『花咲いて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『花咲いて』
貴方への恋が芽生えて
少しずつ育てて
花が咲いた。
花が咲いて、最後は枯れる。
花咲いて 闇より深く 焦がす空
地元では花火大会が行われました。家のすぐ目の前というレベルの近さだったので圧巻でした。
呑みながら見たかった…
仕事をしていると
何かひとつでも
自分でやり遂げたくなって
テーマを与えてもらえると
俄然頑張るわけで
調べて聞いて理解して
そこからアイデア出して形にして
そんな時はバリバリやる気になって
この歳になって
一花咲かせよう迄は有りませんが
やっぱり会社の利益にしたいと
奮闘しています
ポンコツだけれど
役に立て!
映画
気づけば全く興味のない安っぽい映画がテレビに映し出されていた。この場にいる誰かがつけるともなくつけたものだろう。この静寂を打ち壊すためだけに流されている映像だ。私達はこの世に溢れかえっているありふれた吹替映画を使って静寂や暇という隙間を埋めることに必死だった。
花が好きだ。
生き生きと咲き誇る姿も
飾られたドライフラワーも
ラッピングされた花束も
栞になった押し花も
それぞれ形は違っても、美しいものは美しいのさ。
■花咲いて
いつかまたきっと花咲くよ、と。芽吹くともわからぬ種の力を信じてる。昨日も今日も、たぶん、明日も
花は咲き、少々暑い季節に差し掛かった頃、僕たちの思い出作りに拍車がかかる。この決して長いとは言えない3年間を特別な思い出で埋め尽くしたいから。暑ささえも忘れ、大勢で騒いだ花火や、夜中に忍び込む学校の屋上。学校の放課後に涼むために寄る本屋とか。僕たちが平然と何も考えずに生きていたその時間が青春なのだ。青春とは少しずつ大人になっていく為の心の拠り所なのではないだろうか。来年過去を振り返って、戻りたくあるような思い出になるかもしれない今日を僕たちは必死に全力で生きるしかないのだ。命の花が枯れるまで。
花咲いて
花咲いて、綺麗になった私を、
誰かがきっと咲い(わらい)ものにするのでしょうね
今日のテーマは“花咲いて”と来た。
この次の文を考えろ。そういう事なのか。
さあ、今日は“花”について少し喋ってみようか。
この投稿を見てくれた貴方は花と言えば何を思い浮かべるのだろう。
私はあまり花を好かない。
理由は簡単。
匂いが苦手なのだ。
私は3月8日生まれだ。
調べて頂ければ幸いだが、
この日は国際女性デーという。
ミモザという黄色い花が飾られる日なのだ。
私は花を好かない理由はこれだ。
誕生日が近くなると決まって母はミモザのリースやミモザを入れた花瓶をところ構わず置く。
ミモザという花の匂いがどうも好きになれない。
匂いというものは意識せずとも香り、季節を感じるものだ。
そして皮肉なことに、私の母は花が好きで庭や家中に花をあしらっている。
私の部屋だけが何も無い世界。
庭から始まり玄関前にリースを作ったり玄関入ってすぐには毎月通ってるフラワーアレンジメントの作品飾ったり…
至る所に花は咲いてる。
話を変えてしまって申し訳ないが、
夏といえば花火が風物詩なところあるだろう。
何も“花”と言われて植物に固執しなくていい気がした。
花火は好きだろうか。
私は打ち上げ花火は割と苦手だ。
音が大きいのが苦手だ。
線香花火は儚く刹那的で良い。
“花咲いて 映るその火は 儚げに 散りゆく時は 夏の空しさ ”
現代文は苦手だ。
『花が咲かなくても』
茜さすアパート 板チョコレートを一口ほおばって 歩いていたらグラナダの雨 ほおを伝った 休暇が取れたら小旅行に行こう 友人を誘って 滅多に言わない他人の悪口 この時ばかりは言ってしまおう わざわざ綺麗な花を咲かせなくてもいいじゃないか 人並みでいい それなりでいい
『花咲いて』
ヨルガオって花、知っていますか?
