『花咲いて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「花咲いて」
「一向に芽が出ないなぁ」
「何を言ってるの?綺麗な花じゃない」
二人でひっそりと育て始めた。種は長い月日をかけて花が咲いた。
「俺のことだよ。漫画家目指すっていったものの、箸にも棒にも掛からない」
「貴方がヒモなのは今にはじまったことじゃないでしょ?今更貴方にサラリーマンになってなんて言わないわよ」
「俺、お前と結婚して良かった」
「私が高給取りで良かったわね」
「本当にな」
いつか芽が出るときまで、そしてそのあとも二人でいれたらいいなって思った。
「花咲いて」
午前8時30分。今日は休日なので早起きをする必要はなかったのに、なんとなく目が覚めてしまった。
カーテンを開け日光を浴び、お湯を沸かし、ストレッチをする。
普段しないことをするってだけでとても気持ちがいいもんだ。
散歩でも行こうかしら。
普段の自分では絶対出てこないようなことを思いついた。
そういえば、撮りもしないくせにデザインに惹かれてカメラを買ったんだっけ。
そう思い出し、カメラを手に家を出た。
カメラを持っているといつもより周りの景色によく目がいく。
せっかく持ってきたんだから1枚くらいは撮らないとね。
白い一輪の小さな花を見つけ、パシャリと写真を撮った。
朝の何気ない思い出に…。
「花咲いて」
私が好きな人は花が好きだった。
だから、私は園芸をするのが好きになった。
ある日、一輪の花が咲こうとしていた。
その日、好きな人が私が育てている花を見てこう言った。
「花咲いて」
と。
8(花咲いて)
「飽き性なのに、花買ったの?」
鉢を大事そうに抱える女の手元を覗き込み男は問う。つい最近始めたと言っていた趣味をここ数日やっている様子は無い。そういった事は今まで何度かあったので女を見る彼の目は胡乱げだった。
生き物でないだけマシかもしれないが、とはいえ植物も世話をしなければ枯れてしまうもの。ハマっては飽きるを繰り返す女がちゃんと世話を出来るのか不安以外のなにものでもない。
「大丈夫よ。お水は毎日でなくてもいいみたいだし、これなら私でもお花咲かせられるかなって」
「そう?サボテンの花って咲かせるの難しいんじゃないっけ?」
「みたいだけど、お水あげなきゃだからちょくちょく貴方の家に来る口実になるじゃない?」
そう言った女は男の部屋の、日当たりのいい窓の所に鉢を置き振り向いて笑みを男に向ける。女の言葉に不安そうに見ていた男の表情が途端に眉を下げニヤけそうになる口元を手のひらで覆う。
不意打ちで言われた事に不安要素は吹っ飛んでしまった。彼女の笑顔とストレートな言葉はいつも男にとっては魅力的で刺激的だ。
「もう……また調子いい事言って……」
「ふふ、本当にそう思ってるわよ?」
女が手を伸ばして男の首に腕を回した。女の温もりを感じながら男は女を抱き締め返し日の匂いと女の匂いを感じながら、ほっと息を吐いた。
「花、咲いたよ……」
男は呟く。水を与えたサボテンが陽の光を浴びてキラキラと雫が反射して綺麗だ。男のこまめな世話のお陰か、緑もつやつやとしていて小ぶりで可愛らしい花が咲いた。
陽の香りを纏った、飽きっぽい彼女はもうこの部屋に来る事はなく……。日当たりばかりが良い部屋には、残された男と、綺麗な花咲くサボテン。一人と一本ぼっち。
『花咲いて』
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
自分の頭を叩いてやると
ジンジンジンと熱を持つ
重ねるほどに暖かく
冷めた自分が死んでいく
「なかなか気持ちが良いもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
叩いて叩いて叩いて叩く
冷めた自分は事切れて
血反吐を吐いて倒れ伏す
終いに死体は干からびて
色とりどりの花が咲く
「なかなか綺麗で雅なもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
ドンガラガッシャーン!
バンバンバーン!
まだまだ
まだまだ
叩いて叩く
花が咲いては散っていく
風が吹いては舞っていく
冷めた自分は物言わず
窪んだ瞳で何を見る?
「なかなかどうして無様なもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
ドンガラガッシャーン!
バンバンバーン!
