『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ゆっくりにも感じるその速度は
確かに時間に従ってて
確かに地球の重力に従ってて
その重さに相応しいはずなのに
何故がゆっくりに感じる。
ゆっくりに見えてるのに
私の体もゆっくりになったかの様で
まるで動かない。
手を伸ばすことも、走ることも できない。
嫌な記憶として残る様に
トラウマになります様にと
何かにいじめられてるみたいで。
やっと動き出せた時には
何もかも時すでに遅し。
…割れてしまった。
–落下–
地面に落下した花は、何故あんなに汚く思うのだろう。
枝葉を伸ばして咲いている時は、あんなにも美しく見えたのに。
落ちたものは、皆汚い。
大切にしていた自分の肉体さえ汚く見えた。
花火
なんでもそう
過程より結果が大事
そして浮かび上がる光
次の瞬間
落ちてくる光
※落下
落ちていく感覚はあった。
落ちるというより、堕ちる。
もうすぐテストがあるらしい。受験も…半年もすれば目前だ。部活は遊んでばかりでまともに活動なんてしていない。運動音痴で、夏休み明けすぐの体育祭が、そしてその練習が酷く辛い。極め付けには性格も悪いのだろう。同じ高校を目指して居た子は全くと言っていいほど違う方を目指し始めた。
その子は頭も良くて、運動部の部長だ。それはそうだろう、ここまで差があるのにわざわざ私なんかと同じところに行く必要はないだろう。
そんな言い訳ばかりして、また匿名で小説や絵を下手で拙いながら書いて、描いて。自己満足ですなんて顔して投稿して評価を求める。そんな毎日に逃げる私は、きっと今も落ち続けているのだろう。
明日が来なければいい。気持ちがどんどん落ちていく。昨日も飲んだが、薬を飲もう。
「落下」
「落下」という言葉は、ニュートンのことを思い起こさせる。全ての質量のある物体は重力があり、リンゴは地球の引力によって落下するけれど、リンゴもまた質量があり地球を引き寄せていることになる。
昔、あっちゃんという友人がいて、ラグランジュ・ポイントのことを教えてくれた。重力均衡点のことで、地球と月との間には、ラグランジュ・ポイントは一点ある。物理学的な説明は婆々には無理だけど、つまり、程よく釣り合っているから、月は地球を離れて勝手にどこかへでかける事はない。人工衛星も同様だ。
突然、何かがストンと落下する様にやってくる事がある。私にとってラグランジュ・ポイントは、まさにストンと落下する様にやってきた何かだった。太陽系の惑星間には複数のラグランジュ・ポイントがあり、当然のことだけど複雑に絡み合っている。
私達はこうした宇宙の法則に無縁でなく、私達の存在そのものが宇宙であり、また宇宙と深く繋がっている。
伊藤計劃という若きSF作家がいて、作家となって、わずか二年で夭折した。彼の『ハーモニー』という作品からも、何かが、ストンと落ちてきた。時空を超えて繋がっている何かが。
若い人には臆することなく想像的であって欲しい。そう、あなたにしか創れない世界がある。
注意⭐︎推敲しました。
落ちてく どこまでも
海の暗く深い底まで
ここまであなたに溺れるなんて
思わなかった…
あなたのいない世界など
無意味でしかない
周りがもうどうでもいいぐらいに
あなたしか見えない
歯止めが効かず
早いスピードで落下した先には
わたしの涙の残骸だけ…
『落下』
宇宙の果てのどこかから
僕らはこの地球に落下した
君は僕に落下して
僕も君の中に落下した
2人で人の道から落ちたから
このまま地獄まで落下しよう
そのまま突き抜けて
2人で宇宙へ落下しよう
宇宙は優しいから
僕たちの落下も忘れてくれる
『落下』6/18
飛び降りしようとしても、
5階6階くらいの高さなら、死なないらしい
なら、十階、二十階だったら?
死ぬよね、死にますよ?
だから、飛びません。無理です!
