やなまか

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「始めて書いた 漫画」

初めて漫画を書いたのは小学生3年生の時。

村が魔物の群れに襲われ、3人の子供達が州都に保護と復興を求め旅を始めます。(重い…)
12歳だったカノンと14歳のヴィル、ミレーヌでした。

心優しい少女ミレーヌは旅の途中で妖精ティーエと心を交わし旅の仲間に加えます。
カノンはあまりのセンスの無さに役立たず(勇者)の称号を受けます。
斥候シーフであるヴィルもあまり役にはたちません。

ある森に迷いこみ、エルフの2人組に拾われます。剣士ギールスと空圧・雷魔法使いシスティーナです。あまりに子供過ぎてエルフが3人の保護者のように…。

水晶姫の身代わりになったり、聖獣に好かれたり、遺跡で謎の少年スペアを拾ったり、空中要塞の無差別攻撃でパーティーがバラバラにされたり。
これがカノンたちの村を焼き払った原因でした。
最終的には王様に会うのですが、勇者パーティーと歓迎されるものの、それは囮で。騙されて、魔王軍の塔に正面から潜入をします。

カノンは魔王の子供でした。
幼馴染みのヴィルは魔王の子のお目付け役(うまく育たない場合は始末する役目を背負っていました)
ミレーヌは棒術師で回復役でした。カノンと恋仲でした。

魔王の塔から裏切り者ヴィルの情報で魔界へのひずみにむかうことができました。
カノンは仲間と世界のためにたった一人で魔界に旅立ちます。泣いてすがるミレーヌに眠りの魔法を使い、仲間達に託しました。彼女のお腹の中に小さな命が宿っているとも知らずに。

世界は平和になりました。でも彼は帰ってきません。カノンの子供はカルスと名付けられました。
のちの白翼兵(別世界人スペアの模造兵器)のひとりになりますがそれはまた別のお話。

私達は火を囲み昔を懐かしむ。記憶にない祭り歌を口ずさむ



途中でオーガのおじさんと仲良くなります。人間と魔族の子供たちを育てる彼と出会った時に、カノンは考えます。
どうして僕たちは戦っているのだろう。
いつからか心は離れて行った私達は
そこがきっと分岐点だったのだと、ぽろりと彼の心の内を聞いていたティーエは思うのです。





「始めて書いたおはなし」
最後の魔女の話。
魔法もつかえない。空も飛べない。
人々には恐れられるけど黒猫だけは友達でした。彼女ができるのは小さな奇跡を起こすことだけ。
伝染病がはやり、人々は魔女のせいにしたり、魔女に助けを求めたり。

魔女の猫を可愛がってくれる1人の優しい人間にだけパンを渡します。
これが彼女にできる精一杯の小さな奇跡でした。
これがあれば家族の腹を満たせる。だけど人間は、道端でうずくまる飢えた犬にやってしまいます。
犬は体にいい水を知っていました。その水は人々に活力を与え病に打ち勝つ力を与えました。かくして伝染病は無くなったというお話。






「始めて書いた小説」
ほうらいざん。緑豊かなその山には大きな山猫がいました。

人々は主の狩りのために集められました。
少年ライゴウもそのひとり。1人だけ年若く
罠に掛かった子タヌキを助ける優しさを持っていました。それを見ていたのが山猫を操る山の主の少女カイランでした。
勘違いとすれ違いの末2人は和解します。
ところが村は焼かれ2人は通じていたとして追手が差し向けられます。ライゴウは弓に打たれ、カイランは雪の中静かに命を落としました。2人が出会って半年のことでした。
今ではその山は宝萊山と呼ばれているそうです。

(だったかな??漢字違うかも…)



「初めて書いた長編」

産業革命時代。
エディンバラよりも北のある街。
リアという少女がある商家の3人目(しかも妾の子)として生を受けます。優秀な兄、姉に比べて感受性が高過ぎて勉学が出来ない子供であったため隔離され育ちますが、教会に熱心に通う子に育ちます。かといって信心深い訳でもない。

地方に休暇に来ていた子爵に教会で歌う姿を見られ見初められますが、それは許されない恋のための仮の婚約者。年齢差は10歳。自由奔放に学生時代を過ごしたため貧困街にも出入りする子でした。(とても汚い所です)
色々あって(爆)家業である紡績工場は親戚に乗っ取られ破産。路頭に迷う寸前、ある革命家ロバートと後援者ターナーに声をかけられ、住み込みの家政婦を経てある労働街(ニューラナーク)に教師として招かれました。

歌って踊り、正しい衛生法を知るリアは働く人たちの子供達をよくみる講師となりました。
一緒に働く人の後妻になり、(年齢差15程度?)海外に事業を展開するため渡米。
晩年は子供達に囲まれ生涯を終えたとのこと。ロバート最後は失敗したらしいけど知ーらないw

(よくあるシンデレラストーリーだなぁ…)

1/28/2024, 5:56:44 PM