『落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
グラスに氷をいれ
炭酸水を注ぐ
カラン と音がなり
シュワシュワ聞こえる
透明なグラス
透明な液体
透明な泡
ただ 何も考えたくなくて
その光景をじっと見つめる
小さな気泡
時折聞こえる氷の音
カラン
グラスの周りには
水滴ができ
静かに静かに
すーっと垂れゆく
カラン…
"落ちていく"
この前、公園の木の枝に僅かに残っていた葉が全て落ちた。
気温もまだまだ下がっていく。外を歩けば、数分で指先が冷たくなる。
空気もどんどん乾燥してきて、気付いたら唇が乾燥していたなんて事がざらになってきて、いよいよリップクリームが手放せなくなってきた。
こりゃあ、もうそろそろ雪が降るんじゃねぇか?
この分だと、俺の誕生日に初雪、なんてありそう。
俺の誕生日は暦の上では秋で、俺は秋生まれのはずなのに、これじゃあ来年とか再来年あたりに冬生まれって言われる。
あと単純に寒さで動きが少し鈍くなってきたし、少しの距離を動くだけでも腰が重い。
季節の変わり目、特に秋から冬への季節の変わり目が俺には辛い。気温が安定しないから、着込み方を間違えると逆に熱くてしんどくなる。
早く安定してほしい…。
16,落ちていく
恋に落ちた人、いる?
まあみんな大体落ちた経験あるよね。
わたしはまだなんだ。
でも、恋をしている状態って、相手のことが本当に好きでたまらないんじゃなくて、相手のことが好きな自分が好きで、そんな自分に酔ってるんじゃないかなーって、時々思うんだよね。
恋をすること自体は別に悪いことじゃないけど。
でも、自分を傷つける人との恋ならやめたほうがいいとわたしは思ってる。
だってそれって、自傷行為に他人巻き込んでるだけだし、つまり、可哀想な私可愛そーってしたいだけでしょ?
それって結構惨めだよ。
それに、あなたは、自分ですら傷つけてはいけない人だから。
恋に落ちてもいいけど、自傷行為にだけは落ちないでね。
2023.11.23
【落ちていく】
諦めたのに…演技だって言ったのにな…
なぜだか期待してる自分がいる
喉を締め付ける感覚。
少し早い心拍数。
いつもとは違う頭の中。
必要以上に疲れるし、背中と胸が冷たくなる
何もおかしくない。
私は私だ、私…か
あの子だってそんなつもりじゃない。
だから諦めよう諦めようって言ってるのに
落ちたら上がることはできないみたいだ
でも落ちていくと上がらなきゃいけない理由ばかりで
落ちてもいい言い訳すら思いつかない。
落ちていく景色はとても綺麗で眩しくて
でも見てると罪悪感でいっぱいなる。
僕には勿体ない。
なぁ 僕の親友よ。
君の目に私は幸せに見えてるだろうか。
君はなぜ僕に落ちてくれたのだろう。
その答えが分かれば私はきっと上がれる。
――――――――地面なんてなければいいのに
落ちていく
秋の枯れ葉のように
落ちていく
冬の白い雪のように
自然と
落ちていった
春の君の眼差しに
落ちていった
夏の僕の熱い心が
人生で2度 階段から落ちたことがある
『あっ』と思った次の瞬間
スローモーションで”落ちていく”
1度目は頭から滑り落ちたのに足の擦り傷ですんだ
2度目は頭から落ちかけたのに足の剥離骨折ですんだ
神様仏様ご先祖様が守ってくれたのか
隠れた運動神経の良さなのか
大事に至らなかったことに感謝している
何なんだろう。
こんな気持ち、初めて。
あなたの言葉が魔法みたいに、心に落ちてくるの。
落ちてゆく
最もの美しさを経て、一枚の葉っぱがひらひらと、また一枚、また一枚、何かに揺らされ落ちてゆく。木が寂しくなって、寒そうで、木の根元に落ち葉のマフラーを。枝から入る風は、いつもより冷たく感じたけど、皺の入った手を眺めては、また年を重ねたと、空を見上げて想いを馳せた。
【落ちていく】
雫がぽたり、ぽたりと落ちていく。
と言っても、音は聞こえないのだけれど。
毎日毎日、この雫が落ちるのを眺めていた。
途中で飽きて目を閉じてみても、何故かうまく眠れなくて。
毎日、一時間半。
怠い体を横たえたまま、ぼうっと雫を見つめている。
今の私は、この雫に生かされているようなものだ。
この心が深く沈んで、さらに暗いところへ落ちてしまう前に。
どうか私を元気にしておくれ。
落ちていく
人生のどん底へ落ちていくってなんだろうか
失敗した時?
絶望を感じた時?
人生のどん底を感じる時って
必ずどこかであると思う
本当はゆっくりでもいいから
立ち直って行きたいけど
実際は立ち直るのが辛いんだよね
立ち直れたらどんなにいい物か。
紅葉が散って下に落ちていく。
チラチラ、舞うよ。
今日も葉っぱが赤く染まるよ✨
赤い葉っぱ、キレイだね😃🍁✨
今日も、明日もあさっても、
赤い葉っぱが咲いている🍁✨
秋が深まり、始まる予感✨
ワクワク、ドキドキ💓
いろんな秋が皆を待ちわびてるよ🎵
今日も、1日頑張りました👍️
明日も、ドキドキ、ワクワク夢いっぱい❣️
落ちる夢は、不安や自信のなさを表しているらしい
意外だな
なぜなら、僕はいつもあらゆる不安を抱えているし、まったく自分に自信がないのに、一度も落ちる夢を見たことがないから
夢占いがインチキなのか、あるいは、実は僕は、潜在意識では自信満々の楽天家なのか
ねえ、どっちだと思う?
