『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今年4月
ついに街へ旅立ちます
とはいえ、出るのはほんの数キロ
県内でいちばん栄えてる中心地で働くだけ
でも今いるど田舎集落からは
圧倒的に世界観が違う
人に揉まれ社会に洗われ
少し丈夫になれますように。
_ ₁₄₆
「始めて書いた 漫画」
初めて漫画を書いたのは小学生3年生の時。
村が魔物の群れに襲われ、3人の子供達が州都に保護と復興を求め旅を始めます。(重い…)
12歳だったカノンと14歳のヴィル、ミレーヌでした。
心優しい少女ミレーヌは旅の途中で妖精ティーエと心を交わし旅の仲間に加えます。
カノンはあまりのセンスの無さに役立たず(勇者)の称号を受けます。
斥候シーフであるヴィルもあまり役にはたちません。
ある森に迷いこみ、エルフの2人組に拾われます。剣士ギールスと空圧・雷魔法使いシスティーナです。あまりに子供過ぎてエルフが3人の保護者のように…。
水晶姫の身代わりになったり、聖獣に好かれたり、遺跡で謎の少年スペアを拾ったり、空中要塞の無差別攻撃でパーティーがバラバラにされたり。
これがカノンたちの村を焼き払った原因でした。
最終的には王様に会うのですが、勇者パーティーと歓迎されるものの、それは囮で。騙されて、魔王軍の塔に正面から潜入をします。
カノンは魔王の子供でした。
幼馴染みのヴィルは魔王の子のお目付け役(うまく育たない場合は始末する役目を背負っていました)
ミレーヌは棒術師で回復役でした。カノンと恋仲でした。
魔王の塔から裏切り者ヴィルの情報で魔界へのひずみにむかうことができました。
カノンは仲間と世界のためにたった一人で魔界に旅立ちます。泣いてすがるミレーヌに眠りの魔法を使い、仲間達に託しました。彼女のお腹の中に小さな命が宿っているとも知らずに。
世界は平和になりました。でも彼は帰ってきません。カノンの子供はカルスと名付けられました。
のちの白翼兵(別世界人スペアの模造兵器)のひとりになりますがそれはまた別のお話。
私達は火を囲み昔を懐かしむ。記憶にない祭り歌を口ずさむ
途中でオーガのおじさんと仲良くなります。人間と魔族の子供たちを育てる彼と出会った時に、カノンは考えます。
どうして僕たちは戦っているのだろう。
いつからか心は離れて行った私達は
そこがきっと分岐点だったのだと、ぽろりと彼の心の内を聞いていたティーエは思うのです。
「始めて書いたおはなし」
最後の魔女の話。
魔法もつかえない。空も飛べない。
人々には恐れられるけど黒猫だけは友達でした。彼女ができるのは小さな奇跡を起こすことだけ。
伝染病がはやり、人々は魔女のせいにしたり、魔女に助けを求めたり。
魔女の猫を可愛がってくれる1人の優しい人間にだけパンを渡します。
これが彼女にできる精一杯の小さな奇跡でした。
これがあれば家族の腹を満たせる。だけど人間は、道端でうずくまる飢えた犬にやってしまいます。
犬は体にいい水を知っていました。その水は人々に活力を与え病に打ち勝つ力を与えました。かくして伝染病は無くなったというお話。
「始めて書いた小説」
ほうらいざん。緑豊かなその山には大きな山猫がいました。
人々は主の狩りのために集められました。
少年ライゴウもそのひとり。1人だけ年若く
罠に掛かった子タヌキを助ける優しさを持っていました。それを見ていたのが山猫を操る山の主の少女カイランでした。
勘違いとすれ違いの末2人は和解します。
ところが村は焼かれ2人は通じていたとして追手が差し向けられます。ライゴウは弓に打たれ、カイランは雪の中静かに命を落としました。2人が出会って半年のことでした。
今ではその山は宝萊山と呼ばれているそうです。
(だったかな??漢字違うかも…)
「初めて書いた長編」
産業革命時代。
エディンバラよりも北のある街。
リアという少女がある商家の3人目(しかも妾の子)として生を受けます。優秀な兄、姉に比べて感受性が高過ぎて勉学が出来ない子供であったため隔離され育ちますが、教会に熱心に通う子に育ちます。かといって信心深い訳でもない。
地方に休暇に来ていた子爵に教会で歌う姿を見られ見初められますが、それは許されない恋のための仮の婚約者。年齢差は10歳。自由奔放に学生時代を過ごしたため貧困街にも出入りする子でした。(とても汚い所です)
色々あって(爆)家業である紡績工場は親戚に乗っ取られ破産。路頭に迷う寸前、ある革命家ロバートと後援者ターナーに声をかけられ、住み込みの家政婦を経てある労働街(ニューラナーク)に教師として招かれました。
歌って踊り、正しい衛生法を知るリアは働く人たちの子供達をよくみる講師となりました。
一緒に働く人の後妻になり、(年齢差15程度?)海外に事業を展開するため渡米。
晩年は子供達に囲まれ生涯を終えたとのこと。ロバート最後は失敗したらしいけど知ーらないw
(よくあるシンデレラストーリーだなぁ…)
#9 街へ
今日もたくさんの人で賑わう街へ出る
お仕事終わりのおじさん
お勤めご苦労様です。
ミニスカのお姉さん
冬ですよ、雪降ってますよ、風邪ひかないようにね。
若い学生さん
お酒とタバコは20歳になってから。
カップルにご夫婦
幸せそうで何よりです。
酔っ払ってるお兄さん
気をつけて帰ってね。
キャッチの定員さん
居酒屋もホスト初回も探してないんで大丈夫です。
ボクはそんな街の居酒屋定員
いらっしゃいませ!
