, 6:44:25 AM

ぎゅってしてほしい。


/『言葉はいらない、ただ・・・』8/30





部屋のチャイムが鳴ってドアを開けてみれば、ずぶ濡れの君がいた。
「どうしたの、とつ――っ」
言葉は最後まで言えなかった。腹に衝撃があったからだ。
「どうしたの、突然?」
改めて受け止めて、衝撃に尋ねた。
「きょう、とめて」
背中に回された手に力が入る。呻くように絞り出されている声は、きっと今にも泣きそうなのを我慢しているのだろう。
「……いいよ」
少し考えて、承諾した。手の力が少し弱まる。
「いいけど、中に上がる前にまず、シャワー浴びておいで」
玄関先に君を残して、マット代わりと体を拭くバスタオル等々を取りに室内に戻った。
君をバスルームに通した後、君に合うサイズの服なんてないのはわかっていたが、なにかないかとクローゼットの中を漁りながら考えた。

(冷凍うどんあったっけ?)


/8/29『突然の君の訪問。』

8/30/2023, 6:23:28 AM

あなたを思えば

この傷も癒えてしまいます



#言葉はいらない、ただ・・・

8/30/2023, 6:22:40 AM

サヨナラの風景。
 あんずは、青葉の季節に俳句の里に行っています(*^^*)
街中なのに、長閑で畑が広がっていて、新緑が素敵です、爽やかで、手に届きそうな青い空。
ヘルパーさんお姉さんと行く、五月。近くの公園で、ブランコなんかも、乗せてもらの。エヘ。^_^♫
不安定なブランコに座るのに、お姉さんと、息を合わせて乗るの。あとは、自分で、漕ぎます。思いっきり、バックしてそれから、浮遊感にダイブするの。
靴の裏が見えるぐらいに高く、高くーー。お姉さんは、水分補給しながら、私を守ってくれた。
途中、外野が、チラリと見ていたが、私は、気にしない。❢私は、ブランコが好きだからせっかく来たら楽しむの💛(#^.^#)
 俳句の里は、付き添いのヘルパーさんのお金と払った。
小さな、箱庭で、咲いている花達。
『お姉さんに、これは、何の花ですか??』と、訊くとお姉さんは、俳句の里のおじさんに訊いて上げると、ツカタカと、フットワークが軽くおじさんと
お話ししている。立ったり、しゃがんだり、まるで、おじさんとお姉さんは、お花とおしゃべりをしているようだ。
 丁度、朝ドラの『らんまん』牧野博士もこんな風に草花と対話しているのかな〜??(#^.^#)なんて、馳せてみたりした。
ヘルパーさんのお姉さんは、美人で、何時もサバサバしていて、スポーツが大好きなお姉さんだ。もう一人のヘルパーさんのお姉さんは、カワイイお姉さんで、
人力車の車夫さんに、『姫には、この道は、キツイから、遠回りして言った方がいいですヨ^_^』なんて、言われたりされてはりました〜(#^.^#)うわあ~、お姉さん、姫だって〜って、
何度も、私は、心の中で、リピートして、嬉しくなり、くすぐったい気分になった。(〃ω〃)(私の事ではありませんが(笑))
 ヘルパーさんのお姉さんは、別れの川柳を詠まれました。そうなの。お姉さんと、あんずは、今日で、、サヨナラなの。
箱庭のような所は、正岡子規が晩年病床で、見て来た風景もこんなに狭い世界なのかな〜?只、その中で、感じたことや見た風景や今の自分と向き合いながら、俳句にしたのかな?
そう、想うと胸が痛いです……。私も、誰かに、お世話になりながら生きています。自分の空は、狭いけれども、その中で、好きなことをさせてもらっています。
こうして、俳句の里にも行けていま〜す(*^^*)♫
お姉さんと、おじさんに、教えてもらった季語を乗せて、私なりに俳句を詠んで投函した。
 ヘルパーさんのお姉さんと、一服をしたの。私は、ジンワリ暑かったのと、夏を感じたかったので、ラムネを飲んだ.。o○ラムネ瓶のコツを知っているから
私は、一気に飲んだ。窪みに、ラムネ玉をカタンと傾けて遊べば良かったな〜(#^.^#)💙と、私は、思った。.。o○お姉さんは、不敵に裏切っていい〜?!とか、私に、訊かれた。
美人故の、ミステリアスだぁ〜^_^  お漬け物屋さんの、きゅうりのバーを食べられた。ε-(´∀`*)ホッ
ずっと、仲良くしてもらっていたが。最近、ズレを私は、感じていた。
 ヘルパーさんのお姉さんは、お父さんに渡してお別れした。
ヘルパーさんのお姉さんのキレイな大きな瞳は、涙ぐんていた、。ーー私は、言葉に、詰まりながらお姉さん今迄、仲良くして下さりありがとうございました❤と、心を込めて、精一杯、言った。
私、間違ってないよね……??これでも、頑張って考えてもん。五月の空は、こんなに爽やかなのに……(´;ω;`)終わり

