行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/25/2023, 5:12:28 AM

行かないで-(10/25)

母親が施設入所する時、私のせいでと思った。
父の仏壇のロウソクの火のせいで私が火事を起こし、大切な実家は全焼。
あの事故さえ無ければ、父がいなくても、母親は畑仕事をできていて、仲が良くなった人と職場で仕事ができていて、軽度認知症(なのかな?)になることも無くて、足腰弱くなって転倒することもなくて、近所の人の所へ行って話をしたり。
私は精神的におかしいから、仕事も続かなくて、母が働いたお金を蝕んで、迷惑かけてたけど。
そのせいで、親戚から罵倒されて、嫌な思いをさせた。
実家が無くなって市内へ越してきてから母の全てが壊れて。
正直、転倒が増えて入院もして、家でも少しおかしな行動もあって、あの時は私も限界だったんだろう。
生活保護をもらうことになって安心した反面、結果一人暮らしをすることになり、話し相手もいなくなり、そこにあったベッドが無くなり、目がいく度に虚しくなった。
施設なんて入らなくていいよと言える程のメンタルとお金と安定して就職していたら。
今じゃない家で介護サービスを受けて。
今の家に入居して嫌な思いをさせることも無く、行かないでと言えたね。
ごめんね。

10/25/2023, 5:11:20 AM

どうか 今だけは
行かないで

傍にいてほしいの

独りにしないで
独りは つらい


無情にも過ぎていく時間に
心が 蝕まれないように

今は 身を寄せ合って
互いの呼吸を感じながら
夜を 越えていこう


あなたがいるから 生きていける
あなたの存在が 僕を強くしてくれる

だから お願い
今だけは…この手を離さないで

10/25/2023, 4:02:31 AM

私は別にずっと止まっていたわけじゃない。
 歩みはゆっくりな方かもしれないけど、その時にできることはしてきたつもりだ。

 それなのに、気付くと私はいつも置いていかれる。隣を歩いていたと思ってた人が急に遠くなる寂しさを私はあと何回感じることになるのかな。

 行かないで、なんて。そう言ってみればいいのか。でも、そんな我が儘を言ったて、私の歩幅は変わらないし、先に行く人を止める権利は私にはない。それは分かってるんだけど。

 誰かに少しだけでいいから、振り返って貰いたい。先に行っても待ってるからねと、そう言って貰いたいなんて、そんな甘い我が儘を心の片隅に持ち続けてる。


 
【行かないで】

10/25/2023, 3:53:06 AM

『行かないで』

行かないで欲しかったんだ、本当は。
繋いだ手を離さないで欲しかった。
このままずっと抱きしめていて欲しかった。
叶うことならずっと、貴方の声を聞いていたかった。

 ねぇ、お国のことも何もかも放り投げて、
 このままどこか遠いところへ逃げてしまわない?
 誰の目も届かぬところで二人きりで暮らすの。
 そうして貴方は老いて死ぬの。
 私もきっと、老いて死ぬから。

いつの日か酔って吐いた戯言を貴方はずっと覚えてた。
だから私に触れるとき、そんな顔をしたのでしょう。
言わなきゃ良かった。
そんな目で見られたくて言ったんじゃない。

10/25/2023, 3:48:29 AM

行かないで

またか。私は勤務先のロッカーの前に
立ち尽くした。
履き古しのどた靴が5.6足も
詰め込まれている。
誰の仕業か分からない。この3ヶ月、1週間か10日に1度くらい、思い出したかの様に
起こる。

そんな朝をやり過ごし、靴は職場のゴミ箱に押し込み、夜は予約していたいつもの店へ。
12年前に亡くした娘の、今日は誕生日だ。
前菜、スープ、メインのステーキ、
25本の蝋燭を灯したバースディケーキまで、
食べ続けた。


会計の時、
「12年間私の悲しみに
付き合ってくれてありがとうね。娘も25歳になりました。」
と頭を下げた。しかし、レジの女の子は
なんとも言えない表情をして、オーナーを
呼んだ。
私は同じことを言おうとして制された。
「申し訳ないが、
この店は去年オープンしたばかりだ。
その前は日本料理屋だった。そしてあなたは
今日が初来店だ。
何か勘違いされていませんか。」

