『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
知らない
知らないって言ってるのに。
本当に知らないんだ、わけがわからない。
嘘だと思うなら頭を切り開いて調べてみれば
そうすれば
『言葉にできない』
言葉にできなかった
ねぇ、お医者さん
本当に
もう二度と喋れないの?
言葉にならない僕の声
第一話
今も言葉に出来ない。
いつも一緒に居るし、
1番近くに居るのに…
本当に言いたい事は
言葉が詰まって黙ってしまう。
本当は誤魔化したり、気付かないふりはしたくない。
でも…。
あなたの傍に居たいから。
もし、伝えたら離れてしまいそうで…
言えない。
だからいつも、いつも、いつも…。
胸に留めて、飲み込むしか…無いんだ。
言葉にできない苦しみ。一昨日くらいから胸と喉の辺りに違和感がある。あえて言葉にするならむかむかするって感じか。これって胸焼けってやつか。初めてなった。
一昨日くらいに朝食を食べてたら急になったんだよな。こういう体の不調って怖いわ。え、これ治るの?って不安になる。
最初はすぐ治るだろうと楽観視していたけど日を跨いでも治らないと不安になる。でも病院はめんどくさいから行かないという底辺にありがちな思考と行動をしている。
こういう不安も言葉にできないね。漫然とした恐怖というか、なんとも言えない感情がじわじわくる。
胸焼けの原因を考えてみたのだがらっきょうの食べ過ぎかもしれん。一日数粒が適量なのを一袋開けてたからな。間食には別の食べ物を探さないといけないな。
前にらっきょうに飽きたときは冷凍のグリーンピースをちまちまつまんでた。でもグリーンピースに飽きたかららっきょうに戻ってきたところあるからな。
金のことを考えなければりんごとかいいんだけどな。でも間食にりんごなんて一日2,3個はぺろりといっちゃうでしょ。りんごはうますぎるんじゃ。
りんごを一日一個に押さえられるならりんごでいいけど難しそうだしな。今度ちょっと買って試してみるけど。
やはり間食にはグリーンピースがいいかな。一袋で一日持つし安いしで隙がない。ただ冷凍庫に空きがないってのと同じの食べてると飽きるという問題を解決しないとな。
まぁ飽きるという問題には我慢しかないか。ダイエットなんだから多少は我慢はしないとな。
「止めろよ」
触ってみようと手を伸ばす佐藤を小声で注意した。だが、佐藤の気持ちも理解はできた。ケースに入れられているとはいえ、目の前でピカピカに磨かれたフィギュアは俺たちのようなオタクにとっては、触らずにいられない。まして、今回の展示は年に一回の貴重な機会だ。
展示場に着いて今回の目玉を拝んだ時は、心の中に嵐が吹き荒れたものだ。息を飲むことしかできなかったのだった。畏怖の感情さえ沸き起こってきそうだ。アニメで何度も見たものが、細かなバッジに至るまで細部を妥協することなく作り込んでいる。
(来て良かった)
腹の中で思った。
佐藤は眉間にシワを寄せて、フィギュアに釘付けになっていた。
#言葉にできない
どういう時に、言葉にできないのだろう。
嬉しさや感動が込み上げてくる時
打ち負かされた時
不意な事で、頭の中が真っ白になった時
言葉に出す事が、苦手な自分にとっては、いつものこと。
相手に伝えないとと日々頑張っているつもりであるが、どう頑張れば良いのか、悪戦苦闘。
言葉に出せないから、言い負かされてしまう。
ああ、なんとかしたい。
趣味は自分と紙一重
好きなものやりたいものから逃げちゃダメ
自分自身を捨てることになる
生きがいやりがい自分が生きる全てだから
もし壁にぶつかって捨てたくなったり
逃げ回っていていたら
自分から目を背けることになる
辛いけど受け止めるしかない
時間はかかっても必ず報われるから
『以上。』
小さな小さな嫌なことは コインランドリーに忘れ去られた靴下だ 今日も片っぽで眠る 寂しさが目やにになる 私はそれでも目を開けようとする 清清とした瞬きに憧れる 私のもう片っぽ 洗面所にはいないみたい 鏡に映るあなたはだあれ? 今の私を具体的に説明しろだなんて到底できない 以上。
〈言葉にできない〉
言葉にできない気持ちや
自分でも知覚しにくい体からの信号
そういうものをあえて言葉にしてみる
意識のまな板の上に乗せることができば
あとはお得意の分析力で料理可能かもね
無意識の海の中に
少しでも目を向けてみよう
そこで自分の根源や
他人とのつながりを見出すかもしれない
もしかして地球や宇宙と
つながっていることを
思いますかもしれないね
昨日乗せた客は久し振りに ... 31年目になるタクシードライバー経験で20数年振りに遭遇する狂気の沙汰という言葉がピッタリの ... あ れ は ... 見てくれ28,9歳 ... 行ってても33,4歳 ... 独身だろうな ... 女性である。中肉中背で少しガニ股気味、白く長いフリフリレースと重ね合わせのスカートを靡かせ乍ら走り寄って来た長さ肩下くらいの軽いウェーブが掛かった黒髪 ... そしてただ、まぁよいのだが ... 瞬間、酒鬼薔薇聖斗を想起させたキツネヅラだった ... のはいいのだがというか関係無いなわけで ... 。場所は表◯道ヒルズの裏手の某狭路付近からだったのだが ...
