『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見つめられると勘違いしちゃうじゃん
だってあなたのことが好きだから_。
ふと顔を向けると、彼が笑顔で俺の方に視線を向けていた。
仕事の先輩だ。彼には悪気は無いんだけども、俺は何か恥ずかしくなって、照れ笑いしながら視線をずらし業務に集中した。
「面と向かって話す時は相手の目を見て話せよ」
とか言うけど、それはそれで何か妙な気持ちになる。
そういう経験ある人もいるんじゃないのかな?
あまりに真剣な眼差しで話したり、その視線が、
「もしかして俺に気があるんじゃね?」
とか。まぁ・・・大いなる勘違いが殆ど何だけどもw
でも、目を見て真剣に話を聴いてくれると、相手は安心するよね、多少なりとも。
人間もやはり動物の一種、目と目のやり取りに何かしら感情を抱くのは、遺伝子に刻まれたものなのだなと。
目は口程にものを言う・・・正にそれかな。
でもやはり、どんな人でも、優しい目で見つめられると、それだけで癒やしになるんじゃないかな。親しい人や仕事仲間、家族、恋人・・・様々だげと。
−見つめられると−
見つめられると
見つめられると私のこともしかして好きなんかなって勘違いする。
なんか悪いことしたかな、なんかミスったかなって心配になる
見つめるだけじゃなくなんか喋れよって言いたくなる
言わんと伝わらんよ
見つめられると
ドキドキする
目を合わせていられなくなる
口が勝手に動いて
思っていないことも
口走ってしまう
そんなに見つめないで
見つめるより ただ
静かに
抱きしめて
見つめられると いつの間にか目を伏せていた
引っ越す事を告げてから
嫌いだったと嘘をついた
行ってほしくない
その言葉がわたしの心を締めたから
嘘でもつかないとやってられなかった
言い訳ばかりでバカだったと
過去の自分を 恨めしい目で見つめていた
#見つめられると
顕微鏡でも
拡大鏡でも
心がひび割れ血を流す様を
この目で確かめた人はいないだろう
心の軋むその音をその耳で聴いた人は
いるのだろうか
たぶんいやしないだろう
本当の優しさ
本物の思いやりで抱きしめる
なんこ澱みもない眼差しで
見つめられると
揺さぶられる心は嘘をつけない
わたしの気付かない私のキモチ
あなたなら取り出せるかも知れないから
あなたが見つめるわたしの中に
素直なキモチが隠されているなら
どうか
息を凝らしながら
あなたが手を差し出すのを待っている
まだ素直になれない私の
古傷を見つけて癒やして
春の目覚めを愛おしむように
彼の視線が私を見つめる度、私の心は微熱を帯びる。彼の瞳は深い森のようで、その中には無数の秘密が隠されているように思えた。見つめられると、私はその秘密を解き明かすことができるかのような錯覚に陥る。それは、彼の視線が私を包み込む温もりと、同時に、彼自身への私の気持ちを燃え上がらせる。見つめられると、私の世界は彼だけで満たされ、他の何ものも見えなくなる。それは、見つめられるという特別な瞬間だった。
僕は貴方のことを見つめる。
貴方は僕じゃない違う誰かを見つめようとする。
____僕のことに 、気づいてるくせに。
見つめられると素直におしゃべりできないのがサザン。
見つめられなくても素直におしゃべりできないのが私。
11.見つめられると
なんだか悪いことをした気分になってくる。クラス内の人間たちが私に目を向け、そのまま視線を変えない。私は意のままに動けず、他人に動くということを妨害された。硬直したまま、どこに目を向けていいか分からず、ただひたすら時間が過ぎることを待っていた。しかし、ついにしびれを切らしたのか教諭は私を開放し、別の人間を拘束状態にした。教諭の言葉とともにまた誰かが犠牲となる。指名された人間は私と違って声を出して真実を述べた。その瞬間、その人間が束縛から開放されるとともに、まわりの地位を確かなものにした。
ー頭の中でこのようなことを想像する私は異常だろうか。自分の意識に過ぎない、他人を気にしすぎているということは十分承知している。だが、自分を貶すのに慣れてるため、この思考から脱出できない。私自身の思考がおかしいのか、私を拘束する仕組み、それに従う人間がおかしいのか。そんな考えが衝突し、今日も門を出る。
#9 : 見つめられると 2024年3月28日(木)
そんなに私の事見つめないでよ、、
想わせしてこないで、あなたは私の事好きじゃないのに、どうして、、、
私を見て嘲笑っているの?