【花咲いて】
種が芽吹くまでに、どれほどの時間がかかるのだろう。
根を張って水を吸い上げるために、どれくらいの労力を費やすのだろう。
茎から葉にかけて養分を全身に行き渡らせるまで。
太陽光を浴びて酸素を作り、二酸化炭素を出すまで。
日々、呼吸をしながら成長し、つぼみをつけて立派な花が咲くまでに、どれだけの努力を重ねてきたのだろう。
願う。
大切な人が、遠い場所で穏やかに過ごしていることを。
小鳥が舞い、風が踊り、空が輝き、豊かに花咲く所で、幸せに暮らしていることを。
祈る。
大事な人が、前を向いて一歩一歩進んでいけることを。
どれほど辛く苦しい道でも、生きて生きて生き延びて、幸せを掴んでくれることを。
どうか、穏やかに。
どうか、生きて。
どうか、幸せに。
「花、花、咲いて。花咲いて。
はやくに咲いたら帰りましょう」
越してきて数ヶ月。ようやっと慣れ始めた帰路の途中で、彼女はそんな歌を聞いた。
つなたい言葉遣いで紡がれる、少し調子外れの歌。
聞いたことの無いそれは、音の出所たる少女の自作なのだろう。
この時間にしては珍しく人気の無い公園で、ベンチに腰掛けて体を揺らす少女の。
はて、どこの子だったか?
野暮ったい服を纏ったその子に見覚えはなく、いつも帰宅時間にここを占拠している近所のやんちゃグループではなさそうだ。
どちらかと言えば大人しそうな少女である。
夏休みの課題なのか植木鉢を大切そうに抱え、縁でとんとんとリズムを取りながら歌う姿は子守唄を聞かせているようだった。
「花、花、咲いて。花咲いて。
花が咲かなきゃ帰れない」
「花、花、咲いて。花咲いて。
おむかえ待ちましょ花つぼみ」
「花、花、咲いて…あれ?おねーちゃん、だあれ?」
なんとなく足を止めて聞き入っていた彼女は、少女に声をかけられてビクリと肩を揺らす。
澄んだビー玉のような瞳に見つめられ、盗み聞きした後ろめたさに背が丸まった。
「ごめんね。歌が聞こえたから、つい…あなたが作ったの?」
「うん!そうだよ!」
にぱっと笑った少女は、抱えていた植木鉢を見て見て!と掲げる。
「あのね、お母さんがね、このお花が咲いたらむかえにくるから待っててねって!だから、はやく咲かないかなぁってうたってるの!」
純粋無垢な笑顔が草臥れた社会人たる彼女には眩しく感じられて、思わずそっと視線を下げた。
そして僅かに目を見張る。
「…そっか」
しかしすぐ何事もなかったかのように顔を上げ、笑顔で植木鉢と少女を見比べた。
「早く咲くと良いね」
「うん!きっとすぐだよ!あーあ、どんな花が咲くのかなぁ!」
落ちつつある夕日が影を伸ばし、カラスが一足お先にと鳴いて去っていく。
ぎゅっと植木鉢を抱え直した少女はまろい頬を期待に溶かしてくふくふと笑った。
彼女はずり落ちた鞄を肩にかけ直し、そんな少女にゆっくりと手を振って別れを告げる。
「じゃあ、私は行くね。一人で大丈夫?」
「ん!だいじょーぶ!ずぅっと一人だけど、だいじょーぶだったから!」
「分かった。じゃあ…ばいばい」
「ばいばい、おねーちゃん!」
一人分だけ伸びた影を踏んづけて、彼女は帰路を急いだ。
「花、花、咲いて。花咲いて。
はやくに咲いたら帰りましょう」
花が咲いたら、なんて…何ともロマンチックな待ち合わせだ。言葉だけなら。
「花、花、咲いて。花咲いて。
花が咲かなきゃ帰れない」
彼女はスマホを取り出して検索をかける。
「花、花、咲いて。花咲いて。
おむかえ待ちましょ花つぼみ」
あぁ、やっぱりだ。
「花、花、咲いて。花咲いて。
待てど膨れぬつぼみはいずこ。
花、花、咲いて。花咲いて…」
あの植木鉢の植物は…花を咲かせない。
「開かぬままに、花が散る」
なすびは花が咲くと必ず実がなるので縁起がいいものだと聞いた。
いちごだとか可愛いチャームのお守りの中に、割と渋く茄子のチャームのお守りがあったので、巫女のお姉さんになぜなすびなんですか?と聞いた時だ。
縁結び守りだったけれども、まあこれも縁かと思って買った。
それから数年後、車の鍵になすびのお守りをつけていたのだが、ある日突然なすびがなくなった。それもヘタだけ残して大事な実だけ消えた。
なかなかショッキングで、次の月にすぐまた同じ神社で別の縁結び守りを買った。しっかり金具ともくっついていて、簡単に取れそうにないものにした。
それから1年後。
同じく車の鍵に二代目縁結び守りをつけていたのだが、紐ごと消えていた。
どちらも夏だった。ショックすぎて覚えている。震えた。
最初のなすびの実だけ消えた時は周りも笑ってくれたが、2回目は笑ってくれなかった。
いつもはおちゃらけてる人から神妙な顔でもう買わない方がいいよ、と言われて、いやいやここも笑い飛ばしてくれや!と悔しく思った。
あれからそこの神社では縁結び守り買っていない。
縁結びで有名なとこなんだけどな!なんでかな!