〝 赤◯1丁目の◯◯ビルまで、◯時55分までに、急いで下さい!〟
古参は皆そうなのだが時限付きこそ仕事と考えているので大歓迎なのだが少し走ったところで外装黄一色の宅配車両が道に迷っているかのようにノロノロ、そして徐行、一旦停止を繰り返していて ...
“ 道に迷ってるみたいですねぇ ... チィッ ... 参ったなぁ ... ”
思わず私が呟いた直後、女性客が ...
〝 そんなの私には関係無いです!兎に角55分までに付けてください!詰まってるなら ... 〟
詰まってるなら ... で女性客は言葉を止めたのだが、詰まってるなら ... どうしろと続けたかったのか少し気になったが ...
“ ぁ、ぇ、まぁ ... 兎に角急ぎます ... すいません ... ”
私はその時の巷の裏道という裏道をほぼ全て網羅しているので無論女性客が要求した55分より9分早く到着し、その女性客は僅かに安堵した笑みを浮かべつつ、かまっちゃらんないんだよ的な空気を充満且つ撒き散らし乍ら口早に〝 アリガトウゴザイマシタ! 〟と叫ぶみたいに告げたあと怱怱と足早に立ち去った。
世の中は甘くない。大都会なら尚更だ。とて、地方を見下していたりなどしていない。自然界の掟、戒律こそ都会など比較にならぬほど厳しい。
私はこの女性客のような人間に遭遇する時に憶い出したように ... そうだ ... この世界の全てを固く諦めた事をうっかり忘れて図に乗って真面目に一所懸命働いて来てしまっていたよ ... はははは ... 。
こういう人間がひとりでもいるこの世界を私は愛せない。愛せるものか。
そんなの私にはカンケーないので、
とにかく時間に間に合わせろ ...
これが、この青く美しい星の現実です。
私には関係大有りなんですがね ...
他人であるあなたの一時一時の平穏が ... 。
#言葉にできない
言葉にできない言葉がある
言葉にできない優しさがある
言葉にできない思いやりがある
言葉にできないぬくもりがある
言葉にならない怒りがある
言葉にできない辛さがある
言葉にできない悲しみがある
言葉にできない愛がある
言葉にできない… もっともっと…
言葉にできないものたくさんあるね
言葉にできないほどの慈しみをあなたに…ꕤ*.゚
国語の辞書はこんなにも無限に思えるのに
僕の気持ちはいくらページを手繰っても
見つからなくて
なんだろう、この胸の熱さは、高鳴りは
いつだって言葉にできない
だけどそれでいいような
春の心地に揺れている
繊細だと、よく人に言われる。
意図はよくわからないけど、きっとめんどくさい人だと思われているのだろう。
好きで繊細に生まれたわけじゃないのに。と心の中で唱えながら
わたしは言葉にできない思いを抱えて生きている。
言葉にできない
職場での愚痴は控えるべきなのは分かる。
でもどこにも捌け口がないとストレスだけが溜まる。
まぁ〜朝からぺちゃくちゃぺちゃくちゃと元気なばばぁだな!?最近相方が居なかったから静かだったが、他の人が騒がしいのが気にくわないのかついに昨日うるさない!集中出来ない!と突如大声で叫び出した。
え?いや特大ブーメラン一気にぶっ刺すのやめてくんない?
相方いたらうるさいのはそっちじゃん??棚上げヤバすぎー
そんな事を考えながら少なくとも自分の中でもやっぱり小さなストレスは溜まっていたようで、言葉に出来ないモヤモヤが自分の中でぐるぐるしている。
少し落ち着いて自分の中で叫ぶ、ばばぁうるせぇよ!黙れ!
