『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
商店街の活気に憧れる
あの中の一員になって
顔を合わせた人たちと
にこやかに言葉を交わせたら
そこの住人じゃなくても
場にするっと溶け込める人が
なんだか羨ましい
誰もが顔見知りなんて
監視されてるみたいで窮屈で
生まれ育った街から出てきたのに
こんなふうに人恋しくなるなんて
健全な人間になった気がする
あとは少しの勇気だ
街
これはまた反応に困るお題だな。街ねぇ。今時人が住んでる場所は大体街だよな。
都会とかなら俺東京にいったことないんんだ、みたいな話を展開できるけど街じゃな。あまりにも身近でくくりが大きすぎるというか、難しいな。
なんかめんどくさくなってきたしジャンプラの感想でも書くか。
ジャンプラは毎日いろいろな作品が更新されていて基本的に最新話まで全部無料で読める神アプリなんだけど読む作品よりも読まない作品のほうが圧倒的に多い。
理由としてはいくら無料といっても肌に合わない作品は読む気がしない。今は無料の娯楽があふれてるからね。
世の中ちゃんと読めば面白いんだろうなって作品が多くて実際ちゃんと読めば面白いと思う。でも読む気がしないのはしかたないわな。
そんなわけでジャンプラは読むものがない日も多いんだけど今日は一つだけ読むものがあった。それがチェンソーマン。
二部が始まった時は期待感がすごくて実際面白かったけど途中からつまらなくなっていった。絵も下手になっていったしな。
絵に関しては有能アシスタントが抜けたとかいう話を見たけど本当かどうかはわからない。それで絵は今も微妙だけど話は最近ちょっとだけ面白くなってきた。
最近は惰性で読んでたけどまた面白くなってほしいものだチェンソーマン。でも面白くなっても絵はもうずっと今のままなんだろうな。切ないぜ。
街での思い出は
多かった・・・
驚きました
楽しかった
辛かった
など
今は、普通なのでした😉💨💨
「街」
「よう、生きてるか?」
ひょっこり現れたこの男は、かつて愛した男だ。私が飲めないのを知っているくせに一升瓶をかかえてやってきた。
白々しい。私が生きていることは日々更新しているSNSで見ているでしょう?こういう人のためにしているのだから。とりあえず、無事だけ知らせておかないと面倒だから。
それでも、ここに来た。
最寄り駅から1時間バスに揺られ、バス停を降りて歩くこと約40分。言ってくれれば車で迎えに行ったのに。そんなことを言える人なら別れてなかったかも知れない。かんじんなことを言わないのだ。この人は。言葉がほしい私と、言葉が足りない彼と、うまくいくはずがない。
かろうじて電波がつながるこの場所は、父の祖母の家。誰も引き取る人はおらず、父が亡くなるときにお前の好きにしろと残してくれた。集落には数十軒の家があるが、住んでいるのは十数軒だけだ。確かめたわけではないが、多分一番若い。
「生きてるよ」
「うん、よかった」
そう言って、いいとも言わないのに抱きしめられた。彼のまとう街の空気の匂いが鼻腔をくすぐる。懐かしいような気もするが、もういらない。
「君がいないとだめなんだ。一緒にいたい」
それ、もう少し早く言ってくれるわけにはいかなかった?もう遅いよ。街には戻らない。
「ここに来てもいい?捨ててきた。全部。残ったのは、これだけ」
一升瓶とリュック一つ。
さーっと風が吹き抜ける。
街の匂いを吹き飛ばしていく。
街行ったことねぇや
どんな感じなんだろう
まずどこからが街とかもわかんない
昨日は時間がなくて、パスしちゃいましたw.
今日も時間がありません。残念!