探しに行こうよ
少しだけ遠くへ
車窓から流れる
風景を見つめて
散りばめられた
カケラを探しに
トキメキを胸に
新しい出会いが
あれば最高だね
世界が広がるよ
自分が広がるよ
そうしてボクは
キミの大好きな
ちいさくってさ
かわいいやつを
見つけ出すのさ
喜ぶ顔を夢見て
『街へ』
街へ
踵を鳴らせ
踵を鳴らせ
朝も昼も
夜も鳴らせ
僕じゃない世界へ
足を伸ばして
君の世界へ
音色に惹かれて
轢かれて
おっとと、
危ないじゃないか。
ここで前見て歩いちゃダメだよ。
間違ってもぶつかりたくないならね。
さあ踵を鳴らせ
踵を鳴らせ
朝も昼も
夜も鳴らせ
街へ繰り出せ
前を向かずに
待ち合わせるな
葦を街へ
『街へ』
久しぶりに近くの街へ行こうとまず来ていく服を考える。靴と鞄のコーディネートを組み合わせていると、どんどん楽しい気持ちが膨れていく。
新しく出来たという話題のカフェに行きたいと思い付きスマホで検索していると広告で見かけた漫画の続きが気になり本を買うのも悪くないと本屋への道筋を考える。
いつの間にか先程より天気が変わっている事に気付き、行く店も考慮して服装を考え直す。
新しいコーディネートを考えるとそれに合わせたい靴下を買いに行くのも悪くないとまた道筋を考え直す。
考えている内に日が傾きはじめており街へ行くのを諦めた。考えただけの疲労感と何も成せなかった虚無感で随分街が遠くなったもんだと溜息をついた。
ー街へー
汚い人間のいるこの街とはもうおさらばだ
新しい世界へ旅立とう
唯一綺麗だった君だけは心残りだけど
君が幸せになることを祈っている
さぁ新しい町へ出発だ
街へ
「どちらへ?」「街へ」後ろから声がする。
先に乗り込む。私の脚の半分ほどの高さを一段一段上がる。すぐに私は、前の方の一番高い椅子は空いてないかと探した。
街へ近づいてゆくこの時間が好きだった。
街へ。
街へ繰り出そう。
楽しい事を
考えながら。
大阪には
しばらく行くようが
ないのに
遅延してたら
予定より
手前の駅で。
泣ける。
街へ
ずっと街へ行くのに憧れていた。
この村を出るということは優秀な証だ。18歳になって一人前と認められた者だけが村を出る事を許され、大きな役場のある綺麗な街で働くのだ。
年に一度、祝賀祭にだけ帰ってくる街の人たちは、村に居たときよりずっと垢抜けてキラキラとしていた。それを見ると、俺もいつかあの人たちみたいに輝くんだと、夢は膨らむ一方だった。
そして俺は今、街に向かう馬車に揺られている。
先月誕生日を迎え、念願の街への切符を手にした。村の外は初めて見る景色ばかりだった。晴れわたる空に、小鳥のさえずりが心地よい。
これからどんなたくさんの事を経験するんだろうと心を踊らせ、もうそう遠くない街に思いを馳せた。
わたしを着飾る。
いつもは付けぬ、ネックレスにブレスレット、リングを身に付ける。
いつもは纏わぬ、シャレた刺繍に麻の素材、ラフなワンピースを身に纏う。
高級感に上品さ、派手さも無い、
きわめて、庶民的でラフなワンピース。
細やかで鮮やかな刺繍の施された、黒地のロング丈のワンピース。
皮のヒールの高さは、低めで歩くことに適している。
作りの良い、実用的なシンプルな靴。
植物を編んだ、つばの大きい帽子。
それは、趣味の良い彼女の人柄を表していた。
街へ行くといっても、それがどういう街かには結構格差があって、以前はジャスコみたいな施設はあるけれど、メインストリートにはシャッターが下りたお店ばかりで、そこをジャージを着た近所の若い家族が自転車に子供乗せて走ってるみたいな土地だと、街にも出ずに燻るしかなかった。
