花束』の作文集

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花束』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/9/2023, 2:13:29 PM

花束になんてなるもんか

ただ何も言わず
日照りに耐え
夜の寂しさに耐え
人知れず咲き 枯れるを待つ
それが私の美学だった

嗚呼どうしても
其れに向けたあなたの笑顔が忘れられないの

2/9/2023, 2:12:01 PM

花束

どんな花束がいいかな?
明るい色ばかりの花束も可愛い。
やっぱいろんな色の花が混ざってるのがいいかな。

誰かを想像して買ったり、自分用に買ったり
選ぶのが楽しいね!
もらっても嬉しいしね!

2/9/2023, 2:09:34 PM

花束ってなんで特別なんだろうね。
あんまり深く考えたことないね。
明日ちょっと塾を視察してくるから緊張するなぁ。
人間がいるんだもんなぁ。。あぁ怖い怖い。
同級生に近い人はみーんな怖い。
ちなみに俺の投稿を毎回見てる暇人の方々ならわかると思うんですけど、今年受験生になるんですよぉ。。
一応国公立目指そうと思ってるんすけどー。
今年から受験生になる人頑張りやしょ。
じゃない人は楽しい1年にでもしましょう。
エイエイオー



#花束

2/9/2023, 1:58:41 PM

お題:花束

その日は土砂降りだった。
歩くたびに濡れたスーツは肌に張り付いて、それが不快だったのを覚えている。

首に面会証を下げ、音のない廊下を歩く。
しばらくすると目的の扉が見えてくる。
素っ気ないその扉の脇には
「伊藤 海鈴」
とこれまた簡素に書いてあるのだった。

ノックをして扉を開ける。
部屋の中、窓の外を見上げていた妻がこちらを向いた。

「こんにちは。」
「……こんにちは。」

ふふ、と彼女がしずかに笑う。
そして私の持つ花束を見て言った。

「そんな毎度いいのに。雄一さんも律儀ね。」

そんなことを言いつつも、花束を受け取った彼女は少しはにかんだ。

ガーベラの花束だ。

花は正直詳しくなかった。
花屋の店員のおすすめを馬鹿みたいに毎日渡した。

その度に彼女は笑って受け取ってくれた。

病院側も迷惑だったのだろう。
前の日の花は、翌日には置いていなかった。
ただ、私はお構いなしに花束を渡した。

……果たして迷惑だったのは、彼女も同じなのだろうか。

「今日は、少し元気かい?」
「元気よ。雨の音って落ち着くわね。」

外はゴーゴーと雨が降っている。
風が窓ガラスを揺らした。

「雄一さんはお仕事は終わり?」
「……いや、家に帰ったら少し残りを。」
「いつまで経っても仕事人間なんだから。
寂しかったの、わかってるのかしら。」

彼女はぷいっと顔を背ける。
胸が痛くなった。

「……すまない。」

俯いて謝ると、前から笑い声が聞こえた。

「冗談よ。少しからかい過ぎたかしら。」

彼女はにこやかだ。
……その笑顔は私を責めているようだった。

嫌な考えを振り払うように、一度彼女の手を握る。
また少し小さくなっている気がした。

「今日はもう帰るよ。
今度の日曜日に弟がこっちの方に来るそうだ。
よかったら連れてこようと思う。」

手を足の上に乗せた後、彼女に背を向け外に歩き始める。

「ええ、ありがとう。
是非来てほしいわ。
それと……。」

彼女は一瞬躊躇したようだったが、少し俯き気味に口を開いた。

「毎日は来れなくても、私は平気よ。
……雄一さんの負担になりたくないの。」

少し震えた声だった。

家に帰らず仕事に詰めていた日々の、
彼女を追い詰めた日々の、
その結果をはっきりと意識させるに足る声だった。

「……また来るよ。」

背中を向けたまま、私は病室を後にした。





関連:旅路の果てに

2/9/2023, 1:55:16 PM

花束


凛々しさが印象的だった
花畑でなく、ひとりきりで立っていた
それはまるで孤高であった

それは真夏の中、一人きりで太陽を睨みつけていた
喉が渇いているはずなのに、それをがんとも言わせぬ顔であった
それはあと一、二週間でこの世を去るものであった
僕はこの目で、それの最期を見届けることにした

それは徐々に衰えていった
未だ依然として太陽を向いていたが、その目から明らかに覇気が消えていた

二週間後、それはもう、それの形を失っていた
首は折れ曲がり、地面をじっと見つめている
それの目からボロボロと黒く固い涙が零れていた

3週間後、それはこの世を去った
立派な、最期であった



僕はその花のように死にたいと思った

2/9/2023, 1:47:47 PM

花束

握りしめたそれは、あの人の好きな黄色。

少しでも癒やされるように葉物や白い花を加えて、黄色の元気パワーを優しくしてもらった。あの人の好きな魚のモチーフはさすがに無かったので、可愛いワンちゃんを付けてしまった…。

