『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽みたいな君の笑顔が、心を侵す暗い感情を消し去っていく。
早く早く!と勢いよく手を引いて、走り出した。
高鳴る鼓動、じんわりと溢れる幸福感。
もっと、もっと早く走って。
誰も追いつけないくらい、誰も見つけられないとこまで。
全てがこわれてしまう前に、憎いほど美しい太陽が登る前に、この街から逃げ出そう。
『街』
迷いこんで紛れていけば同じ灰の中の砂塵でも砂糖でも
『街』
街
とりあえず自分の城欲しいよね
街並
あの生活を夢見たのはどの街角だったか
人々の声が聞こえる
都心に比べれば雀の囁きのような小さな話し声
一応中部は都会なんだけどな…
私の住む市は都会だ
私の住む街は田舎街だ
ビルなんて窓から遠く見るだけだ
古びた道路標識。端の錆びたところがポロポロ落ちている
信号機なんて小さな通りに一個だけ
学校に行く道には1年で車が数えるほどしか通らない
これが私の街だ
東京に比べればただのアリに等しいかもしれない
それでもこの街は私の自慢の街だ
この街が消えませんように。
水でうんと薄めた、濁る空を見据えて
ぷかぷかと風とたゆたうミント色のカーテンのように揺らぐきみと
陽をたっぷり吸い込んだグラスのくらりとした光に見とれて
僕はふと自分の食んでいたアイスクリームの味を忘れる
ぽたぽた、と手のひらから続いて落ちた雨色のソーダアイスは
お気に入りのスニーカーと跳ねあがった鮮やかな水溜まりのよう
瓶に詰められた飴玉をひとつつまんでみるように
きみの綺麗な色を掬ってみる
ふと空が透き通って見えて、街に出たくなった
誰もいない世界なんで考えられない
そんな世の中甘く無いどんなに言われても
辛い思いなんてしないだから自分で何をしようともしない自分出できない事は無いのに直ぐに諦めてしまう
君のいるソウルの「街」に行きたいな
街
この街は未来都市になった。博士はポータルや、人工知能を作った。だか、海は砂漠化し、恐竜の化石が一杯出て、森は森林伐採により無くなり、本来の、地球はなくなっていた。それにより、人はすめなくなった。博士は何とか生きていたが、孤独で潰れそうな日々が、続いた。博士はある日思い付いいた。優秀な妻のロボットを作ろうと。それを作るためなら、命も上げようと思うほど没頭していた。そしてついに完成し、今、電源を着けようとしていた。
[ああ、私は研究をする度に、この世界が終わる事を分かっていた。だか研究者だから研究は止めれなかった。それにより、私は孤独になった。自業自得と言えばそれで終わりなのだか、私はこの罪を終えた記憶はない。死んでも許されないのは分かってる。私だけ生き残って図々しいと思ってる。それでも、皆が好きだった。]
涙を流しながら、私はロボットの電源を押した。
[ピピッあなたがご主人様ですか?]
私は崩れてこう言った。
[そんなご主人様と言われる程、私は許されてないよ。]
すると、ロボットは、こう言った。
[いえ、あなたは、私を作ってくれました。命の恩人です。何か許されない罪を犯したとしたとさえ、私は許します。]
そんな言葉をかけたって、私は許されない、嫌許されてはいけないんだ。私は立ち上がった。
[ありがとう、気持ちだけ貰っとくよ。]
そう言うと、私は外を見た、そうだった、薬をのまねければ、コップに入った水で薬を流し込んだ。もう私も長くはないけど、何とか生きたかった。だか、夜に、珈琲を飲んでいると突然発作が起きた。私は床に倒れ、助けを呼ぼうとしたが、呼ばなかった。何故ならもう限界だった。ロボットを作っといて何だか、もう精神的にも、肉体的にも、終わりを告げようとしていたからだ。どんどん意識が、遠のいていった。
[コンコン、お父さん!起きてるか?入るよ?]
私は息子によって死亡したところを確認された。
[なんで!お父さん!僕を残して死んでしまったの?もう僕には頼れる人がいないよ。]
僕はお父さんの寝ているベッドを見てそういった。隣では、お父さんが作ったロボットがお父さんを抱き締めていた。
[ロボット、お父さんが好きだったのか?]
ロボットはこちらを見て言った。
[ご主人様も、好きですが、人間が好きです。だれかを思うところや、罪を一生懸命悩めるところです。]
そうか、父さんは、この為にロボットを作ったのか、じゃあお父さん僕はロボット作ってこの世界を、直して見せるよ。お父さんみたいに、出来ないかもしれないけど、天国で見ていてね。
街
華やかなものか?街とは
静かな街がいい。
私にとって町とは、文明が発達しただけの、ただの村に過ぎない。
都会と田舎の違いがよく分からない。
文化の違いか?技術の違いか?