でもこの時間が好きだったりして、、ね。
好きな人に
見つめられると、
内心、困惑して
冷たい態度を取ってしまう。
してしまった後悔を
たまに思い出しては
悲しくなってしまう。
優しく微笑んだ瞳、
まだ鮮明に覚えている。
笑顔で返せばいいのに、
会釈すら出来なくて
どうしちゃったものだろうか。
恋になると、
一気に不器用になってしまう。
次会ったら、
もしまた会えたら
そのときは私も
優しく微笑んで。
少年のような瞳でいたずらに見つめられると許してしまう
【見つめられると】
『視線病、、ですか?』
『ええ。ごく稀な10代の学生さんの間で発症する病です。』
珍しそうに診断票みたいなのを見るお医者さん。
中1の頃から、人からの視線が急に怖く感じた。
どうしてだろう。わからない。怖い。
とうとう僕は、見られることへのストレスと、どうして?という途方もない不安で倒れてしまった。
そんな時に診断されたこの病。
良かった。自分がおかしいんじゃないんだ。
『そうやって、何でも病名つけたがりますよね。自分はこれだからって安心したいだけじゃないの?』
お母さんの声が隣から聞こえてきた。
『お母さん、確かに目には見えない心の病気です。でも甘えっていうわけじゃ、、』
必死にフォローしてくれるお医者さんの声も遠くて、キーン、、と酷く耳鳴りがした。
信じてくれない母に対しての怒りと、底なしの絶望が僕を襲った。
どうして信じてくれないの?何故?
痛い、イタイ、、
ナースステーションを通った時も、信号で止まって渡っている高齢者と目が合った時も、家族で囲んで食事をしている時も、背中に壁がない限り視線を感じて痛かった。
ーー
キーコーンカーンコーン
遠くで学校のチャイムが鳴るのが聞こえる。
もう、かれこれ3週間。
僕は学校を休み続けてる。
ダメだ。そうはわかってる。
けど、、、どうしても背中に壁がないと不安で吐きそうになる。
教室の何処にいても休まらない。
いっその事壁になりたかった。
今日もお母さんは怒って会社に向かった。
病気なのはわかるけど学校には行けだって。
わかってねえじゃん。
お母さんなんて嫌だ。いなくなればいい。
こんなことを考えている僕も死ねばいいのに。
生まれてこなきゃよかった。
誰にも僕のこと見えなければいいのに。
布団の中は落ち着く。
誰にも見えない。
見つめられると息が詰まる。
僕はこの先、生きていけるんだろう?
誰かに見つめられるのが嫌だなんて、もう社会不適合者じゃないか。
僕は一生ニートだ、、、
『ああああああぁ、、、』
ーーーー
更に1週間後。
お母さんがリハビリにって、ゴザエモンの散歩に行ってって言われた。
早朝5時。
そのくらいの時間帯なら人も歩いてないだろう。
『じゃあ、ゴザエモン、行こうか。』
柴犬のゴザエモンは元気に吠えた。
リードを千切れそうなくらいに引っ張るゴザエモンを落ち着かせながら小走りでお散歩をする。
『わぁ、、』
走りながら海沿いから顔を出す朝日に目を眩ませながら口から白い息を出す。
『綺麗だね、ゴザエモン。』
ゴザエモンは走るのに夢中で気づいていないみたいだ。
そんなゴザエモンに久しぶりに笑い声が漏れた。
多分僕のこの病は、治りにくいだろう。
でも、いい加減に休憩は終わりにしよう。
保健室登校でも、相談室に行ってもいい。
『少し、、、頑張ろうかな。』
ゴザエモンの屈託のない顔を見てたらまた笑みが溢れた。
『偉いぞー。ゴザエモン。お前は1人救ったんだ。』
ゴザエモンは元気に吠えた。
[見つめられると]
そんなに見つめられると照れてしまう、
あなたが好きだから、その青くて綺麗な瞳を見ていると溺れてしまいそう…、あなたが好きだから、あなたの全てが好きだから、そんなに見つめられると、照れてしまう、
テーマ合ってる? by.ただの一般人。
見つめられている。
そう思った時にはもう、手遅れだった。
インターホンが鳴ったからと、何の気なしにドアスコープを除いたのが悪かった。
ドアスコープの外では、不気味なほど鮮やかな夕焼けを背景に、二人の男が静かに立っていた。
