『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街へ
あの人に会うために、可愛い服を探しに行こう
街へ
どうしたの? 今日の貴方の声には元気が無い
あんなに夢を叶える為に此処を飛び出し
どんなに辛い時も どんなに大変な時も
決して弱音を吐くこと無く
前向きにトライし続けてきたのに
良いんだよ そんな時もあるよ
心の翼が折れ 立ち上がるのも困難
そんな時こそ 私の出番
明日すぐに駆けつけるよ
貴方の心に火を灯す為
貴方の住む街へ
眼を瞑っていて 今の貴方には休息が必要
夢を叶えるには努力だけでは難しい
才能の有無に苛まされ 周囲の雑音に悩んでも
少しでも前に進むことだけ考え
諦めずにチャレンジし続けてきたのに
良いんだよ 休息するのも大事だよ
心と体を横たえ 頭の中を真っ白に
そんな時こそ 私の出番
明日すぐに駆けつけるよ
貴方の心に癒しを届ける為
貴方が眠る街へ
今日は友人とよく歩いた街へ行こうと思い立った。
最初の分かれ道をあっちに曲がれば初めて2人で行ったカフェがある。ついでに行った100均はまだあるのかな。
反対に曲がれば2人でよく行っていたカラオケがすぐそこだ。その友人以外とカラオケに行くことはほとんどなかったけど、他の人とは行ったことがないカラオケだ。そういえばそれより先の道に行ったことはないな。今度行ってみよう。
まっすぐ行って踏み切りの向こうまで行けば、友人に誘われて限定のアイスを買ったコンビニの前を通る。あの1度しか使ったことがないけど、よく覚えている。
なんとなく、今日はまっすぐ行くことにした。
次の角で左に曲がって道なりに5分くらい歩いたら一緒に帰る日によく寄り道して話していた公園だ。他に人がいるところを見たことがないから、少し時間はかかるけどいつもあそこに行っていた。
この街には友人と一緒にいた記憶がたくさんある。久しぶりに会いたくなってしまった。
いや、会いたかったから面影を求めに来たのかも。
今日は忘れてしまった時間をひとつでも思い出せたら良い。
(街へ)
「あ、材料ないや。」
今日は魔女として調合をしていた。
作っていたのはみかんが動き出して生命活動をする薬。
何を作っているんだと自分でも途中思ったがその時点ではもう引き返すことが出来ない状態にまで仕上がっていた。
その薬に必要なスライムの目玉が不足していたのだ。
魔法で出せないこともないのだが無いものを出すとなると魔力の消費が激しい。こんなスライムの目玉ごときで魔力を消費したくない。
なので街に買いに行く。
この世界での魔女は忌み嫌われていたりせず、普通に暮らし居てるのだが、私が人の顔をみるのが恥ずかしいためローブを被る。
紺色のおばあちゃんから受け継いだおまじないがかけられている特別なローブ。
これを被るとなんだか落ち着く。
赤ずきんみたいなかごに巾着に入っているお金をかごに入れて白い布で隠す。
ポケットに入れようか迷ったけど落とすと嫌だし、かごの中にした。
この家は森の奥で泥棒なんて来ないと思うが念の為愛猫に留守番を頼んで家を後にする。
愛猫に頼むのに取引として猫用の飴を頼まれた。ぐぅ。無駄な出費...。
街までほうきで30分。歩いて2時間。もうお昼なので今日はほうきで。
準備OK、いざしゅっぱーつ。
『街へ』
お題:街へ
特に予定もないまま思うように動かない足を使い
街へと向かっていく。
これから僕は何をしに行くだろう。
そう考えているといつの間にか街に着いていた。
沢山の人が行き交っている賑やかな道を人々の流れに身を任せ押されたりしながら進んでいく。
しばらくそうしていると自分の周りが静かになっている事に気づく。あたりを見回すと真っ暗で誰もいない。
「あぁそうか、僕の周りにはもう誰もいないんだ」
僕の意識は暗闇の中に吸い込まれていった。
『街へ』
髪を巻いてお気に入りの服を着て好きなメイクをして。
街へのハードルが高い今はまだ
大人にはなれないのかもしれない。
街へ:
街へ出かければ、知らないものばかり。
しかし、大人になって、知らないものを認識できなくなった。
認識できたとしても、子どもの時のような新鮮な驚きは、感じられなくなった。
今では、街は、空虚な「生活」という名前の現実が支配している。
私は斜陽で御座います。
わたし、実を言うと先日
物言わぬ骸となりはてました。
……殺害されたんですよ、
いつかの同級生に。
ちと口調悪くなンだが、
これを読んだアンタらにさ
” 推理 ” して貰いたくッて
来たんだわァ、おれ。
死体の推理なんて、
やりたかねえだろうけど……
協力してくれ、頼む!