8/30/2023, 6:22:14 AM

【言葉はいらない、ただ……】



喋るの苦手なの、知ってる

言葉はどうしても、重くなってしまうから

何を言われても、きっと響かないから

そこにいてくれるだけでいいよ

8/30/2023, 6:15:15 AM

「言葉はいらない。ただ…」

ならば、言葉書かないでおこう。

8/30/2023, 5:53:42 AM

キラキラ輝くダイヤモンドも

バラの花束も愛してるも

いらない。必要ない。

どんなものもガラクタになってしまう。

だから

言葉はいらない、ただ…



態度で示して

#3

8/30/2023, 5:29:41 AM

「言葉はいらない、ただ・・・」

いっぱい愛してほしい

8/30/2023, 5:16:41 AM

言葉はいらない

貴方の目線が私の全ての原動力となります。君の指、腕、足、髪の毛、そして目。愛おしいと言葉にするのはあまりにもおかしくて、胸の奥にしまってあります。恋をすると、ありきたりな言葉しか出てこないな。

8/30/2023, 5:16:07 AM

わたしはこれ以上辛い思いしたくない。あんなに酷いこと言われたのに復縁できるって思ってるらしい。そんなの無理だよ。

8/30/2023, 4:47:46 AM

言葉はいらない…ただ 


言葉はいらない…ただ…ただ
傍に居たいから

気持ち繋がってたいから

私はそれだけで幸せいっぱい

8/30/2023, 4:37:27 AM

にゃー
「ん?ご飯はさっき食べたでしょ?」
にゃー
「だーめ」
にゃーん
「甘えてもダメだよ~」
にゃうん
「あ~、もう可愛いなぁ」
仕方ない。あとでちょっとだけおやつあげちゃおう。ゴロゴロご機嫌な愛猫を撫でる。
「長生きしてよ~」
みゃ!
知ってか知らずか元気な返事が返ってきた。


『言葉はいらない、ただ…』

8/30/2023, 4:14:57 AM

#言葉はいらない、ただ…

言葉はいらない。
言葉でなんと言われようと…
行動と気持ちで表してくれたら十分だから、

8/30/2023, 4:14:36 AM

お題 言葉はいらない、ただ...

 何か言葉をかけられるよりも、ただ抱きしめて欲しい時ってありませんか?

そんな時、この「アナタを抱きしめーるくん」が貴方を程よい暖かさと力で抱きしめます!

さぁ、今日限りのお値段です!お電話お待ちしております!

カット!!

8/30/2023, 4:04:34 AM

そこに。
 言葉はいらない、ただ・・・触れるだけでいい。

 ただそれだけができれば。

 このゲームは終われる。

「ぎゃー!? 何か毛があるっ! モフっとした感触がある~!」
「大丈夫だって。危ないものは入ってないから」
「絶対だな。その言葉、信じるからな!」

 出題者は椅子に腰かけながら優雅に頷いている。
 私は再び箱の左右側面にあいた穴に腕を突っ込んだ。誰だよ。文化祭の出し物に中身当てクイズなんて案を出したの。

 早く終わらせたい一心で、私はとうとう覚悟を決める。生物なんか入ってたら目の前のこいつを殴ってやろうと、固く心に誓いながら。



【言葉はいらない、ただ・・・】

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