じゃね👋🌃
街が人を食い人が街を呑む。
喰われて呑まれ呑まれて喰われ。
そうして今日も人がある。街がある。
今日のテーマ『街』
本日の業務終了。
バイトが終わったので帰路につく。自宅に向かって歩く道すがら、俺は「はあ…」とため息をついた。
疲れているせいではない。いや、正直に白状すると少し疲れていたが、そんなことよりも変わっていく街並みに物悲しさを感じて気分が沈んでしまったのだ。
たとえば、ついさっき通り過ぎたうどん屋。感じの良い店主のおっちゃんが切り盛りするカレーうどんが激ウマな店だ。が、いつの間にか潰れてしまった。
閉店した後も建物自体は健在で看板も掲げられたままになっているが、あの妙にがたつく横開きの戸を開き、紺色の暖簾をくぐって入店し、コスパ最強のカレーうどんをおっちゃんに注文することはもうできない。
「はあ……」
憂鬱になる。
たとえば、さきほど通り過ぎた行きつけの店だったコンビニ。これもまた、うどん屋と同じく、いつの間にか潰れてしまっていた。
思い返せばこのコンビニにはよくお世話になった。
バイト帰りに立ち寄って、おにぎりやカップ麺、お菓子やお酒をカゴに入れてレジに持っていくと、店員のおじいさんが「お疲れさん、いつもありがとね」と声をかけてくれた。仲良く雑談するような間柄ではなかったが、その何気ないおじいさんの声かけが嬉しかった。
今の俺に「お疲れ様」と言ってくれるのはバイト先の店長と同僚くらいしかいない。
おじいさんの「お疲れさん」が恋しい。
「はあ……」
憂鬱が加速する。
たとえば、いましがた通過した老舗っぽい感じのお寿司屋さん。
ここは今も営業している。さすがは老舗だ。
俺は行ったことないけど、出てくるお寿司はさぞや美味しいに違いない。
「はあ……」
お金持ちになったらいつか入ってみたいけど、そんなときがくるかどうか怪しいものだ。やっぱり憂鬱になる。
……と、まあ、そんな感じで『街』は少しずつ変化していく。それに伴って少しずつ寂しくなっていく。
(いや、そうでもないかもなぁ……)
立ち止まり、現在工事中の敷地を眺めて思いなおす。ネットで調べたところによると、この場所に大型のディスカウントストアが建設されるらしい。それはつまり、自宅のアパートから離れた場所にあるスーパーに行かなくても、バイトの帰りにここで買い物してそのまま帰れることを意味する。しかもディスカウントストアなので品物が安い。俺にとって良いこと尽くめだ。
「はやくできないかな。楽しみだなぁ」
下降の一途をたどっていた俺のテンションは一気に平常値まで回復した。
このように『街』は良くも悪くも変わっていく。
ふと考える。俺はどうだろうか、と。
わからない。そもそも変化するのが必ずしも良いことなのだろうか。変わらない良さっていうのもあると聞くし…
しばらくボケーっと考えてみたが答えは出なかったので、とりあえず、いつもと違う道を通って帰ってみることにした。
すると見慣れた『街』の光景が、いつもと少しだけ違って見えた。
小学生の頃、友達とたくさん遊んだ公園があった。遊具の危険性が問題視されていた時代だからか入れ替わりが多かった。でも反対にいろんな形の遊具で遊べて楽しかった。
あれから二十年経って自分の子供を連れて、久々にその公園へやってきた。遊具の数は減り、危険だと問題視されていたところは撤去されて埋め立てられてた。
似ているようで少し違うその光景に、少し寂しいと思った。
『街』
久しぶりに会えてうれしかった。
そう思っていたのは私だけだったんだね
[別れてほしい]
[どう••••••して]
私以外に好きな人がいるのかな?
なんて考えたりしたけど
やっぱり悪い予感は当たるんだなぁ
[浮気相手に子供ができたから別れてほしい]
[あっ••••••そうなの••••••]
これが夢ならどんなにいいだろうか
コーヒーに映る私の顔
今の私••••••ちゃんと笑えてる?よね?
[裏切ってごめん]
頭を下げる彼に私は言った。
[さようなら、あなたの幸せを心から願ってる]
作り笑いをしてコーヒーを少しのみ
静かに立ってコーヒー代を置いてカフェを出た
マリン
“街”
この街に住んで何年になるだろう
逃げるようにこの街にやってきた
山奥の小さな村で生まれ
小さい時は何不住なく生活をして
いつからか、私は不住を感じるようになり
山奥の小さな村を
いつしか出る事しか考えていなかった
そして学校入学を期に別の町に住んだ
ただその時は、まだ人の優しさが
どれだけありがたい事かが
わからない馬鹿者だった
私は就職を期にこの街にやってきた
生活の不便はないが
隣の住民も知らない
他人のプライベートに関わらないこの街
この冷たい大きな街で
果たして自分の事を
知ってくれている人は
何人いるんだろう
自分を気にかけてくれる人は
いるのだろうか?
やっと気付いた!
どれだけ人の優しさがありがたいか
どれだけ人の温もりが恋しいか
忙しいだけのこの街から
あの温かな村に
いつか帰れるように
心の準備を整えよう!