ボイスチェンジャーでさ、
犯人直々に伝えられたことのさ、
「同級生だ」ってことしか
わかってねえんだよな〜〜ッ。
……まあ、よろしく?
最近、テーマを貰い 投稿するまでが
早いように感じます。
最も、テーマとは関係無い話ですが。
ああそうそう、彼の名前は
「上江」(フリガナ:カミエ)です。
:斜陽のひとこと。
友達との毎日楽しい学校生活が、後一ヶ月で、終わってしまう。
今日で遂に僕は18歳になった。18歳になった、ということは大人になったということでもある。なぜなら、この世界では18歳から自分で職をみつけ、働き始めなければならない。
そして僕はたくさんの職業がある中で冒険者という職業にした。なぜなら、小さい頃からの夢だからだ。冒険者は言葉では言い表せれない程の希望やワクワクがたくさん詰まってる。でも反対に死ぬ可能性だってある。でもそれを踏まえてでも僕はこの世界を冒険したい。
冒険者になりたい事を両親に言ったのは、ちょうど1ヶ月程位前だ。意外にも両親はあっさり了承してくれて、手続き等はもうしてある。だから、後は街にあるギルドに行って、自由に世界を渡り歩くだけ。
そしていよいよ出発の時間になった。玄関の扉のドアノブに手をかける前に、僕は両親に最後のお別れを告げた。
でもいつかは戻ってくるさ!って自信満々に言った。
いよいよ僕は希望を胸に街へ向かった。
息子が旅先で死んだらしい。いつかは戻ってくると自信満々に言っていた3年前が懐かしい。私達は、希望とは真反対の絶望を胸に街へ向かった。
街へ
僕はバリバリのインドア派だ。
だから、家から出たくないし出る理由がない。
休日なんて家着でゴロゴロしてる。
ひとりで趣味を没頭する。
なんて最高なんだ。
けど、自分の買い物や本当に時々友達と遊ぶために外に出ることがある。
僕は田舎に住んでるから、大きい店に行くには少々苦労する。
親には申し訳ないね。
いつも送り迎えしてくれてありがとう。
まあ、楽しい楽しいショッピング!って感じでもないけどね。
映画を見てゲーセンで遊んでって感じだ。
もしかしたら、街での遊び方を知らないだけかもしれない。
こんな毎回同じ様なことをして流石に飽きてくる。
友達との仲が深まるのは嬉しい。
調べたら楽しみ方がわかるんだろうか。
あなたはどうやって街で遊んでいますか?
自分流があるのなら、それを思いっきり楽しんでください!
街を目指す。
宿屋を出て、知らない場所を転々とするのは、私にとって苦痛でしかなかった。
しかし、やめるつもりはさらさらなかった。
安息の地を探すことは、一生をかけてでもしなければならない。
その街は他の街と大差ないように見えた。
しかし、大きく違っていた。
やってきたよそ者を迎えに、家々から人が飛び出してくる。
彼らの目は希望に満ちていた。
私は荷台から荷物を下ろし、人々にお見せした。
歓声が上がる。こちらに走りよってくる。
彼らは荷物ではなく、私の方に全員で抱きつくように囲み、私の訪れを祝い、体の調子を心配した。
私は疲労でこわばった表情をしていたが、心の内は彼らと同じくらい喜びで震えていた!
