花束』の作文集

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花束』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/9/2024, 11:15:13 AM

初めて君を知ったのは、花が咲き乱れる公園だった。
色とりどりの薔薇に囲まれた君は、
どんな花より美しく映っていて。
一目で心を奪われた。

それから何度か公園で会い、話しかけて、
気付けばピクニックをする仲になった。
君が案外笑い上戸な事、涙脆いこと。
知れば知るほどに、心が惹かれていくのがわかった。

何度目かもわからない、約束の日。
君との待ち合わせ場所に向かう途中で、
ふと目に留まった花屋。
店先に並んでいた真っ白な薔薇を見た時、
笑顔の君が頭に浮かんだ。
花を手に取るのに、それ以上の理由は要らなかった。

君は初めて知った時と同じように、
鮮やかな薔薇に囲まれて、僕を待っていた。
こちらに気付いて微笑む君に、
駆け寄りたい衝動を抑える。
震える手を押えて、君の前に白薔薇を差し出す。

花束なんて大層なものは、買えなかったけど。
この一輪に全ての想いを込めたから。

「好きです。出会った瞬間から、ずっと。」

どうか、この想いが届きますように。

2/9/2024, 11:13:46 AM

大切な
人達の顔
思い出し
胸に抱けば
無二の花束

〈花束〉

2/9/2024, 11:13:46 AM

あなたの心にお花を一輪。
少しずつ少しずつ増やしていこう。
優しさを、あたたかさを、自分を信じる力を。

小さなお花でいいから。
少しずつ少しずつ。


いつか大きな花束になる頃には、あなたはきっと大丈夫。

2/9/2024, 11:11:08 AM

「花束」

私は幼い頃、目立つことがとにかく苦手だった。

お誕生日でお祝いされるのも家族でだけがよくて、

お店でバースデーソング歌ってもらうのすら苦手。

誕生日でも、家で食事するのがいいと言うほど。

そんな訳で、花束も私は苦手だった。

みんながもらう場面でなら貰えるが、

一人だけ注目される場で貰うことはできるだけ避けたい。

それでも、一度だけ貰ったことがある。

退院祝いに叔父からいただいた花束。

あの花束に込められた気遣いや心配を含めた

気持ちは、とてもありがたくて…

もっと喜んでありがとうと言える私でいたかった。

きっと、自分に自信が持てたら、

花束もバースデーソングも笑顔で受け取れるはず。

そんな自分に私はなりたい。

2/9/2024, 11:10:52 AM

あの人にわたすとしたら、
花束とねるねるねるね、
どっちが喜んでくれるだろう。

誠意を示すなら花束だ。
でも、ねるねるねるねは食べることができるし、
色の変化だって楽しめる。

ねるねるねるねが、よさそうだ。

(花束)

2/9/2024, 11:09:56 AM

#21【花束】

───────────────────────

あの日

忘れたくなくて 大切に残した花束は

色あせることなく 私の記憶と
一緒に残っているよ

───────────────────────

「皆様お忙しい中、ご参列頂き…」

親戚とかの前で、花束を持ったのは
たぶんあのときで最後だね


「俺、この花が好きなんだよな」
そう言って、勿忘草を指さした君

何でって聞いたら
「…おまえに、似ててかわいいから」って
分かりやすく顔が、真っ赤

だからウェディングの時、迷わずこの花にした

「真実の愛」
ロマンチックな花を選ぶわねって、母に言われたよ

真実の愛を誓った、ずっとはなれないと誓った

あの日

…なのに、なんでだろ

家に帰る
ただいまも、言わない

私と部屋は、もぬけの殻

ふと、どうしてか手に持っている花束を
水の入った花瓶に入れる

それは、

勿忘草のドライフラワー

あの頃には戻らないと
分かっていても

もう一度戻れないかな

なんて

わがまま、だろうか


「私は故人〇〇の妻です」

2/9/2024, 11:09:36 AM


たくさんの人
みんな話してる
声に出したり出さなかったり
誰かと、または自分と
話してる

ホームの周りは
様々な色や形や重さの言葉たちで
あふれてる

と、そこへ電車が来た
大量の乾いた風と共に
黒くてつやつやの車体が
滑るように入ってきた
特別列車だ!

その風に煽られて
漂っていた言葉たちが舞い上がる
線路からホームへ
足元から電光掲示板へ
屋根から空へ向かって
一斉に舞い上がる

言葉たちは上空の風に乗って
さらに高く飛んでいく
それはまるで
花びらみたい
色とりどりの花びらたちが
夜の空に消えて行く
さよなら

黒い電車は行ってしまった。
ホームは人でいっぱいだ
駅を行き交う人たち
たくさんの言葉
たくさんの花束

2/9/2024, 11:09:15 AM

花束

花束を貰ったことがない。
だから、嬉しいのかわからない。
入院をしたことないし、遠くに引っ越したこともない。
花束を渡すタイミングはこんな時だろうと勝手に想像している。
本当はもっとあるかもしれない。

植物を育てた経験はあまりない。
貰ったところですぐ枯らしてしまう気がする。
そんなことになったら、申し訳なさでいっぱいになるだろう。
だから、なんとなくだけど花束や花は貰いたくない。
花は好き。
綺麗で色とりどり。
あ、、僕花粉症だった。
匂いを嗅いだらくしゃみと鼻水が止まらなくなりそう。
なんか花さえもらうことができない自分に悲しくなってきたな。
もうこんなことばかりだから慣れた。

