『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見つめられると
あなたに
細くなった目
好きな
笑顔で
見つめられると
胸が踊る
あなたを
まっすぐ
見つめるのは
恥ずかしくなる
でもあなたの目の中に
うつるあたしは好きだよ
なな🐶
2024年3月28日853
見つめられると
これはどんな気持ちなんだろう
君に見つめられたら…
腹ただしくて殴ってしまいそうになる
こっち見ないで、お願いだから。
そんなに見つめられたらドキドキしちゃうじゃん。
こっちじゃなくて映画を見てよ。
こっちみてるって思ってそっち見たら微笑まないでよ。
好きになっちゃうじゃん。
でも楽しかったな、また行きたい。
最後に彼はこっちを見て言った。
『来年も同じクラスだといいね』
お願いだから、そんなに見つめないで。
#見つめられると
見つめられると
あなたに
見つめられると
かわいく
見つめ返そうとして
より目になって
変顔になっちゃう
ウケるから
それはそれで
いいんだけど
見つめられると
私は昔、ブラック企業のコールセンターにいました。
電話中に
上司がこちらを見つめています。
おや?何でしょうか?
アイコンタクトされている…。
その都度、見つめ返していました。
「いるかさん、いつも俺の事見てるけど、俺の事好きなの?」
みんなの前で大声で言われてしまいました。
「え?!課長代理が、見ていらしたので、何かご用かと思い、見返していました。」
赤面して私が言うと
お調子者の後輩の男の子が
「やーい、課長代理がいつもいるかさんの事見てんじゃんかよ、課長代理がイルカさんの事、好きなんじゃね?ギャハハ!!」
課長代理は
「あー、視線てさ、なんか感じるよね、わかるー。」
「……はぁ。」
長時間労働で疲れてみんな頭が小学生になっていたんだと思います。
好きな人の全部の仕草って罪だよね!
やっぱり、教室に好きな人が居るとやる気が出るよね!
私も最近好きな人が出来て、意外と脈アリそうだからめっっっちやる気が出てきてるの!
だけど、やっぱり話しかけられると心臓がドキドキし過ぎて会話にならないんだよね…。
好きな人「お前、休み時間だからってそんなに寝るな。さっきも授業中注意されてたじゃん笑」
私「眠いんだから仕方がない!」
私は好きな人と話すのが苦手なのに、好きな人の距離感は圧倒的に近い。
好きな人「あと、さっきの高橋、寝てる奴とかに厳しいから気をつけとけよ。」
私「!」
先生が居ないのに、耳元でこっそり話す必要なんて無いはずなのに!
好きな人「ははっ笑 顔赤いぞ?笑」
私「赤くない!!!!!」
からかってきたりとかするから、たまに嫌になったりしちゃうけど、やっぱり私は好き!
私「やっぱり存在が罪だよ……」
好きな人が他の友だちの所に行ったときに、私はボソッとそう呟いた。
電車でこちらを見ている人が居た
初めて見る顔だった
そういえば、と先程友達から
今日カッコいいな!と言われたなと思い出す
もしかして見惚れているのか?となって
姿勢を正してごくりの唾を呑み込み話しかけようとする
すると見つめていた人は目線を逸らした
恥ずかしいのだろう
そして発せられた一言
すっごい美味しそう…
ボクは固まってしまった
ふと後ろを見ると可愛らしく争った
スイーツ展の広告だった
でもこの出来事は
ボクだけが覚えている出来事
また違う時、違う場所で会うなんて
あの時は思いもしなかったから
『見つめられると』♯306
猫さんは見つめられると、喧嘩を売られていると思うそうです。だから、出来る限り見つめないようにしてます。
目が合ってしまったら、ふんわりと目を閉じます。
家猫の寿命が年々伸びているらしいので、うちの猫さんにも長生きしてほしくて、ストレスを掛けない暮らしを意識しています。
この人は私になにを求めてるんだろうって思うかも。気持ち悪いって思うかも。逆にこの人は何を考えてるんだろうとか、心読んじゃうかも。
人と関わりたくない。極力、面倒事を起こしたくない。
推しなんていないし、突出した能力もない。特別好きなものといえばありふれた決まり文句。三日坊主で内気。何も知らない。何も知ろうとしない。自分で好いて、自分で嫌う。セルフレジみたいな人間。こっちで勝手にやるから、私の安全領域に入ってこないでくれ。傷つけないから、傷つけないでくれ。
たまに考える。自分の容姿は本当はとても整っていて私はそれに気づいていない、だとか。私にはこんな才能があってまだ開花していない、だとか。
でも、それは結局全て妄想でそんな夢物語の様なことは起こらない。ありえない。身の丈に合った幸せを生きることができるのだから幸せ者だ。お腹が、すくこともない。命の危険に晒されることもない。温かいご飯、寝床、居場所。両親、友達、自然。当たり前がそろっている。ただ、ぼんやりと「普通な幸せ」を生きながら形の曖昧な悩みを抱えて、誰にも話すことなく枯れていく。
お休みなさい。
見つめられると
私は黒いポメラニアンを飼っていた
子熊みたいだったので「くま」と名付けた
くまは人間が大好きだった
散歩に行くと、誰かれかまわず飛びついてた
私の目をまっすぐ見つめられると
なんか恥ずかしいけど、かわいくて愛おしかった
10歳で心不全、夫と私の間で
苦しむことなく旅立った
今は写真のなかで、私の目を真っ直ぐ見ている
天国で大好きだった、ヨーグルト
食べているかな?