3.2.1...バンジー♪
背中を押すと、悲鳴を上げながら落ちていった。
この程度でビビるようなら、
自殺なんて冗談なんだろうな。
私は、安心して笑った。
夜空を見ることが好きだ。
特に晴れていて雲がなく、星が瞬いている空は尚更に好きだ。
空気が澄んでいて、余計な明かりがない、大自然で大の字に寝転んで見る夜空は格別だ。
今は夏場に近いので、夜遅くまで見ていられる。たまに虫がよってくるのがデメリットだが、そんなことも少しは忘れられる。
今日もいつも通り、夜の散歩がてら夜空をみていた。
「あ! 流れ星!」
男だが、何歳になっても流れ星にはテンションがあがる。
もちろん、お願い事を三回唱えることもする。
一瞬の出来事なので、お願い事は決めていた。
「金! 金! 金!」
これなら三回唱えられることが多い。
そして、今回は唱えられた。唱えられたどころか。
「金金金金金金ぇ!?」
流れ星が消えない。
消えないどころか近付いてきて……
「ぇええ!?」
足元にどでかい穴があく。もの凄い衝撃と音が同時にした。
まさか、流れ星が足元に落下してくるとは。
【落下】
僕は、サーカスの空中ブランコから落ちる夢を何度かみた。
最初にみたのは、幼いころ、何か母に言われ、僕は激しく怒り、母に水鉄砲を向けた。
その夜であった。
恐怖で、おしっこを漏らしていたのを覚えている。
それから、母の愛を真正面から受けとめられないようになった。
2度目の落下。
小学生のとき。
肺炎と扁桃腺の除去手術で入院した時である。僕はその時、小学生3年生であったが、その時以来、度々、定期的に体調を壊している。コロナにも2度感染した。今のところ、重度化せずに済んでいるが。
3度目の落下。
中学生のとき。
僕は最初部活で、野球部に入ったが、
途中、顧問の先生の勧めで陸上部にかわった。
変わる前は、迂闊にも気付かずなかったが、
陸上部のメンバーは、みんな全くの初対面で、
僕の性格やその時の時流もあって、軽いいじめを受けた。その時やっと、いままで、友達に恵まれていただけであることに気がついた。
人間が急に怖くなり、今まで、仲の良かった友達とも遊ぶことはなくなった。
4度目の落下。
高校生のとき。
僕は、勉強をサボり始めた。
今まで、成績は普通よりいい方であったが、
ただの丸暗記で凌いできたことに薄々気づき始めた。
本当の能力の能力を知りたくなかった。
恐怖心に負け、自分の可能性を信じることができなくなった。
5度目の落下。
社会人になってから。
僕は、今までで女性と付き合ったことがない。
理由としては、人間嫌いであることや本当の自分を知られたくないためという以外にも、1番は人を愛することが分からない。
形だけの婚活を10年ほど続け、ますます、愛について混迷を深めた。
そして、今、僕は落ちた先で溺れている夢をみた。どこかに、光は差していないかともがきながら、周りを一生懸命見渡してみる。
夕日が差しかかった部屋のなかより。
キミの優しく長い髪が
ボクの心をくすぐった
心の中に何かが落ちた
風鈴がチリンと鳴った
鼓動が激しく波打った
ゆっくりと振り返って
穏やかに微笑むキミよ
その澄んだ美しい瞳で
射抜かれたボクの心を
受けとめてくれないか
『落下』
お題『落下』
主様の姿が消えた。
朝お目覚めの時にはいらっしゃったし、衣装担当の執事・フルーレがお召し替えのお手伝いに行った際にも確かにおられたらしい。
俺が朝食のご案内に伺うまでの僅か5分程度の間に、忽然と消えてしまったのだ。
そういうわけで現在屋敷は騒然となっている。
手の割ける執事全員で屋敷の地下から3階まで、それと別邸まで探したけど、どこにもいらっしゃらない。残るは庭か、と思った矢先に庭師の執事・アモンが「主様が!!」と叫び声を上げた。
アモンの声がしたエントランスホールの外に向かえば「ふぇ……」と主様のか細い声が降ってくる。そこにはなぜか桜の木にぶら下がる、主様の姿が。
「梯子を持ってくる」
ハウレスがそう言い残して屋敷に入っていったけど、待っている間に主様のぶら下がっている桜の枝は、ミシリ、と嫌な音を立てた。
それ以上待っていられなくて俺は主様の真下に構えると上に目をやる。
「やだ! パンツ見えちゃう!!」
「そんなことを言っている場合ではありません! 主様、その手を離してください!!」
「そんなことしたら落ちちゃう!!」
「俺が受け止めます! 俺を信じてください、主様!!」
かくして梯子の到着を待たずして、主様が降ってきた。
「主様、どうやって木の上にいらっしゃったのですか?」
マナー担当の執事・ベリアンさんがミルクティーを淹れて半泣きの主様に尋ねる。
「まどから外に出たの……」