落ちていく
「ニャッ?!」
キャットタワーから足を踏み外し、私の体は下に落ちていく。咄嗟のことだったため、着地の体制も取れない。
「うおっと!!」
キャットタワーの隣に座っていた男ー飼い主が手を伸ばし、既のところで私をキャッチした。
「ハハハ。お前、よく落ちてくるよな〜」
確かに私は空から落ちてきて、傷だらけの私をそのまま面倒を見て、飼うことになった男からすれば、私はそう見えるかもしれないが、最初の出会いは偶然で・・・
ーひょっとして、私ってどんくさい?
「まぁ、そういうとこもかわいいからいいけどな」
飼い主は仕方なさそうに笑って言った。
まぁ、私もこうやって出会わなければ、この男とこうやって暮らすこともなかった訳で・・・
ー私もこの暮らしをなかなか気に入っている。
前回の落下の続編です。けっこう前の作品だし、前回より減ったものの文字数多いけど、私的にこの作品気に入ってます。(みけねこ)
落ちていく
どんどん深く深く落ちていく
終わりが見えない
暗くて暗くて 寒くて冷たくて
寂しい、ここはすごく
嫌なところだな
暗いところから 少しだけど
うっすらと光が見えた
嗚呼、きっとあそこはあったかくて
綺麗なところだろうなっと思った
そこに近づいて触れた時
そこは、病院だった
三か月ほど起きなかったらしい
僕はトラックに轢かれたらしい
相当の重症だったらしい
僕は少し息があったらしい
息してること自体奇跡に近いほどの状態だったらしい
嗚呼、そっかあのままずっとあそこにいたら
今頃僕はこうして........
落ちていく
どんどん深く深く落ちていく
終わりが見えない
暗くて暗くて 寒くて冷たくて
寂しい、ここはすごく
嫌なところだな
暗いところから 少しだけど
うっすらと光が見えた
嗚呼、きっとあそこはあったかくて
綺麗なところだろうなっと思った
そこに近づいて触れた時
そこは、病院だった
三か月ほど起きなかったらしい
僕はトラックに轢かれたらしい
相当の重症だったらしい
僕は少し息があったらしい
息してること自体奇跡に近いほどの状態だったらしい
嗚呼、そっかあのままずっとあそこにいたら
今頃僕はこうして........
わたしたちは
人生のどこかで
落ちはじめ
何もしなければ
そのまま落ちていく
だからといって
不幸とか
そういうことではない
そこそこみんな幸せ
でも、みんな
それなりに
ちっちゃな不幸を背負ってる
なんなら高校生だって
そこそこ不幸かも…
落ちていくのは
わたしだけでいいのに
まー
きっと気づかない。
だって、どこまでも平坦だったから。
ずっと、何事もなかったと思い込んでいるから。
だからきっと、解らないまま。
ある日突然、”落ちていく”
その先がなんなのかは、その人しか知らないこと。
落ちていく
落ちていく
実ったのなら
そこから先は
いずれにしても地に帰る
どうゆう経路を辿ろうとも
下には地しかない
海にも底があるんだから
何処かに落ちてるんじゃないかな
そこいらにもいっぱいあるよ
ただその落差がどれくらいのものなのか
何処から落ちていくのか
それはわからない
始めからそこにいたのに
落ちたと思ってる人らもいる
ようやく落ちたと気がついたって話もある
最初から落ちていて
その最初っていつのことだろう
それまでは何処にいたの
ここではなかったってだけなんだろうか?
何処にいようとも
そこには必ずあなたがいる
あなたが見上げること諦めても
その上には空がある
あなたが見上げるまでもなく空がいる
空から見たら僅かな差だろうね
落ちていく
知らない世界に落ちていく
それは、現実なのか、頭の中なのか
よくわからない
お金が落ちていく
現実が落ちていく
夢も落ちていく
恋も落ちていく
人も落ちていく
手から離れて落ちていく
溢れて溢れて落ちていく
ごめんなさいも落ちていく
ありがとうも落ちていく
涙も笑顔も落ちていく
落ちた後は何も残らない
空の抜け殻だけが残っていく
でも最後は
昇っていく
落ちていく
草の斜面を全速力で駆け下りると
いつの間にか地面から足が浮き空回りしていた
ああこのまま落ちていくのかな…
一瞬そんな感覚に陥るけれど怖くはない
そのうち風をつかまえたパラグライダーは
インストラクターと私の体をゆっくりと上昇させていく
秋のひんやりと澄んだ空気をふわりくるりと切り開くようにまだまだのぼっていく
さっき走った草むらも人も遠くに見える
思っていた以上にひんやりとした風が心地よく顔を撫でる
逆にワクワクして胸のあたりはじんわりとあったかい
よくあるセリフだけれど「鳥になったよう」これが一番しっくりくる
ぐるりと周りの景色に目を向けてみる
遮るものがない広々とした世界では、自然の大きさや偉大さのなか小さな鳥になった自分を感じ、わたしも自然の一部であることを満喫する
しばらくすると今度は大きな円を描きながら降りてゆく
まだまだこの世界に居たいという気持ちのなか、五感で感じた事を忘れないように記憶に刻む
そしてゆっくりと元いた世界へと戻っていく
初めての空中散歩は時間にするとほんの15分ほどだったけれど、私には倍以上の感覚に感じられた
落ちていく感覚
のぼってい感覚
降りていく感覚
素敵な体験だったな