『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「街」から連想する言葉たち
人々の心が集う場所
誰も私のことを知らない
空を遠くする背の高い建物
陽を反射して輝くビル
すれ違いざまにぶつかる肩
ひとの間を縫って歩く
欲と嫉妬に濡れた路地裏は眠らない
片隅で膝を抱える
街
といえばアジカンの君の街まで。
私はアジカンとかバンプの世代で、
めちゃくちゃ聴いてた。
マニアックなバンドとかめちゃくちゃ聴いてた。
今はどうしてんだろうな?
私はバンド→お笑い→アニメ→声優とハマってきたから今どうしてるのかわからない。
久しぶりにGDHM聴くかな。
街
大都会、と言うのに憧れながら、地方の街で生きていた…十代の頃には、とにかく東京に憧れていた…やがて結婚して諸事情でこの町に来た。長閑で山々に囲まれたこの場所は、田舎街と思っていた故郷より、遥かに寂れた町…もう引っ越して十年越しだが、あの街が恋しい…
もう30年ちょい、
ずっとこの街にいてて
もういいかな、他の景色見てみたいな、
なんて思ったりもするけど
結局出ていくなんて、できなくて。
ほんと臆病者ね。
でも新しい景色も見れたよ。
きょうなんて、公園で
おはなさんのおさんぽをしよーて誘われたので
おはなさんのおさんぽしてきたよ。
だいすきな子たちとたくさん新しい景色
見ていきたいなあ、、
#3
街の風景を聴いてみた…
そして気づいたら…
17歳の地図を聴いていた!
尾崎豊さんの歌
OH MY LITTLE GIRL
核
米軍キャンプ
say good-bye mama
路上のルール
ダンスホール
太陽の破片
etc.
尾崎豊さんが存命の頃も後も
曲が流れ歌が聞こえくると
その歌ごとに見える風景が俺はあります
街角に立ち何か求めていた
あの頃…
街の風景の曲と歌とともに…
街角に立ち風景
行き交う人々を…
店の厨房から脂が焼ける音
配達中のトラックの排気ガス
駅への改札へ走り階段を上がる人
無理やりな笑みで気を張る礼服の群れ
演説の拡声スピーカーからの主張
スクランブルを走り塾へ向かうはしゃぐ子供達
交通誘導員のおっちゃんの汗だくな笑顔
レコード店からの北島三郎さんのこぶし
パン工房の焼きたてのタイムサービス
そして…
見たことないはずの31アイスを売る君…
あの頃の風景の何処かに君が居たかも?
そう言えば…何て…突然思い出した風景に君が…
居たら何て…もし何か思い出したら…
そんな幸せいいね嬉しいね!
ミーチャン…
チョコミントとストロベリーチーズのタブル食べたい…
あの風景にミーチャンと俺と…
あの街の風景の中に…ふたりで…食べよ!
明日食べよ!これからもふたりで食べよ!