花束のリクエストはお手のものだ。

その人の好きな花、好きな色、好きな雰囲気、今の状況、色んなことが想い浮かぶ。それを言葉にして花屋さんに伝えるだけ。

いつも行く花屋さんはニコニコしながらお話を聴いてくれる。出来上がりは文句なし。とても可愛らしい花束。



喜んでくれるかな?
渡す時の言葉はどうしよう?
セオリーとは違うけど、喜んでくれるかな?



お花が枯れても、付け加えたお茶目なワンちゃんが想い出を繋いでくれる。

きっとあの人は「可愛いね。ありがとう。」と言って、どこか目に付く所にワンちゃんを飾ってくれるだろう。

花束を選んだ理由と、ワンちゃんを付け加えた理由。
あの人には言わなくても伝わる。
けれど、渡す時何だか照れくさくて全部口から出ていた。



「うん。可愛いね。ありがとう。」



やっぱりそう言って、あの人は僕と似たように照れくさそうに笑った。
そして、少し誇らしげにワンちゃんを飾ってくれた。

2/9/2023, 1:47:02 PM

歩いて、止まって
ひとつ拾って
少し遠くまで歩いて
いくつか拾って
今度は走ってみて 
かき集めたりして

いままでそうしてきて
出来た花束を見せてください
私はあなたの持っている花束を
ため息つかず真剣に見つめるから


花束

2/9/2023, 1:44:40 PM

花束

雨が降って、どんよりした空気が漂う今日。
私は、近所の花屋に立ち寄った。
扉を開けると、花屋独特のあの匂いに包まれた。
「いらっしゃいませ」
ドアベルが音を立てると、おしとやかな女性の声が小さな店に響いた。
私は、女性に向かってこう言った。
「花束をつくってもらえませんか?」
すると、女性は頷きながら、
「お花のオーダーは、ございますか?」
と、言った。
私は、少し考えて、5種類の花をオーダーした。

女性から、花束を受け取ると、私は、金だけ払い、
店の外に出た。
外に出ると、雨はすっかり止んでいて、水溜りが照りつける太陽を映していた。

病院に着く頃には、空一面が東雲色に染まっていた。
中に入り、いつもの場所へ向かう。
「大切な妻」が待っている場所へ。

「遅くなってごめん。」
小さく呟いて、花束を置く。
返事はない。
この時間だと、眠りについているのも当然だ。
ブルースター、マリーゴールド、キキョウ、白いダリア、ピンク色のガーベラ。
色とりどりの美しい花束の匂いが、病室に漂った。

『花束』
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花言葉
ブルースター    『幸福な愛』
マリーゴールド   『変わらぬ愛』 
キキョウ      『深い愛情』『永遠の愛』
白いダリア 『感謝』『豊かな愛情』
ピンク色のガーベラ 『感謝』『崇高美』

今回は、かなり時間をかけた力作です。情景の表現の仕方を試行錯誤して書いたので、意識して読んでくださると嬉しいです。

2/9/2023, 1:40:09 PM

『 花束 』

人は全てを受け入れて前に進めるわけじゃない。

個人差はあると思うけど 例えば大切な人の"死"

私は去年、大切な人を失った。

私をよく可愛がってくれて父みたいな存在な人だった

出会ったのは私がまだ14の頃で私は心を病んでいた

色んな人に助けて貰って今がある。その内の一人だったんだ

死因はクモ膜下出血による急死

心の準備もできないまま 、

遠い地方に仕事に出たきり帰って来ることはなかった

亡くなった知らせを聞いた私は絶望してしまい 4日は寝込んだ

その人が亡くなったのに進んでいく時間と世界が憎くて虚しくて

それでも時間は待っても止まってくれない。

私は受けきれずとも前を向いた その時 少しは強くなったと思う。

その人の誕生日の日 花束を頼んだ

カスミ草 白と青のカーネーション

黄色のラッピング ピンクのリボン

綺麗だった 清々しいくらいとても綺麗で心が揺れた

その花束を写真の横に飾って「私これからも頑張って生きるね」

そう言って今に至るが けして私はその出来事を忘れたことはない

受け入れてもない。

ただ深く心に刻み その人が生きたかった今を全力で生きている

答えも正解も もう無い あの時…なんてそんなのも無い

それでもただひたすらに今を生きてただひたすらに頑張ってみる

私の頭の中ではまだハッキリ声も姿も全部鮮明に覚えている

今はその事を活力にして明日も頑張っていこうと思っているんだ。

2/9/2023, 1:36:44 PM

お花屋さんが存在しない過去の時代の人たちは、お花屋さんがある時代を知ったらビックリするのだろうか。

2/9/2023, 1:32:35 PM

【花束】
君の為に花束を買った 薔薇の花を108本
店の人に「素敵ね」と言われ少し照れくさい
そうして君と会う
君も薔薇を持っていた
君の薔薇は99本
「考えてる事は同じかな」
君は優しく微笑む
『これから よろしくお願いします』