村もいずれそうなる
違いなんてない
自然の匂い
懐かしい匂い
誰もいなくて静かな街。
一見寂しいように見えるけど
そんな場所に逃げてしまいたいと
ふと思ってしまう時があるのは
私だけでしょうか。
君しかいない
貴方はそう言ったのに…
とうとう他の子にも言い出した。
私だけだね…君を愛してるの
ただの自己満足……
貴方からの偽りの「愛してる」
それでも嬉しい、、最後に貴方の口から聞けたから…
「じゃあね、お幸せに」
ガチャン 私の背中越しで小さな音で閉まる扉
それと同時に聞こえた…君の泣き声
寂れた街でも
そこで生きている人がいる
誰にもわからない人生がそこにある
世代交代なんて言葉が嫌いです
だってなんか余りにも、冷たくないですか
-街-
私はこの街が嫌いだった。
人は多いし、騒がしいし、息苦しいし。
あと埃っぽくて。
夜になってもこの街は眠らない。
大人になったら、こんな街じゃなくて
もっと自然豊かで静かな場所に住みたいと思った。
でも、人間というのは不思議な生き物で。
失ったり、離れてからその大切さに気付いてしまう。
大人になった私は望み通り引っ越して
静かな場所で暮らすことになった。
なのに。
今じゃ、
人が多くて、騒がしくて、息苦しかった
あの街が恋しい。
埃っぽい街だけど、それさえ懐かしく思う。
夜になっても眩しかった街はとても綺麗だった。
私はあの街が好きだった。
私はあの街が今でも好きだ。
自分の足音だけが響く。
街灯が道を少しだけ照らす。
街灯に灯されず、ぼんやりとした輪郭の視界と。
街灯に灯されて、自分の足元にふらつく影と。
片手には、かれこれ4年は使っているバックと。
片手には、また何も掴めなかった手のひら。
ポッケに入った社員証が、やけにうっとおしく感じる。
頭には、ぐるぐると言葉が行き交う。
顔とか声とか文字とか。
喜びとか、がっかりとか。
嬉しそうな部下の顔とか、失望した上司の顔とか。
あれをやるには、これを進めるには。
出すものは何が必要で。
そのためにはあれを考えなきゃで。
ただ、目に入るのは足と影で。
白と黒と。蛍光灯で照らされたぼんやりとした、くすんだ茶色の靴と紺のスーツ。
無感情に。無意識に。
足は動きを止めない。
今まで、何人とすれ違ったのかすら興味がない。
どこらへんを歩いているのかもわからないまま。
視界になにか飛び込んでくる。
少し前の、膝辺りに。
黒い。
黒い。
髪が。
チラっと。
見えた気がした。
ふと、跳ねるように前を見る。
いつもの曲がり角。
突き当りを左に曲がると、自宅が近い。
私は、さっきの髪が右に曲がったように感じたから。
右を見てみると、少しだけ暗くて。
ちょっと行った先に鳥居が見えた。
特に、意味もなく、ただなんとなく。
足は、右を向いていた。
鳥居をくぐると、息苦しさすら覚える暗闇が広がっており、
これ以上進むのがためらわれた瞬間。
耳元で、何かが聞こえた。
パッとそちらを振り向くと、少しだけ明かりがみえた。
何故か吸い込まれるように、歩みを早めた。
大丈夫。
はやる鼓動を落ち着かせながら。
暗闇としか見えなかった木々が、開けていった。
目の前を埋め尽くすような、輝く光の奔流。
人が生きている。営んでいる。
➖➖➖➖街だ。
私がさっきまでいたとこも、まだ煌々と。
みんな生きていて。
こんなにちっぽけな。
優しい風が、じっとりと汗ばんだ体を撫でる。
私は、しばらくその場で立ちすくみ。
振り返ると、「前」を見つめ、まっすぐ帰路につく。
先程の曲がり角には、花が一輪。
いつからあるのか知らない私は、なんとも言えない気持ちになりつつも。
頭を下げて。上げて前に進んだ。
著そらのけい
街
人混みに飲まれながら進む道
時にはぶつかりスムーズにいったり
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
人生も時には挫折することもある
でも、諦めず進むでいけば叶うものはある
街
街には色んな建物。
ありすぎてぐちゃぐちゃ。
汚いところ。
明るいところ。
色んな人がいる。
酔っ払い。
オシャレさん。
青い髪の人。
私は街に現れる。
大体はアニメイトにいる。
よろしくね。
どんなに街が変わっても
あなたは変わらずにいてくれますか。