あ、心の中で言葉に出来たわ(* 'ᵕ' )☆
言葉に出来ない程の想いを、私は、貴方にどれだけ伝えられるのだろう…?こんなにも愛しているのよ…ずっと大好きよ…もう貴方しか見れないの…
私は臆病な性格で、
自分の感情を、
まっすぐ人に伝えられないのである。
しかしながら、
自分の感情というものは、
自分の心と反して増えていってしまうものである。
よって、
言葉にできない自分の感情というものは、
自分の中にだけ溜まっていき、
いずれは自分の心と入れ替わるのである。
「言葉にできない」
「言葉にできない」
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるまわってる
今まさに 何をどう言葉にしようか
スマホ片手に悩んでます
(知ってる方は知ってる1つ前の作品の星宮くんです!裏話的な…?笑
時間があれば最後まで見てってください-`🙌🏻´-✨)
♯言葉にできない
おーい星宮〜
星宮「ん?」
うわっ、お前また1人でクソ陰キャかましてるやんけww
星宮「え、べ、別に本読んでただけだしっ?」
星宮「…それで、なんかあった?」
あーそうそう。お前さ、好きな季節とかってあんの?
星宮「え、急にどうしたの?」
はー?お前聞いてないのー?
なんかー、俺ら新しく5年生になったやん?だから自己紹介で好きな季節言わなきゃいけねぇらしーぜ
今回の担任なんか不思議な人だよなー
星宮「えぇ、、季節と何が関係あるんだろう…」
それなーー。まっ、でもムズいお題じゃなくて良かったわ
<多瀬ー(たせ)、あんた早く提出物出して!
多瀬「あっ、わりぃ俺ちょっと行ってくるわ」
星宮「あっ、うん」
多瀬「じゃーなクソ陰キャくんっww」
そう。僕はこの通り存在感の薄いハイパー陰キャだ
さっきの人は多瀬(たせ)。仲良いのかは分かんないけど、前から話しかけてくるようになったんだよねー。
もうすぐ4時間目も終わり。
昼休み、また声掛けられるんだろうなー。
キーンコーンカーンコーン
〜昼休み〜
とんとん
星宮「んっ?誰?」
多瀬「にひっ。よっ!」
星宮「あ、なんだ多瀬か…」
多瀬「お前昼休みも本読んでるつもり?w中休みも読んでたじゃんww」
星宮「…まぁ、読書は普通に趣味で読んでるだけだよ」
多瀬「へー。そっかー。でさ、お前、好きな季節教えろよー朝聞きそびれたし」
星宮「えー…まぁ、」
多瀬「まぁ?」
星宮「その時になれば分かるよ!笑」
多瀬「えーつまんなぁぁー」
星宮「あ、えっと、多瀬の好きな季節は?」
多瀬「あー、俺?俺も秘密(ニコッ」
星宮「えー?多瀬も秘密ー?笑」
多瀬「まぁまぁ!そんなことでこの話は終わりー」
星宮「多瀬自分から言い出したんじゃん笑笑」
多瀬「うるせーよ笑」
〜5年生の後半〜
星宮「…た、多瀬」
多瀬「おー星宮じゃん。どした」
星宮「あの…え、えっとー、もう…5年生終わるね」
多瀬「え、、ああ。それがどした?」
星宮「え、いや、多瀬とクラス同じになったら嬉しいなーって?」
多瀬「wwwなんだよそんなことかよw」
星宮「…多瀬は、僕のこと好き、、なの、?」
多瀬「え…」
星宮「ご、ごめん。急にびっくりしたよね」
多瀬「星宮は…どうなんだよ」
星宮「え、僕?僕は…す、、いや、仲のいい友達だと思ってるよ」
多瀬「そっか。まぁ、そうだよな…」
星宮「あ、あと。こんな、僕と仲良くしてくれてありがとう」
多瀬「う、うん。」
星宮「( *´꒳`*)」
多瀬「お前…どうしたん?」
星宮「え?」
多瀬「なんかいつもと違う」
星宮「え…いや…そんなことないと思うよ」
多瀬「……ふーーん。ならいいけど。ってかそれよりもう次の授業始まるぞ」
星宮「あっほんとだ。じゃあ、またね!」
多瀬「おう。またな!」
6年生の始業式
多瀬「あっ星宮いた」
星宮「ん?」
多瀬「お前校内探してもいなかったからビックリしたわまじで」
星宮「ごめんごめん笑」
多瀬「始業式も終わったし。そろそろ下校時だな」
星宮「…うん」
きりーつ、礼。さようなら
<さよーなら!
<さようなら!
