『花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花畑
数年前まで我が家から、駅に向かったところに広々とした空き地がありました。200坪以上はあったかな。
春になると、名前も知らない草花が一面に咲いてて、手作りの看板には、
「まだまだ、入らないでね」と。
何?って思いました。
一面の草花が咲き誇っていたある日、
「もういいよ〜」と看板が変わってた。
お花畑には、何人もの人がお花を摘んでました。
そう言うことね!ってわかりました笑
しばらくしたら、お花畑は耕されて、お花たちは、土の栄養に。
その土地のオーナーさん、
素敵なお仕事ありがとうです!
その土地は今、ビルの工事中です。
ちっと寂しいな。
花畑
今日、大好きな彼に告白された。嬉しくて嬉しくて、私の頭の中はお花畑だ。
だって幼稚園の頃からずっと好きだった。皆んなはそうでもないと言うけれど、私にとっては超イケメンだ。スポーツはイマイチだけど、足は速いと思う。だって悪い事をして先生に見つかった時の逃げ足はかなり速い。勉強は〜、私とどっこいどっこいかな?
どこがいいの?って言われるけど、彼の笑顔は最高だと思う。笑った時にできる、目尻のシワはとても可愛い。
彼にやっと告白された私はもう40歳。彼にずっと一途だった私とは反対に、彼はバツイチ。そんな事は関係ない。やっと振り向いてくれた。
私にも春が来た!
頭の中はお花がいっぱい咲いて、お花畑だ!
幸せになろう!
「 」のど真ん中で死んで欲しい。
昔誰かに言われた言葉だった
誰が言ったのか、その人が自分を恨んでたのか、そんな事は一切覚えてなくて、でもきっと今世で言われた言葉じゃない事くらい分かってた
きっと、その人と出会ったのはずっと遠い昔の自分なんだ
「付き合って1ヶ月記念に花束ってどう思う。」
「重いね。」
「え!?重い!?」
「物理的な意味合い。重い。持って帰るの大変。」
「そっかァ、、、、。」
「花畑とか、一緒に見に行けば。」
「花畑、、、?そんなん喜ぶかぁ、?」
「それは知らん。」
もう会うことはないと思ってて、でもまた出会ってしまって、まるで魂が惹かれ合うかのように出会ってしまった
「それ、、、俺に聞かんといかんの、、、。」
つい、出てしまった言葉だった ほんとに、つい
「え、あ、悪ぃ、笑 ダチの恋愛相談とかやだよな〜笑今度映画行くかー!はは!」
映画なんか。彼女と行けよ。
「行かない。 俺は一人で行く。」
「えー!んなもんさァ!寂しいじゃんかよ!」
でた、また寂しいだ 決まってこの人は寂しいを口にした
「寂しくなんかねぇよ。一人で行けるわ。」
ナメんなよ うぜえ
「ほーーーん、じゃあ俺が1人で行けねえから一緒に行こうぜ。彼女こーゆーの好きじゃないからさ。」
トントン 指を刺したのは俺が好きなヒーローものだった
「それ、、、、お前あんまって言ってたろ。ハマんなかったって。」
「いやァ!お前がさぁ!なんかすんげぇワクワクしながら見るもんだから借りて見たら俺もハマっちゃってぇ!笑だからさ、一人で行くとか言うのやめてさ俺と行こうよ。」
すぐこれだ また、俺はこいつから離れらんない
「いや、俺も彼女と行くし、、、。」
「ぇ、、、、?」
「俺もう行くわ。午後授業取ってないし。」
「え!!!!!ちょ!!!!ちょっと待って!!!お前彼女出来たなんて一言も!!!!」