題:花咲いて
春に覚えた不安を忘れて
夏に日差しを沢山浴びて
秋に成長を実感して
冬に努力を見せつけたなら
次の春、確実に花は咲く
だから受験生、今頑張って
応援しています
お題:花咲いて
Title【ちーちゃんのお花が気になるお話】
膨らんだ蕾が、あまりにも楽しみでありましたから、
どんな花が咲くのだろうと。
ちーちゃんはなんだか足をばたばたしそうな気持ちで、待っていました。
どんな花が咲くのか、ちーちゃんはまだ知りません。
どんな色なのか、どんな形なのか、どんな匂いがしそうなのか。
ちーちゃんのどきどきはそのお花が咲くまで続きそうです。
#5 詩 Title【会えない2人】
きっと君はこないのでしょう
わたしの華は咲かないでしょう
きっと君はあらわれないだろう
ぼくの気持ちは彩(さえ)ないだろう
けれども、それでも、
あの花は、それでも咲いている。
花が咲いて、テンションが上がる。
歩道のコンクリートの隙間から花が咲くと、
それだけでテンションが上がる。
生命力の強さを感じるからか?
こんな所に咲くハズがないと、思うからか?
今日もナスの花が咲きました。
家庭菜園をしている母からのメッセージが届いた。
私はへーそうなんとしか言えないけど、都会の喧騒から離れた生命溢れるその姿に、力強さを感じる。
きっと美味しいナスができるのだろうな。
今年もヒマワリが咲きました
貴方の大好きだった黄色い太陽みたいな花
あの頃は庭のちょこっとしたスペースだけで育ててたけど
貴方が居なくなってからは
貴方のことを忘れないために
裏庭にもヒマワリ畑を作ってるよ
だからこの季節だけ家の周りは賑やかです
貴方が空から見えるように
ヒマワリも一生懸命空に伸びてくれます
届くといいな
「花は結構、いろんなお題で書いてきたわな……」
花咲いたスミレの砂糖漬け。咲いた花びらの形を星に見立てた「星空」に「流れ星」、それからつい先日、前々回投稿分で書いた白い花と、花言葉。
そろそろ花ネタも枯渇間近かな。某所在住物書きは己の過去投稿分を辿りながら呟いた。
「ぶっちゃけ、てっとり早く季節感出せるし、花言葉仕込めるから便利なんよ。なにより簡単に少しオシャレになるし。多分」
今ならニラとかミニトマトとか、あとバジルなんかも咲いてるのかな。物書きは思考し、ふと冷やしトマトやらピザやらを食いたくなり、そして冷えた酒の在庫を確認した。
――――――
週明け早々、山手線が始発から、一定時間死んだ。
信号機がどうとか言ってた。おかげで都内も呟きアプリも大騒ぎだ。
職場のクソ上司、ゴマスリばっかりして自分の仕事は部下に丸投げっていう後増利係長にメッセ送ったら、
似た理由で、急遽リモートワークに変更したり、◯分遅れの職場入りを事前連絡してる人が、チラホラ複数人。どの部署でも出てきてるとか。
ふーん(閃いた)
ということで、私も山手線遅延組・リモートワーク変更組に便乗することにした。
私のリモートワークは、大抵職場の先輩のアパート。27℃前後の室温を2人で割り勘する節約術だ。
さっそく先輩にコレコレ事情を送信したら、「ざる中華の予定だが、他に食いたいものがあれば来る途中で材料を買ってきてほしい」だって。
ざるちゅうか?ざる中華 is 何?
知らない料理が出てきて、他の食いたいものどころじゃない私は、ナスとトマトとブロックカットのスイカだけ買って、先輩のアパートに飛び込んだ。
「先輩、ざる中華って何?!」
「北海道では、ざるラーメンという」
今日の最高気温程度の私の好奇心に対して、先輩は完全に札幌あたりの朝の適温。通常運転だ。
「冷やしそうめんの麺を中華麺にしたもの、あるいはつけ麺のつけ汁を冷やしたもの。私の故郷では、氷入りの中華麺とめんつゆの組み合わせで食べていた」
スイカはウリ科の野菜です。くらいの淡々々なトーンで、先輩は説明した。
「冷やしラーメンじゃなくて?」
「アレは麺が、最初からスープに入っているだろう。つけるのさ。ざる蕎麦やそうめんのように」
手軽で、食いやすい。夏の風物詩だ。
先輩は本当になんでもない顔をして、電気ケトルでお湯沸かして、1リットルの耐熱ガラスポットにお団子モドキを入れた。
「茶棚を整理したら出てきた。見ないか」
さらさらさら。お湯がケトルの口からガラスポットに、静かに入ってく。コロンと小さなお団子モドキはお湯にのまれて、沈んで。お湯が無色透明から、段々薄い琥珀色に変わってく。
「工芸茶だ」
先輩が言った。
「ポットの中で花が咲く。大きめのポットに入れて、湯を注ぐと……この団子が開いて……綺麗なんだが」
どうだ。まだ咲かないか。ポットを覗く先輩につられて、私も薄い琥珀色を、じーっと見つめてると、
ポン!