どの街にいっても人はいない、いたと思い駆けつければとっくに息絶えている。もうこの世に人は生きていないのではないか。私は人と暮らすことが叶わないまま死んでいくのか。
そう思っていた。
飢えながらも旅人を受け入れる彼らの背中に手を回す。
ようやく手に入れた安息の地で、安心しきった私は眠気に襲われ、彼らの腕の中でまどろみ始めた。
街へ
最近部屋に
閉じこもる日々
なんて
静かで
真っ暗な部屋の中
気持ち切り替えて
オシャレして
街へ
繰り出そうよ
なな🐶
2024年1月28日345
街へ
明るい街灯に照らされる日
暗い路地裏に沈む日
笑って明日を願う日
泣いて今日を悔やむ日
すべてを過ごすこの街は
ひどく明るく濡れていた
ここはどこなのだろう
朦朧とした意識の中
美しい君だけが見えた
君は僕の腕を引っ張り
「行こう」
と鈴のような声で囁く
僕は何も考えずに手を引っ張られてゆく
どのくらいだったのだろう
辺りは暗く青く
まるで洞窟のようなトンネルのようなとにかく迫力のあるところだった
奥には光がみえる
「あそこだよ」
ときみは言う
この暗闇を抜けて
見たことのあるようなないような、どこか懐かしい街へたどり着いた
「私が住んでいる街だよ」
と君が言った瞬間
僕は目を覚ました
夢だったのか
少し憂鬱になりながら
歩く
夏
蝉は鳴き
涼しい風が僕を押しのけるようにふく
その柔らかい雰囲気の中
僕だけが憂鬱だ
今日はあの街へ行かないといけない
嫌いでは無いのだが
あそこの空気が嫌だった
僕を哀れんでいるような
包み込んでくれるかのような
そんな空気が嫌だった
そしてまた僕は歩くあの街へ向かって
#4
出掛けよう、あの場所へ
君と回った、色んな店へ
君と揃って笑いあった、噴水へ
沢山の思い出が詰まった、展望台へ
そして、それが終わったら
君と過した記憶を、辿る旅へ
---二作目---
寒い冬の外に足を伸ばして
君の待つ街の広場へ
幸せな思い出を、今日も作りに行く為に
#街へ
195作目
『ねぇ!この街に行こうよ!』
「えっ...なっなんで...」
『なんでって言われてもなぁ〜』
『僕が行きたいから?かな〜』
「やめろ...」
『ん?』
「行くなよ...」
『それってどういう...どうかしたの?』
「やっぱり、お前には見えないんだろ」
「あの街の姿が...帰ってきてよ...」
『えっ?ぼっ僕はここに居......』
街へ、今日も街へ。
教会に行くために街へ。
グラウンドを跨ぎ、街と名の着いていた場所へ。
荘厳なる御堂。豪奢なステンドグラス。白いイエス様の像。十字架。オルガンには、広げられたままの楽譜。朽ち果てた回廊、螺旋階段。
シトリは、この教会で祈るのが好きだった。
それは、神様の不在を物語っていたからだ。
神様がいない感じがするのが、好きだった。
十年前、戦争が起こった。
結局、この国は負けた。
そんな戦争の後の廃屋には、瓦礫の下の死体ぐらいしか祈る者もなく、その死体も白骨化してもう影もまばらだ。
彼は、神父であった人、逃げ惑う人々を匿い、そこにミサイルが落ちた。
ミサイルは、住人ごと、教会を半壊させた。
消えていく命と、親子の叫び。
それから……。
そこまで夢想して、シトリはなにか考えあぐねたように空を見た。
神父様、なぜ神に祈らなかったんです?
どうして、それを信じられなかったんです?
シトリは無神論者だ。
けれど、神様が共にある人の事は分かる。
霊魂の声がした。
「私は、結局私を信じられなかったのだ」
と。
田舎町に生まれた僕は。
都会の喧騒を夢見て暮らしていた。
テレビや映画で見るキラキラした世界。
いつか住むんだと思いながら生きてきた。
そして、この春ついに憧れの街へと向かう。
なのに、車窓に映るこの街を見ると寂しさが押し寄せてくる。
こんな気持ちになるなんて思いもしなかった。
もっと大きくなって帰るから。今、次の街へ。
私がいない街は、それでも普通に続いていく。
ただ、君が月命日に私の骨を撒いた海を訪れるのが気がかりだ。
忘れなよ。こんな、ろくでなしのことは。
忘れないで。一生引きずってほしい。
置いてかれるよりは、置いてく方がずっといいや。