嫌いじゃあない。
道ばたでしらない人が芸を披露していたり、本を読んでいたり、紙コップにお金を貯めていたりする。
それはとても悲しいような気もするけれど、この街は彼らがいることで成り立っていたり、成り立っていなかったりする。定かでは無いけれど。
まあ、道なりみちなりに進んで楽しむことは、それなりに得られるものはある。
街
《街》
あの街、この街
色々行ったけど
なんだかんだ住み慣れた街が一番
「街」
丘の上に一本の大きな木があって
その木を気に入った神様が
木の根元に小さな社を建て
お住まいになられました。
しばらくすると、年老いた夫婦が
「素敵な丘ですね。
右隣に家を建ててもいいですか?」
と神様に挨拶に訪れました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。
もうしばらくすると
小さな子どもを2人連れた夫婦が来て
「この木には昆虫も集まるでしょう。
子どもたちを喜ばせたいので
左隣りに家を建ててもいいですか?」
と神様にお願いしました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。
次に食堂を開きたい夫婦が、
また仕立て屋を始めたい女性が
靴屋の若者が、パン屋の男が
大工が 花屋が 学校の教師が
次々に神様に
「ここは素敵な場所ですね」といって
「住んでもいいですか?」と訊ねました。
神様は「勿論ですよ」と答えました。
大きな木のある丘には
多くの家が建ちました。
みんな最初の木のことや
神様が「勿論ですよ」と
自分たちを迎えてくれたことを
決して忘れませんでした。
子の代、孫の代までも。
優しくて感謝に満ちた村でした。
そのうち、新しく家を建てるものが
次々と現れました。
「家がたくさんあるのだから
一軒増えても構わないだろう」
「自分の好きなように家を建てよう。」
「好きなだけ広く土地を囲もう。」
「もっと広い土地が欲しい」
「川を埋め立てよう」
「森を切り拓こう」
村にはそんな見知らぬ余所者たちが
どんどん増えていき
ついには丘の木を切り倒し
社を壊し、平地にしました。
騙し、騙され、盗み、盗まれ、
殴り、殴られ、殺し合う
誰も他人を信じない、
誰も神様に感謝をしない
いつの間にか村は
そんな集落になりました。
そんな集落、
それを「街」といいます。
「街」
今日のテーマ
《街》
夕暮れ時。
だんだんと空が暗さを増していき、ぽつぽつと街に明かりが灯り出す。
空を見れば、たなびく雲が残照を受けて見事なグラデーションを描いている。
夕方と夜の境界のようなこの時間、観覧車から見るその景色は、見慣れたものであるはずなのに、まるで奇跡のように美しく思えた。
それはきっと隣に彼女がいるから。
初めてのデートにしては出来すぎなシチュエーションと言えるだろう。
揺れるゴンドラの中、言葉もなく、ただ手を繋いでその景色を眺める。
いや、僕は景色を見るのと同じくらい、チラチラと隣の彼女の横顔を盗み見ていた。
時々目が合うのは、彼女もまた僕のことをチラチラと窺ってきているから。
『夕陽に照らされた街を見下ろす観覧車でキスをしてみたい』
漫画か小説か、それともドラマや映画の類か。
詳しく聞いてはいないが、とにかく何らかの影響を受けてのことなのだろう。
まだお互いに恋愛感情なんて欠片もないただの友達だった頃、そんな憧れを彼女が口にしていた。
律儀に覚えていたのは、そのシチュエーションが叶いそうな場所が身近にあって想像しやすかったから。
だから、彼女とつきあうことになって、初デートの締めくくりは絶対にここにすると決めていた。
ゆっくりと上がっていく小さな密室がその頂点に達した時、僕は体の向きを変え、繋いでない方の手でそっと彼女の肩を引き寄せた。
彼女もまた期待に潤んだ目を伏せて、僕に身を委ねてくれる。
そして、僕らは生まれ育った街と夕陽を背景に、ドキドキしながら初めてのキスを交わした。
緊張しすぎて現実感さえも朧気で、とても彼女の唇の柔らかさを味わうどころではなかった。
全力疾走した時みたいな胸の鼓動と息苦しさ、繋いだ手のしっとりした感触、そしてふわりと鼻を擽った制汗剤の香りだけが鮮烈な印象を残していて。
唇を離したそばからもう一度、いや、もう何度でもキスを繰り返したくなったけど、あんまりがっついたら引かれてしまうかもしれないと、名残惜しさを全力で捩じ伏せ、せめてもと絡めた指に力を込める。
恐る恐る彼女を見ると、頬を真っ赤に染めながら恥ずかしそうに、でもどこか嬉しそうに微笑んでいた。
「覚えててくれたの?」
「う、うん」
「ここに誘ってくれた時、もしかしてそうかなってちょっと期待してたんだ」
「うん……」
「すごく、すごく嬉しい。ありがとう。大好き」
はにかみながらそう言って彼女はぎゅっと腕に抱き着いてくる。
そんな風に可愛さを爆発させる彼女とは裏腹に、僕はただ「うん」しか言えず、落ち着かない気分で近づいてくる街並みに視線を逸らすしかできない。
何か気の利いたことを言えればいいのに、腕から伝柔らかさと柔らかさと体温ばかりに意識が向いてしまっていて、何も考えられないのだからどうしようもない。
「でも、正直言うとちょっとだけ残念なことがあってね」
「!?」
何か失敗してしまっただろうか?