そこから、どこをどうやって家まで帰ったか、覚えていない。
そもそも、ここも私の家なのか。
朝の出来事だって、噂されてなかったか。
『自作自演…』と。
脳裏に、ゴミ捨て場で靴ばかり漁る自分の姿が浮かんでくる。
いや、そんなはず、そんなはずない
わたしはーーー

私の脳は、記憶は、どこに行こうとしているのか。

不意に部屋の扉が開いた。
「お父さんお帰り。ずいぶん遅かったね。
今日私の誕生日だって、忘れちゃった?」

私は声にならない叫び声を上げた。

10/25/2023, 3:39:28 AM

いかないで。
引き止めたって何かが変わるわけじゃない。
だけど、わがままくらい言わせてよ。
変わりゆく世界。別れも経験のうちとかいうけども。
それでも気持ちが落ち着かない。
わたしはだって、キミのことが
こんなに大切だったから。
いかないで。

10/25/2023, 3:39:07 AM

行かないで 

ここでがんばってください 

あなたはここで必要とされているのですから

10/25/2023, 3:36:55 AM

俺は、彼女の部屋のドアを開けようと

ドアノブに手をかける。

スーツのシャツが掴まれ、立ち止まる。

「行かないで…」

と弱々しい声が後ろから聞こえたが、俺はその場を後にした。

彼女と会ったのは、それが最後だった。

10/25/2023, 3:15:13 AM

行かないで。

あの時ほどそう強く思ったことはない。今でも、ずっと、ずっと気持ちは変わらない。
それでも引き止めることは出来なかったし、もっと出来ることがあったと後悔は変わらない。

その子は小さい足を精一杯動かしながらキャンキャンとよく吠えていた。
我が家に来た頃は、私の足に噛みつくから、小さいその子が怖かったのを今でも思い出す。

ふわふわで小さくて、どこを触っても温かくて、
頭からこぼれ落ちるのではないかと思うほど耳が大きくて、目がくりくりしていて光が射すと美しくキラキラしていた子犬は、
我が家に来た時名前が決まらず、頭に句読点模様があったこともあって「てんちゃん(仮)」と呼ばれていた。

しかしてんちゃんと呼んでも反応が無いので、定着してしまう前にと改名され、我が家のアイドル「りんこ」が誕生した。
りんちゃん、りんちゃんと呼ぶと顔を向けてニコニコしてくれる様子が、本当に可愛らしかった。

りんちゃんとの生活はあっという間に時間が流れていってしまった。
何度も失敗して、たくさんかわいそうななことをしてしまった。
もっと散歩に、もっと撫でてあげれば、もっと食べたいだけおやつをあげられていたら、お風呂も少なかったかもしれない。
何よりもっと写真や動画を撮っていたらと思う。

持病が悪化し徐々に具合が悪くなるりんちゃんの様子を見守るのは、生きた心地がしなかった。
仕事をしていても心配で何も手につかない。

行かないでほしかった、なにか出来たことがあったのではないか。
でも苦しむ姿もいたたまれなく、大好きだよとひたすら声を掛けた。

りんちゃんがいた時間に戻れるのならと想う時、たまに夢に姿を見せてくれる。
夢から目が醒めると、心の中が温かさで満たされている。
どこを触っても温かくてふわふわで、頭を撫でると撫でているのとは反対の手を、舐め回されていたことを思い出す。