僕が花束をあげるとしたら、間違いなく両親だ。
なんの花をあげるかは考えたことないけど。
でも、感謝の気持ちは伝えたい。
ここまで育ててくれたことに。

まずはお礼を言わせて。
ありがとう。
(こんな)僕を今まで育ててくれて。
これ、あげる。
感謝を込めた、花束だよ。
受け取って欲しいな。

2/9/2024, 11:09:13 AM

一本の薔薇は、一目惚れ

三本の薔薇は、愛しています

五本の薔薇は、貴方に出会えて良かった

九本の薔薇は、何時も貴方を想っています

...私の想いは、三百六十五本の薔薇に込めて

最愛の君に、捧げるよ

---二作目---

顔を真っ赤に染めながら、君が必死に渡してくれた花束

今でも大事に飾っているよ

あの時の、嬉しかった気持ちを

何時までも忘れないように


#花束
207作目

2/9/2024, 11:08:04 AM

同じ顔 よくよくみたら それぞれに
個性があって うつくしきかな

2/9/2024, 11:06:26 AM

その花が、ひとつ咲いたら
夜が明けて

ふたつ咲いたら
辺りに光が、満ち

みっつ咲いたら

春が来た。

僕のハツコイ、君の笑顔に

2/9/2024, 11:06:12 AM

君が好きだって言ってた花を花束にしてあげよう


だから、お願い、早く目を覚ましてよ、、

2/9/2024, 11:04:10 AM

「花束」。
花を束ねた贈りもの。
草を束ねたものは、
だめなのかと調べてみると国の地名だったり、江戸時代の京都で流行った髪型とか。

花束、良いですよね。
飾ると、場が華やぎます。
わたしのところは、
花の命は一瞬でございます。
そう
愛娘が食いちぎるのですよ。
葉物野菜を買って、ちょっと置いておくとサラダバーになっております。
きれいに洗って、
あとは私たちが食べます。

…あら?
花束の話が、
いつの間にか食事の話に。
ちなみに
私の愛娘は、かぎしっぽの黒猫です

2/9/2024, 11:03:58 AM

【花束】


心を
花束にして貴方に贈りたい

赤 青 黄 緑 紫 白
とりどりの気持ちを花にして

私の中に咲いた花
一つ一つ摘み取って
貴方に贈る花束を作る

2/9/2024, 11:03:03 AM

いつか出逢うであろう貴方のために花束を贈る貯金をしよう

2/9/2024, 11:03:00 AM

花束


花には、花言葉という人間が勝手に花につけた、綺麗事の言葉がある。僕は、綺麗事で付けられたような、花言葉が嫌いだ。花が可哀想である。

「ねぇこれ、受け取って、くれないかな」

頬を桜色に染めた彼女から差し出されたのは、花束だった。紫色のスミレだった。

「どこかで買った?それともなに?どっか道で拾ったやつ?あー花言葉?俺ね、嫌いなのそーいうの」

冷たく言い放った。でも、彼女は負けなかった。

「私が、育てた」

「…え?」

「あなたのために、毎日水やってこんなに咲いた。花言葉?どうでもいい。私は、ただ君に想いを伝えたかっただけ。私は、この花言葉が好き」

そして、彼女は僕に一歩近づく。

「愛してる。そういうとこも」

所詮は綺麗ごと。

でも、その綺麗事は、誰かを幸せにする。誰かを素敵だなと思わせて、運命を変えてくれる。

「…ありがと。受け取る」

「よっしゃ」

紫色のスミレの花束を持った彼女は、とても美しく、綺麗だった。

2/9/2024, 11:00:40 AM

【花束】

両腕を花束でいっぱいにして
左手の薬指にはお揃いの指輪
愛しい彼とバージンロードを歩く。
私はそんな妄想をしながら花屋へと立ち寄った。
それが現実となる日はそう遠くないだろう。

2/9/2024, 10:59:47 AM

花束____


貴方の為に買って参りました!
おや、これではキリが悪いですね。


そう言って一本抜き取った後に渡された十本の薔薇。


他の“レディ”にも配っているくせに、本当に私の為?
なんて、聞かない。

そんなことよりこの一言を言った後の
貴方の顔の方が気になるから。



......やっぱりその一本も私にくれない?






🕒

2/9/2024, 10:58:55 AM

同僚の送別会
会社のみんなで花束と彼女が好きなクマのぬいぐるみをプレゼントした
彼女は泥酔をし花束で次々と人を殴り、ぬいぐるみを道路に放り投げ叫んだ

「こんな底辺の会社にいても未来がないわ!私は成功してやる!いい女になってやる!成功してやる!」

それからしばらくして風の噂で彼女のことを聞いた
大手企業の男性と結婚をして子供を産んだそうだ

彼女の成功はそこにあるのか
ぐちゃぐちゃになった花束と汚れたぬいぐるみを思い出した


[花束]

2/9/2024, 10:58:52 AM

1本なら一目惚れ
3本なら愛しています
12本で付き合ってください
99本で永遠の愛
108本は結婚してください

「薔薇だけじゃないんだ」
「うん。多いやつは特にね、他でも成立するって」

2本なら二人だけ
4本なら死ぬまで変わらない
24本で一日中思っている
100本で100%の愛
365本は毎日恋しい

「頓知になってない?」
「それを言うなら1本もまあそう」

16本なら不安な
17本で絶望的

「そこまでして愛に拘る必要あった?」
「友情とか出会いの喜びとかも有るよ、一応」

「それで?」
「うん」
「こんな森の中連れてきた理由、まだ教えてくれないの」
「もう分かるから」
「ふうん?」

木々を抜けた先、鮮やかな風の色
一つたりと違えず咲き誇る永遠の庭

999本の花言葉は

<花束>

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