『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
その家族が、本当に幸せかどうかなんて知らねぇけど。窓から覗いたその家族の表象は、幸せそうだった。
明かりを避けるように、影の中を歩く。
何事もなく、日常を送る数々の明かり。それが、オレには眩し過ぎた。
自宅に帰り、明かりをつける。
「ただいま」と言ってみても、返事はない。
きっと、いい加減慣れるべきなんだろう。
5-2-2=1
残されたのは、ひとりのオレ。
1+1=2
おまえがいなけりゃ、独りのオレ。
『街の明かり』
夜にさ、2人で散歩するのが好きなんだ。
ゆっくり流れる時間と共に進んで。
高台なんかに登ったら夜景が綺麗でキラキラしてて
めいっぱいに眩しく広がるんだよ。
そんな街を眺めながら語るんだよ。
未来、夢、希望なんかを。
ほら、キラキラして街に負けてないでしょ。
嬉しい気持ちと一緒に家へ帰って
明かりが消える頃、静かに眠りにつくんだ。
何処かの街の明かりの中で、あの悪女は幸せに暮らしているんだろう?
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女、今井裕子。
そう思うと、明かりのひとつひとつが、嘲笑を浴びせているように見える。
街の明かりが無いと、星が綺麗だ。そう聞いたことがある。
空が真っ暗な中
一際目立つ街の明かり
一人ぼっちの私にとって
希望の光
ゆっくりとその明かりの中に入っていく
すると
なぜか全てが真っ暗に戻った
あぁ現実に戻されたんだ
今日もまたひとりぼっち
〈街の明かり〉
まだ未熟かもしれない
それでも生まれたての翼が
ふわふわとはためいている
ふと気付けば…もう 火の鳥は
アスファルトの上
揺らめく 蜃気楼
さめざめと 陽光が注いでいる
君がこじ開けたその扉
僕だけが知っているんだよ
異種族の 神話が ぶつかり合いながら
飛翔しようとしている
いつか誰しもが知り
歓迎してくれるのだろうか
お互いの世界
お互いの差異
魂と魂がぶつかる音の美しさを
見てみたいと思ってくれるのだろうか.....
街の明かり
電力需給の逼迫で暗く感じる
クーラーの温度も上げないといけない
電気を使わないとダメなところもある
病院だったり事業所だったり介護施設だったりだから絶対に必要な明かりだと思う
yui
「何になりたい?」
女の子は、将来の夢について考えていました。
趣味も特技も特に無くて、
好きな事や出来る事もありません。
学校の宿題の文集で
何を書こうか悩んでいました。
女の子は、友達に聞きました。
「将来の夢は何て書けば良いの?」
すると、友達は、
「習い事を将来の夢にすれば良いんじゃない?」
と、女の子に言いました。
「うーん…」
女の子は、柔道を習っていましたが、
親に強制的にさせられているような物だったので、
大人になってまでやりたい物ではありませんでした。
女の子は、図工の授業が大好きで、
絵を描くのも、何か作るのも
本当に楽しくて仕方がありません。
図工の時間で、水彩画を描いている時に
女の子はクラスの男の子に
「すごく絵が上手いね!
漫画家や絵描きさんになれば
有名になれるんじゃない?」
と、すごく褒められました。
女の子は、文集に
密かに思っている夢である
「漫画家になりたい」
を書きました。
数ヶ月後、文集が出来上がりました。
女の子は、皆の字がとても綺麗だったので、
「何で、私の字はこんなに汚いのだろう…?」
と、悔しい気持ちになりました。
ヤンチャな男の子は、女の子に
「漫画家なんて止めとけ。
お前、絵が下手くそだし、売れるわけねーじゃん!