キスが下手だった?
ガチガチに緊張してたのがバレバレで興醒めされた?
まさか臭かったとかそういうことはないよな!?
血の気を引かせて頭の中で思いつくまま理由をあれこれ考えていると、彼女がより密着して僕の肩に頭を預けてきた。
見下ろした顔には、恐れていた嫌悪のようなものはない。
それどころか逆にどこか不安そうな雰囲気さえしていて。
それを不思議に思いながらも勇気を振り絞って「残念なことって?」と先を促すと。
「嬉しすぎたのと緊張しすぎたのとで、せっかくキスしてもらったのに、何だかあっというまに終わっちゃった感じで……」
彼女は恥じ入るように俯きながらそう言った。
緊張して、何が何だか分からなくなっていたのは僕だけじゃなかった。
彼女もまた、同じように現実感をなくしていたのだ。
そのことに安堵して、僕はようやく強張っていた全身から力を抜いた。
小さな密室が地上に着くまであと少し。
さすがにここでもう一度チャレンジするのは係の人から見られてしまうから無理だけど。
帰り道のどこかのタイミングで、もう一度彼女にキスしようと心に決める。
初デートの記憶に残る場所は他にどこかあっただろうか。
生まれ育った街なのだから、記憶を辿ればひとつやふたつは相応しい場所くらい思いつくだろう。
目まぐるしく頭の中に地図を浮かべながら、僕は繋いでた手をほどき、ひとまず彼女の指先に恭しくキスをしてみせた。
セカンドキスではみっともなくテンパったりしないよう、予行演習を兼ねて。
何色もの街
外に出ると下を向き憂鬱な朝の街並みと夜の騒々しい街の雰囲気を
毎日繰り返している。
圧迫感を味わいたくて都会の街に出るとどこを向いても裏の顔をしている。
誰が狼かこの世界では見破る必要性があるって事はとても
重要なんだよって思う
窮屈な世界で私達は必死に藻搔いている
もう頑張らなくていい、ただ自分の未来を見つけてほしい
街
街の中をふらふら、決まった用事もないのに歩く。ウインドショッピングってことですね。
アイスクリーム屋さん、メガネ屋さん、和菓子屋さん。街の通りを歩きながら、何の意図もなくぼーっとお店を見るのが楽しい。
数年前までは時間に追われて、街を用もなく歩く何てなかった。年がら年中、急いでた。
時間が出来た最近は、街はわたしを飲み込んでくれる。街は見知らぬ人の中で、孤独を満喫するところ。
その孤独の中でこれからの人生考えようか。
街
誰もいない街
どこに迷い混んだのか。
歩いても、歩いても誰もいない。
家が並んでて、誰がいないかノックした。
応答なし。
鍵が空いてて入ってみた。
人がいた気配がなかった。
外出てみると、人が立っていた。
その人と目があってしまった。
合ったとたん、私に向かって走ってきた。
それをみて、私は逃げたところで目が覚めた。
なんの夢だったのか。わからない。
街にはさまざまな場面や風景があります。繁華街では、高層ビルや光る看板、多人数の歩行者や車が行き交い、刺激的で活気があります。また、商店街や市場では、店先に並ぶ多彩な商品や、地元の人々の声やにぎわいが感じられます。
一方で、住宅街では静かな風景が広がります。街路樹に覆われた道や、小さな公園に集う人々、家の中や工場などでは、普段の生活が営まれています。
街の雰囲気や風景は、その地域や文化に合わせて様々です。そして、街には歴史ある建造物や文化財が残り、その街ならではの雰囲気を演出しています。
街には人が集まり、アイデアや文化が交差し、新しい事が生まれます。また、人々が生活する場所であると同時に、地域や人々自身のアイデンティティーの象徴ともなっています。