団子モドキが音無く開いて、中からピンクの、手まりかアザミみたいな花が出てきて、その上を、水面まで、紐に繋がれたジャスミンが昇ってった。
「結構、いきなり、咲くんだね」
花咲いて、それがあんまり突然で、なかなか綺麗で。
ほんの数秒だけ、私の頭からざる中華が消えた。
花咲いて
春が来る
君と出会ったあの春が
花枯れて
冬が来る
君と別れたあの冬が
花を見る度に
思い出すのは
たった一つの
君の笑顔
《花咲いて》
#54
TEC-DC9半自動拳銃
私が特別なんじゃない、周りが異常なんだ。
ただ、それだけのことなのに気がつくのにずいぶんと時間がかかった。
私は今日まで臆病者だった。
ひどく怯えてきた。
まるでオオカミの群れに囲まれたウサギだった。
なら、そんなウサギの皮を捨ててトラになろう。
私は、今日までトラになるために生きてきたんだ。
だけど、トラだっていつかは死ぬ。
今日の夜にはそんな猛獣のようなトラも息絶えていることだろう。
誰かがトラを殺すか。
私自身がトラを殺すか。
ただ、それだけだ。
2-3の教室の窓際には小さな植木鉢がある。
担任が「なんだか可愛らしかったから」という理由で買ってきたものであるが、結局しばらくの間、そこには何も植えられずにいた。
ならば僕がちょっくらやってみるか。
と、種を買って一から育て始めたのは約3ヶ月前だ。
寂しかった植木鉢に、今は綺麗な花が咲いている。
「わぁ、すごい! 綺麗なお花!」
いつものように水やりをしていたら、後ろから弾ませた声が聞こえてきた。
「これ、なんてゆーの?」
思わず振り返ると、同じクラスの植草 彩花…だったかな。が、満面の笑みを浮かべて立っている。
「コスモスだよ」
「コスモスかぁ……可愛く咲いたねぇ」
「うん。よかったよ」
「……ねぇ」
植草さんが上目遣いでこちらを見た。
「次、育てるときは私も誘ってほしいな」
私興味あってさ、こーゆーの。
そう言ってふわりと笑う植草さんは、僕が3ヶ月かけて咲かせたコスモスよりも可愛らしかった。
花咲いて。花とは縁遠い人生だ。そんなお題でなにか書けるような人生を送ってはいない。
今日はちょっとメンタルがダウン気味だな。訳あって酒を飲んだから気分がよくない。やっぱり酒なんて飲むものじゃないな。
なんでジャンプの感想をさらっと書いて終わりにしちまおう。あまり脳を使いたくない。
そういえば今週は呪術が休みだったな。まぁどうでもいいことか。最初に読んだのは鵺。これからは鵺の時代だよ。
といっても今週の鵺はそこまで面白かったわけではない。普通にテンプレな展開だった。でもこういうのでいいんだよ。来週はセンターカラーだっけか。期待。
んでワンピースが普通に面白くてアンデラもいつも通り。残りはキルアオとアスミカケルか。
この二つは期待してなかったけど面白いわ。作者がベテランなだけあって安定感があるな。いぶし銀な面白さがある。
最後は読み切り。正直読む気はなかったけど最近新連載とかの新しいものは可能な限り読むと決めてたからな。新しいものに触れて感性を錆び付かせないようにしたいんだ。
読んだ感想としては読み切りとしてはあり。連載にするには色々と足りてないって印象かな。何様だって感想だけど。
設定とかセリフ回しとか読み切りならではの味わいがあったけどあれを連載でどうなんだろうって感じだ。まぁもし連載になるなら色々と変えるのは当たり前だから無駄な感想だが。
しかしワンピースヒロアカ呪術が終わりそうな今のジャンプに看板足り得る後継ぎがいないよな。鵺は好きだけどそういう枠じゃないし。
これらが終わったらジャンプはどうなるんだろ。これから看板級の漫画が現れるんかね。
花咲いて
君の笑顔を想い
花散って
君との別れを想う
向日葵のようなひたむきさと
秋桜のような儚い笑顔と
椿のような大胆さと
サクラチル
完
お題:花咲いて