お前なんか、せいぜい底辺の仕事に
就くしか能が無いからな!」
と、からかい半分で大笑いしながら言いました。
家に帰って、女の子は文集を両親に見せると
「何で、公務員になりたいって書かないんだ?!」
「学校の先生や警察官になりなさいって
普段からあれほど言ってるじゃない!」
と、物凄く怒られました。
その後の女の子は、
家で漫画禁止令が出てしまい、
学校の勉強以外の事は何もさせてもらえませんでした。
女の子は、漫画の道具が欲しかったのですが、
親から買い与えられる訳も無く、
女の子は、元気が無くなって行きました。
女の子は、行きたくない学校に行かされて、
やりたくない勉強をやらされた結果、
心を壊してしまい、
障害者の人生を送る羽目になりました。
障害者は、出来る仕事が非常に少なくて、
底辺の仕事しか出来ません。
男の子は、友達に
「アイツ、見事に人生終わったぞ。
絵の才能がある訳じゃ無いのに
漫画家とかアーティストに
なれる訳、無いだろ(笑)」
と、陽気に笑いました。
毎日のようにある展望台で過ごすのが日課だった。
そこでの街のあかりは暖かく照らしている。
明日も頑張ってまた展望台へこよう。
街の明かりが懐かしい
帰るところもないというのに
雨ににじんだ街明かり
夜空に映える電気の粒
私の居場所は何処だろう
街の明かり
街の明かりはスボットライト。街の明かりに照らされるその姿はまるでステージのよう。そこで華麗なダンスをするドレスの少女。少女には夢がある。人々を笑顔にさせること。大切なあの人を救うこと。世界に輝くこと。
街の明かりはスポットライト。みんなが私を待っている。
「街の明かり」
静寂な夜の街を あかりを頼りに歩く 路上で詩を書きながら 思いに耽る またひとつ一つ 言葉を蘇らせて 綴っていく
街の明かりが見せる顔
ドキドキ キラキラ
大人の世界だ
舞華
~街の明かり~
こっち、田舎と都会の真ん中位の発展具合だから全然街灯とかない。けど家は多いから、家の明かりが外に漏れるから少しだけ道が見えやすい。
それでも住宅街から外れたら、田んぼに行けばほんとに真っ暗。夜中、外に出たら星が結構見える。ちゃんと星空が見えることにびっくりする。流石に天の川は見たことないけど。
逆に、都会はどこ行っても明るい。親戚が大阪に居るから正月とか帰るんだけど、行くたびに「明るすぎん?」て思う。
住宅街にも当たり前のように街灯あるし、それじゃなくても建物がぎゅうぎゅう詰めになっててそこかしこ光ってる。どの店だって夜11時とか、なんなら日が回っても開いてるし。そんなとこ地元だとコンビニくらいしかない。
で、同時に思う。都会に住むと、私はしんどくなって疲れて、結局帰ってくるだろうなって。都会って楽しい。色んなものがあって、ちょっと歩けばすぐ大きなモールに行けたり、電車だって3分おきに着く。お金さえあればなんでも手に入るしなんでも出来る。いくらでも遊べる。
でもその分、光がある分、モノに溢れてるから、静かな場所が無い。落ち着ける場所、ゆっくり歩いてくれる時間が無い。
政令指定都市になってるけどそんなに発展はしてないってくらいの田舎は、店は8時9時に閉まるしバイパスから外れたらほぼ住宅街だし遊ぶんだったらイオンか駅前しかないし電車は30分に一本とかだしバスなんか1時間に一本だしUberEATSなんて見たことないけど、ちょーどいい具合なんだよね。テンション上げたかったら駅に行けばそこそこお店あるし夕方までなら楽しめるし、逆に騒がしいの嫌だったらその辺散歩するくらいは全然大丈夫だし。大通りに出なかったら家しかないから。
だから、親が「東京行けこんな田舎で燻るな時間がもったいないさっさと出てけ荒波に飲まれて社会に揉まれて一回死んでこいなんならアメリカにでも行け」とか言われても出たくないんだよなあ。もし仮に引きこもり卒業できて週五勤務出来たとしても、休みの日はちゃんと引きこもりたいので。笑笑
窓の向こう。沈む景色を点々と彩るあかり。どれもあたたかそうに見えるのは、色のせいだろうか。落ち着かなくて取り出した裁縫箱。暗がりにあかりを灯して、窓辺で針を滑らせる。
向こうから見たら、ここも一つの光の点。
何を思うのか、何をしているのか。そんなことは何もわからないけど、何となくひとりじゃないと思わせてくれる。その光に励まされながら、眠れない夜を明かす。
〉街の明かり
街の明かりに誘われて羽虫が一匹飛んでいた
闇と光の間をゆらゆらと
彷徨っているのか強がってるのか
それでも器用に飛んでいた
ここは自由な世界だよ
行きたい所で生きていいのだと
教えられた記憶がある
そんな世界で
誰かは自分の正義の為だけに銃口を向け
誰かは涙を流し花を手向け
誰かはアレのせいだと怒りをぶちまけ
誰かは何も出来ずたらればで嘆き
誰かは見えない所で薄ら笑い
誰かは変わらず日常に身を置く
さて 僕はどれだろうか
それとも どれでもないのだろうか
街の明かりが消えて 空が静かに目を覚ます頃
結局僕は分からないまま
空はいつもと変わらないまま
今日もまた一日が始まる
B'zの歌にも出てきそうな
イメージがある。
キレイなイメージがある。
#街の明かり
『猫』
冷たいコンクリートのビルの隙間
ネオンの光も幽かに差すだけの誰も知らない隙間
その隙間から闇色を纏った一匹の見窄らしい猫が
美しすぎる金色の瞳に疲れ切った都会を映している
猫は光の中に飛び込むわけでもなく
ただ暗がりから街を見つめ
やがて暗闇に吸い込まれていく。
かつて我が物顔で歩いていた気高く美しい猫達は
ネオンに夜を奪われた。
彼らは光も差さない物陰で
街の明かりが消える日を待っている。
街の灯りを見て思う。
" また明日が来る "
明日なんてこなければいいのに_____
街の明かり…
僕は街の明かりを見てない。見たことがない。
だって僕は、
町にしか住んだことがないんだもの。
町って言えないくらい、田舎、。
町の灯りも、明かりも、見た。
人は輝いている。
早く、街の明かりを見てみたいな。
街の光
キラキラ光るそんなことはなくて
街灯がたまにあるだけ
街なんてものすらなくて
畑が広がっている
ただ都会とは違う不思議な感じ