「誰もがお前みてぇにわざわざ申し出ると思ってんなよなー!!!!じゃーな!!!!!」
いつもみたいに朝起きて飯食って寝て そしたらいつの間にか、そーゆー間柄になってただけで、それは今世では無い
この世界は平和ボケ出来るくらいに幸せな世界だからな
でも、だからこそだ
花畑のど真ん中で死んで欲しい。 それはあくまで前世の俺の、俺達の感想だったって事だろ。
「花畑」
あなたと行った、お花畑。
春は、始まりを知らせ、心温かい気持になる
夏は、思い出が創造されていく
秋は、寂しい気持ちになる
冬は、終わりをしらせる
色んな感情がつまったお花畑。
花畑って、「畑」って言うくらいだから人工的なもののことだよね
観光地の花畑はどこもきれいだけど、個人的には花が咲き乱れる草原とかのほうがロマンを感じるかな
そうじゃなかったら、徹底的に作り込まれた庭園とか
まあ、花畑っていう響きも牧歌的で悪くはないけど
なんて、いつもひねくれたことばかり言ってごめん
花畑
君の頭の中はお花畑だな
ヤツがそう言った。
はいはい、ありがとうございます。
僕はロマンチストなんです。
って言い返してやった。
その日は1日ムカついていた。
そして今、
君がお花畑に座ってる
とても綺麗ね、連れてきてくれて
ありがとう
って君が言った。
頭の中がふわふわして
とても幸せだ。
今なら奴も許せてしまう。
そうなんです、
僕の頭も心にも、
お花がいっぱいいっぱい咲いていて
ものすごいお花畑なんです。
って笑って言ってしまうかも
そうだそうだ。
こっちの方が僕らしい
そうだ平和が一番だ。
お花畑は綺麗だし。
君もとても綺麗だし。
そして君が大好きだ。
花畑
わぁ、きれいなひまわり畑!
めっちゃ癒されるし、ひまわりかわいい!
ステキな場所だなぁ!
ひまわりの種が出来るのが待ち遠しいね。
それにしてもきれいな花畑だな。
終わり
今日のお題 花畑
このお題を聞くと
綺麗な花、一面に咲き誇る花を思い浮かべる…
なんてことはなかった。
頭の中、花畑?
そう現実を見据えることなく、自分勝手な妄想と現実を履き違える間抜けな俺を指して言う言葉として
花畑…
まぁそれでもいいんだ。
幸せだよ。
プラス思考だ。
暗い顔して、察してちゃんにはなっては駄目だ。
笑われようと快活に。
馬鹿にされようと笑って幸せでいよう。
今日も、明日も、俺は
花畑だ!
【51,お題:花畑】
最近よく夢を見るんだ
僕は、昼夜問わず眠くなってしまう体質なんだけど
眠ってしまったときは決まってこの夢を見る
大きな花畑の真ん中で、誰かが立ってる夢
顔まではわかんないし、喋ったこともない知らない人のはずだけど
この夢から覚めた時は、いつも大切な何かがこぼれ落ちたような虚しさがあった。
また、この夢...
たくさんの花に囲まれた、もう見慣れてきた風景が目に入る
ザァっと風が吹き、いつもの誰かが数メートル先に立っていた
ここまではいつもと同じだった
しかし、花畑に立ちすくんでいるその人は、何故かこっちに向かってきた
いつもと違う...
初めて違う行動をしたのと、今日は顔が見えるかもしれないという
少しの期待に、ドキドキしながらその人が近付いて来るのを待った
「ここに来ないで!お兄ちゃん!」
「えっ」
初めて見た顔は、恐ろしい程自分に似ていた。
自分と同じ黒髪を後ろで低く結った、自分とそっくりの顔をした少女
面識はない...はず、しかもさっき「お兄ちゃん」って...