「あのようなところで何をなさっていたのですか?」
「……さくらんぼ」
ベリアンさんと俺は顔を見合わせた。
「美味しそうなさくらんぼを取ったら、みんな喜んでくれるかな、って」
ああ、そういえば昨日の夜、俺は主様に美味しいさくらんぼの見分け方をお教えしたのだった……。
「すみません、ベリアンさん、俺が……」
「いいえ、フェネスくんのせいではありませんよ。
主様。執事を代表してお礼を言わせてください。お心遣い、ありがとうございます。ですが主様の身体にもしものことがあれば、みんなが悲しみます。だから、二度と窓から外に出て木登りをしないとお約束いただけますか?」
ベリアンさんの言葉が心に染み入ったらしい。主様の口から小さく「ごめんなさい」という言葉が出てきた。
数日後。
「フェネス! 私を受け止めて!!」
「あ、ああ、主様!?」
窓枠を伝うことなどせず、正々堂々と地面から桜の木によじ登った主様を、俺は再び受け止めるのだった。
中学の頃。好きな子がいた。
その子は長い髪が綺麗でいつも元気な笑顔が素敵な子
一緒にゲームしたりアニメとか漫画とかの話をしてた
僕は足踏みをしてから歩かずに止まってしまった。
その子は高校生になって綺麗な髪を短くした
気づいたら手も届かなくなっていた。
自分も高校になって新しく好きな子ができた。
その子は男の子みたいな髪をした子で
無理して頑張るくせに倒れやすくて、文句は言うけど
自分を犠牲にして人に手を差し伸べる優しい子。
そんな子と遊び始めて3年が経った。
また後悔しないように一歩踏み出してみたが転んだ
悲しさも悔しさも絶望感も呼吸するたびに深く深く染み付いてくる。
あの子が自分のいないところで幸せになるたびに
何故か辛くなる。脱力感に襲われる。
あれから‥まだ数ヶ月しか経っていない。
いつになれば忘れさせてくれるのだろうか
いくら勇気を出して一段上がっても落とされてしまう
その度に苦しい気持ちを味わうなんて、
それなら‥僕は
もう
いらない
空を飛んでみたい
アニメやドラマで空を飛んでいる人を見るとそんな事を考えてしまう
頬杖をつきながら窓の外を見て、あの鳥のように私も飛んでみたいと思った。
現実に生きづらさを感じても、幼少期に受けたいじめや嫌がらせを思い出せば軽いものだ。
だけど時々思う。空を飛んだら生きるのが楽になるかなって。
地位や名声、そんな形のないものを求めて生きている今。ただの噂やただの評判に落ち込んだり喜んだりする日々。
それらの意味が分からなくなって、私はその日長年の夢を叶えた。
窓から飛び出して思い切り空を舞った。思った以上に急で、思った以上に怖かった。
だけど何より、思った以上に幸せだった。
最終的にどうなるかは想像しやすいかもしれない
そんな"落下"が終わる頃には、色のあった世界から
色のない、真っ暗な世界に飛び込んでいた。
落下と聞くと、一見暗い意味を持つ単語に見えるけれど、私は新しい道へ進むためのスタートだと思う
またいつか、色のある世界に戻れますように。
落下…
人は落ちることが当たり前になると余裕がなくなる。
幸せな他人を嫉み、恨み…
やがてその負の感情に支配され、自身の身をも滅ぼすことだろう
絵に描いたような転落人生の始まりだ。
[落下]
落下といえば【ジェットスター】ですよね!!
私は小さいころ大好きでよく乗ってました!
こないだ、久しぶりに東武動物公園に行って
カワセミを乗って来ました。乗った瞬間に後悔し
ましたー笑 登っていくとき、高すぎて死んだと
思ったし、落下したとき気持ち悪すぎて無理でした
小さい頃には乗れたのになんで?って感じです。
落下
何もかもイヤになって…
落下したくなる時が
あるの…
自分は何の為に生まれてきたの
生きる意味なんてあるの
必要ないんじゃないか
いつも
自分はいらないと思ってる…
何もかもいらない
そう思う
でも
こうやってその気持ちを
書ける。それがうれしい
同じ気持ちの人がいて
うれしい
ありがとうございます。
感謝感謝…
もう、私は生きたいとは思わない。
毎日クラスの奴らに虐められる。
私は何もしていないのに。
こんなの理不尽だ。
だから私は決意した。
奴らの記憶に爪痕を残してやると。
手紙でクラスの奴らを呼び出した。
今、私は屋上のフェンスに立っている。
さぁ、見ろ。
お前たちが何をやらかしたか。
それを今から教えてやる。
そして後悔して死んで行くがいい。
お題 落下
いろんなことしてると気づくとどうでもよくなる。
悪い意味じゃなくてただ時間が過ぎてくのもきらいじゃないんだよね、嫌なことは考えたくないから好きな時間も残しておきたいよね。最近はそれ忘れてたな、自分の幸せは落ちるか上がるかじゃないかもって気づきがあった