『視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
軽やかに切られていくカードを見つめる。表向きはクルーズ船の華やかなカジノだが、賭けているのは所詮ハッピーターン……つまるところキまる薬なのだ。
ブラックジャック。21に近い数字にすれば勝ち、ただそれだけのカードゲーム。
ディーラーがカードを配る。俺の手札は9。
「ディーラー、今日の調子は」
「……3勝0敗です」
「随分と価値の高いハッピーターンだな」
「……皆さんの賭けが下手なだけですよ」
ディーラーのカードは7。ここは安直にダブルダウン……なんてのは二流のやることだ。
「……ヒット」
「珍しくダブルダウンじゃないんですね」
「俺はカードがちゃんと見えてるからな」
「……そうですか」
手札にきたのはK(キング)。これで合計が19。ゆっくりとディーラーの目を見つめる。
「……もう1枚」
「……承知しました」
手元に来たのは……ハートの2。
「ブラックジャック。ご馳走さん」
「……流石ですね。ではこちら約束の品です」
丁寧に包装された袋とチップがそっと差し出される。乱雑に袋とチップを取り、次の台をロックオン。
……あのディーラーの手先、カードがよめそうだ。
『視線の先には』
視線の先には200メートルの奈落の底。
意を決して、エッジの先に立つ。
鼓動が早く、口の中で唾液が血の味に感じる
鷲が足元を駆け抜ける。
早く飛べ!後ろから叫ぶ。
目をつぶり手をイエスキリストの様に十字に
両手を広げて谷底に身体を投げる。
あぁ、俺の命も お わ つ た 。。
ビヨーーーン、体重90キロの体を一本のゴム
に託し、日本一の岐阜バンジーの挑戦は無事
終わる。滞空時間 3秒、28,000円。
死ぬまでに、死ぬ思いをしたければやれ!
視線の先には
そうそう!思い出した!
娘が幼稚園に通っていた頃の話ですが
帰り道は地区毎に先生が1人付いて
お迎えの場所まで何人かで歩いて連れてくれてたんです
なにぶん田舎だから
周りは田んぼなんですよw
そこで同じ地区のママさん達とお喋りするから
子供は田んぼやあぜ道を通る水路で遊ぶわけです
ふと見ると いつもとても活発な娘が
微動だにせずじっと下を見ているぞ?
その娘の視線の先にはなんと1000円札!
「ママ!せいえんあった!!」
と拾って手を高く上げる娘
他のママさん達からの笑い声と拍手w
私が拾ってたら
「田んぼの神様、お恵みありがとうございます」
なんて言ってちゃっかり頂きますけども
何せ幼稚園児が拾った訳ですからね?
ここは教育せねばならないのが親の役目なのでね?
行きましたよ 交番に
娘と一緒にね
「おまわりさん!せいえんひろいました!!」
って言う娘 可愛かったですわぁー
「せいえん」って 笑
諸々お話を聞くと
1年経過しても持ち主から紛失届けが来なければ
その「せいえん」は頂けるという事で
待ちましたよ? 1年 笑笑
年長さんになって
「せんえん」と言える様になり
「おまわりさん!せんえんくれる??」
って
ちょっと違う意味でツボった私ですが
真っ当に1000円を頂いて来ました
交番でおまわりさんからカツアゲ(違うけど)できる程に
成長した娘を
誇りに思う母親の私なのでありました
おしまい
『 視線の先には 』
液晶画面の 青白い光 、
目の前の 、 大好きな君 、 会ったこともない君 。
君のは 何を見てるのか 、 君には 何が見えてるのか 、
君の視線の先には 何が映ってるのか
知りたくて 、 知りたくて たまらない 。
視線の先には、今日も夜が暗くなるようにと
海に潜っていく夕日
今夜はなるべく深くまで潜っておくれよ
きみの視線の先に、僕がいたらいいのに。
他の人のところに、どうかいかないで。
他の人を、どうか見つめないで。
誰のものにもならないで。
そんなことを考える僕は最低な人間ですか?
僕の目線の先にはいつも君がいた。泣いてる君がいた。
胸がキュッとなる。
「こっちにおいでよ...」
行きたい、走り出したいはずなのに、前に進めない。
君を抱きしめたいはずなのに進むことができない。
一歩踏み出すことさえできない。
何かが僕を蝕んでいる。
(どうして...)
進みたい!歩き出したい!抜け出したい!