何だろうと思う間もなく、奴らは顔を上げ、虚な眼でこちらを見つめてきた。
捕まったら恐ろしい目に遭う、逃げなければ、という直感が身体を駆け巡った。
震える手で扉に鍵をかけ、部屋の奥へ逃げる。
すると、訳のわからない叫び声とともに、ガチャガチャとドアノブを回す音が聞こえてきた。
あまりの恐ろしさに警察を呼ぼうとスマートフォンを持った瞬間、画面に先程の男の内の一人が映り、こちらを見つめてきた。
たまらず叫び声を上げてスマートフォンを放り出す。
一体なんなんだ、何が起きてるんだ、誰か助けてくれ。
窓の外から俺を覗き込む男に気づくと同時に、ガチャリと玄関のドアが開く音がして、俺の意識は途絶えたーーー
ーーーある晴れた日の大学。
「ねえ、春原ゼミの広本先輩の話知ってる?」
「知ってる知ってる!薬物やって捕まったんでしょ?」
「そうそう!なんかね、捕まった時に幻覚見てたらしくて、お巡りさんの目の前で急に叫んで気絶したんだって」
「うわっ怖いね」
「ねー怖いよね。今は病院にいるけど、家族も認識できないくらい酷い状態なんだってさ」
「うわあ…ってか亜里沙、なんでそんな詳しいのよ」
「先輩の友達から聞いたんだよ。あっ、そろそろ授業始まるし、また後で話そ!」
「うん!」
ーーー私が詳しいのは当然だよ。
アレを売った相手が捕まったんだもの。
余計なことを話してないか調べておかないといけないからね。
さて、ずっと錯乱させておくのも無理だろうし、どうやって広本先輩に消えてもらおうかな。ああ、忙しい。
テーマ『見つめられると』
見つめられると
ドキドキしちゃうー、やだ、もしかして私のこと、って思ってたら、実は全然違う方向を見てた。
ってことないですか?
こんなことくらいしか思いつかないんですよね。
この1週間、寝込んでて。
調子が出ないって言うか、
んー、
こんな感じなんですよね。
(いつも通りとも言う)
申し訳がなさすぎて
言葉もありません。
なので、
推し彼グッズをひたすら見つめることにします。
(病んでる)
end
気がつくと視線の先にいる。
ずっと見ていたい。
いや。見ているより、側にいたい。なのか。
「…食べてるところ、見られるの恥ずかしい」
彼女は少し眉を吊り上げた。
「み、見てました?」
僕は慌てて取り繕う。
「…ちょっと気になっただけ。」
「食事に集中出来ませんよね。」
「いや、違う。そんな意味じゃなくて。」
何で素直になれないのだろう。
「…味ですか?口に合わなかった?」
「…そんなことない、めっちゃ美味しいよ」
一瞬、気まずい。
お互いに目を反らした。
再び顔を上げる、タイミングはほぼ同時だった。
お互いに見つめる視線の先にお互いがいる。
恥ずかしい。でも嬉しい。
二人で思わず吹き出して笑ってしまった。
なんて初々しいんだろう。
みつめられると
冷たい目でみられると
どうかしたのか、もしかしてわたし何かしたかな
わたしの顔に何かついてるのかな?
こわいな
と少し不安な気持ちになって
焦ってしまう
やさしい目でみられると
段々と照れ臭くなっちゃって
目を反らしてしまう
思い返すだけで
動悸が速くなって
顔が熱くなっていく気がする
私って単純なんだな
見つけられると
シュレディンガーの猫というのは非常に有名な話である
箱を開けてみるまで猫が生きているかわからない
極めて単純に書くとこのようになる
猫が生きているならという課程を元にした前提がある上での生存説
猫が死んでいるならという課程を元にした前提がある上での死亡説
どちらにしても【開けてみるまでわからない その猫が(は)】という
最も科学的には証明されていると聞いているが
では、別の視線で観てみるとする
その場合は[自分が猫であった場合]
見つめられると から 見つめると になる
至って簡単なカラクリである
が
【どちらを 猫(である【己】)は 望むか】
となる
【猫】はどちらを 選びたいのか
それは【猫】を愛する己に委ねられる
キャッツアイとはそういう性質であるとも言える
猫の眼から 見つめられると