2/9/2023, 1:29:23 PM

花束

  花は萎れてしまうけれど
  わたしたちは永遠だからね
  いつまでも枯れない花束を
  ふたりの心の中に

2/9/2023, 1:26:23 PM

沢山の花の中で
あなたが1番キレイで輝いていた。

私は、あなたと過ごして
大きい花束を貰ってます。

その花束を2人で大切に育てていきたい。

2/9/2023, 1:24:53 PM

花束



花束というか花のよさにまだ気づけてない。
花ってそんなに素晴らしいものかしら?
わならない。

2/9/2023, 1:23:29 PM

花束


色とりどりの花束ができた。色の統一感や見た目の美しさなんかは一切気にせずに作ったようなそれは、まるで小さな子どもが好きなように選んでできた花束のようだった。
たしかに、色を統一させようとも、見た目の綺麗さで組み合わせようともしなかったのは事実だ。
ただ、花言葉だけを重視した花束だった。伝えたいことがありすぎて、そのくせ素直に口からは出てきてくれないから、花言葉に頼るしかなかったのだ。
たとえば、一緒にいれて嬉しいだったり、いつもありがとうだったり。本当は大好きなんだってことも、口に出すのは気恥ずかしいから、だからあなたがこの花束の意味を知ったらきっと喜ぶだろうと思って、必死に調べながら選んだ花たちだった。
きっとあなたは笑うだろうから。この花束を受け取って、なーに、これ、と少し困惑したように眉を下げて、でもどこか嬉しそうに笑うだろうから。
どうか、この思いが伝わりますように。そう祈りながら花束を抱えて、あなたに会いに行くんだ。

2/9/2023, 1:22:46 PM

花束


専門学校の卒業式で、花束と旅行券と
皮の名刺入れをもらった。花束と旅行
券は、卒業製作で優秀賞みたいなもの
に選ばれたからだ。
だがしかし、すべてあげてしまった。
花束はお腹の大きいキレイな先生に、
旅行券は友達カップルに、名刺入れは
お父さんに。豪華な花束は、私には似
合わず恥ずかしさもあった。旅行券は、
旅館はタダでも他に交通費も食事代も
かかるから。皮の名刺入れはとても格
好良く、お父さんが喜んでくれたから。
あれが人生初めての花束だったな。
次は結婚式で、その次は退職した日。
人生の節目に、祝福の花束が。
次は……娘の結婚式で、
ご両親に感謝の花束かっ!?

2/9/2023, 1:21:05 PM

無機質な空間に似つかない
色鮮やかな花束。
だけど、これだけじゃ物足りない。
貴方が花束のそばにいて、
初めて花束が花束になる気がするの。
だから、早く帰ってきて。
このお花たちが枯れてしまわぬうちに。








「花束」

2/9/2023, 1:21:03 PM

道端に咲く小さな花を集めても
花束にはできなかった
摘むとすぐに生気を失って
花は花でなくなった
僕は申し訳なくなって
花を土に帰した
また芽吹いておくれと
身勝手な願いを込めて

君に逢いに行った時
僕は手ぶらだった
渡すはずの花束がなくて
僕の手は空っぽだった
だけどその空っぽの手を
君はぎゅっと握りしめてくれた
来てくれてありがとうって
そう言ってくれた

2/9/2023, 1:18:50 PM

毒がある花、太陽のような花
花には様々な個性がある。
  忌み嫌われたり好かれたり…
  それがあわさるとどうなるんだろう?
どんだけ嫌いな花だって好きになるかもしれない
  嫌われている花同士くっつけるとどうなるだろう?
   もしかしたら好かれるかもしれない
 様々な個性が集まってできたひとつの花束…
   どんなに嫌われてたって合わさると綺麗になる
だから花は飽きない、どんな花でもひとつになれるから

2/9/2023, 1:18:16 PM

『花束』
花束といえば、100万本のバラですよね。
100万本の花束なんてもらうことなんてないけど、100本はありました、バラ。
元気にしていますか?
私は元気です。

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