暗闇の中にいる僕に、君は会いにきてくれる。
それがとても嬉しい。
だから僕は抱きしめたい。
泣いてる君に大丈夫だよって。
「視線の先には」
その人の本質を視たい。
私が本当に視たいとおもうのは
眼で視えないものばかり。
視線の先にはボヤケた文字
そう、老眼である
昔、老眼の上司が言っていた言葉。
【世の中を遠くから見えるようになったら、人間は老眼になるんだ。】
これを聞いてカッコイイと感じた私は、早く老眼になり、自分も若いやつに同じ事を言ってやろうと思ったものです。
そんな私もついに老眼になり、書類を遠くから見ている時に若手から軽く笑われたので、この時だと思いこの言葉を言ってみた。
しかし、相手の心に全く響いておらず。
カッコイイどころかダサイと思ってるような反応。
なので、出してきた書類にイチャモンをつけ、出し直しさせてやる事で仕返しをしてやった。
老眼にはなったが、未だに視野が狭い自分でした。
視線の先には
ボールを追いかける
あの人
真剣な眼差し
きらきら光る汗
仲間と喜び合う笑顔
その何気ない瞬間を切り取る
瞬きのシャッターで
わたしの視線の先にはあなたがいる
あなたの視線の先にわたしはいない
どこにでもある普通の胸が痛くなる出来事
視線の先には何もない暗闇が広がっていた。
僕は、その時に思った
「暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だなぜこんなことになぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ?」
その後小一時間落ちけなかった。
落ち着いた後は、何をすればいいか迷っていたのだがもういい諦めた、
「無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ無理だ」
視線の先にあるもの、それは夏物半額セールの文字。
半額とかセールと言う文字に弱い。
で、人ごみを掻き分け最初の一枚のまずは値札をチェック✅元値が高い!却下。
そして、今度はタオルとかの場所のチェック。先ほどの値段が頭にあるからか、安く感じる。
数字マジック。笑
どんどんワゴンを見ていくうちに、もう、それだけでお腹いっぱいになる私。
結論わかりますか?
はい!何も買いませんでした。
目に止まる強烈アピールがなかったのもあるが、なんか満足しちゃったんだよなぁ。
もちろん、買いたい物を買える環境は最高だけどね。
私には縁がない。
これで良いのだ🆗と。自分に言い聞かせ、帰り道、簡単に食品にお金を使う私。うーーん。残念。笑
視線の先には
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私の視線の先にはいつもあの人がいる
あの人は私にはもったいないないくらいの人柄の良さで
いつも私があの人と付き合って居てもいいんだろうか、と思ってしまう
でもあの人はそんな私を肯定してくれてそんなことないよ、って言ってくれて
ほんとに優しくて、私にはもったいないな…とやっぱり感じてしまう…
あの人関わらなければこんな思いしないのかな、と思って離れるけど
私の視線の先にはいつもあの人がいて…
やっぱり好きだなぁ、とおもう
「いや、悪役なのに、目線が挙動不審すぎるだろ」
「ガチ泣きしてる人を直視できません!」
「いや、演技しろ、がんばれよ」
【視線の先には】
ぼやき:ほぼ実話だよ!演技に入りまくって涙流している先輩に言われたよ!
視線の先には
君の瞳には誰が映っている。
君の心は誰に囚われている。
その視線の先にいる人を見ないで欲しい。
いっそ、見えないようにしてあげようか。
と言ったところでそんな勇気も度胸もない。
ただ、ただ願うばかりで、想いを募らせることしかできない自分だから。
こんな僕じゃ、君は眼中すら無いのかもしれない。
君にとってはほんの些細なことだけど、
あの日君の何気ない一言で救われた。
君のことを見つめるほど、君のことを知っていった。
君が誰に片想いしているのかも。
そんな瞳で、あいつを見つめないで欲しい。
僕の視線の先には、恋に焦がれている君がいる。
視線の先には
視線の先に熱い太陽がギラギラしている
夏が来たのだ
今年の夏は暑すぎる
去年もこんなに暑かっただろうか?
この暑さに負けないように過ごさなければならないなぁ
体力的にも精神的にも負けないように
それじゃあ負けないようにする為に
何ができるのか?
よく食べ
よく寝て
よく動く
そしてよく休憩をして笑う
自分の欲求を満たし
なるべく不満を募らせないように
気負いせず気楽に
過ごして行こう
そうして過ごしていたらきっと視線の先には
冷たい風が吹き赤い落ち葉が降る
そんな季節がやってくることだろう
視線の先には
動物には霊が見えるなんて噂がある。
そんなことを、なぜ今思い出したのか。
目の前にいる君の視線の先。
何を見ているの?きっと何も見ていない。
焦点が全くあっていないように見えた。
君の隣にいるペットの視線の先。
何を見ているの?その光の無い瞳で。
君の後ろを、じっと見つめてた。
視線の先には
「私とあなた。
そして今よりずっと大きくなった息子がいて、その隣には可愛いお嫁さん。
私の手には、ふにふにしたちっちゃなお手てが繋がれている。
そうだ、念願のペットも飼おう。犬も猫も両方!
小高い丘に広い庭のある一軒家。歩いてすぐの海辺に犬の散歩に行くのを日課にしよう。」
なんて、こんな未来が私に起きるって想像がつかない。何故かわからないけれど、幼い頃から自分の幸せな未来が視えないのだ。
今のパートナーがおじいちゃんになった時、私の隣にいるのかもわからない。
とにかく、未来の私は1人なのだ。
私がこの世から消えるということは、一滴の水がスッと蒸発した様なもの。
誰にも気づかれないし、生きた証もない。
そんなもんだと思ってる。
end
視線の先にはいつもあの子
なぜかついつい見てしまう
見ずにはいられない
他の男と喋ってるところを見るとそいつに嫉妬してしまう
俺はそんな堂々と話せないっていうのに
あの子を好きになってからその子のことを考えなかった日は多分1日もない