待っててね、かわいい息子
私たちが空に行くまで
見つめられると
わたしは彼に見つめられるなんてことはないと思う。
でも、彼に見つめてもらえるなら、きっとわたしは
うれしくてびっくりしちゃうと思う。
だってわたしはあなたのことが大好きだから。
糖蜜みたいな焦げ茶色の瞳に捕まった。
溺れる蜜蜂の気分。
「どうかしたか?」
「ぬばたまの夜みたいな目」
「ぬば……?」
「君の目、夜闇みたいで好きだよ」
「そりゃ、どうも」
あんたも、俺の瞳に捕まってたらいいのに。
苦しいの 私一人に 集中線
修正してよ 耐えられないわ
─見つめられると
あなたに見つめられると心臓が高鳴る
あなたに見つめられると
何かあったのかなと
なにかしてしまったかと心配する
あなたの目が
私を必要としていないように見えたから
《見つめられると》
燃え上がる白い紙、虫眼鏡に見つめられて やはり嘘などつきとおせないものだと覚悟させられる 顔から火が出る 顔に穴が空く 照れくさすぎて顔に空いた穴へと引きこもる 真っ直ぐに見つめかえし、太陽を追いかけつづける向日葵
……他にも思いつき次第✏書き足します
見つめられると
ドキドキするの
嫌なことも全部吹っ飛んで
死にたい気持ちもきっとなくなる
おまじない
お薬
私だけの
大切な人
僕はどうしても客観的に自分がどう見られているかが頭をよぎり、目線を外す事になる。
あら、この人は目線を外したわと思われるだろうなと少し憂鬱になる。
「おい、佐々木。お前の番だぜ。早く取れよ」
「あ、ウン。じゃあ、私はこれ!」
ぐぬっ、と情けない声を山中が発する。他の事に気を取られて、自分の手番が回ってきたことに気が付かなかった。
危ない、危ない。気を取り直して、山中から引いたカードを確認する。ハートの4。自分の手札を確認して、にやりと笑う。
「ふふん、リードよ!」
手札の中にあったダイヤの4と、引いたハートの4を捨てる。
「もう後二枚かよ……」
「まだ勝負はついてないぜ、山中。次で逆転出来れば、勝ち筋はある」
落胆する山中に、冷静に状況を見て淡々と話す彼……藤崎君が励ましの言葉をかける。
「そうはいってもよぉ、藤崎。ここからどうやって巻き返せばいいんだよ。つか、お前もあと二枚じゃねーか!」
激昂する山中の様子が何だか面白くて、つい堪えきれずに笑ってしまった。私につられたのだろうか、藤崎君も笑い出し、昼放課の教室の一角は賑やかな笑い声で包まれた。当の笑われた本人は、自分が笑われたことが不服らしく、なんだよぅ、と不貞腐れて机に突っ伏していた。その様が何だか、また笑いを誘った。
「はい、藤崎君。一枚取って」
「フム……。じゃあ、左のカードを頂くぜ」
彼がカードを引く。その間際、私は彼の目を見つめた。
吊り上がった形の良い目の周りを縁取る睫毛は、思わず嫉妬してしまう程に長く、整った顔立ちは何処か人形染みて見えた。その雰囲気と違わずすらりと伸びた指は、しかし男のものだとわかって、成長期特有のちぐはぐな色香に思わず頬が赤くなる。
「お、ついてるぜ。ダイヤとスペードの9。一足先に上がらせてもらうぜ」
ペアとなった二枚のカードを彼は机の中心に捨てる。
彼の残りの手札は一枚。上がりだ。山中に手番が回ってきたが、彼はまだ不貞腐れているのか、机から顔を少しだけ上げてじとりと私たち二人を睨め付けた。
「悪かったよ、山中。そんなに怒るなよ。ほら、お前の手番だぜ。引け」