人の気持ちがわかる聡明な子だったから、きっと不甲斐ない私を心配してくれているのだろう。

今でも行かないでと願ってしまってごめんね。
そっちでは元気に走り回っているのだろうか。いつかまた会えるように、もう少しこっちで頑張るね。

10/25/2023, 2:50:11 AM

泣いている。
 いとしきみが泣いている。
 可哀想だとは思わない。
 だって、きみを泣かせたのは私だから。
 ほら、こうしている間にも、きみの黒真珠からあふれた涙で、やわく陶器のようにしろい頬は濡れそぼる。絹を裂くような叫びを紡ぎ、私の名を呼ぶ。
 周りが引き留めるのもお構い無し、形振りかまわず必死に叫んで……そんなにも私に振り向いてほしいのかな。そんな姿もうつくしいね。
「やだ! 嫌だよ、待って! ねえ!」
 だけど私は止まらないよ。
 これは私が、私の意思で決めたことだ。いくらきみの嘆きを聞いたって、止まるわけにはいかない。
 そんな決意がブレてしまわないように、私はそそくさとその場を後にする。

 ねえ。さよならは言わないからさ、その代わり、もう二度と私に向かって「行かないで」なんて言わないで頂戴ね。


▶行かないで #30

10/25/2023, 2:39:08 AM

【 行かないで 】

こんなにも愛しく、慈しんでいるのに、
出て行ってしまうなんて薄情じゃないか。
やはり、アナタに私の気持ちは伝わらないのだ。

大事に大事に、人目に触れないように守って。
でも、たまには陽の光を浴びたいだろうと、
外に出してあげて。
アナタを信じているからこその行為だったのに。

そのまま、振り返ることもなく、手を放れた。

追いかけようにも、追いつけるものでもなくて。
突然すぎるサヨナラは、一瞬だった。

今までありがとう、さようなら。
そして、新しい諭吉さん、いらっしゃいませ。

10/25/2023, 2:36:34 AM

漠然と
ただ漠然としたこの感情は
誰に向けているのかさえわからない
ふと口についただけの言葉かもしれないのに
どうしようもなく纏わりつく感情は
いつしか染みついて
内側からじわじわと私を侵食する
行かないで
どうして
どこに
誰が
私が
漠然としたこの不安を
苦しんでいるのか楽しんでいるのか
わからないけれど
行くということは消えること
今からここから消えること
消えるは無限
消えるは不思議
行かないで、の呪縛




「行かないで」

10/25/2023, 2:30:31 AM

『行かないで』

なんとドラマティックな
セリフだろう!

自分だけ
置いてきぼりにされる
淋しさを感じる

幸か不幸か
しばらく言われてないなー

          まー

10/25/2023, 2:22:39 AM

最近授業が楽なんだな

嫌いすぎてもはや時が早いんだな

むしろもう楽しくなってきてるんだ

集中している証拠だ

高一にして悟りをひらきすぎなんだな
                       完

10/25/2023, 2:12:22 AM

行かないで

彼女に向けられた、優しさが他に移っていく、その時初めて
自分の気持ちに気がつく、行かないで、他の人の心に。

10/25/2023, 2:06:36 AM

行かないで。ホラーやん。実況のホラゲーで子どもとか女性の声でよく聞くセリフな印象。実際にどんなゲームで言ってたとかは知らん。

 今やゲームは実況で見るものって感じだ。金とか時間の問題もあるけど単純に自分でゲームするのがばかばかしくなったな。

 なんというかうまくもないしうまくなってなにか意味があるわけでもないのにゲームをやってなんの意味があるのか。

 それに実況者が金をもらってゲームするのにこっちは金を払ってゲームをする。これが一番ばからしい。それなら実況見ればいい。

 まぁ自分でもこれがルサンチマン的な嫉妬だっていうのはわかる。ただ理屈じゃなくて感情だからどうしようもない。

 ただゲームを楽しめばいいのにそれができない。Vチューバーがゲームをプレイしてる。そういう情報がツィッターやまとめで流れてくる度にばからしいと思ってしまう。

 最近はそういう嫉妬もあって実況動画すらあまり見なくなった。子どもの頃は一生テレビ見てゲームをして遊ぶのだと思っていたな。

 大人になって見れば時代が変わったせいもありテレビはまったく見なくなった。ゲームもやらなくなった。大人になると色々大変だからね。

 しかし結局のところ問題は金だ。金があればゲームをやる時間もできるし実況動画を見る時間もできる。やはり金がすべてを解決するし諸悪の元凶は金だな。

10/25/2023, 2:01:53 AM

「行かないで」

ここ最近、数人の人と永遠のおわかれをした。
行かないで、と思う暇もなく会えなくなってしまった。
あとから あとから
行かないでと願うけれど
その気持ちは宙ぶらりんのまま。