だから、結局精神的な豊かさしか頼れるものがなくて、そこで画期的だったのは情報の流通を解放したネットと商品の流通を確保した通販で、本当に救われる。
街へ
私たちの住む街でも、雪がちらついた。
雪の街は、がらりと景色を変えて、
銀世界になった。
子供たちは、雪合戦をし、
雪だるまを作り。
ソリで、すべっていく。
そんな子供時代。
街は、時に厳しく他人行儀だけれど、
たまの、雪が降る日は、何かが、変わるのかもしれない。
そんな日もある。
我が愛猫は、寒さで、炬燵に籠城を決めこんだらしい。
にゃんざぶろう
知らない街の名前を大きな地図で眺めて
ここからここまでって枠を見た
ゲームのようなこの世界の縦と横と右左
私はまだここしか知らないな
そしてここしか知らない中のここは
夜で寒くって
お布団はあったかいと知っているからうれしいな
もう嫌だ
動いても、動いても
終わりが見えない
頼れる仲間はいる けど
もう満身創痍 だ
ひとり、使えないゴミがいる
そいつをどかせば幾らかはマシになる と思う
そういえば、こんど街へ行くんだ。
田舎よりは都会な街。
リハーサルの予行でね。
帰りに行きたいところがあるんだ
美味しいソフトクリームを食べにね
みんなで行こうよ、三人でさ。
#街へ
君と明るい街へ
いつまでも一緒に、ずっと
街へ
静かな住宅地に住んでいるが今日は街へ足を伸ばしてみた。一ヶ月遅れ?と勘違いしそうになるぐらい仲睦まじい恋人たちが多く、あぁいいな、と微笑む。
例えばその恋が後に別れになっても、傷になったとしてもその時の幸せがある。それでいいのかもしれないと自分の過去と重ねてみる。
何年も引きずるのか。それとも切り替えるかは
本人次第だから。
夜のライトアップの中、雨が降っていた。
小雨。傘をささなくてもいい程度の。
雨でその恋の記憶が流れるのか
雨の中その記憶を引きずるのか
どちらなのだろうか
たまには違った景色を飛んでみないかい?
案外、美味しい蜜があるかもよ
2匹の蜜蜂が そうお喋りしながら街へ繰り出した
「へぇー、意外と色んな花があるもんだ」
田舎にはない色とりどりの花が咲き乱れ
どの蜜から最初に吸おうか迷うほどだった
#街へ
わたしは昨日恋人から別れを告げられた
どうすれば回避出来たのか考えた
楽しかった頃を思い出して
散々涙を流した
泣きすぎていつの間にか眠っていたんだろう
カーテンの隙間から差し込む光がわたしを呼び覚ます
何故か頭はスッキリしていた
泣いても塞ぎ込んでもこの現実は変わらない
それならいっそ、、、
冷たい水で顔を洗い腫れた瞼を冷やし
綺麗にお化粧してオシャレして
お気に入りのパンプスで街へ出かけよう
きっと昨日までとはまた違う景色が
私を待ってる
あなたが居なくても私の幸せは私の中にある
さあ、光を浴びて前を向いて歩こう
お題:街へ
《春》
とっとっと
今日も街を歩く
ツンと冷たい風を浴びながら芽を出した蕾が
春の気配を告げる
以前として居座る冬の寒気に
何重にも着膨れて
寒さに負けじと春の訪れを待っている
たったった
春の風が花を乗せてやってきた
蕾はようやく訪れた春の陽だまりに歓喜している
何重にも羽織っていた上着を、脱ぎ捨ててしまった
意気揚々と咲いた花で飾られた木々の下を歩く
街は、これから入学するであろう新入生でごった返していた
ああ、春が来たのだ
出会いと別れの季節
1番好きで、1番嫌いな季節
美しく咲き誇る花が好きだ
しかし、物事にはいつか終わりが訪れる
花が散ってしまうように
友達と過ごしてきた大事な時間が終わってしまう
春の風とともに散っていく花びらを
暖かな思い出と、痛む胸を抱えて
ぼんやりと見上げていた
《夏》