多瀬「ふー。今日は大変だったわー。お前はどうだったー?」
星宮「…」
多瀬「星宮ー?さっきから下向いてどーしたんだよ」
星宮「えっ、あっごめん!そういえば僕、今日やる事があるんだった!先帰ってて(廊下を走っていく)」
多瀬「え?あ、おう、」
…
屋上
星宮「……泣」
星宮「ごめん…本当にごめんね泣」
(段差に乗り、下を見てみる)
星宮「怖いなぁ、もっと一緒に居たかったなぁ、、泣」
星宮「でも、こうするしかないんだ」
星宮「ごめ…」
多瀬「おい星宮!」
星宮「え、、?なんでここにいるの、?」
多瀬「お前、最近すっげぇ様子おかしかったんだよ!だから、校内を探し回った。でも、どこにもいなかった。んで先に帰ってて?帰るわけねーだろ。」
星宮「……」
多瀬「お前、もう息苦しいんだろ?死にたいんだろ?知ってるよ全部!!」
星宮「え、、なん、で、、?泣」
(多瀬、段差に乗り星宮の横に立つ)
星宮「え、?多瀬、、?」
多瀬「だからさ、…俺と一緒に死の。」
星宮「何言って…」
多瀬「そーすればお前はもう独りじゃないだろ。…俺は、お前が虐められてるのも、俺に迷惑かけないように避けてるのもぜっんぶ分かってた。だから俺、そんなお前を放っておけなくて…泣」
星宮「泣」
多瀬「だから、2人で死の。」
星宮「うん…泣ありがとう…泣」
多瀬「でさ、その前に、お前、春が好きなんだろ(嫌いって意味)」
星宮「え…」
多瀬「実はー、俺もなんだよね。おそろじゃんー」
星宮「おそろ…」
多瀬「ほら、最後くらい、笑えよ。俺、お前の笑ってるところ見たことないんだけど。」
星宮「た、確かに…」
多瀬「あ、てかもう屋上の鍵閉め当番のせんせー来ちゃうから。やるなら、今だよ」
星宮「うん」
多瀬「あっ、いーこと思いついた!」
星宮「何?」
多瀬「俺らって下の名前で呼んだことねーじゃん?」
星宮「そうだね」
多瀬「だから、…お互い下の名前で呼び合って想ってること叫ぼ(ニヒッ」
星宮「えっ…」
多瀬「いーじゃん。もう俺ら死ぬんだし」
星宮「わかっ…た」
多瀬「やったね。じゃ、これでもう、ばいばいだな。」
星宮「うん…」
多瀬「ほーら、笑え(ほっぺぷに)」
(星宮、びっくりしながらも笑顔で微笑む)
多瀬「よし、じゃぁー、せーので飛ぶぞ」
星宮「ゴク…うん!」
多瀬「せーの!!」
らうが
りとが
_好き!
言葉にできないくらいお前のことが、好きだ…泣
ねーおい、6年3組の星宮らうと多瀬璃叶…
屋上から飛び降りたらしいぜ
あと、放課後残ってた女子生徒がたまたま「…が好き」って聞こえたらしい
しかも飛び降りた時間と同じ
_まぁ、本当かは知らないけど。
指先に刷毛を載せ中央、左右に滑らせる。多すぎず少なすぎず分量の調整が難しいけどうまく塗れたと思う。1番視界に入るであろう親指がよれることなく満足のいく仕上がりになった。ネイルを塗るべき箇所はあと9本残っている。利き手は綺麗に塗れるとして何ら問題はないが、問題は利き手じゃない方。
持つ手はぷるぷるするし真っ直ぐに線をひけないのだ。かといって落として塗り直せば右手に塗ったネイルが剥げてしまうからそれは避けたい。考えあぐねていると
「俺が塗ってもいい?」
一部始終を見ていた彼がネイルの小瓶をさらっていく。青色の小瓶の中身は瓶と同じく海の色で一目惚れをして買ったもの。大好きな彼の色でもある。
真剣な眼差しが爪に注がれ、爪の先に丁寧に丁寧に青が塗られていく。自分ではなんとも思わなかったのに塗料の冷たさと刷毛の動き、『言葉にできない』くすぐったさに我慢できなくてクスクス笑ってしまった。
「くすぐったい」
「お客様、笑うとブレてしまうよ」
この感覚は後で彼にも体験してもらおうと思う。きっと彼も笑うはずで、静かな時間が過ぎていった。
「ムラなく塗れたと思うけど、どうかな?」
解放された手を広げると指先に海が。気泡だって、刷毛筋も何も見当たらない完璧な仕上がりに、彼の器用さにほぅっと息をついていた。
絶景だと思うくらいに、美しい夕焼けが目の前に広がっている。
手を繋いでいる息子が、
「ころわにできらり」
と言った。
ぼくの言ったことを真似したのだと思う。
それが初めての発語かもしれないと思って、ぼくはまた同じ言葉をつぶやく。
「言葉にできない」