「帰って!ごめんなさいもう連れ込まないから」
ギュンと景色が歪む
何事かと辺りを見回したときには、もう既に半分ほど闇に飲まれていた
「ねえっ!君...」
どこかで会った、そう聞く前に僕の意識は途切れてしまった。
目を覚ますと、いつもの風景
父さんと母さんは、ぼんやりと部家の壁に背を預けていた
「ねえ...父さん、僕って......双子だったりする?」
かつてないほどに見開かれた瞳に、僕は確信した
あとから聞いた話だけど、僕は双子で妹が居たそうだ
でも、建物へ避難してる途中で爆発に巻き込まれて亡くなった
あの子が夢に何度も僕を呼んだのも、きっと寂しかったんだろう
「...いつでも呼んでよ、会いに行くから」
その晩見た夢では、花畑の真ん中でとびきりの笑顔で笑う妹がいた
花の咲く頃
君はぼくをさらう
あの頃から見てたセカイは
きっと今も 回り続けてる
風が吹いたら 明日の方へ
いっそこのまま 遠いセカイへと
誰かが置いていった ゆめのかけらを
いくつも背中に背負って
青春と呼ぶには まだ
終わってない顛末だけれど
「花畑」
「うわー、綺麗」
花畑をくるくると周りながら彼女はそういう。
「ねぇ、綺麗だね」
「そうだね」
「もー、ねぇ綺麗だね」
「うん。そうだね」
俺の返答に納得がいかないのか、何度も繰り返し聞いてくる。最後には、頬を膨らまして拗ねてしまった。
「"君のほうが綺麗だよ"とか言えないの?」
「君が綺麗なのは、いつものことだから」
「もー、そういうとこ嫌い」
何故かもっと拗ねられてしまった。
花畑の中にいる彼女は、どの花よりも綺麗だった。
花畑
花は見る
畑までのは見かけない
紫陽花や桜の木それに朝顔など
家々の庭にあるね
あとは家先のガーデニング
ちょっとした楽しみになってる
花畑は絵や写真でみるくらい
コスモスや蒲公英は道端に咲いてたかも
ちょっと気がつくと
そこに咲いてるくらいがいい
規模にもよるけど
大きくなると個々より群れで見る
まばらにズレる色合い
それが個性かもしれない
でも群れがなくても違いくらいは判る
わからなくなりたいのかもね
たまに思うんだけど
人は酔いを求めていて
酔いを味わう為に生きてる
酔い方によっては気持ち悪い
いい酔い方をしてると幸せそうに見える
でもいったい何から
目覚めたくないんだろうか
喜怒哀楽も酔いだと思ってたりする
良いにしろ悪いにしろ
それはちょっと逸脱している
だから簡単に感じてしまうのかも
判らないつもりかもしれないけど
伝わるものは伝わるものだよ
花畑
今の時期だとコスモスのお花畑を想像してしまう。
私の大好き花。
私が花屋のバイト先で、コスモスが入荷してきた。コスモスの品種の中でも、私の大好きな花は品種がベルサイユという品種が好き。ピンク色をしている。
私と一緒に働いているその人は花に対して優しいし、
仲間を大切にする人。私はそこが好き。
今年の2月のバレンタインの時勇気を出して告白した。その人は優しく、喜んでと言って優しく握手をしてくれた。
そして今日、サプライズでここのコスモス畑に連れて来てくれた。そしてその人はコスモスの花束を私にくれた。私は何故❓くれたのかわからず、携帯で調べた。
コスモスには、「愛情」を意味する花言葉が多く、また秋に花咲かせることから、ホワイトデーから半年経ったこの日に恋人同士がプレゼントとしてコスモスの花を渡し、お互いの愛を確認し合うための日…と書いてあった。私も即座にコスモスの花束を彼に送った。2人とも赤くなってしまった。
彼が、また一緒に来ようねと言ってくれた。
私には思い出の場所になった。
花畑
色鮮やかな絨毯の上で
天然のアロマをかきながら
横になる……
そんな風景が
昔は、当たり前だったのだろうか
そんな場所は
今はないのだろうか
…………作ればいいのか?