夜にしか咲かない花。
儚く切ない。でも美しい。
もし花に役割があるのなら
彼らはきっと
暗闇という孤独から救う。
救世主のような。
そんな気がする。
小さいながらも凛とした、
精一杯生きるその姿に力を貰っている。
『花咲いて』
優しい春風が頬を撫でる
いつか出逢える愛しいあなた
わたしは胸を踊らせながら
桜の木のアーチをくぐった
花咲いて、種撒いて、また花咲いて、
アスファルトに咲く、黄色い花。
小学校の頃、先生は逞しさの象徴としてこの花を例えに挙げていた。
子供心にもこんな場所で孤独に咲けるのかと思い、とても感心したものだが、
花からするとアスファルトの下にある地面は案外、居心地の良い場所らしい。
その事実を知った時、植物とは本当に逞しい生き物だと、
心の底から感心したものだ。
【短歌・僕の作った衣装】
ひらひらとフィッシュテールで踊る君
僕が作ったのだと自慢したい
-斎宮宗・影片みか-
(花咲いて)
身がなり花が咲き綺麗になる日に日にしぼんで行きやがては枯れる
人生と同じ
茎を高く伸ばして
俯いたように咲く
オダマキが静かに
そっと揺れている
ゆらりとゆられて
風と遊び虫と遊ぶ
陽の光りを浴びて
真っ直ぐ上を向き
いつしか種となり
青い空を見ていた
茶色を帯びた姿は
堂々としているよ
知っているんだね
つよく生きること
『花咲いて』
花は儚い
咲いたら枯れ
枯れたら散り
散ったら踏みにじられ
そして消える
散る前に育んだ子孫を
次の姿として遺し
自分の根が残っていれば
翌年も歳を重ねて花開く
しかし、それが出来ない
本当に儚い花もある
真っ暗な夜空に咲く
大輪の打ち上げ花火たち
彼らは もう二度と同じ姿を咲かせられない
咲いてしまえば数十秒で消え去り
それは美しく 夜空に溶ける
今年のそれは 、ひとりで見たい
友情とか 恋愛とか 絆とか 信頼とか
どうでもいいから
もう誰も 私には関わらなくて平気だから。
_ ₉₄
暗闇で密かに開き、時には月明かりでぼうと浮かびあがり、そして空の白みはじめる前にはすでにしぼみ始めている、ヒトの目に触れることのない、そんな花のもとで死ぬことに、彼は、あるいは彼女は納得しただろうか。その花の茎を醜く握りしめた彼にそう問うのは野暮なのだろう。その骸が無粋な力学によって衆目に晒されなければ、彼は、彼女は次の夏にはその花になっているのだろう。いや、なっていてほしい。全てを見渡す御座にあって、それは思った。そしてそれがかなうことはないと、それは知っていた。なぜなら。
耳に男の声が蘇る。おまえは自分の意見をいえると思っているのか。希望が通ると思っているのか。ただ俺の命令を聞いて、それに従えばいいんだ――と。
荒れ地に凛と咲く花は
人の心を揺さぶり動かす
目の前に広がる花畑は
人を楽観的にさせる
枯れかかった葉は
人に哀しみを分け与える
咲きかかった花に
人は情を注ぐ
目立つことのない雑草たちは
目にも留まらず踏まれて消える
『花咲いて』
#花咲いて
花咲いて、周りも笑顔の花が咲く。
だけど君だけは沈んだ顔をする。
何故沈んだ顔をするのか聞いたら君は、
「だって、私を見てくれる人が減ったもの」
そう言った。
大丈夫、僕だけは君を見つめ続けるよ。そう言うと君はさきほまでの沈んだ顔が嘘のようにパッと笑顔の花を咲かせたね。
君のそんな笑顔がまた見たい。
男は遺影の前で呟いた。