近くの街はバランスが悪い。
古き良き商店街はシャッター街になり、イオンが猛威を振るう。イオンに古書店などあるものか、精肉店などあるものか。再開発は世を不便に、そして味気を殺している事を心に刻まねばならない。
この街のどこかで、誰かが泣いている。
それは、私の友達でも知り合いでもない。
ましてや、家族でも、恋人でも。
ただ、本当に辛いことがあって、堪えきれずに、大声を上げて泣いている。
それは小さな女の子や、年老いた老婆かもしれない。
その事実を知ったなら、私はどうするだろう。
いや、何もしない。
何も出来ないに決まってる。だって他人だから。
自分や家族を守るだけで、誰もが精一杯だ。
誰かを本気で救うことで、疲弊するのは自分だって分かってる。
だけど、辛くて泣いている人がいない世界であることを、心のどこかで願う気持ちくらいは持っていたい。
この街、この国、この世界で、自分と同じような感情を持った人達がたくさんいて、そのうちの何人かが想いを行動に移したとしたら、世界はどう変わるだろう。
昨夜この街で泣いていた誰かぐらいは、救えるのだろうか。
街は人を包み、吐き出し、そして育んでいる。
街のいたるところで、泣いたり笑ったりを繰り返す私達。
同じ屋根の下で暮らすのが家族なら、同じ街の中で暮らす私達はなんと呼べばいい?
何かしらの結びつきがある、でも他人でしかない。
だけどそれは、家族だって同じ。
他人だから、痛みも悲しみも自分のものじゃない。
でも、大切な人の痛みなら、何とかして取り除きたいと思うだろう。
そして、誰かが嘆き苦しむ映画やドラマを見て、一緒に涙する感情、これを否定することは出来ない。
ドキュメンタリーなら尚更だ。
画面に映っているのは、まったくの赤の他人なのに。
この街のどこかで、誰かが泣いている。
それは、私の友達でも知り合いでもない。
ましてや、家族でも、恋人でも。
ただ、それでも心が痛いんだ。
そうであって欲しくないと思うんだ。
本気で救うことは出来なくても、きっと何かが好転して、また笑顔が戻ることを願うよ。
この街のどこかで。
幼い頃、テレビに映るあの街は綺麗で。
人も街も何もかもがキラキラして眩しいかった。
実際、行けばテーマパークみたいで。
あれから数十年、キラキラした街は鬱陶しく光るだけのビルになり、テーマパークの様だとはしゃいだ雰囲気も憂鬱にさせるだけのものになった。
ここが『街』なんて意識して歩いたことはない。
生活の全てで隣にあいつがいてむかつくことも楽しいこともちょっとあった『場所』。
大人になっても離れたりしたら「この街も変わったな」とか言ってんのか。人間の感性ちょろいな。そうはなんねーから。
とか考えてたのに。
お前がいなくなっただけで「この街も変わったな」って思ってるから、人間て単純で馬鹿でセンチメンタル。
さっさと帰ってこないとセンチメンタルハラスメントで訴えるぞバーカ。
2024/06/11 街
梅雨まじか 冬物洗い 忙しい
孫が来る 胸ワクワクと 楽しみだ
爆速で抜けてく自転車
よくわからない外国の言葉
漏れ聞こえる賑やかな音楽と
地面に書かれた大きな落書き
なんだか疲れたなあと
何気なしに見上げたら
紺色の空に三日月が浮かんでいて
あぶないなあとか
うるさいなあとか
不満も文句もいっぱいだけど
踏み出す勇気もないから
結局ここにいるしかないし
以外と嫌いじゃないのかもね
だからここから
また明日
【 街 】
私は、できるなら外には出たくない。
涼しい部屋でゴロゴロしていたい。
漫画を読んで、ゲームをして、テレビを見て。
自分だけの領域(テリトリー)の中にだけいたい。
そう思っていた。
だけど、
大切な人ができて、一緒に買い物したりお散歩をする。
外出する機会が増えて来て、
「あ、こんなところにカフェがあるんだ」
「ここには美味しそうなお店がある」
色んなお店を発見できた。
肌が焼けるし、暑いし、人が多いところは苦手だけど、
1人ではなく、大切な人と出かけるのは凄く楽しい。
街に出かける。
次はどこに行こうかな?
って考えるのが今では凄く楽しい。
2024.6.11 #2
ここ10年で家の周りに高層マンションが建った。
田園風景が続いていた場所が、整地され飲食店になり駐車場に変わった。
暮らすにはとても便利になった。
喜ばしいことだが、その陰で無くなったものがある。
家のベランダから見えた花火
豊かな緑
吹き抜ける風
私の愛した長閑で穏やかな暮らしは消えてしまった。
#街
街
(本稿を下書きとして保管)
2024.6.11 藍