【花畑】
5つ年上の君と一緒にきた花畑。
色とりどりの花が綺麗に並んで咲いている。
でも君は泣いていた。
数十年前、ここでは戦争が起こって
あたり一帯が焼け野原化していたんだそうだ。
そこで君のお父さんは死んだ。
いや、きっと君のお父さんは幸せだよ。
綺麗で色とりどりの花に囲まれているのだから。
一つしかなかった花が
時間をかけて少しずつ繁殖していく
一つだけの花になりたいと
工夫を施して別の色へ変化していく
一つだけじゃ面白くないと
土地を抜けて異種族と交流していく
そうやって花畑ができたんだと想う
人間も同じなんじゃないかな
その花は、どうにも美しい。
付き合って二週間目の連休日、私達はある植物園に居た。
今の季節は丁度移り目になり、色々な花が咲いていて、
枯れ始める。ひまわりなんかは、もう枯れているらしい。
この秋の始め、デートに行こうと誘われて何処にしようかなんて話し合う事も無く、お互いに行きたい場所がピッタリと被る。それが、この植物園であった。
何しろ近所で、バスも電車も要らない距離。楽だ。
少し変わった花畑があり、是非見てみたいと思って居た私は残暑の中で白い刺繍のある服を纏い、彼はゆったりとした黒い羽織の中に白いTシャツを着ていた。下はシンプルな黒いパンツスタイルである。スタイルの良さが際立つ。
「じゃあ、入ろうか。」
彼は私の手をそっと繋ぎ、そう言って歩き出す。
私も頷き、繋いだ儘に歩き出した。
〔綺麗…。〕
入って直ぐに目に入ってきた光景に、見惚れる。
風船の様に膨らみのある華やかな桔梗、
一列に並んだ木に鈴なりに花が咲いている金木犀、
何より、繊細な美しさを持つ彼岸花。
「うん、すごく綺麗だね。来て良かったね。」
彼は私に笑い掛け、柔らかい声で、言った。
私も彼の顔を見て、笑い合う。
「さて、何処の花から見てく?僕は、桔梗かな。」
彼はそう言って、桔梗の花畑を見る。
それに頷き、桔梗畑から順に見て行く事になった。
順に巡り、最後に彼岸花畑。本来見るとしても、川沿いに列に咲いている程度で、これだけ一面に咲いているのは、初めて見た。美しい。
「じゃあ、写真撮ろっか。ほら、真ん中に立って。」
彼に急かされ、カメラに映り込む。しかも、真ん中に。
内心、写真が余り好きじゃない私はうまく笑顔になれているか不安であった。
そんな不安は他所に彼は取るよ!と、言ってシャッターを切ってしまった。…パシャ!…パシャ!パシャ!
数枚撮った所で、彼は満足そうに私に笑う。
「すげー良い写真が撮れた。ありがとう。そうだ、折角だから見てみてよ。」
彼はカメラを渡してきて、写真の保存画面に移る。
其処には、随分と柔らかい笑みを浮かべた私が居た。
〔…キミが、撮ってくれたからだね。〕
「そう?僕といる時は、いつもこれくらい可愛い笑顔しているよ?」
私の言葉に、彼は少し不思議そうに言った。
…かなり恥ずかしい。いつも、こんなに緩い顔なのか。
「ねぇ、彼岸花の花言葉知ってる?」
一途に想い続ける。だったかな?
夢現に見た花畑。
北には白樺 西には藤 東には桜 南には賀寿丸
四季折々。
しかし何処かおかしい。
藤と桜の場所にある鳥居が黒いようで少し紅くも視える。
血の匂いと手の跡が。
ふと、少し目を閉じてみた。
そして手に持つのはたまたま捨てられた
カンカラ三線。もともと弱視なので指で音をたてて
真実を見るようにしていたのだが、これが
大変ありがたく、自分にとって盲導犬のようでも
あり、大切な命綱なのである。
廻る。闇の中でも、自分の目よりも
妖魔の目が狂い悲鳴をあげ、死んだ。
そうして、目を開いたら
ハイビスカスの花畑と青蒼とした海が広がって
大切な恋人がいた。
テーマ 夢に見た花畑
今年の春もカラフルな花畑だった。赤、桃、黄のチューリップや青、紫のパンジーがたくさん咲いていた。
花畑
一輪の花が
枯れた
周りの花は
自分が1番と思っているかのように
美しく咲いている
枯れた花は
美しい花とは違って
見向きもされない