とっとっと
今日も街を歩く
咲き誇る花に彩られていた木々は
濃淡を変え、緑に染まっていた
新緑が芽吹くこのごろ
街は生命に満ち溢れている
冬は見る影もない
しとしとしと
レインコートを羽織り、街を歩く
街は色とりどりの水玉で彩られる
雨の日は土や草の匂いが一段と強くなる
重苦しい雲が消えれば
そこには突き抜けた青空が広がっている
雨の日の特別たる所以だ
みんみんみん
照りつける日差しの中、街を歩く
生命が最も逞しく光輝く季節
張り付く湿り気がちょっと気持ち悪い
ふと店の前を通ると、かき氷の旗
真っ白な雪を染め上げたシロップ
何の憂いもなくひとつの色に染まるそれが
少しだけ羨ましい
からんころん、とガラス玉
ラムネ瓶に閉じ込められた透明は
黒く染まった心を吸い込んでくれるようで
いつまでも、いつまでも眺めている
夜風が吹き抜ける夕暮れ
遊び疲れてお別れの時間
だからだろうか
言いようのない物悲しさに襲われるのは
それでも夜はやってくる
今日は祭りの夜
人で賑わい、明かりの灯った屋台を巡る
花火が、夏の終わりを告げる
終わったことを認めたくなくて
静寂に包まれた空を見上げて
なんとなく、じっと立ち尽くしていた
《秋》
じりじりじり
夏は終わったはずなのに
暑さは去ってはくれなくて
それでも夏は終わっていて
その事実を、始まった学校と差し迫る運動会が突きつける
とっとっと
今日も街を歩く
いつの間にか肌寒い秋風が吹くようになっていて
悴んだ葉っぱたちはすっかり真っ赤だ
生き物たちは、冬に向けててんてこ舞いだ
夜な夜な静けさを増していく合唱は
命の灯火がひとつ、またひとつと消えていくようで
残酷にも躙り寄ってくる冬を思わせる
たったった
何処かの国では先祖の霊が帰ってくる時期だ
悪霊を追い払うために作られた慣習
そんな意味はとうの昔に忘れ去られた
街は飾り付けられ、仮装の準備に勤しむ
まさに良いとこどりもいいところだ
そんな私も、祭り気分を味わいたくて
新作ケーキを買いに街へ繰り出している
真っ赤な葉っぱはどこかへ消えた
あまりの寒さに逃げ出してしまったらしい
月を見上げる、今日は満月だ
すっかり細くなってしまった虫の声に耳を傾ける
消えゆく命とは対照的に
月は爛々と輝いていた
まるで、命を吸い上げているかのように
秋の終わりは命の終わり
冬はもうすぐそこだ
《冬》
とっとっと
今日も街を歩く
街一面を彩っていた草木は色をなくし
生き物たちは、静かに眠っている
冷たい風がツンと肌を刺す
地上はすっかり静寂に包まれた
対して、冬の星空は光り輝いている
たったった
再び街が彩られていく
サンタさんがやってくる
街を歩けばツリーにイルミネーション
店に入ればクリスマスソング
不思議と気分が高揚し、足が軽くなる
街が幸せの魔法にかかる
とったったった
クリスマスが過ぎれば年末年始だ
一年を振り返り、年明けを祝う
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る
慌ただしく冬を駆け抜けて
いつの間にやら春の気配
だのに、やたらと長いと感じる冬
冬が長いと感じるのは
きっと命の眠った静寂に耐えられないから
夜空にきらきらと輝く星々は
からからころころ高らかに歌う
楽しげなそれは
静かな地上への、空からの贈り物
街は色を変え、匂いを変え、音を変え
毎日のように景色を変える
同じ日など、1日たりともない
移ろいゆく景色を見て
心を揺り動かされる瞬間が好きだ
時には苦しいような
胸が痛くなるような感情を覚える
それでも、ひとつひとつの感情を、感覚を
尊いものだと思える
だから、今日も街を歩く