10/25/2023, 1:24:46 AM

「いかないで」

いかないで。行かないで。逝かないで。
言葉にしたそれはあまりにも重くて、唇が戦慄いた。

当然、彼には彼の理由があって。
吐き出した言葉がどれだけ無責任かなんて分かりきっていた。そして、きっとどれだけ言葉を連ねたって、彼は行ってしまうことも。
それを裏付けるように、今だって。
困った様に笑いながら、

「ごめんな」
「…謝らないでよ、」

情けなく歪んだ顔で最後の抵抗とばかりに虚勢を張る私は、さぞ滑稽に映っているだろう。
くしゃりと柔らかく頭をかき混ぜられると、いよいよ鼻の奥がつんとしてきて、ああ、どうして今は雨じゃないんだ?

どうしたって止められないのなら、いっそ言ってしまおうか。
困らせたって、知るものか。どうせ行ってしまうのだし。
叶うなら私を彼の中で残してくれと、そう願わずにはいられなかった。

「ねえ」
「なに?」

そうは思っても、やっぱり少し怖くて。つめたいアスファルトを見つめたまま、息を吸い込む。

「多分、…好きだったんだと思う」

声が震えていることは、伝わってしまうだろうけど。

「だから、わがまま言った。ごめん」

言い訳のように言い添えてしまえば、ついに十数年拗らせてきた初恋は暴かれた。

何と言われるだろう。
嫌悪か、或いは失望がいいところだろうか。
それでもいい、ただきみの中に私が残るなら。

そうひたすらに待つけれど、人気のない場所、どちらも何も発しないから、しんという音まで聞こえてきそうだ。


そうして二人の間に静けさが落ち、腕時計の秒針が2回ほど円を描いた頃。
耐えきれず見上げた彼の瞳に、初めて後悔を見た気がした。

10/25/2023, 1:10:34 AM

一人でいるのが寂しかった
私のそばで
ただ心の底の安心感を
共有してくれるのが
嬉しかった

久しぶりに
その感覚を思い出し、
そばにいない寂しさを感じた

と同時に

その感覚は
もう私のものではないことも
わかっていた

私はもう一人でいられる
そして
もう一人でもない

寄りかかった感情を手放したら
本来の私の有り様が
見えてきた

10/25/2023, 12:57:49 AM

「……忙しそうだな」
薄闇の奥から掛けられた声に、ルーシャスの唇が我知らず微笑みを形作る。
静かで、低い、優しいロイの声。出会った頃から今まで、どんなに時が移り、様々な苦難に遮られても、ルーシャスに向けられたその色が変わることはなかった。
「……そうだね。こう見えて、結構忙しいんだ、俺」
ルーシャスは、心持ち小首を傾げて、悪戯っぽく闇に答える。
「まだ寝ないのか」
「もうちょっと。……これ、ある程度片付けないと、気持ち悪くて」
ルーシャスは、広い机に山積みになった書類の束を、持っていた羽ペンで示す。
客人の捧げているろうそくの火が、ためらうような短い吐息に揺れ、薄闇を音もなく不規則に撫でた。
「行かないで」
何でもない風を装って、祈りのように、懇願のように、ルーシャスは闇に囁いた。
「入れよ……ロイ。それで、待ってて」
「無論だ。……邪魔するぞ」
「うん。今場所あけるから、ここへ」
ルーシャスの胸の内に安堵の吐息が溢れる。軽く弾む気持ちを押し隠して、ルーシャスは、今にも目と頭から逃げていきそうな文字の群れを、何とか手元に引き留めた。
椅子を引き摺る不規則な音、紙ずれや、引き出しを開け閉てする小さな音に、扉の鍵を下ろす微かな音が紛れる。
揃えかけた書類にふと目を留め、何事か書き付けるルーシャスの背後に、石床を刻む足音と、小さな火影に照らされた長身の影が近づいた。

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