ずい、と目の前に押し付けられた藤崎君の手札から、山中は最後の一枚を引いた。揃ったペアを捨て、残った二枚のカードを念入りに混ぜる。手札を持って、必死に神頼みをする山中に、少しばかり哀愁の念を覚えたが、気にせずに一枚カードを選びとって、自らの手札に加える。
ちらりと藤崎君を見やると、彼は僅かに口角を上げて
いいのが引けたか?と、私に向かって小さく笑いかけた。
その表情に思わず胸が熱くなり、私は直ぐに視線を手札に戻してしまった。彼の表情を、もっと見たい、と思った。私の知らない表情を見せて欲しい。私が彼に寄せる感情には、とっくに名前がついているというのに。でも、この想いを彼に伝えることは、未だ出来ないままでいた。私は俯いて、今しがた引いたカードと手札を見比べる。形の異なる、けれども同じ数値を持つ二つのカードを見て、思わず瞳が揺らいでしまう。揃ったカードを捨てる時みたいに、簡単に貴方に想いを告げる事が出来たらいいのに。視線を手元から上げて、手札に揃ったハートのエースと、スペードのエースを、目の前のカードの山に投げ入れた。このカードたちのように、私も彼と"揃う"ことができる日は、はたして来るのだろうか。
いつか、この想いを伝える日が来るまで、貴方と私を繋ぐ友情という糸に、どうか縋らせて。
君に見つめられると、どうも僕は夏を思い出すらしい。
笑いかけられるとその瞳がぐいっと曲がるので、なだらかな山の稜線を思い描く。
あの夏、突発的強行キャンプは小さな騒ぎが起きてずっとてんやわんやしていた。誰某の物がなくなったとか、見えない犬がいるとか。
君がすべての事象を説明し終える頃には夜の焚き火もいい雰囲気になっていたっけ。
悲しんで涙を流す瞳を見ると雨の中走り回った日が蘇る。蛙が追いかけてきて二人で逃げ惑い、飛び込んだ先で事件が起きたことを。
君は痴情のもつれも何もかもをすっかり解決してなお、雨粒を鬱陶しそうに払っていた。
瞼を伏せて思考に沈む時、そこには穏やかな午後が広がる。
大学図書館で足を組み替える姿。薄暗い電灯と外の強い日差しのコントラストが君をいっそう引き立てていた。
そして理解した瞬間、「見てくれよ」とでも言うように強く輝く瞳が僕に向けられる。
インドア趣味なくせにキャンプをしたがるのも、両生類が苦手なことも、経済誌だけを読むところも、好ましかった。
だからふいに君の瞳がまばゆい思い出をそっと照らしていく。
良き日々だった。輝く刹那の欠片ばかりが燦々と胸を焼く──などと語れば「今の俺は見えないって言うのか?」と言葉だけで拗ねられるほど親しくなったので、僕は大人しく君を見つめて口をつぐむのだった。
これほど長く隣にいるってことはそういうことなのだと、瞳が伝えることを願って。
やめて 見つめないで
黒い瞳が私を見つめる。
雷鳴のような唸り声に思わず身体は震えていた。
「来ないで…」
思わず漏れた抵抗の意。だがそれは臆することなく、伸縮性に富む足を伸ばし、
私の腕に触れる。
動けない、このままだとまずい。
顔が迫る、深淵のような瞳がじっと見つめる
ああ… もうだめだ。
「かわいいなぁ!お前はなぁ!!」
思い切り抱きしめる。
ああ、なんというもふもふ具合か。
彼女はゴロゴロと喉を鳴らして、なでなでを所望する。摩擦熱で手が燃えるのではないかと思うほどになでまわす。
冬毛特有の温もり、素晴らしきかな我が人生
「ああ、まずい!」
そろそろ会議の時間なのだ。
彼女をゆっくりと床に下ろし、
私は急いで椅子についた。
『見つめられると』