コンクリートと踵の擦れる音がする。
喋り声がガヤガヤと聞き取れない。
いろんな匂いがする。
私はスクランブル交差点のど真ん中で立ち止まってみた。
人が行き交う中、私だけ。
映画の主人公になった気分だ。
世界が私中心に回っている。
行き交う人々が私を見ている。
そんな事だったら良かったな。
私はまた歩き始める。
何故なら、ここを行った先にさっきの感覚よりもいい事があるからだ。
「涼太!」
「お、来たか、結衣。おかえり。」
思いっきり彼の腕の中に飛び込む。
街の街灯が、
街を行き交う車のライトが、
街を練り歩く人々の声が、
私たちをスポットライトのように照らしている。
そんな世界が、一番いい。
寄り添える場所がある、この世界が。
お題:街 2023/06/11
アスファルトに映るネオン街の煌めき
ボクの心にも容赦なく雨は降りつづく
キミの存在はこんなにも大きかったと
ボクの人生に居なくなってから気付く
アルコールの力を借りて忘れようとは
脳内の住人の思考は随分と浅はかだな
この長雨に打たれてすべての悲しみを
洗い流そうとこれまた短絡的な思考は
キミと出会えたこの街で終止符を打つ
ただそれだけのことだったはずなのに
ネオンの灯りが妖しく光るこの場所で
キミとの物語の始まりを思い出すのだ
『街』
-街-
てらてらと光る朝
静かに沈む夕焼け
暗闇から光る星と月
あぁ、空が綺麗だ
ヒラヒラと散る花びら
波が流れる海
色とりどりの紅葉
フワフワと降ってくる雪
わぁ、季節が巡ってる
晴天から現れる太陽
ポツポツと降る雨
空を遮る雲
どこからでも吹く風
ふふ、次は何の天気になるのかな
風景が変わる、光景が変わる、景色が変わる
いろんな所が変わる
通常である日常で何の変哲もない街が綺麗に見える
さぁ、次はどんな街を見れるか楽しみだな。
鳥の声で目覚めて
カーテン開けたら緑がいっぱい。
いろんな種類の花が咲いててね
心地よい風が抜けるの。
夕方で影が長く伸びて
緑と仲良し。
そんな場所。
車の音で目覚めて
無機質なビルがいっぱい。
ありきたりな花が咲いてて
冷たいビル風が抜けるの。
お昼には建物で全部陰の中で
緑はたまに見る程度。
そんな場所。
自然は自然でいて欲しいのに
とってつけた自然ばかり。
都会の
–街–
お題「街」
何気にグーグルマップで
以前住んでいた場所を検索
あれ、違う建物が建っている
そのまま最寄り駅の方へスクロール
おお、随分と賑やかになってる
ほんの数年前なのにまるで違う街のよう
なんだか複雑な思いに駆られるも
ふとモニター横の窓に目をやれば
同じようにあの頃とは変わった自分が映り
余計に複雑な気持ちになってしまった
水槽に解き放ったメダカたちはすいすいと泳ぎ出した。多くの仲間たちに出会って楽しそうだ。孤独で過ごすのは辛かったのだろうと、なるべくたくさんのメダカを入れる。折角だから、いろんな飾りも入れて明るい水槽にしよう。
しばらくすると、メダカたちは水面で口をパクパクし始めた。どこか苦しそうだ。どうやら酸素不足らしい。なるべく植物を入れてあげましょう、とネットに書いてある。藻類を入れると、やがてメダカたちは落ち着いた。緑がないと息苦しいようだ。
ゆるゆると泳ぐメダカを眺めながら、うちでも花を育てようかな、と思う。
お題: 街
街
ネオンがギラギラと光るその街は、真夜中なのに真昼のように明るく、賑わっていた。
夜が来ない街だ、と誰かが言った。眠らない街で思い思いに過ごす彼らは、今日も夜の寂しさをまぎらわすため、遊んで、騒いで、愛なんていうものを買ったりするんだ。